UAE16日目&オマーン2日目 アル アインの町〜マスカットから西北西に219km地点 棗椰子畑
6時前の朝日が地平線に現れるタイミングで起床。この時間帯ならまだ肌寒いくらいの気温なのでコーヒーも美味しく楽しめる。いや私は気温が高かろうとキャンプで朝のコーヒー必ず飲む人なんだけどさ。
8時前出発した時にはもう汗が吹き出る気温になっていたのが恐ろしい。アラビア半島の自転車旅行は3月いっぱいまでが暑さに耐えれるギリギリのレベルじゃないかと思い始めてきた最近。
さてアル アインの町から隣接しているオマーン領土であるブライミの町には、地図で確認する限り幾つか国境がある。日本人が確実に通過できる国境はアル アインから東に20kmほど移動した場所なのだが、ここの国境を利用するとブライミまで20km戻らなくては入国後の現金引き出しとか出来そうな規模の町が近くに存在しない。
5kmほど走ってイミグレーションの職員に尋ねてみたが、予想通り「ここの国境は地元の人間しか通れないよ」と言われ「だから東端の国境に向かってね」と指示されるまでがワンセット。何でこんな面倒くさいルールにしたのだUAE&オマーンは。
結局スタートから35km走って11時にようやくイミグレーション到着。受付のオバちゃんはパスポート受け取ると共に「カード」とだけ一言。え、カードって何のカード?と一瞬思ったが、そういえばUAEは出国税を支払う必要がある国だと何かで読んだ気がする。
んで「出国税っていくらなの?」と聞いてみるがこのオバちゃん「カードオンリー、ノーキャッシュ!」とこれ以外の言葉を全く話そうとせず会話の余地すらない。アラビア半島の国は本当公務員のレベルがクソみたいに低いというか、こんな対応しか出来ない人材でも回る辺りが産油国だよなぁと思う。
消防時代にもよく笑い話としてあった「景気の良い(バブルの)時代は消防に入ると言ったら署長が菓子折り出して応対してくれた」みたいなもので、裕福な国で公務員を選ぶ人は「他の職種を選ぶだけの能力がないから」という側面が少なからずある気がする。
結局料金も分からないままアラビア語の紙切れを貰ってオマーン側のイミグレーションへ。車が通過するレーンでのチェックではなく建物内にて審査するとのことで自転車置いて中にいる係員にパスポート渡す。
ここで通常なら旅行の目的とか何処に行くのかといった質疑応答があるのだけど「座って待ってて」と言われ10分後に「手続き終わったよ」とスタンプ押されたパスポート渡された。なんか緩い感じで嫌いじゃないな。
無事オマーンに入国したのは良いが、エグい暑さで洒落にならない。結構強めの南風が吹いてるのだけど南から吹いてるのが悪いのか、涼しいどころか熱風を受けてる感じで帰って暑苦しいレベル。
実はここから海沿いへ向かうか内陸部の砂漠へ行ってみるか迷ってたのだけど、この暑さで砂漠突入してもロクな未来が見えてこないということで素直にマスカットがある海へ向かうルートにした。こうするとオマーンは北部しか走らずに終わっちゃいそう(既にマスカットからの飛行機予約済みなので)だが仕方ない。
こういう建物があると自転車旅行者的には助かるんだよね。UAEって使われてない廃墟とか全てフェンスでガチガチに固めてる国だったので、砂漠走ってると日陰となる休憩場所が陸橋の下しかなかったので。
というか普通に上り坂だったみたいで自分でも気づかないうちに標高稼いでいたっぽい。緩い坂道よりも暑さによる消耗の方が大きくてあんまり登りということを気にしてなかったのかもしれない。
そこから下り坂に転じると「すげー楽じゃん、こんなに登ってない筈なのに何処で標高稼いだ?」とか感じるので得したような気がする。自転車乗ってると結構こうした「登った気がしないのに登ってる」パターンがあり、私はこれをボーナスクライムと呼んでいる(呼んでない)。
集落の小さな商店で食材購入する。まだATMも発見しておらずオマーンリヤルも持ってないためカード決済でやり過ごすのだが、こんな僻地でカード払い有効ならオマーン滞在中は全てカード払いで乗り切れるのでは?

いや現金引き出すけどね

いや現金引き出すけどね
16時半の早いタイミングで出てきたモスクに寄って汗を流しそのまま集落の奥に広がってた棗椰子が立ち並ぶ林に突っ込み本日終了とした。17時ジャストにテント張るとその後のアレコレが余裕で気が楽だ。
この調子で早い時間帯の開始&終了を心がけたいところだが、まだオマーンが野宿しやすい国なのか分からないため何とも言えない。仮にキャンプしやすい国でも「何処でも野宿できるから!」と調子に乗ってギリギリまで走ることが増えるので結局私の心がけ次第なのかもしれない。
2025年3月21日(金) 走行距離87km 累計165871km

























































































































