自転車ときどき世界1周

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 ネパール2日目 マヘンドナガルの町

 休息日。ゆっくり休んで英気を養えたいところだが、ここの宿は短時間に停電と復旧を繰り返す無駄に忙しい施設ときた。下手すりゃ10分の間に4〜5回電気やファンが点いたり消えたりするのでその都度違和感を感じて目が覚めてしまう。

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 デリケートなものでして

 なかなか寝不足のままに朝を迎えたので午前中はこのままゆっくり横になっていようと思っていたのだが。ここの宿は中途半端にしっかりしてるというか、ボーイがやって来て「部屋で朝食食べれるけど何か注文するかい?」とか聞いてくるんだよね。

 別に宿泊サービスとして含まれてるワケじゃなくて単なる営業なので正直面倒くさいしお休み中のところにお邪魔しないで頂きたい案件。

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 目が覚めちゃったし外へ出ることに

 目的はスマホのsimカード入手。国土小さい国なので普通に自転車旅行する分にはsimが必要になるとは思えないが、今回はヒマラヤの山々をトレッキングしたいという目標があるためそちらを考慮した結果。

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 いや山中に入ったらそれこそネットなんて必要なさそうだけど

 正直私も「サクッとゲット出来なければそれはそれで!」くらいの気持ちでいたのだが、ネパール 2大通信業者の1つ「Ncell」は宿からすぐの距離にあるし、とりあえず行ってみようか。

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 1日じっとしてるのも良くないしさ

 んで15分後には手続き完了して既にネットが活用できる状態になっていた。正直インドの経験から前向きな気持ちは薄いところがあったのだけど、店員さんもテキパキ働いて親切だしOTPとかいうクソシステムもなくってノーストレス。改めてインドというのは色々駄目な国だったと思ったり。

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 近所の自転車ショップ覗いてみたり

 ここでも店長が気さくに話しかけてくれて一緒にチャイを飲みつつ談笑したりとか。インドでダメージ受けてた茶壺さんの精神がどんどん癒されていくのを実感する。ネパール楽しい。

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 楽しいのだけど

 なんか身体がヤケに重たい。昼食挟んで午後宿に戻ってからはほとんど外出することなく休息取ることを第一に無理せず動かず。

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 でもビールは飲んでみる

 かなり苦味の強い感じで暑い国ならもっとこうサッパリとした飲みやすいタイプが好まれると茶壺さん思うのだけど。私ほど世界中のビールを飲みまくってきた人は多くないのであり、これは貴重な意見ですぞ。

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 「鬼が笑う」とはこのことか

 21時を過ぎたタイミングで大雨が降り始める。どうも明日明後日はずっと天気が悪い様子だが、滞在日数少ないこともあるのでポカラに到着するまではあんまり停滞したくないな・・・というのが正直な気持ち。

 今日!?今日はいいんだよ毎日走り続けてぶっ倒れてちゃ本末転倒でしょう、

 2024年9月26日(木) 走行距離0km 累計157251km
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 ネパール3・4日目 マヘンドナガルの町

 昨日の午後くらいから「何だか体が重たいなぁ・・・」みたいな兆候はあったのだけど、深夜のタイミングで頭痛が起きるわ関節痛で全身痛いわと洒落にならない状況になってしまう。

 朝になっても全身虚脱感が凄くてマトモにベッドから動き出すことすらできず、チェックアウトの時間である11時前に何とか1階のレセプションまで降りてって延泊お願いするのがやっとという状態。なんかインド再入国して以降、体調不良案件多くないですかね?

 色々情報収集したり相談してみたところ「もしかしてデング熱なのでは?」と言われたのだがどうなんだろう?手持ちの体温計は電池が切れてしまい使えなくて、午後にホテルのスタッフに連れられて向かった病院ではマトモな診察すらしてくれなかったので判断つかない。

 ウイルス性の感染症だった場合は抗生物質や解熱剤の効果がある一方でデング熱だとむしろ逆効果となると言われてどうしたものかと思いつつ。

 食欲はあっても身体動かすのがキツ過ぎて夕方までマトモに食べ物摂取しておらず、流石に我慢できなくなり外へ出る。ついでに近くの薬局で薬購入したのだが、宿に戻ってから調べてみたら普通に解熱剤だった。頭痛と関節痛に対応する薬ってお願いしたんだけどな。

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 まぁそんなもんか

 これ明日には良くなってるのか?これ以上マヘンドナガルに滞在続けると滞在日数の関係でこの後の走行がしんどくなるのだけど・・・とか呑気なことを言っておりますが、体調的には相当キツいのも事実。どうしたもんやら。


 翌日。多少はマシになってきた気もするが、とてもじゃないけど自転車に乗れるほど回復してないので延泊申請して休む。なんか宿の建物全体でWi-Fiが動かなくなってしまった上に、simの電波も不調で反応しないため暇、なので本読んで過ごす。

 午後くらいから明らかに頭痛も熱も下がってきた感じで体のダルさもマシになってきた。デング熱の場合は症状に波があって高熱が出た後一旦熱が引いて再び高熱を引き起こす・・・らしいので油断は禁物だけど、それでも夕方になって外出た際に大分回復してきたことは身をもって実感できた。

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 ラダックで散々食べてたトゥクパがあったのだけど

 ネパールのトゥクパは滅茶苦茶香辛料入れまくりで私の知ってるトゥクパと全然違う。少なくともこんな凄まじい辛さの食べ物と知ってたら弱ってる今の状態では食べに来なかったよ。

 そんな感じでほとんど動けず終わった丸2日間。明日には走行開始できれば良いのだけれど、果たしてどうなるか。

 2024年9月27日(金) 走行距離0km 累計157251km
 2024年9月28日(土) 走行距離0km 累計157251km
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 ネパール5日目 マヘンドナガルの町〜カトマンズから西に約440km ゴダゴディの町

 まだ節々の痛みが完全に消えたワケではないが身体の怠さは消えたし気力も湧いてきた。これなら自転車走行も(多分)大丈夫だ!ということで出発準備する。これ以上ネパールの地方都市で迫りくる滞在期限にやきもきしてるのが嫌だった・・・というのもある。

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 そういやホテルの名前が9/11ってセブンのパチモンっぽい

 走り出す前に連日お世話になった宿のすぐ脇にある食堂で朝食摂っておく。もう4〜5回訪問して顔覚えられてるっぽかったのに、フルパッキンの自転車抱えて到着すると「お前どこから来たんだ?」からひたすら質問飛んでくるのは復調しきってない今の状況だとやや面倒。

 でもお会計の際に「これ持っていけよ」と手持ちの小銭(紙幣)をプレゼントされそうになったりと、自転車での旅行というのは本当に様々な人を繋いでくれる奇跡みたいな乗り物だよなと改めて実感する一幕。

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 お金は丁重にお断りさせてもらいました

 走り始めたのは良いが、やはり完全に復調していないことが自転車乗るとよく分かる。というかロシナンテ号に乗って走れば、普段との違和感で自身が知覚してない不調や不備にも気付けると思うぞ。そんな自信がある程度には乗り込んでるし。

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 良い天気で如何にも暑そうだけど

 宿でのたうち回ってる数日の間に気温が一段落したのだろうか?明らかに涼しくなっており弱った身体には有難い限り。恐らく最高気温も30℃ちょっとが良いところだと思われる。

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 とりあえずこの道をひたすら東に進んでいくのだが

 ネパールといったらヒマラヤ山脈の麓に位置する国であるが、実は国内でも南部のこの辺では標高200m程度と低地が広がっていたりする。とはいえちょっとでも北上すると即座にヒルクライムが始まりグイグイ標高を上げていく土地である。

 これの意味するところは「ネパール国内において国の東西を繋ぐ道路がこのH01号線しかない」ということ。パナマとかもそうだったけど、国を貫くようなメイン道路が1本しかないとルートは選べないし嫌でも交通量が増える傾向にあってよろしくない。

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 ところがですよ

 国内における唯一の大動脈である道にしてはショボ過ぎる・・・というのが正直な感想だ。中央線すらない路面ガッタガタの道路が国道1号線とは・・・ネパールという国のインフラ事情が窺えてしまう。

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 なんかヤバそうな生き物がいる!

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 と思ったら水牛だったか

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 フルーツ屋台で休憩してたら「これも食べな」と頂いた

 ちょっと驚いたのが声かけてプレゼントしてくれたのがオバちゃんだったこと。イスラム教であるパキスタンは仕方ないにしても、実はインドもこの辺の女性権利関係は大変厳しい国であり、インドでその辺の女性から声をかけられる・・・といったことはほとんど記憶にない。

 そうした意味でネパールという国に入り「別の文化圏に入ったのだなぁ」と実感したというか。この後で自転車に乗った女子学生が色々話しかけてきたことも併せてネパールはインドとは別の文化なのだということを強く感じた。

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 ヒンドゥー教徒は結構いるらしいが

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 ある意味ラーメンライスの昼食

 昨日の反省を生かして「スパイス抜きでトゥクパ作れる?」と聞いてみたらアッサリOKが出た。強烈な香辛料のないトゥクパはチベット仏教圏で何度も楽しんできた味であり、こうして再び食せることがとても嬉しい。

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 ペダル思い切り踏めないのでペースが遅いのに加えて

 腰がずっと張っており長時間の乗車姿勢を体幹で維持できない。1〜2時間も走っていると腰が痛くて休憩挟みストレッチして筋肉ほぐさないと自転車乗れたものではない。私のロシナンテ号は長時間サイクリングに特化してる構成で、ハンドルも一般的なスポーツバイクよりかなり高めに位置して楽な姿勢で乗り続けられるポジションなのだけど。

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 まぁその分は走行時間使うことでカバーかな

 インドに比べて明らかに雰囲気が良いし治安も大丈夫そうなので、夜は適当にテント泊でも良かったのだが、走ってる途中で「まだ体調万全じゃないのに1000円程度の宿代ケチって野営するメリット無くないか?」と気付いてしまい宿泊する方針に切り替える。経験重ねると無茶なことしなくなるってのもあるし、歳取って無茶ができなくなってきたというのもある。

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 なんか好きな写真

 そんな感じで見つけた宿に投宿しようとするも、この従業員がなかなかのクソ野郎。以前の利用客が散らかしたままの部屋に案内し「大丈夫!すぐに片付けるからちょっと待ってて」(これ自体は途上国の安宿あるある)というので玄関の椅子座って待機してたのだが。

 私のすぐ後にそいつも隣にどっかり座り込みスマホ開いてベラベラ会話始める。挙げ句に「今俺の宿に日本人来てるんだぜ!」みたいなどう考えても今必要じゃない内容話しているし、その内容を電話相手に話す都度「ところでお前の国は?」とか「お前どこから来たんだ?」みたいなこと私に聞いてくる。お前に話題提供するためここに座ってるんじゃないんだぞ私は。

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 こんなアホ相手に時間取られてしもうた

 サッサと見切りつけて別の宿へとチェックイン。ネパール人はインド人ほど身勝手だったり醜悪ではないが、普通に途上国の「色々な不備に気付けないサービス」だよな・・・というのがこの数日で感じた感想。今日だとお客に出されたテーブルのペットボトルを店員が取って飲み干してしまうとかあった。

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 色々あってすっかり遅くなったな

 急いで夕食を済ませ帰り道で買い物して宿に戻り、シャワー浴びてサッパリしたの21時だよ。丸2日何も出来ずに暇していたのが嘘のように大忙しの1日なのであった。

 2024年9月29日(日) 走行距離93km 累計157344km
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 ネパール6日目 ゴダゴディの町〜カトマンズから西に約380km バンスガディの町

 峠を越えてしまえば走りながらでも徐々に回復していくだろうと思っていた体調だが、目を覚ました瞬間に両腕とふくらはぎに凄まじい筋肉痛。いや、これは筋肉じゃなくて筋を痛めたような感じの痛みな気がする。

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 どうやら完調にはまだ遠い模様

 とにかく滞在延長手続きが可能なポカラまである程度距離詰めておき、日程的に安心ができる状況となってから休息日を取りたい。休んでるのに気持ちがヤキモキしてるのしんどいので。

 重たい身体に鞭打って出発準備。気力はあっても身体がなかなか動かないというか、単純に疲労感が強くてスタートにも手間取る始末。本当にこんなんで大丈夫なのか?

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 むしろ自転車乗ってる方が楽という

 昨日とはガラッと天気が変わって雲が広がる空模様。そういえば首都のカトマンズは先日まで記録的な豪雨となっていたそうで、インフラ破壊に加えて多数の犠牲者も出てしまったと聞いた。私が宿でのたうち回ってる間にもっと大変な思いをしてる方が大勢いたと思うと、何というか色々思うところがある。

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 道路ポストが読めない系の国ネパール 

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 暑くて雨が多い土地らしいバス停だと思う

 動き始めると案外調子も戻ってくるというか、節々の痛みも消えて悪くない。ただし内臓的なダメージはそうもいかないようで、油を使ったようなヘビーな食事を食べる気にならない問題。

 ネパールの田舎でそんなこと言い始めるとモモ以外に選択肢がないというのが実情なのだが、このエリアは国立公園に隣接してる観光地っぽくてモモの料金が通常の3倍とかする。

 というかモモに限らずあらゆるメニューがバカ高く、どうせ食欲無いのだしと揚げパンとチャイで済ますことに。身体が弱ると経済的になるな。

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 観光ポイントにもなってる橋を渡ると

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 国立公園入口に

 道路を通過する分には入場料必要ないタイプの国立公園だが、問題なのは道中に象や虎といった大型動物が出現する可能性があることで、係員が「自転車での通行は許可できないからトラックにピックアップしろ」と指示してくる。

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 自由に走れないの嫌だなぁ

 向こうの立場も責任も分かるから文句言わないし従うけれど、どうせ虎なんか出てきやしないよ。というのが私の意見。この手の国立公園で大量の車両が走ってる道路のど真ん中にノコノコ出てくる野生動物なんてアラスカの熊くらいだよ。

 私がアメリカやカナダといった国が好きなのは、そうした危険性のある土地でも「行くのは個人の自由。トラブルあったら自己責任」と国が此方を大人として扱ってくれるから。途上国ほどアレは駄目これは禁止と無意味にルールで縛って雁字搦めにしてくる傾向がありクソダサいよな。

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 とかそんなこと思いながら15km移動

 この辺からボコボコで走り難かった路面がかなり改善されて走りやすくなってきた。ネパール って首都のカトマンズ、第2の都市ポカラがそれぞれ国内の中央からやや東部に位置しているため、そちらに近くにつれて徐々に整備状況改善していくパターンかもしれない。

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 西の端まで道路補修の予算回らなかったのか

 進路を南寄りに変えて南東方向へと進む。ほとんどエネルギー補充してないので途中でガス欠状態になってしまい、コーラを飲んだのは良かったが1ℓ飲み干すのが無茶苦茶しんどくて驚いた。どんだけ弱ってるのだ私の胃腸は。

 この辺は多くの国立公園が分布しているようで、少々進むと先程とは別の国立公園入口が。もちろんここにも「タイガー出てくるぞ」と看板あるのだが、ここの道路は自転車走って構わないらしい。そういうとこだぞネパール 。

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 一貫性の無さが酷い

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 結局虎も象も見ないまま公園脱出

 ペダル重たくペース上がらない走行が続いていたが、16時を過ぎた頃から突然調子が良くなりガンガン進めるようになる。日が落ちてきて気温下がったことがここまで如実に影響するのも珍しいと思うほどに。

 結局ここから30km近く爆走し、バンスガディの町まで走ったところで暗くなってきたため走行終了に。ワープ分も併せてなんだかんだ100km移動してるのであり、自転車旅行は不思議と辻褄取れるようになっているのかもしれないと思ったり。

 2024年9月30日(月) 走行距離84km 累計157428km
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 ネパール7日目 バンスガディの町〜カトマンズから西に約310km Amileの町

 昨夜はかなり早い時間に寝たものの、目を覚ました時刻は普段と変わらぬ7時前。でも睡眠時間が長かった分はちゃんと肉体の疲労回復へとコンバートされた感があり、ようやく頭痛及び身体の倦怠感は解消された気がする。手足の筋が痛かったりするのは継続中だけど。

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 食欲も戻ってきて嬉しい

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 ファンの調節が出来ずインナーシーツに包まって寝てた

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 謎に空き瓶が敷き詰められてた宿の壁面 

 朝食にフルーツ買ってみたけど、やはりインドと比べて1枚も2枚も落ちるというのが正直な感想。インドって中国と並んで世界有数の農業生産国なだけあって、果物に関しても群を抜いて安くて美味かった国なんだな。珍しくインドを文句なしに褒められるポイントだ。

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 ネパールでは朝食も屋台が無難だな

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 とても香ばしい香りではある

 昨日もそうだったが午前中は雲が多くて日差しが遮られてるため比較的走りやすい。これが昼過ぎになるとどんどん暑くなって厳しい走行となるため、なるべく前半戦のうちに距離を稼ぐよう頑張るのがセオリー。 

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 なんだけどさ

 体調は戻っても低下した体力と筋肉の痛みはそう簡単に治せない。自転車における走行ペースはそこまで上がらないし、まだ数時間も走り続けると腰が張ってしまい休憩を挟みストレッチが必要な状態だ。

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 都合何度目の国立公園だっけ?

 どれほど規模が大きかろうが猛獣が出ようが最初の時みたく「危険だから自転車で走るな!」と言われることは全くなくなった。今になって考えるとあの区画だけ自転車走行禁止を謳ってたのも担当していた係員(軍人)の独断専行だったのでは?とすら思えてくる。

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 公園内は交通量も少なくなるのが良いね

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 出てこいでてこい 

 今日2つ目となる国立公園に突入する前に早目のお昼休憩を挟み万端の状態で臨む。大体1つの公園内を通る距離は15kmくらいのイメージだけど、つまり最低でもそれくらいの距離に渡って補給が出来ない場所続くということなので。

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 気合入ってるな 

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 暑くて思わずここの川に入り涼取った

 入国してからほとんど坂らしい坂もないままここまで来たが、コーラ休憩をした直後からアップダウンの連続となる。といっても精々標高にして100mも登ることはない小規模なものでそこまで厳しいわけではないのだが。

 筋肉というか筋を痛めてる状態の今は「多量の力を入れないと進めない」上り坂が鬼門。この程度の坂で左足攣りそうになったりとこれはヤバい。

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 無理せずそこそこの距離で終了したいところ

 しかし地図に表記されてる宿が出てこずそのままスルーしてしまい、結局次の宿泊地ある場所まで進む羽目に。これ今日も日没ギリギリ到着パターンじゃん。

 ジャスト18時に3つの道路が交差するAmileという町に到着して終了。この交差点の周囲にだけ宿泊施設・商店・食堂が立ち並ぶ完全に旅行者の休憩地として設立された集落。

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 その割に全然マトモな夕食出てくる店なくて苦労した

 水場でも近いのだろうか、日が沈んでから虫の発生率がエゲツない。ちゃんと窓には網戸が張られているのに電気つけっぱなしにしてると何処からともなく虫が侵入しまくり苦手な人なら耐えられないのでは?・・・と思わせるほど虫ムシパラダイス。

 日記書いた後は電気消して暗い中でブログ書いてたのだけど、それでも書き終わるまでに2〜30匹は画面や私の身体にひっついてきた虫を掴んでは捨てていた。私は一応都会っ子で虫にはそれほど縁なく育ってきた人であり、摘むのだってできるなら遠慮したいと思ってるけどさ。そんな甘っちょろいこと言ってられないネパールだ。

 2024年10月1日(火) 走行距離98km 累計157526km
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 ネパール8日目 Amileの町〜カトマンズから西に約240km シバプールの町

 昨夜は虫だらけエリアだったため部屋の電気を付けるにつけれず真っ暗な中で活動していたのだが、それは結果として早寝に繋がった。余計なことしなけりゃ寝るのも早い。

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 でも起きるのそこまで早くないんだな

 というか普通に今日で連続走行4日目。体調良くなってきたとはいえ、体力万全じゃない状況で出発し毎日のように日没ギリギリまで走り続けるのが続いてるため普通に疲労で動くのしんどい。

 荷物運び出して出発準備に取り掛かるのだが、偉いなと思ったのが廊下に群がっていたであろう夥しい虫の死骸は既に掃除し処理されていた点。途上国で朝から掃除してる宿って滅茶苦茶珍しいぞ。

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 宿の前で朝食済ませ

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 ほんじゃ今日も行きましょかい

 完全フラットな道のネパールはやはり昨日で終わってしまったようで、最初からアップダウンが連続する道を走ることに。

 この国道1号線はネパール国内でもインドとの国境付近に伸びてる南側に位置する道。北部をヒマラヤ山脈が通っているネパールでは南側こそが僅かな低地であり、だからこそ幹線道路も南部で広がっているのだが。

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 それでアップダウンの連続ってえげつねぇ

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 キツくて暑いのでコーラ休憩

 私は旅行者だから国内全体が山岳エリアだったとしても「すごい国だな」といった感想出して終わるけど、ここに住んでる国民にしてみれば僅かな低地ですら農業に不向きな山に覆われての生活はさぞや大変だろう。ネパールはヒマラヤ以外に外貨獲得手段が乏しい資源のない国と聞いていたが、こういう土地なわけだ。

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 お昼休憩挟んで

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 貴重な平野部に切り替わった道を

 とにかく真っ直ぐひた走る。微妙に路面が凸凹しててずっと自転車乗り続けてると振動による衝撃からか尻が痛くなるのが玉に瑕。ブルックスサドルだろうが何だろうが関係ないぞ。

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 カトマンズまで400km切った

 Lalmatiyaという町から大きな川を渡って進路は南へと向きを変える。と同時にここから再び山の中を細かく登り下りする道へと突入することとなり、後半疲れてきた所でこれがお出しされるとはかなかなタフなルートだ。

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 仕方ない登りますか

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 汗かきまくり

 登坂途中に宿泊施設があることは分かってたので、今日は無理せずここで終了にしようと目論んでいたのだが、想定してたよりも早い時間に到着できたしこれなら山を抜けた先までイケるんじゃね?と欲かいて連日日没ギリギリまで走っていたのが最近の私。

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 何の反省もなくギリギリ走行してるのですが

 いやまぁ私も悪いが滞在期限に余裕がないことが諸悪の根源なのだ。ちょっと計算してみたらポカラに到着するのネパール滞在13日目になりそうな気がして、翌日手続きすると仮定しても余裕は1日分しかないことに。そりゃ多少の無理もしますよ仕方ない。

 山を抜けた先のシバプールの町にて投宿したのはやはり18時過ぎ。もうここから外出て食堂探すという気力もなかったので、宿に併設していた食堂でモモとチャオミン(焼きそば)注文して済ます。

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 もの凄い塩辛い味付けだった

 余計な散策無かったので時間的な余裕は出来たものの、知らない町到着したのに散策することもなく終了しちゃうのはやはり面白くはない。自転車旅行だからそりゃ基本は自転車に乗って移動するけどさ、その土地を色々と歩き回ってみるのも楽しいことなので。

 2024年10月2日(水) 走行距離98km 累計157624km
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 ネパール9日目 シバプールの町〜カトマンズから西に約200km ルンビニの町

 ネパールの安宿って今時珍しいほどベッドというか布団がカチカチの煎餅布団を採用してるところが多く、これで一晩寝てると腰が痛くなってくるようなレベル。

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 疲れもあまり取れなかろう

 その割にどんな宿でも今のところWi-Fi設置率は100%だったりしてネパールにおいて宿がどう言ったポイントを重要視しているのかが何となく分かってくる気がする。まぁ確かに現代の旅行でネットの有無は大切。

 んなこと考えつつも準備するが、完全に疲労困憊で動く気力が湧いてこない。とにかく今日を走りきれば1日休息を挟むつもりなので「今日1本だけだから!」と自分自身に喝を入れるようにしてノタノタ自転車下階へ運ぶ。

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 お疲れモード 

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 とにかく進もう

 朝食に甘味処で揚げた胡麻団子とかを注文してみたのだが、一口で食べれるお手軽サイズのクセしてお値段が割と高い。インドでもそうだったけど、ケーキとかアイスはやたら安い割に地元産スイーツになるとコスパが悪くなるのは何なのか?

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 今日1番高く付いちゃったよ

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 ずっと走ってきた国道1号線だけど

 ここから右折してローカルな道に入る。というのもこの先にルンビニというブッダが生まれた場所として有名な仏教の聖地があるので行ってみたかったから。仏教自体はインドで生まれた宗教なのだけど、生誕の地は国境を跨いだここネパールだというのはちょっと面白い。

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 そもそも当時は国境も何も無かったと思うが

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 だだっ広い田んぼの中を走る

 途中から未舗装の方がマシというレベルの路面となって困窮もしたが、主要道に出るまで僅かな距離のショートカット道路なので気にしない。途中にある集落では水浴びでもしたのだろうか?子供が素っ裸かで道を歩き回っていたりと牧歌的な世界。

 ルンビニに通じる1本南の主要道へと入り、後はひたすら道路を東進する。暑さと疲労とで集中力が途切れそうだというのに、何のイベントなのかトラクターにスピーカー載せて大勢の人たちが爆音と共に町中を往来してる姿見ると「勘弁してくれ・・・」という気持ちになるな。

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 地獄のようにうるさいので

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 こんな欄干で何やってんの?

 このイベントに関連してるのか関係ないのか。地元民が道路上で勝手にロープ張ったり通行してる車両を停めさせて金銭を要求してる場面に複数回直面した。これ南米の途上国でも何度か見た光景だけど、テンション上がってる若い子の集団って何しでかすか分からない怖さがあるのでなるべく関わり合いになりたくないというのが本音。

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 そうでなくとも疲れ切ってるし

 昨日かなり頑張って距離稼いだため本日ルンビニの町までそれほど走らなくて済むのが有難い。ルンビニは町というより1つの計画地区として縦5km、横2kmほどの長方形した区画に様々な国の仏教寺院等が建築されている特殊な土地。なおデザインは日本人建築家らしい。

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 そして自転車では無茶苦茶移動し辛い

 様々な国のお寺が立ち並ぶここの一角には我らが日本の寺もあり、希望すれば宿坊にてお泊まりすることも可能らしい。しかも無料で。

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 しかし私が向かった先は韓国寺

 こちらで1泊500ルピー(約550円)で宿泊お願いする。というのも日本のお寺では1日2度の「お勤め」と称した作業だか修行に参加する必要があると聞いたので。正直今日はもう1歩だって動きたくないので。

 宿坊という割にWi-Fiも設置されててなかなか快適な部屋に通されシャワー浴びつつ衣類の洗濯。一応ベッドが4つ並ぶドミトリー形式なのだけど、軽く100人以上は収容できる宿坊にあって本日の宿泊客は私含めて2人のみらしくて気軽なものだ。

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 部屋の前に洗濯物干して

 18時前が夕食の時間。お安い値段にも関わらず3食頂けるのが大変有難い韓国寺。量も自分で盛り付けするビュッフェ方式のため好きなだけ食べれるのが嬉しい。

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 韓国らしくおかずにキムチがある

 ネパール飯とは少々異なる味付けだなと感じる東アジアの料理は日本に近くて満足度高い。これで肉が食べれたら文句ないのだけれど、お寺の料理でそれは無理言ってるというのは私にもわかる。

 とりあえず明日はブッダ誕生の地を見学してみようかなと思う。仏教は3大遺跡とかは見学したことあるけれど、あまり聖地と呼ばれるような歴史的エリアに行ったことなかったので楽しみだ。

 2024年10月3日(木) 走行距離58km 累計157682km
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 ネパール10日目 ルンビニの町

 朝5時50分に朝食できたとドアをノックされ起こされる。寝ぼけ眼のまま食堂エリアへ移動して朝ごはん。こんな早い時間に食べるの久しぶりだな。

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 食事終えてから2度寝した

 8時過ぎまで寝てから改めて活動開始。ルンビニは仏教の聖地だけあり世界各国の寺院が立ち並んでいるのがウリの1つとなっており、仏陀誕生の地と併せて見学してみたいと思ってる。

 とはいえ最初は記念すべき誕生ポイントの見学をしようかなと思って宿坊から南に位置する公園エリアへと移動する。

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 この移動なのだが

 ルンビニという町はとても自転車に優しくない造りをしていて、交差点にコンクリブロック設置して車両が通行できなくしていたり、水捌けが悪くて通路が水没しており実質通行止めになっていたりする箇所が多い。

 昨日も韓国寺に行くまで地図上では通れるはずの道が通過できずに無駄な回り道を余儀なくされたりしており、少々距離はあるものの歩いて移動する方が結局楽できそうと徒歩で向かうことにした。

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 途中のお寺に立ち寄りもしやすいし

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 基本的に建物内は裸足

 まだ9時そこそこなのに強い日差しで地面が焼けるように暑く、サンダル脱いでの見学は少々キツい。ほとんど人がおらず静かな環境なのは嬉しいが、寺の距離も1軒1軒が遠く離れているためホイホイ気軽に見て回るという感じとは程遠い。

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 平和の炎らしい

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 何でこんな移動に苦労する造りにしたのだ・・・

 入場ゲートに辿り着くだけで一苦労だったのだが、入場料高い・園内の設備しょぼい・中の施設は何1つ説明がなくてよく分からん・・・と観光地としては3流といったところ。ルンビニの町全体もそうだけど「聖地だから放っておいても人が来るでしょ!」という適当さ加減をそこはかとなく感じる。

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 この樹の下で仏陀が生誕したらしい

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 あんま面白くなかったな

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 人が少ないのはまぁ良かった 

 とにかく暑さで消耗激しいのと、お昼の食事時間に合わせる形で韓国寺に一旦戻る。ここでエネルギー補給しつつ一休みしてから午後は各国の寺院巡りをしてましょうか。

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 そういや韓国寺もしっかり見学してなかったし

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 これは中国寺 

 仏教の影響力が強い東南アジア国名を冠したお寺は大体あるみたいだが、そうした中でオーストラリア寺とかもあるのが面白い。本国じゃ形見狭い思いをしているのだろうな・・・とか想像すると微笑ましい気持ちになる。

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 寺院内は写真撮影禁止の場所が多い

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 これは我らが日本寺ですね

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 見た目が派手な寺との対比が激しい

 うん。生誕の地なんかより寺院見て回る方がずっと面白いし興味深い。ラダックで色々見てきたチベット仏教系のお寺とかもあったりして、私が今まで目にしてきた仏教寺院も宗派や国によって姿形が異なりつつも存続し続けているのだ・・・という当たり前のことを視覚的に示されているようだ。


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 個人的によかったなと思ったのはタイ寺院とか

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 ミャンマーパゴダとか

 特にミャンマーは現在入国が現実的ではない状況となっており、かの国における「とにかく貴重な物は金色に塗りたくれ!」的なパゴダや黄金寺院の独特なスタイルがこうして見れたことは嬉しく思う。旅行ってのが「何時だって行くことができる」という代物ではないということを嫌でも感じさせる。

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 そんな感じで

 多汗かきつつも一通りお寺回って帰路につく。あまりにも計画都市すぎて周辺に商店とか食堂が存在しないルンビニの町には自転車でアイスクリーム売ってる行商人とかがいるくらいで、マトモに飲み食いするのもままならない。だから3食提供してくれる韓国寺が人気なのか。

 とはいえ本日の宿泊者数は合計4組だった模様。もう1ヶ月くらい経過して涼しい季節が到来したらここの宿坊に泊まって聖地見学する人の数も増えるように思いつつ。10月頭のルンビニは暑すぎた。

 2024年10月4日(金) 走行距離0km 累計157682km
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 ネパール11日目 ルンビニの町〜カトマンズから西に約180km バスタリの町

 今朝も6時前に起きる健康的な生活。実は早朝4時半から宿泊者も参加できる朝の瞑想があったりするのだが、私のやる気が足りないばかりにスルーしていたりする。他の宿泊者たちは参加してるのだろうか?

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 食後に一眠りしてから出発準備

 とにかく蚊が多い環境だったが各部屋には網戸が張られているし、ベッドには蚊帳もあって休む分には快適だった。毎回の食事で両足をボコボコに刺されるのが困ったものの、なかなか楽しいお寺での2日間だったと思う。

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 9時前には走行開始

 ルンビニの町中は走りにくいので外周部の道路を通って町を抜ける。すると直ぐに普段のネパールの町並みが戻ってくるのであり、肉でもコーラでも何でもござれの世界は良いものですね。

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 お寺では基本米と野菜しかメニューなかったので

 割と強い向かい風に逆らう形で東へ進む。昨日は相当歩き回っているものの、それでも丸1日ずっと自転車乗っているより運動強度は低いようで疲労はかなり取れた。このまま一気にポカラの町まで走り切ってしまいたいところ。

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 ルンビニゲート

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 路線区分けがしっかりしてる 

 シッダルタナガルの町にぶつかったところで進路を北に変更する。ネパール入国以来ここまでずっと東へと走り続けてきたが、ここからようやく北上して山中における走行が始まることになる。イメージしていたネパールの山岳走行は今日からが本番だ。

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 町を抜けると早速山岳地帯へ突入する

 お昼休憩のタイミングで通り雨を回避したのだが、山中に入るなり道路幅が狭まり路面も一気に悪くなったので焦って突入しなくて助かった。山道での走行は余裕がないとワンミスで洒落にならない大怪我に繋がるので慎重にいかねば。

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 やっぱりこういう道の方が楽しいね

 坂を登るほどに暑さが落ち着いて凌ぎやすくなっていくのを感じる。脇を流れる川の水も濁っていたのがゆっくりと綺麗な水に切り替わっていき山奥へと入っていく感じが何とも心地いい。

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 やっぱり山道好きなんだな私

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 水もそこらで補給できるようになってきた

 全体的に斜度は緩やかで無理なく登っていける道。体力的にもまだ余裕あるのだが、それよりSiriの痛みが問題か。そもそも朝の時点で体力的には回復していたが、尻の鈍痛に関してはまだ改善されてない状態だったため、そのうち何処かで尻が痛くなるだろうとは思ってたのだ。

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 お尻の形に変形する皮サドルだけど

 今年の前半、トルコでサドルのネジが折れて以降は正規じゃない部品を使って力技で修繕したのが悪影響及ぼしているのだろうか?サドルが以前ほどお尻に対してフィットしなくなったような気がするんだよね。今更サドルを切り替えたりするつもりは無いけれど、時に悩ましいと思ってしまうことがある。

 そんな感じで標高800mくらいまで登ったところで本日フィニッシュ。宿のシャワーは当然水なのだけど、浴びた瞬間「冷たくて気持ちいい」と感じたのは久しぶりだ。なおもうちょい標高上がると水シャワー浴びるのに気合入れる必要が出てくる。

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 トゥクパの他に米も食べた

 せっかくフライドライスとトゥクパを一緒に注文してるのに、時間置いて別々にお出しされるあたりがネパールクオリティだと思う。ラーメン&炒飯のノリで一緒に食べたいのですよ私は。

 標高上がっても蚊の数は一向に減らず、やっぱり両足ボコボコにされて宿へ戻る。デング熱疑惑もあったので蚊に対しては極力刺されないよう対処していきたいと思うのだけど、実際のところ具体的な対策というのが限りなく難しいことは私自身よく分かってる。どうしたもんやら。

 2024年10月5日(土) 走行距離78km 累計157760km
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 ネパール12日目 バスタリの町〜カトマンズから西に約160km ダルシン ダハトゥムの町

 この辺の標高は大体800mといったところで、現在向かっているポカラの町もおおよそ同じくらいの高さに位置している。つまり素直に考えれば以後そこまでガッツリ登っていく必要はないと思うのだけど、何故か地図に表記されてる獲得標高は2000mを超えている不思議。

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 多分何かの間違いだと思う

 そんな希望を胸に秘めつつ出発して30mも進まない内にガッツリ上り坂の始まりだ。スタート直後の段階で全身汗まみれだし、この先が不安になってくるレベルで厳しい斜度。

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 楽させてくれないネパール

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 このタンセンって町が山頂に位置してるから

 幸いなことに町中へ突入することなく山の斜面を通る迂回路を回って先へと進む。どうやらこの辺が最高標高となっているようで、町から離れるとともに緩やかに下り坂となって標高下がり始めた模様。

 ただネパールは道路状況が悪い上に道も狭くて下り坂でも気を抜けないのが悩ましい。というか調子に乗ってスピード出そうものなら大きな溝に嵌って自転車ごと吹っ飛ぶ危険もある。むしろ下り坂こそ集中力が必要だ。

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 上りも下りも楽じゃない

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 ポカラまであと100kmか

 山の稜線に沿って進むのかと思いきや、途中で一気に標高を下げて川を渡ることに。山中走行あるあるの「川を渡るためにガッツリ標高下げて、その直後に同じくらいの高さまで登らされる」ってパターンじゃん。

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 気温も上がるし大変なのだけど仕方ない 

 400mから再び緩やかに坂を登って山の奥へと向かう。何かの間違いだと思ってた獲得標高はこんな感じで消費されていくのですねよく分かりました。

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 登っていると 

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 小さな集落に出てきた不釣り合いなほど立派な吊り橋が

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 ちょっとだけ渡ったけど無茶苦茶怖かった

 山の斜面にへばりつくようにして小さな集落が定期的に出てくるのだが、その割に食堂がしっかりしてる印象である。今回のお昼休憩ポイントでは隣にケーキ屋まで併設されてたりしてデザートと称して糖分補給できたのが嬉しい。1ケ約70円成。

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 水分補給で休憩してたら

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 ドライバーが行水始めて笑っちゃった

 でも私もその気持ちは分かるぞ・・・というのが本音。標高上がって多少涼しくなったとはいえ、この気温でアップダウンを繰り返してると全身汗まみれとなるのは避けられない。そりゃあ水浴びくらいしたくなるのが道理。

 随分派手なブランコだ

 結局最初の標高800mまで登った後は小規模なアップダウンが繰り返される道が続く。ワーリンという比較的大きな町で本日終了としても良かったのだが、明日ポカラに到着すると仮定して余裕を持った到着にしたいのでもうちょい距離稼いでおく。

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 ダルシン ダハトゥムという町まで走って終了

 しかし今日は全然尻が痛くならなかったな。昨日の状況から割と苦労するかと思ってたのだが、何が影響したのかサッパリ分からない。やはりケーキか?ケーキなのか?

 投宿した宿がちょっと設備良い感じで久しぶりに煎餅のような硬い布団じゃないフカフカのそれ。別に硬い布団でも普通に眠れるけれど、選べるならば寝心地良い環境で休みたいですよ茶壺さんだって。

 2024年10月6日(日) 走行距離74km 累計157834km
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