自転車ときどき世界1周

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 マラウイ17日目&ザンビア1日目 ムチンジの町〜ルサカから東北東に約510km チパタの町

 国境に隣接する町で宿泊することは割と多いのだが、ここムチンジは「国境の町」というほど他国に近いわけでもないが、かといって国内より隣国の町の方が距離が近い程には国の端に位置している。

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 そういう町に住む人ってどういう感覚なのかな?

 隣町でも「異国の遠い人々」という感覚なのか、それとも国境なんて関係なくて「近くに住んでる人たち」くらいのイメージなのか?こういうのは島国の人間だと理解しづらい点だ。

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 特にアフリカ諸国は国境線を侵略国に敷かれた経緯があるから

 ともあれマラウイ走行も最終日。よっしゃ、気合入れていくか!とか思うほど距離を走ることもなく10kmちょっと走ればもうそこがザンビアとの国境だ。

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 ムチンジ抜けた場所にあった謎のゲート

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 タンザニアとの国境と比べて立派な雰囲気

 1つの建物内にマラウイ・ザンビア両国のイミグレーションが入っている旅行者的には有難いタイプ。全ての国境がこうだったら良いと思うのだけど、大抵の場合は国境線を挟んで2つの建物がそれぞれ独立している。

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 仲が良いのかな?

 ところでザンビアは去年の11月まで入国において日本人はビザが必要な国だった。それが新しくルール改正されたらしく現在ではノービザでの入国が認められるようになったため、手間もビザ料金(以前は50US$)も必要なくなり素晴らしい。

 立派で巨大な建物の割にほとんど利用者がいないイミグレーションは、通り一遍の質問事項に答えたのみでアッサリとザンビア入国のスタンプを押してもらうことができた。マラウイの一件があったので構えてたけど、普段は入国審査なんてこんなもんですよ。

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 建物前のここが国境ということでよしとする

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 それではザンビアまいりましょー

 同じアフリカの国だけど明らかに道路が良くなり周囲に立ち並ぶ家の質が上がった。ザンビアのレベルが高いというよりは、マラウイという国は本当に貧しい国だったのだな・・・と思ってしまう。

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 下り基調の道を走って

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 最初に出てくるチパタの町

 この看板に差し掛かったポイントでちょうど走行距離が13万kmに到達した。前回12万kmが11月8日での到達だったので半年弱ってところ。今回割と良いペースで走ってたんだな。

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 記念に1枚

 そのチパタはザンビア国内でも有数の大都市らしく、入国初日ということもあるし今日はこの町で終了しゆっくりしようと思う。チパタ過ぎると多分首都までしっかりした規模の町出てこないし。

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 人間は時速60km制限だぞ

 下調べしていたキャンプ場にチェックインするが、ここの値段が140クワチャ(約1000円)でマラウイとの物価の違いにクラクラする。500円で個室宿に泊まっていた生活はザンビアに入国したことで終わりを告げた。

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 食事やビール代はむしろ安くなったというのに

 かなり立派なショッピングモールが出てきたこともあるし、明日は13万km記念のケーキでも買いたいところ。アフリカ旅行もいよいよ後半戦という感じがしてきたな。

 2023年4月22日(土) 走行距離39km  累計130006km
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 ザンビア2日目 チパタの町

 ということでザンビア屈指の大都市であるチパタの町にて休息日。大都市という言い方にはちょっと冗談の色が混じっているものの、正直マラウイの首都であるリロングウェの町と発展具合では遜色ないレベル。

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 他にお客もいなくて快適だった夜

 ただこのキャンプ場は町の中心部から少々離れた場所に位置しており、せっかくのショッピングモールも自転車でなくては大変な距離。買い物行きたいけど「自転車で行くのかぁ」・・・という気持ち。

 私は基本的に途上国の大型商業施設に自転車で向かうことを嫌だと思ってる人で、そうした施設って様々な人が集まるからか、物乞いだったり明らかに風体の良くない人とかが屯っているから。つまり盗難やれトラブルの可能性が高い。

 もちろん自転車から離れる時は地物に固定するよう鍵を掛けるのだけど、それにしたってフレームに取り付けたバッグやライト類が残っているし、最悪ワイヤーカッター等の道具で切断して盗まれる危険が常にある。

 今回はバッグ類を全て外して行ったけど、それでも不安なものは不安なのです茶壺さんの性格的に。

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 そういうのが嫌なので歩きで行きたい

 もちろん先進国でも同様に盗難危険はあるし、何ならスポーツ用自転車の価値を多くの人が理解してる先進国の方がよっぽど自転車盗難の可能性は高い。

 ただそういう国ってのはそこら中にスーパーでも何でも乱立しており、わざわざ都市部で商業施設に行く必要がないのだ。田舎でも都会と同様の品物が手に入る国とアフリカとでは勝手が違う。

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 歯ブラシだってアフリカはブラシがこんなタイプしか売ってない

 そんなワケで早々に買い物済ませて自転車に戻りたいというのに、レジで25クワチャの商品に対して105クワチャ支払ったら、レジ打ちのニイちゃんが勘違いで料金ピッタリ支払ったと思い込みお釣りを返してくれない一幕が。

 当然揉めることになり、マネージャー室に連れて行かれレジの現金を全て数え直して間違いがあったか確認することに。それはまぁ仕方ないことだけど、なんか私が無茶苦茶な文句を付けてるクレーマーにされてる雰囲気で不服なのだが。

 結局20分近く待たされてレジ打ちのニイちゃんに「Your right !」と言われて残金80クワチャを返してもらった。いやいやいや、お前が正しかった!じゃなくて「間違えてゴメンなさい」だろう?と文句を言わない私は偉い。それより外に置いてる自転車が気になって仕方なかった。

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 以前チリでお金間違えた店員も「あなたが正しかったわ!」とお釣り返してもらったなぁ

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 こんな感じで自転車レーンもあるけれど

 やっぱりこうしたポイントでへっぽこ途上国だなぁ・・・と感じることは多いのだ。日本にいるとあんまり感じないけど「真面目に働く人」というのはそれだけで貴重で価値がある。

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 持ち帰ったらボロボロになってたケーキ食べて

 夕方もう1度市内に夕食へ向かったのだが、ほとんどのお店が閉まり人通りもなくて驚いた。チパタはザンビアでも割と真面目なキリスト教徒が多いと聞いたけど、安息日である日曜お休みするのもその一環か?そんなとこばっかりヨーロッパを真似しなくて良いのに。

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 ブルホーンバーの自転車ばかり扱ってて欲しい

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 それよりちゃんとレジにお金通して精算してくれ

 ちなみにこの写真、後になって気付いたがザンビアにはちゃんと街灯があるんですよ!都会でも街灯のなかったマラウイと違い、ザンビアは停電もしないし電気が通電している事実。

 でもキャンプ場のWi-Fiは今日の午後から調子悪くなってしまい、一切使うことができないままであった。凄い点とへっぽこな点とが次々現れるためか、まだザンビアという国を掴んだ気がしない。

 2023年4月23日(日) 走行距離16km  累計130022km
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 ザンビア3日目 チパタの町〜ルサカから東北東に約430km カテテの町

 それでは今日から本格的なザンビア走行の開始である。雨季も完全に過ぎ去ったようで、雲1つない青空が気持ちいいというか、むしろ朝の時点で若干暑い。

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 標高1000mでもそれなりには暑い

 チパタの周辺は山々に囲まれた土地なのか、町を抜けてもアップダウンが連続する道が続く。もしかしてタンザニアみたいな全国的に山々が続くアップダウンばかりの国なのだろうか?と不安でならない。

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 速度落としのバンプ(段差)が側道側から消えた

 これだけじゃなくて、郊外に抜けても側道の幅が狭まったり路面の状態が悪くなることもなくしっかりと側道が確保されており、ザンビアの道路は自転車の立場からすると非常に素晴らしい造りといえる。

 チパタの自転車レーンもそうだったけど、ザンビアという国は自転車に対しての理解がある印象の国で、どうかこのまま素晴らしい道が続くことを願って止まない。

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 ボンボヤージュって書かれてるけどairtelはフランスの会社なのか?

 国境の大都市チパタから首都のルサカまで直線的に延びる国道4号線。この道路は「グレート イースト ロード」という名前らしく、パンアメリカンハイウェイみたいなアフリカ東部を貫く巨大な国際道路かと思いきや、ザンビア東部のみを指しているっぽい。

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 名前が仰々しいのでつい

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 ザンビア入ってから川が綺麗になった

 オマケにそれまでのアフリカ諸国と異なり人口密度が下がったというか、町と町の間における区間で人を見かけないことが増えた。

 つまり野宿が出来そうな環境になってきたということであり、宿代が上がる国に入って上手いこと野宿の難易度が調整されたワケだ。上手く出来てるなアフリカって。

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 蓮の花がいっぱい

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 お昼休憩ポイント

 この食堂見つけるまでかなり大変だったのだが、ザンビアって田舎だと建物に「レストラン」とか表記しないタイプの国かもしれん。旧ロシア系の国がこの傾向強かったのだけど、旅行者がひたすら迷惑するので勘弁して欲しい。

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 グレートイーストロードって有料道路なんかい!

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 車両はお気の毒 

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 土壁がメインだった家がレンガ造りが主に

 南部モザンビークの国境から延びてくる道路と合流するカテテの町に到着し、中心地から3kmほど離れた場所にあるコミュニティセンター併設の宿にて本日終了。

 宿代が高いとされるザンビアだが、ここの施設は元学校の校舎を宿泊施設に転用したり地元で取れた食材を利用したレストランを営業したり、ローカル色強めで料金下げるコンセプトで運営されてる施設らしい。私が訪れた時も白人の教師が地元民にビジネス講座か何かのミーティングしていた。

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 興味あったので私も名前書いときました

 チパタのキャンプ場よりやや安い程度で設備も整ってるとは言えないけれど、とにかくシャワーが浴びれるだけでもありがたい。ザンビアでどの程度宿を利用していくことになるか、悩ましいポイントだ。

 2023年4月24日(月) 走行距離91km  累計130113km
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 ザンビア4日目 カテテの町〜ルサカから東北東に約350km チェンギラニの町

 壁が薄いのだろうか早朝から外で活動してる音が聞こえて強制早起きを余儀なくされる。ザンビアの人ってやたら早起きで、6時にはもう仕事に取り掛かっていたのをチパタのキャンプ場でも目撃してるのだけど。

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 その分昼間は休んでる

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 今でも週末は教室を利用してるらしい

 最後までどういう施設なのか分からないままだったけど、地元の食材を使ったローカルアフリカンレストランを売りにしていることは理解した。自転車旅行者的にローカルフードはアピールポイントにならないので食べておりませんが。

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 敷地内で色々育てているっぽい

 宿はカテテの町外れに位置していたので走り始めた直後にもう大自然。ザンビアの景色は草木の割合がほどよい具合で、ちょいちょい地平線も見える一方で木々に覆われて日陰も多ければ身を隠せそうなポイントもたくさんある。

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 オマケにスーパースターも出てくる

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 集落の数も多いな

 午前中の早い時間帯は気温も20度そこそこで涼しく気持ち良い走行が楽しめるのだが、時間が経つにつれ日差しがジリジリと身を焦がし始める。

 そんなにアップダウンの激しい道とは感じないが、それでも上り坂に差し掛かると暑さとの相乗効果でサングラスが曇って見えなくなる程度には暑い。

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 ポツポツとバナナの木が

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 すごく興味ありますザンビアのローカルビール

 SINDAという日本人にゃ縁起でもない町で早めの昼食休憩にしたのはこの先ロクに食堂がなさそうだから。昨日なかなか食堂見つけられず苦労したので、ザンビアでは早め早めのタイミングで食事を済まして行こうかな・・・と。

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 思ったんだけど

 流石に時間が早すぎたのであり、全部食べ終えるのいっぱいいっぱいになりつつ。出された食事を食べ切るのに苦労するというのは自転車旅行で珍しいかと思いきや、途上国の単調なメニューと疲労具合次第でそこそこある。

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 電波塔の下には集落がある、覚えた

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 アップダウンはあるけど全体的な標高はそれほど変わってない

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 しっかし雨季が終わると雲の1つも出てこないのな

 私を見つけると興奮して大騒ぎしながら呼びかけてくる子供が多いのは変わらないが、ザンビアに入って掛け声は「How are you」へと切り替わった。言葉の意味を理解してるわけではないようで、姿が見えなくなるまでひたすら「ハーワーユー ハーワーユー」と連呼している。

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 砂地かと思いきや農作物を干しています

 とはいえ「ギブミーマネー」と言われるよりは気持ちが良いのも確か。余裕があれば「fine」とか「good」と返事をしたりするのだが、その返事に構わず「ハーワーユー」が続くのはどうしたもんやら。

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 蟻塚・・・ではないっぽい

 オフラインマップだとチビサと表記されてる町だけど、GoogleMapに記されたチェンギラニの町に到着したのでここらで終了としたい。宿代高かったら夕食だけ済ませて町を抜けた先で適当に野宿しようと考えてたが、70クワチャ(約540円)と安価な宿があったので素直に投宿。

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 ザンビアも探せば安く泊まれる宿はあるようで

 部屋にやたらと蚊が多く蚊取り線香炊いてから夕食出かけたのだが、どれだけ効果があるのやら。「蚊」という一点に絞れば、狭い空間であるテントの方が対処しやすかったりする。

 2023年4月25日(火) 走行距離88km  累計130201km
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 ザンビア5日目 チェンギラニの町〜ルサカから東北東に約260km カチョロラの町

 蚊帳がボロボロ&小さすぎて、どんなに頑張っても上半身しか覆うことができない始末。こういうことはアフリカじゃ珍しくないのであり、その場合は下半身インナーシーツに入って寝るようしている(暑くて毛布は掛けてらんない)。

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 なのでベッドの使用具合が綺麗でしょ?

 小さな村なのでアボカドが売っておらず、朝食にアボカド丼が食べれないのは寂しい限り。でも昨日お腹の調子が悪かったのは、多分熟し過ぎたアボカドが原因なんだよね。だからか米とラーメン(卵付き)で済ませた今日は身体がすこぶる快適。

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 ルサカまで400km切った

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 やっぱりコレは蟻塚か

 同じような道が続いているが、とはいえ道は細かな点で色々違う。昨日が基本平坦ときどきアップダウンというイメージならば、今日は基本がアップダウンでときどき平坦と真逆のスタンスに。

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 ただし午前中は下りが多くて楽チン

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 ナイロビ→ケープタウン

 話をして驚いたのが中国人ライダーだったこと。中国人ってツアーや団体旅行では姿をよく見るけれど、個人旅行をしてる割合はグッと低くなる傾向があって、増してや若い女性ライダーのアフリカツーリングなんてまず見かけない。そうすると彼女は随分と先進的なタイプなのかもしれない。

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 ど田舎でもちゃんと電線が通ってる

 昨日走った区間では道中にある多くの村に電線が張られておらず、恐らく電気が通じてない地域だったように思う。首都ルサカと大都市チパタを繋ぐ道として、位置的にはこの周辺が両都市から最も距離離れている場所に当たるのだけど、むしろインフラは充実してるワケだ。集落ばかりだけど、近くに発電所でもあるのかな?

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 どうやら100kmくらいの間隔で料金所がある模様

 朝の爽やかな気候は昼食時にはすっかり無くなり暑さに喘ぎつつお昼休憩となる。ザンビアは都市と田舎との物価が大きく異なる国っぽくて、1本8クワチャ(約60円)で買えてたコーラがここでは15クワチャ(約115円)とほぼ2倍に。

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 バスが停車したら売り子がワラワラ出てきた

 このお昼休憩したNyimbaという町がやや大きめの川に隣接していたようで、つまり谷間に位置している町だった。これは本日後半戦は上り坂が多くなりそう。

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 案の定上り坂が多くて汗かきながら進む

 とはいえ昨日みたくサングラスが曇るなんてことはなかったし、なんなら湿度低いのでそこまで汗もかかない。昨日やたらと汗かいてたのは体調不良による脂汗かなにかだったのだと今になって思う。

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 いやトレーニングマシンなんかこの土地の人には必要ないでしょ

 この辺から徐々に宿泊施設を備えた町も減って過疎地帯が増えてくるみたいだが、それでも今日はカチョロラの町にて宿泊することが出来た。宿代150クワチャ(約1150円)と言われたときは泊まるか迷ったけれど、こちらが何も言ってないのに2/3まで料金勝手に値下げしてくれたので最初は吹っ掛けられたのかもしれん。

 案の定、食堂メニューもお高くなってしまった反面、何故かビールは町と同じ安値に戻っていた。恐らく現地で材料調達できる食事より、工場から輸送が必要なビールの方が値段上がりそうなイメージなんだけどな。ザンビアのスタイルはよく分からん。

 あんまりお金のことにカリカリしても仕方ないとは思いつつ。ただ毎日日記帳に支出計算して「今日はいくら使ったな・・・」とか数字見ながらニマニマするのが割と好きなので。

 2023年4月26日(水) 走行距離111km  累計130312km
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 ザンビア6日目 カチョロラの町〜ルサカから東北東に約180km ルクウィパの町

 ルサカへと向かうグレートイーストロードだが、道中に1つ巨大な川が存在し名前をルアングワ川という。ザンビアと隣国モザンビークとの国境にも使われている川であり、今日はこの川を渡る予定。

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 なんだけどさ

 標高1000m近い山々に囲まれた土地を縫うようにして流れる巨大河川。どういうことかというと、川を渡るためにはV字型の谷を下って行く必要があるワケだ。

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 村の給水所みたいな場所があったので水補給

 補給はしたけどこの水鉄臭くて飲めたものじゃない。後になってよく見てみたら水の色が黄土色だったし地元民からは「そんな水飲むとお腹壊すぞ!」と言われてしまった。

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 前半戦は大下りで楽チンかと思っていたが

 下り坂も多いが思った以上に登り返しの坂道も多い。しかも斜度が急でギアを最軽まで落とさなくては登りきれないこともある。今日は体力後半戦に全振りくらいの気持ちでいたが、そんなこと言ってらんないぞコレ。

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 雲が多くてちょいちょい日陰ができるのが救い

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 茅葺き屋根ってどのくらいの頻度で交換するのかな?

 下りに下がって標高400m。アフリカ大陸って赤道越えて南半球に入ってしまうと、北半球みたいに猛烈な暑さが続く土地は少なくて、標高が高い地域が多いこともあり凌ぎやすいことが多い。

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 だけどこういうワンポイントで無茶苦茶暑いことはよくある

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 あの向こうはモザンビークかな?

 橋を渡った町にてお昼休憩したのだが、多分ルアングワ川で取れた魚の開きが大量に売られているのが面白い。1匹買おうかなと思い値段聞いたら100クワチャ(約770円)と言われて止めた。1食の料金がその5分の1なのに強気で商売しすぎだろう。

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 写真だけ頂きました

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 ボツワナ→ナイロビ

 この町にも安宿はあるし、もうちょい川に沿って下った場所には先進的なキャンプ場もあるらしい。でも私はこんな暑い場所に留まるのが嫌なので先へと進む。ここからガッツリ上り坂のスタートなのだが涼しくなるためには必要な苦労だ。

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 ずっと上り坂が続くというよりは

 短いスパンで坂を登り、その後ちょっと下り坂を挟んで再び上り坂・・・というパターンが続く。このため思ったよりも標高が稼げず、なかなかスタート時の標高まで登れない。

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 んなことやってるウチに日が沈んできた

 地図で見た限り「もしかしたら村くらいあるかも・・・」と思っていた場所は意外としっかりした町で、複数の食堂にバーまである「町」と表現して差し支えない場所。

 とはいえ宿泊施設なぞ望むべくもないので食堂のオッちゃんに「どっかテント張れそうな場所ないかな?」と聞いてみた結果、奥にある学校舎にテント張らせて貰えることに。

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 ザンビアの学校って田舎でもすごく立派なことが多い

 空き教室にテント張って、その後ビール飲みに行くこともできたし、近くの手押し井戸ポンプ使って汗だらけだった身体も洗うことが出来た。今日は厳しい環境での野宿を覚悟してたのですごく嬉しい。

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 ルサカまで頑張れる気がしてきた

 町に電線は通っているのだが、灯りの1つも付いておらず真っ暗な夜は星がよく見える。乾季に入って夜中も雲が出ないため、最近夜空を見上げる回数が増えました。

 2023年4月27日(木) 走行距離100km  累計130412km
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 ザンビア7日目 ルクウィパの町〜ルサカから東北東に約80km ウンダウンダの町

 この校舎に限らずザンビアの学校はどんな田舎でも立派な校舎が建設されてる印象で、さぞや教育に力を入れてるのかと思いきや、学校自体が使われてるの見たことは1度もない。要するに箱だけ立派で実情はおざなり。

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 この教室も机の1つもない

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 窓ガラスも割れたままだし使われてないんだろうな

 最近ではかなり早めの8時には走行開始。これはスタート直後に300mほどの上り坂があることから、早朝の涼しい時間帯にヒルクライム済ましておきたいと考えたため。

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 そこそこ程度の坂

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 5〜6km走ったところにキャンプ場があったとは

 首尾よく坂を抜けてしまったので、その後の大下りを楽しみつつ先へ進みたいところだが1つ問題が。このグレート イースト ロードだけど首都ルサカに近くにつれてどんどん道路が走りづらくなっている。

 一昨日の途中から側道の幅が狭まったことに端を発し、昨日・今日と路面状況はどんどん劣悪になる一方だ。そこら中にボコボコ穴が空いているためダウンヒルには緊張感が伴うように。

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 遂には未舗装路まで出てくる始末

 これの何処がグレートなのかとザンビアには文句の1つも言ってやりたい。流石にこのレベルの道路になってからは料金所が出てこなくなり、ザンビア側としてもこれで有料道路の程をするのは罰が悪いとか思ったのかな?

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 このクソ田舎に自転車ショップあるんか

 お昼休憩の目安にしていたルフンザの町だがスタートが早かった関係で11時前に到着してしまう。でもここを逃すと下手すりゃ午後に食堂出てこないかもしれないため早めの昼食。

 途上国&過疎地域ほど食べられるチャンスがあったならば逃さず食べておけ・・・というのは自転車旅行続けて散々身に沁みた教訓の1つ。

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 ちなみにこのお肉

 食堂のオバちゃんは最初「これはポークよ」と言ってたのだが、後になって肉を指しながら「バッファロー」と言っていた。バッファローってあの巨大牛の?味は普通に豚肉っぽい気がするのだけど、謎は深まるばかりだ。

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 なおルフンザの町抜けた直後にもガッツリ上り坂

 お腹いっぱいだし時刻も12時の暑い盛りなうえに、朝1で登った坂より斜度が急で相当しんどかったな。いっそ自転車降りて押して登るかとも思ったけど結局普通に登りきった。

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 エグい道でした

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 その後はまた細かいアップダウンが続く感じ

 幾つか本日の終了ポイント目安を考えてたけど、思ったよりも走行ペースが良かったので1番距離走った場所にあるウンダウンダの町まで進み夕食とする。

 昨日と同様近くに止まれそうな場所がないか聞いてみたら、なんとこの町には宿泊施設があるとのこと。案内してもらいロッジに着いたが運の悪いことに部屋は満室と言われてしまう。

 まぁ敷地が広いから割引料金でテント張ってキャンプさせてもらうよう交渉したまでは良かったが、いざテント設営し始めると変な輩が寄ってきて私の作業見てるんだよね。

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 すっげー怪しい

 話しかけても要領を得ないし挙句に「金くれ」とか言い出すし、とりあえず追っ払ったんだけど嫌な予感が凄いので、もうここでキャンプしたくない。

 もう真っ暗だけど毎回「嫌な予感」がする時はどんなに面倒でも安全を取ると決めているので移動開始。ちょっと話して仲良くなった夫婦にことの顛末を話して別の場所に向かう旨を伝えたら「そういうことならちょっと待ってろ」と知り合いのロッジに連絡を付けてくれた。

 どころか場所が判りづらいから一緒に行こうと申し出てくれ、闇夜の中を3人で歩いて移動。

 まさかの片道3kmも移動し辿り着いたロッジはキャンプで足が出た分の料金まで支払ってもらい、本当に何から何まで申し訳ない。

 ちなみにこのロッジも満員だったらしく、キッチンにマットレス敷いて泊めてもらう形となったのだけど、特に観光地というわけでもない村でこんなことがあるなんて。今の時期のザンビアは盛大なイベントでもあるのかしらん。

 2023年4月28日(金) 走行距離114km  累計130526km
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 ザンビア8日目 ウンダウンダの町〜ザンビア首都 ルサカの町

 6時過ぎに部屋がノックされて寝ぼけ眼で話を聞くと「キッチン使いたいから部屋出てくれ」と言われる始末。それは良いけど何故昨日の時点でその旨伝えてくれないのかな?ザンビア人はちょっと足りない。

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 荷物だけ外に出して出発準備した

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 しかし凄い場所にある宿だよな

 敷地内に手押しポンプ式の井戸があるためか、朝から周囲の村人が水を汲みにバケツ持ってやってくるのを眺めつつ。マラウイからザンビアに入ってこの井戸を見かける数が大きく減ったので、私の中ではザンビアは水事情が割と大変な国というイメージがある。

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 未舗装路を1kmちょっと走ってメイン道に戻る

 町を通るので昨夜お世話になった夫婦にちょっと顔出して改めてお礼言い、ルサカへの走行も今日が最終日。何が嬉しいってシマ以外の食事が楽しめるのが嬉しい。

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 観光スポットとか全く調べてないし多分ルサカで観光しない

 ザンビアよくある短い距離で急な斜度の坂を登った後も平坦な地形になるワケではない模様。ルサカの町は平坦だと思うから、何処かで平野に切り替わると踏んでるんだけどな。

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 はやく他の食事がしたい(切実)

 しかしお昼休憩とったチョングウェの町がかなり大きな規模であり、にも関わらず道路がボロボロの1車線なのは変わらない。そんな道でも問題なく走れていたのは一重に「交通量が少ないから」なのであり、チョングウェクラスの町では交通量が激増するため自転車的にはもう最悪。

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 これも未舗装路の路肩に逃げて撮った1枚

 まだルサカまでは40km以上の距離を残しているが「ルサカまでずっとこんな交通状況だったらどうしよう・・・」と不安に駆られる後半戦となってしまった。

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 流石に町抜けると一旦落ち着いたけど

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 ザンビア牛肉ザンビーフ

 しかし国際空港の近くを通る辺りから再び車両の数が増える。ザンビア人ドライバー「も」特にバスの運転手は最低で、狭い道路で対向車がいようがクラクション鳴らして突っ込めば全て解決すると思ってやがる。ブレーキを踏んで速度を調節するなんて考えは存在せず、道路上における自転車の存在はハエ程度にしか思っていない。

 どういうワケか途上国のドライバーというのはどの国でも共通してバスの運転手が1番酷い運転をし、次点で大型トラック、以下乗用車、バイクと続いていく。デカい車に乗ると自分が強くなったと錯覚する効果について研究したレポートとかないのかな?

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 ルサカ市内の方がずっと楽に走行できた

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 でも側道無くなってずっと変な道を走らされたけど

 リロングウェとは比べ物にならないほどの大都市で、明らかに治安の悪さを感じつつ町中心部にあるバックパッカー宿を目指す。幸い宿の周辺は高級住宅地域に位置してる感じであり、明らかにヤバそうな風体の人間が屯っていたりしない。

 なおここに来る前に交差点で停車してたら、そんな輩がフラフラ寄ってきたので関わり合いたくないと逃げたところ罵詈雑言をかけられた一幕がある。

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 そんなワケで安全地帯に逃げ込んだような気持ち

 地味にドミトリーは満室だと言われたのだが、テント張ってのキャンプ泊なら85クワチャ(約660円)だよと言われて即決。というか空きがあってもテント泊の予定だった茶壺さん。

 近くに食堂とかあるのか知らんがルサカで楽しみにしてたのは食事。近くのショッピングモール行ってスーパーの商品を見てるだけで全身に気力が湧いてくるのを感じる。

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 こんな綺麗なモール、アフリカで始めてですよ 

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 ザンビアのレベルの高さを感じる

 宿泊費の4倍くらい食材買い込みウキウキで宿に戻り調理開始。とりあえず初日はスパイスカレー作るとして、食材の乏しいザンビアで明日から何を作ろうか・・・と楽しい悩みを抱えつつ。

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 やっぱ日本人はシマじゃ元気でないと思うの

 お腹を膨らませた後は広いテラスでネットしながらビール。こういう生活してると文明的な世界に戻ってきたのだと感じてかなり嬉しい。海外旅行者で途上国の方が好きという人は多いけど、そういう国のド田舎を1週間くらい体験すれば、多分ほとんどの人は私と同じく「都会の生活サイコー」って言うと思う。

 2023年4月29日(土) 走行距離91km  累計130617km
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 ザンビア9・10日目 ルサカの町

 休息日。普段はそういう日を利用して衣類の洗濯や自転車の清掃、必要な道具の買い出しといった諸々の作業を済ませるのが常だけど、今回相当疲れが溜まってる感じなので丸1日何にもしないぞ私はよ!・・・という強い気持ちを胸に秘めていたにも関わらず6時に起きてしもうた。

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 もっと昼まで寝てればいいのに

 ルサカの町は標高1300mほどの高地にあり、今の時期だと夜中は肌寒さを感じるほどで日中も過ごしやすい気候。別にテントの中が灼熱地獄で耐えられないとかそういうワケではない。

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 そもそもテント場が角地で日陰の場所だし

 とりあえず朝食作ってコーヒー楽しみつつテラスで1番Wi-Fiルーターに近い場所に陣取ってネットして遊ぶ。昨日は相当な数の宿泊者がいて、ネット繋ぐも速度がやたら遅かったりもしたのだけど。

 見事に誰もいない

 そもそもこうしたバックパッカー宿というのはツアーや観光の拠点として使われる施設だもんね。皆さん朝から迎えに来たツアーの車両に乗り込み、恐らく付近の国立公園とかでサファリを楽しんだりするのでしょう。私みたいに朝からダラダラ何もしない奴の方が珍しいのだ。

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 お昼に昨日のカレーを使ってパスタ

 夜になると蚊が活性化するこの地域では、日陰に入れば涼しい昼間の方が何かとよろしい。やや寝不足気味ではあるが、明るい内に調べ物とか一通り済ませてしまい夜は夕食済ませたらサッサと寝ることにした。

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 肉焼いて野菜と一緒に炒めただけの夕食


 翌日。昨日何にもせずいた分の埋め合わせではないけれど、朝食済ませて早々に洗濯したり簡単ではあるが自転車の掃除をしたり。そんでお昼前にはせっかくだしとルサカの町を見て回ろうと外に出る。

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 お、ロード乗りが

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 首都の中心部だけあって住宅もアパートをチラホラ見かける

 すぐ近くに政府庁舎があるみたいなので寄ってみたが、何やら道路を封鎖して演説が行われている模様。ここだけ見事に裕福層かと思われる人たちが集まっており、演説内容聞いてないけどザンビアの一般的な庶民はほとんど見かけなかった。

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 そんなもんだよね

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 自由の像というらしい

 ここの道路が封鎖されてることもあってか猛烈な渋滞が発生しており、ザンビアなんて国土のほとんどで車が出てこないような国なのに、こうした首都にだけ一極集中してアホみたいな渋滞が起きているアンバランスさを感じつつ。

 午前中にアフリカの格差が激しい理由とか、そんな動画を見たからかな。今日はルサカの町の高級住宅地エリアと大多数を閉める貧困層の人たちとのコントラストが強く気になってしまう。

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 線路はゴミ捨て場ではない

 ぐるっと歩き回って一昨日訪れたショッピングモールを再訪したが、特に何をするワケでもなく。基本的にこの手のモールはお値段高めに設定されており「ここでしか買えない物」を購入したなら普段の食材なんかは市場やもっとローカルなスーパーを利用した方が安く済む。

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 エクレア食べに来ただけ

 宿から北東の方にある市場やスーパーが立ち並ぶエリアまで移動して、あまりに値段が違うことにビックリしつつ。肉や野菜の料金違うのは分かるけどさ、ビールが実質2/3に値下がりするとか可笑しくない?

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 東京ランドリー

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 滅茶苦茶大量に作ったシチューで夕食

 もう1泊くらいしても良いかな?と思っていたが、割と満足したので明日から出発しようかな。ザンビア走行においてルサカの町はちょうど中間地点に当たるので、明日からザンビア後半戦のスタートだ。

 2023年4月30日(日) 走行距離0km  累計130617km
 2023年5月 1日(月) 走行距離0km  累計130617km
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 ザンビア11日目 ルサカの町〜ルサカから南西に約80km マザブカの町

 それではザンビア後半戦の始まりだ。この国は首都であり最大都市のルサカが国の中央部に位置しているため、主要道路を走っていれば必然的にルサカ前・ルサカ後という形で前後半を区分けできる。

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 中間地点に都市があるのは有難い

 昨日のシチューに加えて他のお客さんからスイカも頂いたので、朝からエネルギーは充分すぎるほどだ。それとは別に米だって1号炊いてるし、砂糖たっぷりのミルクコーヒーだって飲んでる。むしろエネルギー取りすぎ疑惑。

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 中心部から離れるとカジノがちょいちょい出てくる

 町へ入るのには難儀したが、ルサカを抜けるのは思いの外アッサリいけた感じでホッとした。ルサカの町の形が東西に長く伸びてるのかもしれないし、町が緩やかな丘陵の上にあるため中心から離れると下り坂で楽に進めるからかもしれない。

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 何にしても郊外に出るまでが重要な自転車移動

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 こっちの道路にも料金所あるんかい!

 ほとんど登り返しの坂もなくずっと緩やかな下り坂が続く楽な道。休息日挟んで体力的にも余裕があるためか、自分で思っている以上のペースでぐいぐい先へと進んでいく。

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 多少の山があったりしたけど

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 どんどん開けた土地へと出てきた

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 ビックリするほど川の色が綺麗

 このカフェ川を渡って少し進んだポイントにある三叉路を右折する。なお真っ直ぐ進むとジンバブエとの国境に向かう形となり、実は当初の考えではこのままジンバブエ入国しようと思ってたんだよね。

 しかしジンバブエの情報調べていたら「近年国内で流通している米ドルが非常に少なくATMから現金を引き出すことが困難であるため、ジンバブエ訪問の際は充分な現金を用意して入国してください」とか注意があるのですわ。

 私が現在所持している米ドルと走ってみたいジンバブエのルートを考えると、どう考えても現金が枯渇するのは避けられない。代わりにカードでの支払いがジンバブエでは多いと聞くが、アフリカの国で自転車が走るようなド田舎だと何処までカード払いが出来るか怪しいところではある。

 とはいえバスワープするのは私の本意でないし、グレートジンバブエに行かない短いルートを選ぶのではそもそも入国する理由が無くなってしまう。

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 以上、諸々の理由で

 422km先のリビングストンを目指します。この町はこの町でアフリカ自転車旅行する上で絶対外せないと狙っていたポイントでもある。

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 小さな集落の食堂で1枚

 このお昼休憩ポイント直後から上り坂が出てきたものの、ザンビア前半戦と比べると全然大したことないレベル。側道がしっかりしてる上に路面も綺麗なので余計なストレス無く走行に集中できるからだろうか?

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 ガッツリ追い風だからかもしれない

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 国道1号線に入って休憩所看板が頻出するようになったが

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 これは単なる路肩だと私は言いたい

 130km近く走った割に途中でコーラ休憩も無ければ大した疲労感もない。この調子でザンビア後半戦走れたら最高なんだけどな・・・と思いつつ到着したマザブカの町。

 130クワチャ(約1010円)の宿があったので投宿し、道を挟んで反対側のバーで飲むビールが実に美味い。そんなに疲れてなくとも丸1日走った後に飲むビールは最高なのである。

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 ザンビアではモシビールが1番お気に入り

 部屋の中が蚊の巣窟となっており、蚊取り線香炊きつつ片っ端から叩き殺したその数20匹以上。水場もない室内で何がそんなに蚊を惹きつけるのか?謎である。

 2023年5月2日(火) 走行距離129km  累計130746km
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