インド1日目 インディラガンジー国際空港〜インド首都 デリーの町
予定より2時間遅れでインド首都近くに位置するインディラガンジー国際空港へ到着した。機内から降りてインド第1歩を歩き始めた時に「周囲やたらとガスってるな・・・」と感じたのだが、どうもインドの首都は大気汚染が深刻な問題らしく、この景色もその影響なのかもしれん。
入国カードに情報記入しイミグレへ。あんだけeビザ取得時に情報記入したのにまた同じ内容書かせるとかさ、もうほとんど無意味なこの入国カード方式やめてしまえば良いと思ってる。実際住所の欄とか電話番号欄とか空欄で提出したけど何の問題もなかったし。
自転車が出てくるまで1時間ほど待たされたが無事に荷物を回収して空港前にて組み立て作業に入る。外出てすぐに「タクシー乗らないか」と営業してくるインド人を皮切りに組み立て作業中に色々な人が4〜5回声かけてきた上、最後はセキュリティだかの人が「何でお前は飛行機着陸して3時間経ってるのにここ場所にいるんだ?」とか聞いてくる。目の前の状況見て分からないのか?

焦らされて飛行場の写真撮れず

焦らされて飛行場の写真撮れず
追い立てられるように出発したため自転車組み上げた際の写真撮れなかったが仕方ない。午前中の時点で気温が40度突破してるのはどうしようもない。というか洒落にならない。
とりあえず空港のWi-Fiで予約した宿へ向かって移動する。最初こそ飛行場へのアクセス路で車線も多く広くて快適な道だったが市内に入ると無茶苦茶な交通状況と地獄のようなクラックションの嵐。
暑さと交通マナーの無さに驚きつつも何とか宿まで到着し、チェックインまで時間があるためとりあえず荷物だけ置かせてもらい身軽になったところで銀行へお金を引き出しに向かう。
首尾よく現金ゲットできたので宿にチェックインしてとにかくシャワー。一息ついたら寝不足だったことによる眠気が一気に吹き出したため、そのままベッドに倒れ込むようにして昼寝。
夕方になって消耗品の買い物ついでに夕食摂ろうと近くを歩いてみたが、目の前で交通事故起こして怒鳴り合ってる光景目撃したりと一筋縄では行かなそうな雰囲気がムンムンしている。
宿に戻ったところで走行中違和感のあったロシナンテ号の後輪をチェックしてみると、新しく交換したタイヤのサイドウォールから一部分コブのような膨らみが。
いわゆるゴムが一部分のみ劣化している不良品を掴まされたパターンだ。金銭的にも痛いがそれより問題なのは、インドにマラソンプラスを取り扱ってる自転車ショップはほぼ存在しないであろうということ。
ということで使ってるタイヤを修繕する方法で対応することにした・・・というか、それ以外の方法がないというのが正しいか。
そこら辺に捨ててあったビーチサンダルを拾ってきて適当な大きさにカットしタイヤの内側からパッチの要領でカバーして補強する。本当は鉄とかアルミ製のプレートみたいなアイテムの方が良いと思うのだけど、21時過ぎてる状況で他に目ぼしいアイテムも見つからなかったので仕方ない。
22時過ぎても35度以上の気温で大汗かきながら作業を済ませ、2度目のシャワー浴びてからようやく就寝。とにかく走行始める前に色々準備しなくては・・・と思っているけど大丈夫かこんな調子で?
2024年5月28日(火) 走行距離21km 累計151227km