駆け抜けルクセンブルク

　ルクセンブルク２日目＆ドイツ２４日目　モーゼル川沿い〜ケルンから南南西へ１４１km地点 モーゼル川沿い２

　ここ最近温泉入ったり泊めてもらったりとが多く、かなり体力的に楽していると思うのだが。全然朝になっても起きれず７時半の起床であった。寝心地がいいポイントだったということにしておきたい。

　ちゃんと下の木をどかしたからだな

　さてルクセンブルク。実はシェンゲンの町に入りたい一心で入国したのだけれど、それ以外を何にも調べていなかったりする。なのでこのままモーゼル川を渡って隣国ドイツに抜けてしまっても一向に構わないのだが、流石に知らない国へ入ってそれは残念すぎる。

　小国だし首都までの距離も僅かなモノ。ということでモーゼル川沿いから国道２号線へと乗ってルクセンブルクの町に行ってみようと思う。片道３０Km無いくらいだし楽勝だな！

　楽勝・・・

　では無かった

　というのもルクセンブルクは細かな坂道がやたら多い。さっきまで川沿いの道で「楽勝だし快適に走れるし〜」とか思ってたけど、ちょっとそこを外れればひたすらアップダウンの繰り返し。まぁフランス北東部の延長戦だな。

　とはいえ国土の狭いルクセンブルク。午前中には市内へと突入に成功してしまい、しまったコレじゃあお洒落でお高いレストランやカフェしか出てこないからお昼が食べられない！と気づいたのは町中を観光してる途中。

　歴代でも相当絵になる町だと思う

　町中も高低差あるのが良いのかな？

　下調べ何もしてないので特別入って見たい建物とかがあるわけでないし、そもそも室内見学は自転車の保管に気を使うので安宿なり安全な保管場所を確保して向かいたいというのが正直なところ。要するに狭い市内での観光ならば自転車はデメリットも大きい乗り物である。

　荷物がデポできるとまた話は違うのだけど

　こういう歩行者天国とかでも気を使うので

　とりあえず思ってた以上に撮影ポイントも多くて面白かった。当初はこのまま北上して行こうと考えてたが、先日「ドイツのトリールって町は凄く良いぞ！」とオススメされたので足を伸ばしてみようかと思う。１度離れたと思ったモーゼル川に戻るべく今度は国道１号線を走る。


　多分この国唯一の飛行場なんだろな 

　小さな村はいくつも通過するのだが、なかなか大型スーパーとかが出てこず腹ペコ走行に。いっそ道端でパスタでも何でも調理すれば済む話ではあるのだが。中途半端に町の感覚が近いと楽できる方向へつい流れてしまうのは仕方ない。

　スーパーで買う方が手間要らないんだもん

　すげぇな、Eバイクの充電スポットがある

　モーゼル川に戻ってしまえばルクセンブルクはほぼ走りきったも同然。川沿いのサイクリングロードを進んでいけば、最初に出てきた橋を越えるだけ。その先はもうドイツ（５回目）である。

　これも国際フェリーと呼ぶべきか？

　ドイツは色んなポイントで自転車旅行がしやすい国なので、つい

　今日中にトリールの町まで走れる距離なのだが、町並み観光を１日２度も行うと記憶ごちゃごちゃになりそうだし、と手前の町にて走行終了。正しい言い方すると「手前の町で買い物して、付近の川沿い森の中にて終了」という表現になる。

　ドイツ戻ってビールが安くなった嬉しい！

　でもこの国は本当自然の中を散策する人が多くて野宿的には気を使う。ガソリンが簡単に買えない点とこの２つだけどうになかってくれれば最高の国なんだけどな。悩ましい。

　２０２２年７月２８日（木）　走行距離８９km 　累計１１３４８９km