マラウイ17日目&ザンビア1日目 ムチンジの町〜ルサカから東北東に約510km チパタの町
国境に隣接する町で宿泊することは割と多いのだが、ここムチンジは「国境の町」というほど他国に近いわけでもないが、かといって国内より隣国の町の方が距離が近い程には国の端に位置している。
隣町でも「異国の遠い人々」という感覚なのか、それとも国境なんて関係なくて「近くに住んでる人たち」くらいのイメージなのか?こういうのは島国の人間だと理解しづらい点だ。
ともあれマラウイ走行も最終日。よっしゃ、気合入れていくか!とか思うほど距離を走ることもなく10kmちょっと走ればもうそこがザンビアとの国境だ。
1つの建物内にマラウイ・ザンビア両国のイミグレーションが入っている旅行者的には有難いタイプ。全ての国境がこうだったら良いと思うのだけど、大抵の場合は国境線を挟んで2つの建物がそれぞれ独立している。
ところでザンビアは去年の11月まで入国において日本人はビザが必要な国だった。それが新しくルール改正されたらしく現在ではノービザでの入国が認められるようになったため、手間もビザ料金(以前は50US$)も必要なくなり素晴らしい。
立派で巨大な建物の割にほとんど利用者がいないイミグレーションは、通り一遍の質問事項に答えたのみでアッサリとザンビア入国のスタンプを押してもらうことができた。マラウイの一件があったので構えてたけど、普段は入国審査なんてこんなもんですよ。
同じアフリカの国だけど明らかに道路が良くなり周囲に立ち並ぶ家の質が上がった。ザンビアのレベルが高いというよりは、マラウイという国は本当に貧しい国だったのだな・・・と思ってしまう。
この看板に差し掛かったポイントでちょうど走行距離が13万kmに到達した。前回12万kmが11月8日での到達だったので半年弱ってところ。今回割と良いペースで走ってたんだな。
そのチパタはザンビア国内でも有数の大都市らしく、入国初日ということもあるし今日はこの町で終了しゆっくりしようと思う。チパタ過ぎると多分首都までしっかりした規模の町出てこないし。
下調べしていたキャンプ場にチェックインするが、ここの値段が140クワチャ(約1000円)でマラウイとの物価の違いにクラクラする。500円で個室宿に泊まっていた生活はザンビアに入国したことで終わりを告げた。
かなり立派なショッピングモールが出てきたこともあるし、明日は13万km記念のケーキでも買いたいところ。アフリカ旅行もいよいよ後半戦という感じがしてきたな。
2023年4月22日(土) 走行距離39km 累計130006km