第9部 まちカドあじあ
〜世界1周するためにまずは自転車に乗ろう そして自転車に乗って ついでに自転車に乗ろう〜
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アルメニア1日目 イラン国境〜エレバンから南東に約210km メグリの町
アルメニアというかコーカサス三国はアジアなのか?という疑問はあるのだが、私のブログではアルメニアより東をアジアとして扱うことにしたい。単純にヨーロッパの総括を作り終えたこともあり、今更改稿するのが面倒臭いというのもある。
イランを出国してようやく気持ち的にも落ち着いたと思いきや、アルメニアの入国審査が思っていたより大分厳しい。掘っ建て小屋みたいな施設に職員がいたので審査もさぞや適当だろうと思っていた私の見込みは甘かったというか。
ただ審査が厳しいといっても他国のそれとは違ってアルメニアのイミグレーションではパスポートの写真をやたらと詳しく確認する謎の厳しさというべきか。ルーペ使って写真をじっくりと確認する職員初めて見たよ。
思うのだが、本気でパスポートを偽造するような輩は写真を別人の状態で放置したりはしないと思うんだ。何が言いたいかというと、一生懸命パスポートを確認してるアルメニアの職員には悪いが「その行為にはほとんど意味がないのでは?」と言ってやりたい。
そんな感じでスタンプ押され、お次は長蛇の列をなす荷物検査に並ぶ。この国境は緊張感高くてとてもじゃないがカメラを取り出す雰囲気ではないため写真はないが、人数にして100人くらいは並んでいた感じ。
しかも進みが無茶苦茶遅くてやってらんない。途中で「こいつは旅行者だから」という謎の理由で先に手続き受けれることになったけど、それでも1時間弱は並んだし私1人のチェックに15分以上使う徹底っぷり。アルメニアは何をそんなに気にしているのか。
実にイランの国境から2時間半の経過である。それでも尚「一般的な旅行者より早かったのだろう」という意識があり、面倒臭いなアルメニア入国は。
安宿を探すにも厳しい坂道を登って探索しなければならない事実。オマケにネットで出てきた安宿3つのうち3つ共が看板も出しておらず存在するのか怪しいレベル。
探し回ってもそれらしい宿が見当たらないため町の入口にあった宿まで戻って投宿す。実は最初にこの宿で受付しようとしたのだけれど、オーナーが不在でスルーしたという側面がある。
イランを抜けたことでネット規制がなくなったため、ブログの写真を一気にアップロードする作業に入る。ざっと1ヶ月分ほどの量があり、他の作業と並行しながらとはいえずいぶん時間がかかってしもうた。
一息つけたのは0時近くになってからだが、ここから呑気にネットで遊び始める私はロクでもないヤツだ。結局眠ったのは2時を過ぎてからであり、バスでの就寝で睡眠不足となっていたのに何をやっているのやら。明日の朝起きれるのか不安である。
2024年4月21日(日) 走行距離16km(続き) 累計149846km