自転車ときどき世界1周

カテゴリ:旅する前に > 出発前準備

 私の持ち物にはモンベルことmont-bell社の製品が非常に多い。単純にモンベル製品の質が良いということもあるが、アウトドアのメーカーは群雄割拠でありモンベルに固執しなくとも良い製品は存在する。

 そんな中で私がモンベル社を贔屓するのは何故なのか。確かに国内アウトドアメーカーとして安価で品質の良い物を作っているとか、山登りの際には気付かずともモンベル社の製品で構成しており扱いやすいだとか理由は色々あるのだが。

 1番の理由はモンベル社のチャレンジ支援制度に通過したことにある。

 チャレンジ支援とはモンベルが2011年から行っている活動で
 「自然保護、社会福祉、野外教育、地域貢献など、自然と関わりがあり、社会的貢献度の高いさまざまな取り組みについても、応援していきたいと考えています。」 とある。〜HPより一部抜粋〜

 モンベル チャレンジ支援

 つまり私の自転車で世界1周するという行為は「自然保護」であり「社会福祉」に役立ち「野外教育」に携わり「地域貢献」となっている出来事であると評価されたため、モンベルが製品を援助してくれることになったのである。ホンマかいな

  こうした支援を行うのは理解できるのだが、よりによって私のような人間にも支援を行うあたり、懐の広いメーカーだと平伏するのである。

 この支援によってきっと私もより良い方向へと成長するのであり、 いやぁ参っちゃうなガハハハと双方に素晴らしい影響を与えるものであると「私は」確信している。

  この手のスポンサー的な制度には旅する本人に制限を与えることもあって乗り気ではなかったのだが、そういった制限も一切なし。純粋に支援としての行為とは何か裏があるのでないかと訝ってしまうのだが。

  可能性を探るのであれば、私の書いたエントリーシートに素晴らしい人間性が滲み出ており、聡明な担当者が私の溢れる知性を汲み取ったということなのであろう。うむ、それ以外に考えられん。

 そうした私の秘めたる可能性を汲み取ってくれたモンベル社に対して、私がお返しできることなど何もないのではあるが、 感謝の気持ちを胸に秘めつつ、そのやる気を前面に出したり出さなかったりしながら旅を続けていきたい。
    mixiチェック

 Q 最後に病気になったのはいつですか?

 A ここ4〜5年、病気だった記憶がございません。

 という私ではあるが、本当は体が弱くて線が細いような気もしており、周囲の人間が風邪でもひいた日には、自分の身は大丈夫かと常に怯えている。

 そんなわけで海外に出発する前に実施しておく大切な準備の1つに予防接種がある。これは世界各地域において感染が予想される場所に訪れる場合、事前に自分の身を守る手段として厚生労働省も勧めている対処法であり、当然保険も適用されるのかと思いきや全額負担である。なめとんのか。

 私の場合、行ってみたい地域が世界中に分布しているため接種したワクチンも多種多様であり、しかも1度の接種で終了するワクチンばかりではないため、1年もの期間をかけて足繁く病院や検疫所へと通ったのである。

 ◎接種したワクチン一覧

ワクチン種類

接種回数

2回目接種時期

3回目接種時期

有効期間

A型肝炎

3回

2~4週間後

初回から6~12ヶ月後

15年間以上

B型肝炎

1回



15~20年間

腸チフス

1回



3年間

破傷風

1回



10年間

日本脳炎

3回

1~4週間後

初回から1年後

4~5年間

狂犬病

3回

1週間後

初回から3~4週間後

3年間

黄熱病

1回



10年間

ポリオ

1回



10年間

ダニ脳炎

2回

7日後


5年間

髄膜炎

1回



5年間

MMR

1回




 私は上記のワクチンを接種しており、他の海外旅行者と比較しても接種しすぎといえるレベルで打ちまくっている。ジャンキーか。

 B型肝炎は仕事の関係で前から予防接種済であったため未接種だが、残りの10種類で10万以上の予算を計上しており、注射1本に1万円とか一体どんな高級店なんだとして、当局の審査が入るのは時間の問題かと思われる。いや、全くもって品川イーストクリニックさんには本当にお世話になりました。

 黄熱病に関しては指定の検疫所での接種が必要となるのだが、この時に発行される証明書、通称「イエローカード」を所持していないと入国拒否される国があるというのは有名な話で、こうした観点からも予防接種の重要性が分かる。その他にも色々ワクチンに特徴があるのだが、そういうのは興味ある人だけ調べんしゃい。
 そも私は「怪我と病気は自分持ち」という考えは真理であると思っており、予防接種も旅行保険も一切無視して出発する無鉄砲な旅人は好きである。好きなのだが、大人なので自分が怪我や病気をして周囲を心配させたくないという意識は強いのであり、出来る備えはしておくことにする。

 しっかし、こんなにワクチンあってもマラリアって予防できないんだぜ?世界で最も人を殺している生き物が「蚊」という事実は旅行者にとって怖すぎる事実であると思う。
    mixiチェック

 無職の人間が長期の旅行に出る際には、できる限り無用な出費を抑えておきたいと思うものだ。ときどきその考えが激しすぎて、「海外旅行保険なんて意味ないよ」と言い切る人もいたりするが、そういうのは各個人で大切だと思うラインを示せば良いと思う。

 しかし、住民票においては抜いている最中に発生する明確なデメリットが

1、選挙権が無くなる
2、印鑑証明が取れなくなる

 程度しか思いつかないので、旅の間に住民票を抜いておくことは多くの旅行者が実施している作業である。市役所行に免許証1枚持っていけば10分で手続きしてくれるし。


 しかし住民票を抜いてしまうことで発生する出来事はもう1つ存在する。それが「年金の加入者から外れる」ということだ。つまり旅の間は年金を支払うことはないのだが、受給資格となる高齢者となった時に、未払いの分については受給金額が減らされてしまうということである。

 注:『個人的には四半世紀後にも年金のシステムが保持されているのか不安なのだが、それでは話が進まないため、制度にあっては現状のまま継続している仮定で話を進めることにする。』

 詳しく確認したかったので、市役所にて色々確認してきた。以下、平成26年度現在の年金制度における現状である。


 とりあえず旅人と称する人の9割9分が無職の人間であると思われるが、その場合、国民年金は「第1号被保険者」という区分に属することになる。その他にあっては割愛。

 この場合、定額保険料として毎月支払われる金額が15,250円となる。即ち1年間で183,000円の金額を納付しているワケであり、カーボンロードが1台買えるじゃねーか!

 これに対して年金の受給額はというと、1年間支払いを続けた場合受給額が1610円の増加となる。分かりやすく表すと以下の通り。


支払う金額

毎月の受給額

年間の受給額

満額(40年)支払い

7,320,000円

64,400円

 772,800円

1年旅した場合

−183,000円

62,790円

 753,480円

2年旅した場合

−366,000円

61,180円

 734,160円

3年旅した場合

−549,000円

59,570円

 714,840円

4年旅した場合

−732,000円

57,960円

 695,520円

5年旅した場合

−915,000円

56,350円

 676,200円


 旅の期間を5年とした場合、約90万円を得する反面、月々の受給額が8000円ほど下がる計算となる。目の前の90万を選ぶか、老後の年間10万円を取るかという話だと思って頂ければ分かりやすい。

 もちろんこんな比較表を作成するということは、海外に旅行している最中も事前に手続きを行うことで「任意加入被保険者」となる形で年金を納付することができるということである。要するに旅に出る前ならば、選択の余地があるということだ。

 私の場合、旅の資金を今の時点で目減りさせたくないことと、年取ってからひと月に入るお金が8000円違っても、まぁ死にはしないだろう。という安易な考えの元に、旅の間の年金は納付しないこととした。
    mixiチェック

 何事に対しても慎重に物事を進める性格である。誰の話か?って、もちろん私の話だ。私を評して「石橋を叩いて叩いて、そのうち当初の目的を忘れて叩くことに没頭してしまう。」とされることも、まぁあるとかないとか。

 そんな私が海外旅行における保険契約を蔑ろにするわけがない。自転車旅行者の中には「死んだらそれまで。保険に入る意味は無し。」という潔い人もいるようである。まぁ個人的にはこの考え方に大旨同意するのだが、良い年したオッサンが自分勝手に行う旅で「トラブルに遭遇して周囲に迷惑をかける」とか「事故にあい、気付いた時には借金まみれ」という状況は勘弁してほしいので、保険には加入することにした。


 ということで旅行保険の種類である。しかし1年以上の長期に渡って海外旅行保険の契約が可能な国内保険会社は2014年11月現在で、

 1、損保ジャパン日本興亜 (最長5年)
 2、三井住友海上     (延長を入れて最長4年)
 3、東京海上日動     (最長2年)

 と3社に絞られる。私は旅行期間を平均5年と考えているため、自動的に損保ジャパン日本興亜しか選択肢がないこととなり、なんという独占契約か!そんな嘆きたくなる気持ちなんか、ありませんよ?

 長期旅行保険の参考に→長期海外旅行保険

 なお、上記の2社については直接出向いて話を聞いてきたのだが、三井住友海上の長期海外保険は「自転車旅行者のような海外旅行をする人を対象としていない」とのことであった。自転車乗りには生きづらい時代である。

 裏技で直接保険会社に出向いて交渉すると、期間の延長も考慮に入れることもあるらしい。後は保険代理店を使って仲介する方法もあるわけだが、前者はともかく後者の利点である「様々な保険会社から良い商品を選べる」という利点が生かせないこともあり、活用するつもりはない。帰ってきたら代理店倒産してた・・・という、あにはからん可能性もあるし。

 そんなワケで損保ジャパン日本興亜での見積もり金額である。







プラン名 S19 S20 S21

障害死亡・後遺症害 500万円 なし 500万円

治療・救援費用 3000万円 2000万円 2000万円

疾病死亡 500万円 なし 500万円

賠償責任 1億円 1億円 5000万円

携行品損害 50万円 50万円 30万円

航空機寄託手荷物 10万円 10万円 10万円

航空機遅延 2万円 2万円 2万円

1年間保険料 149,790円 140,790円 139,290円

5年間保険料 748,930円 703,920円 696,370円







プラン名 S22 S23 S24

障害死亡・後遺症害 なし なし 500万円

治療・救援費用 2000万円 1000万円 500万円

疾病死亡 なし なし 300万円

賠償責任 5000万円 5000万円 3000万円

携行品損害 30万円 30万円 30万円

航空機寄託手荷物 10万円 10万円 10万円

航空機遅延 2万円 2万円 2万円

1年間保険料 130,280円 125,050円 126,700円

5年間保険料 651,360円 625,250円 633,490円







 過去には1つの項目毎に料金を決定してゆく「フリープラン」という制度があったのだが、2013年10月に保険の改訂を行った際に制度が消失しているため、現在はセットプランから選択するしかない。なんでやねん。

 自転車旅行者的に特に大切な項目は以下の2つであり、

 ・治療・救援費用・・・・・現地で怪我や病気にかかった際の保険費用。救急車の代金等の負担もここから
 ・携行品損害・・・・・・・荷物の盗難や自転車の故障にあった際の金銭保証

 これに加えて、仮に何らかの原因で死んでしまった場合、恐らく家族が確認に来たりすることになると思われるため、そうした諸費用を賄える分として「障害死亡」と「疾病死亡」には若干の金額を持たせておきたい。

 これらを総合した結果、保険プランに関してはS24あたりが金銭的にもプランとしても妥当な選択だということにしておこう。ちなみに1年前に私が調査した時にはフリープランで年間約14万円だったので、特段フリープランならば割安になることもないようだ。

 重要事項として、携行品の損害を旅の途中で申し込みしたい場合は、状況にもよるが連絡を取り合うことで旅先でも保険が下りるとのこと。ただし、1品での上限金額は10万円までなので、自転車本体の盗難にあった場合は、全額保証されるというわけではないらしい。

 さらに携行品保険は1回の旅行に対して30万円までしか保険を利用できない。途中で1度盗難にあって、10万円分の保険を申請したら、その後にもう1度盗難にあうと20万円分までしか請求することができないのだ。
 担当者に「これだけでも60万円に設定させてもらえないか。」と頼みこんでみたのだが、暖簾に腕押しであった。


 なお、旅行者である私は「被保険者」という立場を取り、家族を「契約者」としている。この方法を用いることで、仮に保険適用期間が終了しても、契約者が新たに長期旅行保険の契約を結ぶことが可能である。基本的にはこの方法を実施するつもりはないが、石橋を叩いて渡る男としては保険に保険をかけるのである。


 年間で十数万円がふっとぶ保険料金ではあるが、海外での救急車料金は数万円が相場であるし、当然っちゃ当然だが日本の国民保険が適用されないため、医療費の負担は甚大なものになる。

 自転車旅行では怪我といっても高が知れているケースが殆どであるが、そうした点から思わぬ高額請求を受ける可能性は否定できないため、それなりに高い金額を支払う価値はあると思っている。そうは言っても、保険なんぞ使わないで旅を終えるのが1番なのだけれど。
    mixiチェック

 さて、今回は日本1周の時と違って出発前に時間的余裕がある。なので、私が世界1周に行く前に事前準備として行ったアレコレに関しても、色々と語ることができるというものだ。決してネタ切れだとか邪推してはいけない。

 そんなわけでユースホステル(以下YH)である。YHは世界80カ国に約4000施設が設立されている宿泊施設ネットワークのことを指す。(実際は宿そのものを示すことが多い)YHによって異なるものの、相部屋である反面、安価な費用で宿泊することができる私のような貧乏旅行者に便利な宿だといえる。必然、宿泊客層は私と同様の貧乏バックパッカー等も多い。

 YHはドイツが発祥の地であるためか、ヨーロッパ地域に数多く分布しており、物価が高いと悪名高い先進国において野宿以外の重要な宿泊拠点となる予定である。ヨーロッパではだいたい2000円位で宿泊できるとのことで、これは先進国の宿泊料金としては破格である。(日本国内では3500円位が目安)

 ヨーロッパの国は野宿してると捕まるという話も聞くし、あんまり無茶はしたくないでござる。そんな先進国での優位性が際立つ反面、安宿が非常に豊富な東南アジアの地域においては、YHはあまり確立されていない。

 また、安い料金なだけあって、その宿泊形態はドミトリーという「大部屋に複数の宿泊者が就寝スペースのみ区切られた状態で宿泊する」という形である場合がほとんどだ。プライベートなんかあるわけない。


 このYHというのは会員制となっており、普通に宿泊することも可能なのだが、割増料金を支払わなくてはならない。この場合1泊につき600〜700円程度の割増料金を支払うのが普通である。

 ちなみにYHの新規登録料が2500円、年会費が2000円となっており、年間で何度かYHを利用する人ならば加入しておいた方が得となる。(満19歳以上が対象となる成人パスでの話)

 私の場合は、モンベルが実施しているYH提携カードを利用しており、こちらは登録料2500円の継続費用が2200円である。モンベルクラブの会員特典が付帯する反面、年間200円料金が高くなる。まぁ、好みの方を選べば良いんじゃないかな?

 実は、今からカード更新の時の手続きをどうするか悩んでいたりもする。その時になったら考えましょう。
 
RIMG0040
 これがモンベル提携カード

 んでこのYH。便利なのだがユースという名が示す通り、若い人達の旅を支援する名目で設立されているため、ヨーロッパの一部では26歳までしか利用できないYHもあったりするらしい。

 若いからって何でも思い通りになると思うな!そう文句を言ってやりたいところだが、料金割り増しで宿泊できるとも聞くのであり、私のようにオッサンでも金のない人には厳しい制度だといえる。お金は持ってる人から毟り取れば良いと思うの。
 
    mixiチェック

 知ってる人は詳しいのだけれど、知らない人は全く知らない。世の中の大抵のことがそうであるように、興味がなく自身に関係のない出来事というのは、必然知識も持ち得ないものだ。だから海外旅行をしたことがない私がビザに対して無知であるのは仕方がない。

 ということでビザこと査証に関しての基礎知識。海外旅行者の必要知識なのかしらん。


◎ビザの役割

 ビザとは他国に入国する際、その国が外国人に対して「入っても良いですよ」と示した証書のことである。なんか色々面倒くさい手続きだとか書かれていたりとかするけれど、基本的にはビザの役割はそれに尽きる。

 パスポートが国籍と身分を示す証明書なのに対して、ビザは入国許可証という位置づけだと思ってもらえば良い。

 ただしこれには罠が隠されていて、ビザとは他国へ入国するための審査の書類の1つでしかない。つまり、入国審査で係員に認められなければ、いくらビザを持っていても意味がないのである。

 会員制のクラブとか想像してもらえればどうだろう。ビザこと会員証がなくては参加資格すらないのだが、入国審査こと入口の服装チェックでTPOをわきまえていないと、やっぱり入ることができないよ・・・・みたいな感じ。


◎入手方法

 基本的には行きたい国の大使館や領事館といった在外公館で、パスポートを渡して所定の手続きをすることで入手できる。この時、申請をしてからビザが発給されるまでにはタイムラグがあり、即日発行してくれる国から1週間程度待たせる国まで多種多様だ。

 同じ国の在外公館でも、ベトナムでは申請から発給までに5営業日必要だったが、タイでは3営業日で発給された。みたいな例が数多くある。基本的にはその国との交流が多い国であるほど、ビザの取得はスムーズになるとされている。

 もちろん「ワタシの国に入っても良いですよ」という許可証なので、申請してから散々待たされた挙げ句、ビザが発給されないといった悲劇もままあり、旅行者達は「どの国だとビザが取りやすい」だとか「ここ数ヶ月であの国との関係が悪化したからビザが発給されなくなった」みたいな情報交換を実施してるらしい・・・・ですよ?

 こうした方法とは別に、国境や国際空港で即時発給してくれる場合もある。要するに色々あるんよ。

 きちんと語るならば、世界中でビザに関しての統一されたルールというものがないため、国によって制度が様々であり、苦労するのは大抵の場合旅行者である。同じ国で、同じ種類のビザを発給してもらう場合でも、発給場所が違うと申請方法や書類が異なることもあり、本当に大迷惑なのですが。


◎ビザの種類

 さらにビザの内容も多岐にわたる。海外に行く人は、その目的に合わせて該当するビザを取得しなければ駄目であり、ビザの種類によっても発給の難易度が大きく揺れ動く。短期の観光ビザとか通過滞在(トランジットビザ)は発給されやすいのだが、就労ビザや長期滞在ビザ等は、必要書類がないと発給されないことが多い。

 そうしたビザには沢山の種類があり、とりあえず旅行者が知っておくべきビザの種類は

・観光ビザ
・トランジットビザ(最終目的地の国へ行くのに通過する国ため必要となるビザ)

 の2種類で充分でしょう。何しろ観光ビザの中でも「1度だけ入国可能なシングルビザ」「2度の入国が許されるダブルビザ」「有効期間中は何度でも入国OKなマルチビザ」・・・といった感じに幾つかの種類に分かれていて、全部なんか覚えてらんない!

 さらにその滞在日数も30日、60日、90日、180日といった具合に種類分けされていることが多く、当然ながら日数が長くて何度も入国できるビザの方が申請料金が高く、発給の条件も厳しい傾向にある。

 旅行者は自分の旅の予定と状況に合わせて、次に訪れる国のビザは「60日マルチビザ」にしておくか・・・・といった具合にビザの申請を行うことになるのだ。・・・・選択肢がある場合は。


◎ビザの免除

 しかしながら海外旅行でビザを取得したことがある方は、その旅行者数に対して非常に少ない。と、いうのも一部の国では観光での短期滞在であれば、ビザの発給をすることなく入国が可能という制度を実施していることがあるからだ。

 基本的には日本との交流が多い国ほど、ビザが免除される傾向にある。ビザ免除での外国滞在期間は、短くても15日くらいは確保されることが多いため、一般的な海外旅行者はビザを発給する必要がないのだ。


 ビザ免除には色々な理由があるのだが、お互いの国同士で「国民の行き来についてはビザの発給は辞めよーぜ」とか「オマエの国民は特別にビザ免除してやんよ」といった取り決めをしているからであって、根底には面倒くせぇという大いなる意思を感じる。

 でも、ビザ免除は入国審査免除ではないんだよ。入国審査でハジかれたら意味ないんだよ!あっはっは


◎ビザのタイプ

 ビザというのは在外公館に自分のパスポートを提出して、そこに許可証を記載してもらうパターンが多い。とはいえ幾つか例外の方式を採用している国もあり、おいおい、分かりづらいのですけれども。

1、スタンプ方式
 最もポピュラーな方法。パスポートのページにスタンプが押される方式

2、シール方式
 パスポートのページにシールが貼られる方式

3、セパレート方式
 ビザそのものが1枚のカード等になっている方式。なので、パスポートには記録が残らない

4、電子方式
 インターネットで申し込み、電子記録で承認される方式。やっぱりパスポートには記録は残らない

 4番とかはネットで情報を入力することで、素早く渡航許可が降りる現代的な手法であり、オーストラリアとかアメリカでは一部でこの方式を採用している。個人的にはもっとこの方式が普及すれば良いと思うんですのん。(アメリカはビザではなくESTAという)


◎まとめ

 その時代と場所と状況で、ビザの手続きはすぐに変わってしまうので、常に最新状況が欠かせず、長期旅行者泣かせの手続きである。アフリカ地域の旅行難易度が高い理由に、ビザの発給の難しさと入国管理の厳しさが影響していることは間違いない。

 なお、発給されたビザそれ自体に使用期限(発給から90日以内に入国する必要があり、入国から30日間が有効・・・みたいな感じで)があるため、発給条件の緩い国で全てのビザを取ってやるぜ!・・・ということはできない。正確には「可能だけども、やる意味が薄い」のである。せいぜい数カ国分のビザを取得するのが有効活用する限界頂点だといえよう。

 余談だが、クレジットカードのブランドにもビザ(visa)カードというのがあるワケで、もちろんビザとは何の関係もない。「ビザ(査証)のように、どの国でも使えるように」ということから名付けられたとか、いやいや関係ないとか諸説あるのだが、個人的には入国審査で「ビザ出して」といわれ、財布からクレジットカードを見せてドヤ顔・・・・という一発ギャグのために名付けたのだと思う。
    mixiチェック

 現時点で自転車を使って世界1周旅行をしている日本人は、ワタシの観測下だけでも30人以上が存在している。これに対し、自転車世界1周を終えた日本人というのはせいぜい100人強であり、如何に現代がサイクリングブームであるかと実感させられるといえよう。大流行してますん。

 ところで何処からこうした旅自転車乗り達の情報が集まってくるのかといえば、何のこっちゃない。世界1周自転車乗りにおけるメーリングリストが存在しているのである。

 昔に比べてその数が増えたとはいえ、未だにマイノリティーな海外自転車旅行。総数が多いバックパッカーと違って、自転車旅行者同士での情報交換というのは非常に難しい。その国での路面状況からタイヤの販売店まで。自転車乗りだからこそ必要となる情報の入手という点において、これ以上便利な連絡網は存在しないと思う。


 私も日本1周を始めた時から参加しているのだが、他の何よりも現状での自転車乗りが必要とする情報が豊富だと感じる。まったくもって素晴らしいのであり、自転車で世界1周を考えてる人がいるならば、こんなブログを見てるより100倍くらい役に立つメーリングリストに参加すべきなのである。


 そして海外自転車乗りのもう1つの雄。それがJACCこと日本アドベンチャー・サイクリストクラブである。発足から35年もの歴史を誇る本クラブは、現在までに84名が自転車世界1周を達成している。

 現在でも世界各国を走り回っている記録が、会報誌という形で年4回会員に配布される。その内容は主に現在世界中を走っている会員達の現況情報であることが多く、こちらも旅自転車乗りには参考となる点が多い。

RIMG0001 3
 今後は私の活躍も載ることでしょう

 何よりときどき行われる会合という名目の飲み会があるため、直に海外自転車旅行の詳しい話を聞くことができ非常にありがたい。どんなネットや本での情報も、直接本人の口から語られる言葉にゃかなわないのだ。


 なお、私はJACCには2年半ほど前に入会をしている。


 そんなワケで、海外を旅する日本人の自転車乗りが、情報を入手する手段はそう多くないことが分かる。この他にも地平線会議という世界中で冒険的な活動を行っている人達の集まりがあるのだが、これは活動が自転車に限定されていないので除外した。興味のある人は参加した後でレポートにまとめて私に教えて欲しいんだぜ。


 こうした情報が方々から入手できるようになったのも、時代の流れといえるのだが、そう思うと過去の旅自転車乗りの人達はスゲーなぁと感心する。旅の難易度はベリーハードモードだったことでしょう。

 私は自転車での世界1周を「冒険」だと思ったことはないのだが、それは現代だからこその感覚であって、当時の人々は文字通り、決死の覚悟で海外へと繰り出していく気持ちだったのだろうと思う。

 私はそうした先人達に敬意の気持ちを持つと同時に、その崇高な気持ちを忘れることはないだろう。そう、いつまでもいつまでもさつまいも
    mixiチェック

 海外へ旅行するにあたって携帯電話をどう扱うかというのは、地味に悩ましい問題だったりする。スマホが世界的に普及したことによって、携帯端末を海外で使用する方法も増えており、無理して携帯を手放さなくともそれなりに安価な料金で使用することも可能である。

 現地の国で対応するSIMカードを購入することで、無理してWi-Fi接続をしなくとも手軽にネット接続できるのであり、多少面倒くさい手続きが必要とはいえ、私もタブレットに関してはこの方法を大いに利用していこうと考えている。

 その一方で携帯電話を海外に持っていくことはしない。そもそも携帯電話も仕事を始めた時、半強制的に持たされた物であって、私個人としては携帯でもスマホでも必要に狩られたことはほとんどないのである。

 そんな意識の私が毎月の料金を払い続けてまで、海外に携帯やスマホを持っていく意義は薄い。連絡を取り合うだけならば他に幾らでも方法はあるのだし。


 そんなワケで携帯電話を解約したのであるが、日本社会に戻ってきた時には、何だかんだで再び携帯を契約することになるのだとは思う。

 別にキャリアにもメーカーにもこだわりはないのだが、電話番号を保持し続けられるならばありがたい。と、いうことでdocomoで長期間海外に滞在する場合の、電話番号の保存サービスを調べてみた。

 ・・・・結論からいえば、保存サービスは最長でも3年が限度であり、その間の電話番号保管に関しても月400円の料金が発生するとのこと。


 そうまでして残したい物でもないし、携帯キャリアメーカーの客の奪い合いは、向こう10年位は同じことやってそうだ。帰ってきてから新規契約で問題ないな、そう思う茶壺である。


 ちなみにスマホの月々の最低「維持」料金はキャリアメーカーにも寄るが、約2000円程度。海外でのSIMカードの料金がデータプランでバラツキはあるものの、月々数百円代からネット回線が使用可能となるサービスがある。調べる労力さえ厭わなければ、SIMフリー端末を活用する方が圧倒的に安価で旅行することが可能だといえる。

 スマホのキャリアだけ購入して、SIMカードを使っても良いのだが、要するに私は画面の大きさを優先してタブレットを使用している。と思ってもらえれば大体正解だ。ガジェット機器の選択は難しい。
    mixiチェック

 海外でのお金の取り扱いについて、慎重すぎるということは無いと思っている。何かの間違いで無一文になった場合、どんな選択肢を選んでもバットエンド直行ルートになりかねない。

 昔から海外旅行をする際には、現金の取り扱いについて様々な方法が語られてきたのであり、私が長期旅行をするにあたって準備した金銭関係のまとめである。


◎国際キャッシュカード

 一昔前にはトラベラーズチェックという、旅行者用の小切手を使用するのが金銭の持ち運びとして一般的な方法だったそうだ。しかしこの方法は銀行での手続きが面倒であるためなのか、単純に流行から外れたのか現代ではほとんど活用されていない。

 そんなことをしなくとも、現在では国際キャッシュカードが1枚あれば海外のATMから直に現地通貨を引き出すことができるのであり、防犯性はともかく利便性は圧倒的となった。

 とはいえ、どんな田舎でもATMが存在する日本のような国は少なく、またATMの機械そのものがダウトであり、入れたカードが出てこない・・・といった洒落にならない自体に直面している旅行者も数多い。

 そんな点がありつつも、面倒で騙される危険性の高い両替をしなくても良いキャッシュカードの存在は大きい。私はリスク分散の意味を込めて2種類のカードを作成した。

 さて、国際キャッシュカードは日本の銀行で現在5行がサービスを実施している。どうせ利用するのであれば、最も利用料金が低くなる銀行にて手続きするのは当然のことであり、そこら辺を調べてみた。

銀行名

レート

引出し手数料

年会費

提携サービス

新生銀行

VISA為替レート+4%

無料

無料

なし

シティバンク

CITI米ドルレート+3%

210円

無料

なし

楽天銀行

VISA円換算レート+2.94%

無料

1000円

楽天ポイント

スルガ銀行

VISAレート換算+3%を円換算

210円

無料

ANAマイレージ

りそな銀行

VISA為替レート+2.5%

無料

1000円

なし


 国際キャッシュカードを使用する際に面倒となるのがレートである。単純に引き出し手数料の他にレートが数%上乗せされてしまうため、引き出す金額によって手数料が変化し、どこの銀行がお得なのか異なってくる。


 全体的な特徴としては、年会費のある銀行はレート換算率が良い(パーセントが低い)傾向にあり、年会費のない銀行はその逆だといえる。


 シティバンクにあってはレート換算計算が他行と違うので一概に比較できないのだが、預金金額が50万円を下回ると口座維持手数料に毎月2100円を取られてしまうので、あんまり利用したくない。


 年会費をどう考えるかで大分変わってくると思うが、私はレート率の良い「りそな銀行」をメインバンクにしようと思う。


 サブバンクには年会費の必要がない銀行ということで、新生銀行かスルガ銀行を選びたい所であるが、どちらが良いだろうか。


 単純計算で1ドル=100円として計算すると

・新生銀行

 100ドルおろした時のコスト・・・・・・・・・・・・・・ 400円

 300ドルおろした時のコスト・・・・・・・・・・・・・・1200円


・スルガ銀行

 100ドルおろした時のコスト・・・・・・・・・・・・・・ 510円

 300ドルおろした時のコスト・・・・・・・・・・・・・・1100円


 となる。おろす金額が大きいと、レート率の良いスルガ銀行の方が得することになる。甲乙付け難い感じなのだが、長期旅行者に圧倒的な人気を誇っているのは新生銀行らしい。そんなにサービス云々の違いがあるとは思えないけど、ここは素直に新生銀行をサブバンクとしておく。私は流されるがまま系男子である。



◎キャッシング


 さて、長々と国際キャッシュカードの説明をしてきたが、海外における現金の引き出し方においては他にも方法がある。それがクレジットカードによるキャッシングという手法だ。


 キャッシングとは、クレジットカードでお金を借りることをいい、カードの支払日に引き出した分のお金と金利が上乗せされて口座から引き落とされる。


 海外においては前述したレートの関係で、キャッシュカードでの引き落とし金額が高くなる傾向があり、レートに左右されず一定金利のキャッシングは、海外で手数料が少なくて済む現金引き出し方法として活用されている。


 一応計算してみると、一般的な海外キャッシングの返済利息は普通のクレジットカードでは年利18%が多い。この利息の期間はキャッシングした日からカードの支払日までであるため、支払日に近い時にキャッシングした方が返済期間が短くなるため、当然利息も低くなる。


 支払日までの期間は、カード会社の営業日に休日や祝日が重なってくることで変わるのだが、最短で19日、最長で56日間となる。したがってその利率は


・19日の場合 18%×19日÷365日=0.94%


・56日の場合 18%×56日÷365日=2.77%  という計算になる


 おおっ!国際キャッシュカードで最も利率が良かったスルガ銀行のレートが2.5%なので、確かにキャッシングの方が利率が良い場合が多い。


 と、いうことで旅の間の現金の入手方法は


1、クレジットカードによるキャッシング

2、国際キャッシュカードによる引き出し

3、他国で下ろしたお金を両替する


 という優先順位で実施していこうと思う。どこまで1と2の方法が通用するかがキモだと思う。



◎クレジットカード


 そんなワケで便利なクレジットカードだが、世界1周をしようと考えてクレジットカードを作ろうとしている人がいるならば、社会人のうちに作成しておくことをオススメする。


 カード会社が審査する関係で、無職となってしまうと入手できるカードの選択肢が大きく減ってしまうからだ。予防接種と並んで早い段階での事前準備が必要となる活動の1つであるといえよう。



 ではどんなクレジットカードが良いのかということだが、カードの種類にあっては世界1周という観点から、サービス内容云々よりも「使える地域が如何に多いか」で選ぶことにした。


 とりあえずリスク分散でメインとサブの2枚のカードを準備した私は、メインカードにVISAカードを、サブカードとしてMasterカードを選んでいる。とりあえず世界各地で使用することが可能となると、現実的に他のカードを選択する余地がないんですわ。


 国内で高いシェアを誇るJCBカードだが、世界での普及率にあっては1.3%と微々たる結果である。裕福層が持つイメージの強いアメックスカードは、手厚い保証がある反面、アジアの地域や貧困国での普及率が悪い。ダイナースカードも右に同じ。


 まぁ基本的に世界中どこでも使えるVISAカード。それに予備として特にヨーロッパ地域で強いMasterカードがあれば、カード利用可能の地域で使えなかった。・・・みたいな状況は、まずないといえる。なにしろこの2種類でカードシェア率は90%越えなのだし。


 カードの発行会社だが、それこそ1000を超える数があるのであり、個人で好きな会社を選べば良いと思うんよ。年会費無料で効率良くポイントが付くならそれで十分でしょう?



◎緊急事態の送金


 こうして2重3重に対策をしてはいるけども、荷物を全て取られてしまったら意味がないのであり、万が一何らかのトラブルで無一文になった場合として、日本の友人から当座のお金を振り込んでもらうやもしれない。その場合は


1、パスポートを掲示して口座を作り、その講座情報を日本に伝えて振り込んでもらう

2、パスポート情報によって臨時の口座を作る。これに日本から振り込んでもらう

3、Western Union という金融会社に日本の銀行等から送金する

 

 ・・・といった手段が存在する。とはいえ、1と2の方法は口座が開けなかったり、振り込まれてもタイムラグがあるためすぐに引き落としができないといった事例が報告されている。


 結局3のウエスタンユニオンを利用して、もともと保持している口座に振り込んでもらうのが、手っ取り早い解決法であるといえる。まぁ、口座のお金がなくなるまで無理して旅をするつもりはないけども。

 どっちにしても荷物を全て盗まれたのならば、私がお金を引き出す手段を得るために、カードの再発行をしなければならないのであり、素早い現金入手は困難だといえる。 


 ウエスタンユニオン




 そんなわけで、海外における現金は基本的にカードから引き出す形となる。手数料関係を無視すれば、日本国内で現金を引き出すのと別段変わった方法を取るわけではないと思うが、果たして。


 お金に関しては、この他にも現地通貨と円やドルとの換算から、両替における知識まで、覚えておくべきことが多数あると思う。大切な物というのは大抵の場合、面倒臭さと表裏一体なのだろうなぁ、残念ながら。

    mixiチェック

c0b4b825ffc5351f2517f6412bc96db4


 年単位で海外へ旅行する場合には、どうしても途中で有効期限が切れてしまうモノが出てくる。その最たる例が自動車の運転免許であろう。

 早ければ3年、ゴールド免許でも5年の期間ごとに各都道府県の運転免許センターに訪れ、更新作業を実施なくては免許が失効してしまう。流石に帰国してから免許を再取得すべく、時間とお金を掛けるのは無駄が大きいのであり、どうするべきか調べてみた。


 すると、基本的に「やむを得ない理由」があれば、自動車免許は事前更新や失効後にも再申請をすることができるらしい。

 この失効後の免許再申請は、最大で3年間有効なため、上手く免許の更新期間が重なれば

 ゴールド免許の更新期間   免許再申請可能期間   猶予期間
      5年     +    3年     =  8年

 ということで、8年間は更新をしなくとも再交付することが可能である。しかし、現実には都合良く免許の更新時期に旅行に行くということがあるワケなく、やむを得ない事情で免許がゴールドでない人もいると思う。

 私は日本を代表する優良ドライバーではあるが、ここでは違反をした人である、更新期間が3年のいわゆるブルー免許のケースで話を進めたいと思う。

 このブルー免許の場合、再交付余裕期間は最大で6年となる。特に理由はないけども、私の旅は5年くらいを計画しており、これなら大丈夫そうだなと胸を撫で下ろしたり・・・・とか私は全然していない。


 とりあえず免許の事前更新なんて簡単でしょう?そう思って直接免許センターへ乗り込んでみた。

 私 「免許の事前更新したいんですけど〜」
 係員「そんじゃ住民票みせて」
 私「ふぁっ!?」

 そんなワケで住民票を先に抜いてしまうと、思わぬところで落とし穴にハマる可能性があるから気をつけてね!(注:県によって住民票は必要ないところも多い)

 結局、免許は宿泊先である家主の住民票を取得し、裏面に短期滞在証明を一筆してもらってようやく更新ができた。住所不定無職は大変である。

 ところで、自転車での海外旅行って「やむを得ない理由」って堂々といって良い物なのだろうか? 
    mixiチェック

↑このページのトップヘ