自転車ときどき世界1周

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 カザフスタン32日目&中国2 1日目 ジャルケントの町〜ウルムチから西に539km地点 畑の中

 夜中に寒くて寝袋引っ張り出す程度には気温が下がった早朝。数日前日本の友人と電話したら日本の気温は37度越えだったそうで、夜中もエアコン無しではとても眠れない環境とのこと。やはり中央アジアしか勝たん。

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 何ならそろそろ寒い季節に入ってくるという

 出発する前に水道でボトルの水満タンにしてから出発する。普段はよっぽど補給が難しい土地でもなければ朝から水を汲んで重量増やしたくないのだけれど、今日は中国入国する関係で色々と予想がつかないため出来る下準備は今のうちに済ましとこうかと。

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 昨日走ったジャンケルトの町を抜けて

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 そのままローカル道を進みたいところだが

 今私が走っているカザフスタンと中国を結ぶ道路は2本の道が並行してそれぞれ高速道路とローカル道路で分かれている。普通ならこのままローカル道を進んで国境へ向かうべきなのだが、どうもローカル道側のイミグレーションは一般旅行者が利用出来ないタイプらしく、嫌でも高速道路のイミグレを使わなくてならないらしい。

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 なので途中から高速道路に合流する道をと思ったけれど

 道路に入れる連絡路がなく中途半端な未舗装路を走って進むことになろうとは。無理すれば坂を登って荷物を全て外すことでガードレールを乗り越えられるのだけど「そのうちどこかで合流路があるでしょ!」となかなか踏ん切りがつかないままダラダラ進む羽目に。

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 4〜5km進んで諦めた

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 そこから更に10kmちょい進むと

 地平線まで荒野が続くカザフスタンの世界に突如近代的な高層ビルが立ち並ぶように。今までそれなりに国境越えて「世界が変わった」と感じたことがあったけど、まだ通過してもないのに明らかに国境で世界が違うことを思わせる。

 無事にイミグレーション到着したが、中国の特にウイグル自治区エリアへ入る国境は非常に審査が厳しいと聞く。私もカメラの写真チェックまで実施されることを予期してイミグレーション近づく前から一切撮影を控えていたし、データ一式は最悪の場合を考慮し直前の分まで全てクラウド上に保存もしておいた。

 それでもなおドキドキしながらカザフスタン側イミグレの出国審査。こちらはこちらでそこそこ面倒くさかったが、気持ち的に本番はこの後に控える中国の方。ということで気もそぞろ。

 んで国境越えて中国側のイミグレーション入ったが、対応する係員が揃って紳士的な対応だったのに驚いた。肝心の審査官は私のパスポートが増補されてることにやたら難色示してたけど、特に別室へ連れて行かれることも写真等のデータをチェックされることもなく普通にスタンプ押されて無事中国入国。

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 あ〜緊張した

 最悪日が沈むくらいまで時間かかることも覚悟してたので感覚としては実にスムーズだったと言える。とりあえず約10年ぶりとなる中国がどのくらい変わっているのか楽しみだ。

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 その前に現金降ろさねば

 カードのPINコード入力が6桁となってて「何じゃこりゃ!?」とか一瞬思ったけど、そういえば中国はそういう使用だった気がする。流石に私も色んな国を回ってきた旅行者なのであり、初海外で右も左も分からなかった当時とは違うのですよ。

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 現金入手できたのでようやくお昼に

 スープの肉も牛だしまだ雰囲気的には中央アジア的な料理の気もするが、スープの味が大分中華寄りになった気がする。簡単に言えば「とても美味しくなった」のであり、食事に関しては本当流石というより他にない。

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 ワクワクするな

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 多分北京までの距離

 とりあえず清水河という町の手前に大きな川があるためそこでテント張るのを目安としていたが、残念ながら干上がっており行水ができない。ということで町の中に入って安宿泊まれるか調査してみることに。

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 しかし本当に大都会だな

 以前中国を旅行した時も外国人が宿に泊まれない問題で大層苦労したが、あれから10年が経過してこのルールはより厳しくなったように思う。幾つか訪問してみたが、外国人というだけで全く相手にされないレベルにお断りされる始末で、今回の中国走行では野宿の割合が増えそうだ。

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 先に夕食だけ済ませてビール買って

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 まぁウイグル自治区は人口密度少ないし

 町から離れてしまえばテント張るのもそう難しくないだろう・・・と思ったら、この辺の郊外は大規模な畑が広がっており自由にテントを張れるスペースが限られる雰囲気。水場の近くなんて贅沢言ってないのに野営地が見つからず初日からナイトランすることになろうとは。

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 日が沈んだ後に走行するという結果だけは想像通りだったな

 最終的に交通量の少ない農道の脇に昔トラクターでも止めていたのか庇とテント張れるスペースが出てきたので、ここにテント張ることにした。道路から丸見えだがそもそも車通らないような道だし今日は良しとしよう。

 とにかく中国へ入国して気持ち的にも一気に日本が近づいた感がある。いよいよ日本へ向けてこの旅行もラストスパートだ。

 2025年8月26日(火) 走行距離97km 累計174765km
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 中国2 2日目 畑の中〜ウルムチから西に約420km ヤマチの町

 町からも離れてるし畑の間に位置する狭い農道だったので、それほど人通り多くないだろうと思っていたのだが朝6時前から目の前を歩いてる人がいて驚いた。いや今日早起きして正解だったな。

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 特に何も言われずスルーされたけど

 出発前までに4〜5組の歩行者がいたりと西部の人口少ない地域とはいえ流石の人口大国だ。中央アジアとは一味違うな。

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 というか本当に中国入って色んなことがガラッと変わった

 それは看板に書かれている文字だとかそういう分かりやすい指標だけじゃなくて、ここがウイグル自治区であってもハッキリと「中国」ということを感じさせる様々なポイントがあるように思う。

 それはこの国のパワーを感じさせる力強さであるとも感じるが、一方で別の民族や文化を持っていたウイグル族の歴史というものをほとんど感じさせず完全に中国化してしまったように思う。

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 看板の文字が僅かにウイグル語が残るのみ

 まぁ中国が全力でインフラ整備してるおかげでこんな辺境の土地でありながら走りやすい道路が整備されているのだと思うと自転車的には有難くもあるのだけど。ウイグル自治区は結構ルートが選べるんだぜ!?

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 ちなみに私は

 アルマトイで中国在住の方に教えてもらった幾つかの景勝地を経由しつつも、道中1本くらい高い峠を越えていくようなルートが走りたいと思っている。

 2020年以前はノービザにおける滞在日数が最大15日間だった関係でルートを選ぶ余裕もクソもなく全力疾走しなければ走りきれない土地だったが、今はこの点良くなった(30日まで滞在可)ため随分楽になったしルートも選べるのが嬉しい。

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 とりあえずグルジャの町中へ突入し

 中国国内でどの程度ネットが使えるのか、またVPNがちゃんと動作するのか実地確認したい。ということで規模の大きなこの町でカフェでも何でも良いからWi-Fi見つけて接続したいと思っていたのだが・・・

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 びっくりするほどネットできそうなお店がない

 Wi-Fiスポット自体は腐るほど出てくるし、何ならロックのないFreeWi-Fiも多々見つかるのだがそのうち1つとしてマトモに接続できない事実。むしろ私のスマホが不具合起こしているのでは?と疑ってしまうレベル。

 いたずらに電池と時間を浪費してしまうだけなので、いっそSIMカード購入するか!と方針転換。以前は外国人がSIM契約するのは難しいと聞いた覚えがあるが、現在の中国ではパスポートのみで普通に契約できるというのは入国前にチェック済み。

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 とりあえずお昼食べて

 見つけたChaina Telecomという看板掲げたショップで申し込みお願いしてみたが、どうやらアンテナショップでは外国人のSIM契約はできない模様。でも店員が親切で契約可能な市内中心部にある大型店舗までの道順を詳しく教えてくれた。昨日もそうだったけど中国の人は親切だよな。

 んでその大型店舗にて

 翻訳を通しながらのお願いで苦労するかと思ったが、向こうが99%手続きしてくれるため私はカメラの前で撮影するのと登録書類にサインを記入したのみで済んだ。後は店員さんに全てお任せで30分後にはネット使えるようになっていたのであり、いやこんなにスムーズにことが運ぶとは。

 私が思い出したというか想像してたのは、デリーで訳分からんこと言って仕事しなかったり理不尽なルールお出しして苦労ばかりさせられたインド人の姿だったので。中国の人たちをインド人と比較しようなんておこがましかった。

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 ネットの状態確認して落ち着いたところで

 グルジャの町から先は幹線道路ではなくやや小規模な道を進む。ちょっと南に向かえばカザフスタンから続く大きな川に沿う形で移動できるため、行水するのに困らなくて良いなと思ったので。

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 それにこの道路は側道しっかりしてて安心感がある

 一旦走り出してしまえば緩やかに下り路面が良く信号ストップも少ない道なのでペースが速い。100kmを超えて川に近づいたところで先に夕食を済ませてビールも買っておく。

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 しかし毎回麺類食べてるな

 そのまま数km移動して川の近くにテント張ろうと思ったが、川の付近一帯に「遊泳禁止」の看板と共にフェンスが並び侵入できない状態になっていた。

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 こういうところだぞ中国

 日本も大概だけど個人の自由を極力奪うようなことが多いんだよ全く。宿も選ばせてくれないのに川へのアクセスまで禁じられたら私は何処で水浴びすれば良いのさ?

 フェンスがない場所を見つけ何とか水浴びだ済ませ、そのまま近くの林に突っ込みテント設営。思わぬ展開で危うく真っ暗になりそうだったが今日は間一髪間に合った。安堵と共に飲む冷えたビールはとても美味い。

 2025年8月27日(水) 走行距離122km 累計174887km
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 中国2 3日目 ヤマチの町〜ウルムチから西に376km地点 道路脇

 やたら冷え込んだ朝で寝袋から出るのにやや気合いが必要だった。こんなの2025年始まって初めての経験だと思う。

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 今年の冬はアラビア半島だったので

 カザフスタン最終日に残金調整で購入したシリアルを朝食としたので手早く食事済ませた筈なのに、出発したのは普段よりも遅いタイミングだったのが解せん。スタンド兼犬叩き棒を入れてる竹刀袋の底に穴が空いてしまったのが悪い。

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 それでも走り出してしまえば

 広い側道に安定してる路面で高速巡航が可能な土地。最初に少々上り坂があったりしたが、むしろチベット自治区もほど近いこのエリアで丸1日ずっと平坦路が続くと思ってるほどお気楽じゃないですよ茶壺さんは。

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 お、風力発電

 中国における自然エネルギーを利用した発電だと圧倒的に水力発電のイメージなのだが、これは東南アジア諸国における水源問題のイメージが強いからかもしれない。広大な平野が広がるウイグル自治区ではそりゃ風力発電が良い仕事してくれそうだよね。なお20基くらいあったが1基も稼働してなかったけど。

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 ギリギリ漢字だけで内容が分かる気もする

 少なくとも中国においては他の地域の外国人旅行者と比べて日本人は「漢字を読むことで内容をある程度類推することが可能」という点で圧倒的なアドバンテージがあると思う。特にウイグル寺地区では補助言語に英語が書かれてるパターン少なくウイグル語なので。

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 いやまぁ大して理解できてないけどさ

 ハイペースで走り続けて11時にはゴングリウというやや大きめの町へ到着する。余談だが1度目(10年前)の中国入国では小さな市町村もできる限り漢字表記していたが、今回そんな面倒な作業をする気は一切ない。

 何なら主要都市であるウルムチですら烏魯木斉ではなくカタカナ表記なのであり、私もこの旅行中にサボり癖が付いたというかできるところは省エネでサクサク済ませるように切り替わったのだと理解していただければ幸いだ。

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 ようやく中国初の米系メニュー

 ここでついでにスマホを充電させてもらったのは昨日SIMカードの設定諸々で電池残量が減ってしまったため。なお普段の「ときどきWi-Fi使う程度」スタイルなら1週間くらいは余裕で電池保つためそんな気にしない。

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 そういえば中国はやたらドラえもんが好きな国の印象

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 というか自国のキャラクターとかいないんか?

 車両にパンダのキャラクターとか描かれているのはよく見るのだけども。最近は日本でも中国産スマホゲームが大きく台頭してると聞くが、旅行してるとその辺の雰囲気分からないというのが正直なところでして。少なくともウイグル自治区においてはゲームやアニメ調のキャラクターを見かける機会はほぼない。

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 というかそんな国は日本くらいと思ってる

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 地図にも載ってないビジターセンターで水補給できたし

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 ダチョウとの2ショットも撮れて嬉しい

 何なら中国人はダチョウすら食用にしてしまうのでは?と思ってしまうのだが、実際その辺を歩いてるアヒルとかはこの国だとメジャーな食材なので。アフリカでも流石にダチョウは肉も卵も売ってるの見なかったな。

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 アジアの国は食に関して圧倒的な情熱があると思う

 なにせ中国ではどんな辺鄙な場所行っても食堂があるし、それがまた安いのに大変美味というレベルの高さ。この国滞在中は夕食を自炊することほとんどないのだろうなと思っているし、むしろ中国来て食事を楽しまないという選択肢はなかろうて。

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 なお食後の野営地探しだが

 近くの川はフェンスが張られているし畑ばかりで人の出入りがある場所ばかり。夕食前に何とか行水のできる場所を見つけて体洗うことは出来たものの、その近くにもテントを張れそうな場所がなかったので。

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 こんな場所だったからさ

 ズルズル走り続けてナイトランになってしもうた。日が沈む頃から凄まじい数の蚊が出てきて走行中でもお構いなしに全身刺されまくるのだが、ボコボコになってもなかなか野営地が見つからず。川じゃなくてもフェンスでガードしすぎなんだよこの国は。

 最終的に道路脇が低地となって路上から見えないポイント発見しエスケープ。ようやくテント内に逃げ込みビール飲みつつ痒みが治るのを待つことになろうとは。

 こういうの久しぶりだったなと思いつつ、素直に安宿宿泊できればそれでも構わないと思ってますが、私が望んでも中国側が拒否してくる一方通行の関係でして。この想いは報われない。

 2025年8月28日(木) 走行距離112km 累計174999km
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 中国2 4日目 道路脇〜ウルムチから西に約290km ナラティの町

 あれだけ大量にいた蚊は朝になると全て姿を消していた。大変嬉しいことではあるのだが、あまりに状況が異なるため戸惑ってしまう自分がいる。可愛いな茶壺さんは。

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 とはいえ

 昨夜は真っ暗な中で焦りながらテント設営したため朝日が直撃するポジションでの朝食。これに加えて食べたインスタント麺が中国産の猛烈に辛い味で出発前から脱水症状で死ぬかと思ったほど汗かいた。何ならもうTシャツもパンツも交換してから走りたかった。

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 色々あるな自転車旅行

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 制限速度守ります

 昨日くらいから左右に山脈が連なる土地を進んでいたのだが、これに加えて谷底にあるこの道も徐々に標高を上げ始めた。とはいえ斜度自体は緩やかなもので、今のところそこまで苦労はないのだが。

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 3000m以上になるっぽいのよね

 そんな自然豊かな土地の筈だけど周囲に広がるのはひたすら農地ばかり。その上ちょっと面白そうな場所とか川が出てきてもガチガチにフェンスでガードしている中国では景色の変化に乏しい道路をひた走るしか許されないのが嫌だ。

 ちょっと思ったのが、この感じはUAEのドバイに似ているということだ。あの国では出稼ぎ労働者のインド人を厳しいルールと監視で縛って奴隷のように働かせていたが、中国(ウイグル自治区だけなのか?)における大量の監視カメラと交差点毎に配置されてる大量の警察官はそうした監視社会の姿を彷彿とさせる。

 どちらも共通して裕福な旅行者に対しては便宜を図っている様が感じられる一方で、そうでない私みたいな旅行者には色々と不便な点が多い。金を払わずは人にあらずを突きつけられてる気持ちになる。

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 ただし中国は抜群に飯が美味いのと

 現地の人が本当に親切で救われてるところがある感じ。やっぱり食事が美味しいというだけで、その国の魅力は数段上がるというのあると思うのです。

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 結構見かけるけどフェスティバルとかではなさそうな飾り付け

 ちょうど100kmを走ったところで到着したのはナラティと呼ばれる景勝地。カザフスタンでここの観光地を教えてもらったので寄ってみようと思ったのだけども。

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 これは何というべきか・・・

 自然の景観をウリにしてる観光地でガッカリするとまでは言わないが、楽しみにしてた姿と真逆な光景を見せつけられた感じ。とりあえず自然区域に隣接するビジターセンターまで行ってみたのだが。

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 パッと見ショッピングモールかと思うたわ

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 中もそんな感じだし

 要するに完璧に現代建築物で観光地化されてしまい、自然や歴史を楽しむといった風情では無くなっていた。例えるならサウジアラビアのアルウラの町みたいな感じ。完全にサイボーグ化されててワクワク感を感じない。

 個人の感想だけどもなんかテンション落ちてしまったし、そもそも草原地帯を見学するのに思ったより高い入場料支払うのが馬鹿らしいという気持ちもある。今まで散々中央アジア走ってきたし、ここから先もモンゴルに進むつもりなんだぞ茶壺さんは。

 ということで観光することなくスルー。その入場料でどこか宿泊してゆっくり休みたいなと思っていたら「住宿」と書かれた看板を掲げてる営業のオバちゃんと目があった。とりあえず「外国人だけど宿泊できるかな?」と聞いてみたら(翻訳)、全く問題ないよ!今回中国で初めての反応もらったのでホイホイ後を付いてくことに。

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 結局遠目から見ただけで終わったナラティ高原

 見せてもらった部屋が100元(約2060円)とは思えないほど良い部屋で「あれ?中国って何処もこんな感じだったっけ?」と記憶を探ってしまうレベル。

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 食堂で隣のお客が「スープ食べてみて!」と分けてくれた

 ビールと中国酒を飲みつつここぞとばかりにPC作業。ネットが使えるのもそうだが電池残量を気にせずパソコン使えるというだけで有難いと思ってしまうのだから自転車旅行者はチョロイな。

 0時になったところで疲れてノックアウト。ふかふかのベッドで温度を気にすることもなく化の襲撃を気にすることもなく。これこそが中国を旅行するということですよ!と私は胸を張ってお答えしたい。今そんな気持ち。

 2025年8月29日(金) 走行距離110km 累計175109km
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 中国2 5日目 ナラティの町〜ウルムチから西に258km地点 ホテル敷地

 無茶苦茶快適なベッドで朝までグッスリ眠れた喜び。野宿してるとどうしても数回夜中に目を覚ますのだが、やはり宿泊施設はそこらへん違うな!

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 あまりにも快適なので

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 チェックアウト手前までここでのんびり過ごすことに

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 オーナーのおばちゃんから庭で取れたトマト頂いたり

 さて時間もできたしこの先ウルムチへ向かうルートの確認でもしておこうか。というのもナラティから先に進むとそのまま東進する道と北上する道の2つがある。どちらを走っても高い峠を越えるハードな道で、道中における補給可能な場所とクォピックアップしておきたかったので。

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 結局東のルートを走ろうかなと思います

 理由は単純に東ルートの方が峠の標高高いから。そろそろ私の自転車旅行も終盤だし、どうせならもう1度くらい4000m越える世界を自転車で体験しときたいと思いまして。


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 11時前のタイミングで出発

 まだこの周辺はナラティの自然景観区域にあやかった観光地区が続いており、ちょいちょいアスレチック的な施設だとかが出てくる。そういうのはあまり興味出なかったけど、かなり規模の大きなフラワーガーデンには思わず目を奪われて立ち止まってしもうた。

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 花畑って良いよね

 でも私は花の名前など全く知らない残念な人。興味の方向性として割と自然が好きな癖に、植物とか星座の名前は全く覚えられないのです。自然に加えてそこに人間が絡んでくると俄然興味湧くのだけどな。

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 だから今は地理が面白い

 今までずっと平野に近い土地を走ってきたけど左右の山々が狭まり渓谷へと変わっていく。これが原因か中国に入ってからそれまで影の薄かった家畜の姿が一気に存在感放つようになり、馬に乗って群れをコントロールする牛飼いの人たちも増えてワクワクしてきた。

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 でも走行するには超邪魔

 30kmほど進んだところで三叉路とぶつかりそのまま直進しようとしたら警察に静止を受ける。正直ウイグル自治区はどこ見ても警察だらけで私も気にしていなかったのだけど。何事かと思ったら「この先の道は外国人の通行禁止エリアだ」と言われてしもうた。

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 はい東ルートしゅうりょ〜

 不幸中の幸にも北へと向かう交差点は数km手前に通ったばかりで距離的なロスはほとんどない。北ルートは予定に入れなかったので補給ポイントとか調べてないのだけど、とりあえず侵入してから考えますか。

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 どいてどいて

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 こっちのルートも風光明美で楽しいな

 どことなく日本を思い出すような景色だけど、対向車線を確認せずオーバーテイクしてくるアホ車両がわんさかおり中国なのだということを嫌でも実感させられる。走行中に気を抜いてはいけない国である。

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 それはそれとして

 こうして緑と川に囲まれた道を走るのは本当に気持ちいいな。標高も上がって涼しくなり自転車で走り回るのに最高のコンディションだと感じる。まだ一応8月なのに「やや涼しい」って凄いなと思うけど、ここ北海道の最北端とほぼ同じ緯度だからね。

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 大きなキャンプ場とビジターセンターあったので休憩していく

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 少便器へ1歩前に出ることが大きな文明となるワケよ

 このビジターセンターを過ぎると峠の山頂まで何もないかと思っていたが、よくよく地図で調べてみたら中間地点にポツリとホテルがあるっぽい。多分山中のど真ん中だろうけどテント張れる場所くらいありそうだし、そこまで登って今日は終了にしようかな。

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 まだ14時半で終わるには早かったからさ

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 4km走って上から見たビジターセンター

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 8km走って更に上から見たビジターセンター

 グネグネとスネークラインを伝いながら登り続けて既に2000mを超えた。ここまで来ると午後で気温も下がるし、太陽光が当たってない場所だと肌寒さを覚えるくらいになってくる。自転車漕いで運動してるのに「寒い」と感じるのだから相当気温低いぞこれ。

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 それくらいが良いのよ

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 お、ホテルが見えた

 とりあえず敷地に入ってみたら他の自転車旅行者がテント張っており「ホテルに聞いてみたら特に構わないよと言われた」とのこと。いやラッキーだな、普通に四季違いの場所探して野営しようと思ってたので手間が省けた。

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 私もホテルにお願いしてそのまま夕食も注文して

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 ちょっと離れた場所に失礼します

 流石に今夜は冬用の寝巻きに着替え、シュラフもしっかり潜り込むようにして使う。やはりキャンプはやや寒い気温でヌクヌクしてるくらいが1番気持ちいいと思うのだ。

 2025年8月30日(土) 走行距離51km 累計175160km
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 中国2 6日目 ホテル敷地〜ウルムチから西に約260km ゾルマの町

 中国入ってから毎日ずっと快晴の空模様が続いていたが、今日は朝から雨雲が広がっているし天気予報でも降水確率50%とのこと。よりによって峠越えの日に雨降らなくてもと思うのだが、こういうのは巡り合わせなので文句言っても仕方ない。

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 とりあえず出発準備して

 私が朝食食べてる途中で隣のウェールズ出身(イギリス)の彼は出発していった。その際わざわざ挨拶に来てくれたどころか「頂き物だけど」とりんごまでプレゼントしてくれて有難い限り。

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 多すぎて運べないからお裾分けと言ってた

 んで私も8時過ぎには出発する。ちなみに中国国内におけるタイムゾーンこと時差は存在しておらず、ここウイグル自治区も正規の時間的では北京を基準とした時間が採用されている。だがそれだと余りにも現在時刻と環境が不揃いなためにこの地域におけるローカル時刻というものが存在している。

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 なので正確には11時過ぎの出発と言える

 まぁ自転車で活動する分には時間というのはそれほど気にする必要のないポイントで、日が沈む頃にテントを張って、明るくなったら動き出せばいい。現代社会で生活してると時間はとても大切な指標だと思うが、こういう生活してると重要度はかなり下がる。

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 宿とか食堂の営業時間で気にすることもあるけど

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 こんな急斜面でよくゴロゴロしてられるな

 途中にレストエリアがあったり無理なく登れる峠道で体力的にはむしろ楽。ただ後半からいよいよ天気が悪くなり雨ならぬ雪が降り出してしまうとは。

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 むしろ雪の方が衣類が濡れないので有難い

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 何とか山頂っぽいトンネルまで辿り着いて

 このまま一気にダウンヒル下ってしまおうと思ったのだが、トンネル出口で目にした光景が完全に銀世界だった。正にトンネルを抜けると雪国だったである。

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 流石にこの状況で坂を下りたくないので

 そのままトンネル出口の側で天気待ちすることに。上手いこと出入口の側道部分に衝立みたいなのがあって風防にもなるのが有難い。電波もない環境なので久々に小説読んで過ごすのは良いが、寒くて歯が噛み合わないぞ。

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 2時間くらいして落ち着いたのでパーキングエリアまで移動してお昼休憩

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 コーヒー飲みたい 

 雪も大分弱まったのでエネルギー補給したらそのまま進もうと思ってたのだが、急激な気温の低下が原因なのかこのタイミングで左のブレーキワイヤーが断裂する始末。いやむしろ坂の途中じゃなくて幸いだったと思うのだけど。

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 とりあえずこのまま坂道下るのは危険なので

 恐らくパーキング管理人のオッちゃんが「寒いだろ?休んでいきな」と提供してくれた休憩所みたいな部屋にて予備のワイヤーと交換作業を実施する。自転車の部品でも予備ワイヤーなんて所持してても意味ないのでは?と思うことあったりするが、いやはや持ってて良かった予備ワイヤー。

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 雪にも晒されず有難い限りです

 一通り作業終えてお礼言って走行再開したのは16時すぎ。12時にはトンネル出口にいた気がするので相当こんな山の上で待機していたことになるな。3200mって空気は薄いし気温も低くて滞在には適さない標高なんだぜ。

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 恐らく今年初となる雪景色

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 そんな道を走れるなんて嬉しいじゃないか

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 青空も見えるしとても楽しい

 しかも雪による通行止めなのか途中で道路がバリケード張られていて車両は通行できない状態になっていた。どうりで午後から交通量が無くなっていたワケだ。自転車は力づくでバリケード乗り越えて移動できたので問題なかったけど車は大変だな。

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 標高下がって積雪はなくなった模様

 この後にもう1本峠を越える必要があるのだが、今日は谷間に位置するゾルマの町にて走行終了。とりあえず暖かい物食べてエネルギー補給したい。

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 今回はラー油等の香辛料たらふく加えたわ

 身体がポカポカしてきたにもかかわらず、テント設営した後に冷たいビール飲んでるのは何なのさ?流石に今日はビールの他に中国酒も飲んで身体を冷やさないよう努めていたが。

 まだ雨や雪の湿っぽさが残る河原の草地は寒さが厳しく、本当にここ数日で一気に季節が変わったような気持ちになる。そうか、今日で8月も終わりなのであり、私みたいな小中学生が半泣きになりつつサボってた宿題を片付けてる時期なのだなと。

 2025年8月31日(日) 走行距離57km 累計175217km
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 中国2 7日目 ゾルマの町〜ウルムチから西に228km地点 工事予定地

 今までの中国は川沿いでも湿気を感じることのない環境だったが、ここゾルマの町は別。寝る時にテントやリアボックスに水滴が付着しており「こりゃ翌朝は結露だらけかな・・・」と思っていたのだ。

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 果たして翌朝

 想像通りの状況だったが、しかし素晴らしい青空が戻ってきた。おかげで私がゴソゴソテント内で動き出してる間でフライシートに付着した水滴がみるみる蒸発していく。2000m越えてる標高なので流石に暑いとは思わなかったが出発時点でテントも他もバッチリ乾いており準備万端!

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 それじゃあ今日も登りますか!

 2つの山に囲まれた谷底で野営してたのでスタートと同時に上り坂となる。このまま幾らか進めば昨日の峠より更に高い峠へ望む形となるため寒さに震えていた昨日を反省して上着はTシャツ1枚の完全夏スタイルにした。

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 だって登ってると暑いからさ

 それに今日は太陽の光が当たって気温も高いし風も弱め。むしろ下手に上着を着込むと全身の体温上昇してパフォーマンスが落ちると思ってる節がある茶壺さん。自転車走らせるなら「やや寒い」というのがベストコンディションだと思っている。

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 5%前後でほぼ一定の斜度が続く

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 土地が広いためかつづら折れの間隔も少なく全体的にダイナミック

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 途中でドライバーの方から水とパンを頂き

 そのまま一緒に写真撮影をば。3000m越えても登り続けてる限りはそこまで寒さを感じないのだが、こうして運動を一旦停止すると一気に寒くなる。とすると私が思ってる以上に運動における発熱量ってのは大きいのかもしれない。

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 そんな感じで山頂到着3462m

 今回も正しい意味で山のてっぺんには辿り着けずトンネル通過して山の向こう側へ。ただこのトンネルは300m程度で短かったし、向こう側の天気も雪ではなく晴れてたので文句はない。

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 本格的にダウンヒル入る前に

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 ちょっと下ったところのPAにて記念撮影しつつ

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 お昼休憩とする

 下り坂の前にしっかり防寒装備で上着に末端が冷えることのないようグローブに靴下も付けまして。準備万端となったところで走行再開。なお下衣は普通にハーフパンツである。

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 標高下がると雪の世界から

 どんどん緑が増えていくし、全身に当たる冷たい空気が明らかに温度上昇していくのを感じる。なお山頂でネット開いたら現在気温表示されたのだけど2度だった。少なくともTシャツ1枚で活動する環境じゃねぇ。

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 雪解け水や氷河の湖は色合いが緑掛かってて良いよね

 昨日ワイヤー交換のついでにブレーキシューも代えたのだが、そこからブレーキかけるとキュルキュル異音が鳴り出す症状が発生してる。パッドの位置が悪かったかな?と微調整したり色々試したが改善する気配なく、新しくしたばかりのリムにこれ以上謎の負荷を掛けるのは避けたいなぁ・・・と思っているものの。

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 ブレーキかけないで走れるような道じゃないぞ

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 後半は大分斜度が緩やかになって気を使って走れたけど

 16時過ぎのタイミングでパーキングに併設する食堂が出てきたため、やや早いが夕食済ませてしまう。地図で確認する限りこれより先は暫く食事にありつける場所が出てこないようなので。

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 んで食べ終えたところで

 「次にテント張れそうな場所があったらそこで終了」という気持ちでもうちょい先へ進むことに。まぁたいした苦労もなく見つかるでしょ・・・と甘い気持ちでいたのだが、これが失敗だった。

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 まさかの急峻な崖道になってしまい

 本当に物理的な意味でテントを張る場所がない。地図だと川の隣に沿う形で道路続いてたからもっと気軽に川沿いテント泊ができるだろうと思っていました。

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 さてどうしたもんかな・・・

 太陽が沈んで徐々に暗くなりだした所でダム湖が出現。こうした大規模な人工物には必ず近くに管理所あるのがセオリーだ。ということは少なくともテントを張れるだけのスペースは存在する。

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 結論から言うと

 管理所どころか大きな工事会社が鎮座しててゲート閉まってて敷地に入ることすら許されなかった。でも守衛さんが「この先2kmの場所に広い空き地があるよ」と教えてくれたので、そこまで移動しコンクリブロックの中にテント設営することに成功する。

 いや思ったより大変だったな。今日の山場は前半戦のヒルクライムだと思って後半は「下り坂だしどうとでもなるでしょ!」・・・くらいの軽い気持ちでいたのだが、ブレーキの異音にテント設営場所の消失と思わぬトラブルがあったりと。

 思い通りにことが進む1日は良いものだが、こうして思わぬ出来事に驚き何とか対処しつつ進めていく日というのも新鮮で悪くない。まぁ最後にちゃんとビール飲めたから言える感想ではある。

 2025年9月1日(月) 走行距離88km 累計175305km
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 中国2 8日目 工事予定地〜ウルムチから西に180km地点 土砂集積地

 連日ハードな峠越えしていたためか、単純に休息日挟んでないのが原因か。理由は多岐に渡れども結果は1つで「朝になっても身体が重くて起き上がれない」ということになる7時過ぎようやく起床。

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 オッさんなので休息日入れないとキツいのよ

 予定では午前中に1本峠を超えてしまい、以後は完全に山脈を抜けて平野部に出るかと思われる。そうなれば少なくとも厳しい上り坂は出てこなくなるため楽できるでしょうと気持ち整え出発する。

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 いやまぁ山の中走る道の方が好きだけどさ

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 だってこんなのワクワクするでしょ?

 10kmほど川沿いを進んだところで道は東へと進路を切り替え本格的な上り坂に。この峠が獲得標高600mくらいで昨日のほぼ半分と考えれば大分楽ではあるんだけどさ。

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 ちょいちょい斜度がキツい区間ある

 上り坂で大切なポイントは結局斜度なんだよね。これが緩やかだったら高い山でも時間かけるだけで登り切れること多いが、斜度のキツい峠ほどしんどいものはない。この辺の塩梅が「良い峠」を決める要素の一要因になるのでないかと私は思っているのだが。

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 今回の峠は全体的には「まぁ大丈夫」程度の斜度でした

 なんだかんだ中国は無茶苦茶厳しい坂を出してくるような国じゃなくて自転車に優しい傾向がある。この道なんて自転車旅行者における大人気のルートのようで、昨日・今日だけで荷物満載のサイクリスト20組くらいすれ違っているし。

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 サクッと登頂2000mちょい

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 ちょっと下ってお昼休憩

 ただそのうち外国人の自転車乗りは、山の中腹ホテルでテント泊してたイギリス人1人のみ。後は全員中国人という驚異の自国民サイクリスト率。ここまで外国人サイクリストが少ない国を日本以外に私は知らない。

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 あんま立ち止まって話しない(英語通じないので出来ない)のだが

 この理由の1つが中国人は他国へノービザ入国できる国数が少ないという点が大きいのかもしれないと想像する。というかイランで会った中国人の自転車旅行者がそのこと語ってたんだよね。

 ここらへん日本人は非常に有利な立場にありながらも海外で走行する自転車乗り少ないのは海に囲まれてるという立地的な面の影響が少なくないと思うかな。

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 国によって理由は色々

 お昼休憩した三叉路から北へと延びる道で完全に山脈と離れる形に。一切のカーブもなく10km以上ひたすら下り坂が続く軽快な道なのだけど、まさかその途中でパンク発生して動けなくなるとは予想だにしなかったぞ。

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 かなり大きな針で肉厚タイヤのマラプラでもガードできず

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 まぁ山中でパンクするより良かったか

 改めて坂を下り切ってクイトゥンの町へ。久々に大きな町へ突入したし、切らしてるコーヒー豆購入できたらな〜とか考えてたのだが、これがもうビックリするほどの完全計画都市というか何というか。

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 サイボーグみたいな印象の町

 過去の文化や建物とか完全に破壊され尽くしてるのか、そもそも何もない場所に近年新しく都市を築いたのか。どちらにせよ町の立派さに対して人や車両の数がとても少なく寂れているというより「何かの理由で人だけが消失した世界」みたいな雰囲気を受けるほど。

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 SF映画にありそうなヤツ

 なんだか買い物する気も失せてしまい、足早に町を抜けてしまった茶壺さん。もうこのまま一気にウルムチの町まで走り続けて買い物はそこで一気に済ませてしまおうかな!

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 地平線の世界が戻ってきたが

 主要道路となったことで大型車両の数が増えて走ってるのに緊張感がすごい。中国人ドライバーは必要もないのにクラックション鳴らしまくるので、そのたび自転車は身を固くするんだよまったく。

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 ちょうど100km走った辺りに大きな川があるので

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 その手前のポイントで夕食済ませて

 川沿いにテント張ろうとしたが、見事に干上がっており今日も行水できずに走行終了だ。山中は気温低くてそこまで汗書かなかったから良いけどさ、低地だと身体ベタつくから水浴びしたいんだよねと文句を垂れるも最高気温25度だったぞ。

 ちなみに中国は食堂にてボトルに水分補給できる国なのだが、これが水じゃなくて熱々のお湯なんだよね。それでポットに茶葉入れて飲むスタイルで。

 こんな風に何処でも熱湯が無料で入手できた国って中国の他に南米の一部だけで、やっぱりここもマテ茶が日常的に飲まれる国だった。お茶に対する情熱はインフラ設備をも動かすのだと思うと凄いな本当に。イギリスも戦争吹っかけるワケだ。

 2025年9月2日(火) 走行距離104km 累計175409km
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 中国2 9日目 土砂集積地〜ウルムチから西北西に約120km マナスの町

 テントを叩く雨音で目を覚ました午前5時。こういう時ネットが使えると便利だなと思いつつ天気予報確認してみたら14時まで雨が降り続くと出ていたので「そら仕方ない」と2度寝を決め込む。

 果たして2時間後に起きた後もより一層激しく雨が降り続けておりどうにもならない状況。まぁ人がやって来るような場所でもなし、気持ちを大らかににして連日走り詰めで疲れてた身体を休めようとのんびりすることに。

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 ちなみに

 雨が止む14時というのは中国時間での事で、私はこのウイグル自治区においてー3時間で計算されてるウイグル時間というのを参考にして活動してるため、計算上午前中には雨も降り止むことが予想できる。今気づいたけど数日前にも同じこと言ってるな。

 それを裏付けるかのように10時前には雨脚も弱まって落ち着き始めたので、出発に備えてパスタ茹でてエネルギー補給しどんなタイミングでも走り出せるようにしとく。

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 結局11時半に走行開始

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 明日にはウルムチ到着予定だったけどこりゃ厳しいかな

 それはともかく雨が降った関係か、気温が低くTシャツ1枚では寒気を覚えるほど。もう9月に突入したし秋の気配が近づいているのだとしても不思議ではない・・・とか書いたら日本人には「そんなワケないだろクソが!」と怒られるのだろうな。

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 高緯度地域なので

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 ブレーキシューすら売ってなかった自転車店を通り過ぎて

 G312号線という隣に高速道路が併設されてるにも関わらず、大型車両の多い道路をひたすら進む。アップダウンがない代わりに景色の変化にも乏しくなりひたすら走り続けるだけの道という気もするが、まぁこういう土地は中央アジアでも散々走ってきたので今さら。

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 どうこう言うほどではない

 むしろ午後になって青空が広がり気持ちいい天気となったにも関わらず、気温が上がらず肌寒い状況のままというのが驚きというか新鮮である。ウイグル自治区にとって9月はもう秋の季節なのだなという感慨を感じるというか。

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 中国で初めて英語表記のみの看板が

 本当は今日明日の2日間でウルムチまで走ってしまおうと計画立てていたが、雨のせいで全て台無しに。その割には午後の走行がいい感じで「一生懸命頑張れば」翌日にはウルムチに到着できそうな程度の場所まで走れそうというね。

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 中途半端に希望残すの良くない

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 それはともかくマナスの町で夕食摂って

 郊外まで出てからテント張ることに。ウイグル自治区は何処もそうだが、明らかに近年大幅に作り替えられたという都市構造をしており「古くからの町並み」というものは一切感じない。だからこのマナスの町も完全に賽の目状態に道路が区切られており、走行するだけなら迷うことなく簡単なのは助かる。

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 日が暮れる前に

 幹線道路から1本外れた道に入り、更に奥まった放棄されたであろう畑の中にてテント張り本日終了。一昨日の時点で米が尽きていたため何処かで補充できないか?と考えてたのだが、中国のスーパー(超市と書く)って小規模な店舗が多くてあまり品揃えが良くないのよね。

 結果適当な量の米を見つけることができないまま野営となったのであり、明日朝は朝食を用意することができません。嫌でも早い時間の出発となりそうであり、まぁそれはそれで。

 2025年9月3日(水) 走行距離77km 累計175486km
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 中国2 10日目 マナスの町〜ウルムチから北西に44km地点 廃農場

 ウルムチまで微妙な距離残ってしまい、頑張って今日中に到着するかゆっくり走って明日到着するか悩ましいまま迎えた朝。出発時でもまだどうすべきか迷っており、優柔不断だな茶壺さんは。

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 恐らく明日到着になると思うけど

 というのもウルムチの宿代がそこそこ高いのに加えて、今日中に到着するとなれば日没ギリギリの到着となるのは必死。そんな状況で宿泊するよりも今日町の近くで野宿して、明日余裕を持ってウルムチ入りする方が正解かな・・・という気持ちなので。

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 米もコーヒー豆も無いので朝食摂らず出発し

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 朝から麻婆豆腐

 ちなみに以前中国走った際に麻婆豆腐を食べたことあるが、余りにも辛すぎて「舌が痛い」という感覚以外何も分からなかった・・・という恐るべき体験をしたことがある。今思えば辛いことで有名な四川風の麻婆だったのであり、コイツのおかげでそれ以後中国で麻婆豆腐を食すことはなかったのだ。

 そうした記憶が今なお残る中での麻婆豆腐だったが、辛くはあってもちゃんと味が分かる程度で大変に美味い。実に10年越しとなる中国麻婆を克服したのだと思うと胃が熱くなるな。

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 やっぱり辛いので

 スタート地点からウルムチまでは全体的に緩やかな登りが続くようで、しかしそんなことよりウルムチの都市圏に入ったのか側道幅が広がって走りやすくなったことの方が重要だ。

 10年前と比べて大分常識的な運転をするようになったよう思う中国人ドライバーだが、そうはいってもクラックション鳴らしまくるし真正面から逆走して来る頭がオカシイ運転する輩もまだまだいる。そうすると走行の際に逃げ場が大きく取れる側道幅という存在は大変に意味ある存在でして。

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 とか思ってたのに何だよコレは!?

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 麺のメニューは1日1食くらいが丁度いい

 G312という道路をひたすら走っていたのだが、ウルムチが近づいた関係かちょいちょい自転車走行禁止の看板が出てきて無駄な回り道をする必要が増えた。隣に高速道路あるのだし、並行して延びてるこの道路まで変な制限されると自転車的にはとても困るのだけども。

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 しっかし 

 相変わらず変化が少ないというか農地と植林された街路樹以外の景色がほぼ出てこない道。ウイグル自治区を走るなら天産山脈に連なる山々付近のルートが間違いなく楽しい道だと私も太鼓判を押すが、なにせそのルートは外国人だと走行できない場所がある理不尽。中国自転車旅行は難しいよね。

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 中華料理は美味しいのだけど

 流石に10日も同じようなメニューばかりで変化が欲しくなってきた。食堂のメニュー自体は様々な種類があるのだけど、大人数で取り分けて食べる大皿メニューとかが多く1人だと案外選べる内容は限定される感じなので。

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 とりあえず日が暮れる前に

 幹線道路から外れた脇道に入り、何処かテント張れそうな場所ないかと走っていたがなかなか適当なポイント見つからないまま10km近く移動してもうた。ようやく農場の倉庫か何かに使われてた廃墟を発見し、建物脇にテント張って落ち着いたの真っ暗になってから。

 途中からウルムチまで刻んでいく方針にしたため、今日は楽勝だと思ってたのに蓋を開けてみればナイトランしている始末。中国での野営は結構難しいと思うのです。かといって宿泊も拒否されること多くて悩ましいのだが。

 2025年9月4日(木) 走行距離95km 累計175581km
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