テント泊は起床の時に注意するべき点があるのであり、それがテントに付く水滴である。うっかりテントを押してしまうと外側の水滴でびっしょりのフライシートに触れてしまいダブルびしょびしょ、これがシュラフだった日には朝からトリプルびしょびしょなのである。

公園で合流するはずたっだのが以下の事情で申し訳ないことに
首尾よく公園を発見したので手近なお店で夕食を先に済まそうと入店。結構このパターンは多いのだが、他のお客さん達と一緒になって食事を楽しむ私である。
今日のテントはいつにも増してずぶ濡れであるため、タオルで水分を拭き取ってしばらく天日干しさせてやることになるのであり、全くもって手間がかかって可愛い奴である。テントにも名前付けようかなと思うのはこんな時だが、考えるのが面倒なのでやめた。
昨日の夕食を買ったスーパー「主婦の店」がある町の赤穂(これでアコウと読むのに驚き)を越えて、国道250号を今日も私は走り続けるのである。
私は山の上から遠くを見下ろすのも支配者の気持ちになれて好きであるが、坂を登るのが大変なので基本的には海沿いの道を好んで選択する傾向がある。特に瀬戸内海の海辺の景色は特筆モノであり、よっしゃ海沿いで進むんだぜと意気込んでいたら道を見落としてしまい、特に楽しくもない国道2号線を使って岡山県庁に到着するのである。
私が出会った自転車で旅をする人達のは、どうやらスマホを使ってナビゲーションをしながら走っているようだが、私は昔ながらの地図を使った走行なのであり、迷いながら悩みながら道行く人に尋ね続けて旅をしている。すでに道を尋ねた人の数は軽く三桁を突破しているのであり、その全ての人達が気持ちよく答えてくれるあたり私が如何に好青年でカッコいいかの証明であることに相違はない。
そんなことはどうでもいいのだ、大切なのは四国へと歩を進めることなのであり、高松へとフェリーが出ている宇野港へと移動である。
1時間に1本の間隔でフェリーが出ているのだが、瀬戸大橋の車の通行料金より安いのはなんだか納得いかねえ気もするな、いいけど。
いよいよ本州との別離であり、新たな地の四国へと私とロシナンテ号は渡っていくのである。私は今、本州から飛び出している!そうした感動的な瞬間であり、あんまり嬉しい私はサボっていたブログ記事をシコシコ書いているのであり何やってんだ。
うどん県ならぬ香川県に到着であり、下調べ何もしていなかったのでフラフラと走っていると香川県庁前に出る始末。目的持たずに県庁に出くわすのは始めてである。
さて野宿場所探すかーというところで自転車日本縦断の方と出会う私である。良い野宿ポイントである公園を教えていただき、早速そこへ向かう私なのであり一体自転車旅行者ってのはどんな会話しているのか察してもらえると幸いである。

公園で合流するはずたっだのが以下の事情で申し訳ないことに
首尾よく公園を発見したので手近なお店で夕食を先に済まそうと入店。結構このパターンは多いのだが、他のお客さん達と一緒になって食事を楽しむ私である。
「自転車で日本1周中、凄いわねー」
「いやぁそれほどでもありますがガハハハ」
「寝る場所なんかはどうしているの?」
「いやぁ野宿がほとんどですよガハハハ」
「じゃあ家に来て泊まりなさい」
・・・・・ん?
「それからココの代金は良いからね、家に着いたらビール飲むでしょ?」
・・・・・ん?
「洗濯物があったら出しといて、あと明日は一緒にさぬきうどんを食べにいくよ」
えっと、その、あまりの急展開にボケることすらできずにお礼の限りで恐縮な私である。数時間前まで公園のチェックをしていた私は今、豪邸でビールを飲んでいるのであり、人生ってわかんねぇ
深夜1時までアルコールにまみれた挙げ句就寝。四国は楽しくやっていけると確信した初日である。
5月2日(金) 走行距離106km 岡山県庁・香川県庁到着 15/47


























































