ポルトガル2日目 森林〜リスボンから南南東に185km地点 山の中腹
静かな海辺の森の影から動き出すのは自転車旅行車。昨夜の寒さは何だったのか?今朝は霜が降りることも無ければ寒さに震えて動き始めることもないスタートであり、これはポルトガルが俄然楽しみになって来た。
森の中を抜けるとあっという間にいつもの幹線燈籠に復帰出来るのは有難い。それだけ人と自然が近い場所にある・・・という言い方もできるけれど、多分あの区画は人工林なのだろうな。
んなことよりもポルトガルの道路である。どうやら一般道の主要道は頭文字にNが付くようで、私が走っている道もN125号線となる。しばらくはこの道を走行して進もうと思うのだけど。
しっかり側道があるポイントとそうでない場所の剥離が激しいというか、有り体に言えば自転車の事を鑑みていない道路であるといえる。スペインより1枚落ちる道だと言わざるを得ない。
平日の今日だけでも30人を超えるサイクリストとすれ違った事を思うと、自転車人気も需要も低くない国であることは間違いないのに道路は走りづらいのだ。どこかの国に似てると思ったら日本と似ているとか笑えない話だな。

イスラムっぽさが隠しきれない教会

イスラムっぽさが隠しきれない教会
道中ローカル道路に入ってみたりしつつ幾つか細い道を選んでの走行を試してみたり。結果として分かった事は、ポルトガルのローカル道路はアップダウンが激しい道が多いけど交通量は少ないので「荷物満載でない自転車ならば」割とオススメできる道だということか。
弱いながらも東からの風が吹いてることもあって終始良いペースで走行できた1日。大都市ポルティマシの町に入る直前、河原の側にて終了しようと目論んでいたが結果として山の中腹にて終了となった。
ポルトガルワインとビールのコラボに喜びを全身で感じつつ、落ち着いてみたらビールはオランダ産の物だった。流石にワインはポルトガル産だと思うけど、よく考えたらポルトガル語全然分からないのでこちらも怪しい。
頭クラクラさせながら気分良く横になるのは良いのだが、今度はコーヒー豆が無くなりそうだったりする。常に何かに追われてる気がする、そんな感じ。
2023年2月3日(金) 走行距離114km 累計125129km











































































































































