カザフスタン32日目&中国2 1日目 ジャルケントの町〜ウルムチから西に539km地点 畑の中
夜中に寒くて寝袋引っ張り出す程度には気温が下がった早朝。数日前日本の友人と電話したら日本の気温は37度越えだったそうで、夜中もエアコン無しではとても眠れない環境とのこと。やはり中央アジアしか勝たん。
出発する前に水道でボトルの水満タンにしてから出発する。普段はよっぽど補給が難しい土地でもなければ朝から水を汲んで重量増やしたくないのだけれど、今日は中国入国する関係で色々と予想がつかないため出来る下準備は今のうちに済ましとこうかと。
今私が走っているカザフスタンと中国を結ぶ道路は2本の道が並行してそれぞれ高速道路とローカル道路で分かれている。普通ならこのままローカル道を進んで国境へ向かうべきなのだが、どうもローカル道側のイミグレーションは一般旅行者が利用出来ないタイプらしく、嫌でも高速道路のイミグレを使わなくてならないらしい。
道路に入れる連絡路がなく中途半端な未舗装路を走って進むことになろうとは。無理すれば坂を登って荷物を全て外すことでガードレールを乗り越えられるのだけど「そのうちどこかで合流路があるでしょ!」となかなか踏ん切りがつかないままダラダラ進む羽目に。
地平線まで荒野が続くカザフスタンの世界に突如近代的な高層ビルが立ち並ぶように。今までそれなりに国境越えて「世界が変わった」と感じたことがあったけど、まだ通過してもないのに明らかに国境で世界が違うことを思わせる。
無事にイミグレーション到着したが、中国の特にウイグル自治区エリアへ入る国境は非常に審査が厳しいと聞く。私もカメラの写真チェックまで実施されることを予期してイミグレーション近づく前から一切撮影を控えていたし、データ一式は最悪の場合を考慮し直前の分まで全てクラウド上に保存もしておいた。
それでもなおドキドキしながらカザフスタン側イミグレの出国審査。こちらはこちらでそこそこ面倒くさかったが、気持ち的に本番はこの後に控える中国の方。ということで気もそぞろ。
んで国境越えて中国側のイミグレーション入ったが、対応する係員が揃って紳士的な対応だったのに驚いた。肝心の審査官は私のパスポートが増補されてることにやたら難色示してたけど、特に別室へ連れて行かれることも写真等のデータをチェックされることもなく普通にスタンプ押されて無事中国入国。
最悪日が沈むくらいまで時間かかることも覚悟してたので感覚としては実にスムーズだったと言える。とりあえず約10年ぶりとなる中国がどのくらい変わっているのか楽しみだ。
カードのPINコード入力が6桁となってて「何じゃこりゃ!?」とか一瞬思ったけど、そういえば中国はそういう使用だった気がする。流石に私も色んな国を回ってきた旅行者なのであり、初海外で右も左も分からなかった当時とは違うのですよ。
スープの肉も牛だしまだ雰囲気的には中央アジア的な料理の気もするが、スープの味が大分中華寄りになった気がする。簡単に言えば「とても美味しくなった」のであり、食事に関しては本当流石というより他にない。
とりあえず清水河という町の手前に大きな川があるためそこでテント張るのを目安としていたが、残念ながら干上がっており行水ができない。ということで町の中に入って安宿泊まれるか調査してみることに。
以前中国を旅行した時も外国人が宿に泊まれない問題で大層苦労したが、あれから10年が経過してこのルールはより厳しくなったように思う。幾つか訪問してみたが、外国人というだけで全く相手にされないレベルにお断りされる始末で、今回の中国走行では野宿の割合が増えそうだ。
町から離れてしまえばテント張るのもそう難しくないだろう・・・と思ったら、この辺の郊外は大規模な畑が広がっており自由にテントを張れるスペースが限られる雰囲気。水場の近くなんて贅沢言ってないのに野営地が見つからず初日からナイトランすることになろうとは。
最終的に交通量の少ない農道の脇に昔トラクターでも止めていたのか庇とテント張れるスペースが出てきたので、ここにテント張ることにした。道路から丸見えだがそもそも車通らないような道だし今日は良しとしよう。
とにかく中国へ入国して気持ち的にも一気に日本が近づいた感がある。いよいよ日本へ向けてこの旅行もラストスパートだ。
2025年8月26日(火) 走行距離97km 累計174765km













































































































































