自転車ときどき世界1周

カテゴリ:駄文コラム > 使用道具関係

 この記事に需要があるのか?という疑問を抱えつつも、とりあえず私の忘備録としては活躍し続けている自転車メンテナンス履歴の2025年版。恐らく本気で自転車世界1周を考えている人にとっては「各種部品がとの頻度で壊れたり交換したりするのか」という意味で良いサンプルになっているのだと信じたい。それと旅行中に何回パンクしたのかは個人的にも興味があるためカウント続けていきたい項目だったり。


 気が向いた時にときどき更新しているペースでもある。


 ◎1月10日(金)  160754km地点
 後輪パンク(81回目) パッチにて処理

 ◎1月12日(日)  161015km地点
 後輪パンク(82回目) パッチにて処理

 ◎1月15日(水)  161307km地点
 後輪パンク(83回目) パッチにて処理

 ◎1月16日(木)  161429km地点
 後輪パンク(84回目) パッチにて処理
 後輪タイヤの交換を実施(18本目)
 ◎1月16日(木)  161507km地点
 前輪パンク(27回目) パッチにて修理

 ◎1月17日(金)  161545km AM5 BICYCLE STUDIO
 クランクねじ穴が馬鹿になってる部分を補強
 ロストしていたクランクのスペーサーを嵌めてもらう

 ◎1月20日(月)  161590km チェンナイ宿
 自転車整備実施

 ◎1月21日(火)  161620km AM5 BICYCLE STUDIO
 チェーンの交換を実施
 リアスプロケット交換を実施

 ◎2月10日(月)  163121km地点
 リアキャリア破損
 更にフロントキャリアも破損を発見
 2日後泊めてもらった農場にて溶接修理してもらう
 併せて自転車整備実施 

 ◎2月15日(土)  163333km ブライダー自転車ショップ
 クランクのネジ穴が馬鹿になっているのを修理依頼
 翌日にネジ穴拡張する形で修理してもらい返却

 ◎3月2日(日)   164490km ドーハ自転車ショップ
 ペダルを新しい物に交換
 購入したチェーンの交換作業を実施

 ◎3月17日(月)  165420km地点 ガソリンスタンド
 後輪スローパンク(85回目) パッチにて修理

 ◎3月22日(土)  165871km地点
 後輪パンク(86回目) パッチにて修理

 ◎3月27日(木)  166405km地点
 後輪パンク(87回目) パッチにて修理

 ◎3月31日(月)  166695km マスカット宿
 自転車整備実施
 フライトに備えて予備ネジ等半分くらい捨てる

 ◎4月12日(土)  167280km地点
 フロントキャリア破損
 翌日工事現場にて溶接修理してもらう

 ◎4月19日(土)  167645km アラト港待合室前
 自転車整備実施

 ◎5月2日(金)    168393km モイナク宿
 チェーンの交換を実施

 ◎5月19日(月)  169541km サマルカンド宿の近く
 自転車整備実施

 ◎5月28日(水)  170065km地点
 後輪パンク(88回目) チューブ交換実施

 ◎6月7日(土)   170634km地点
 フロントキャリア破損
 結束バンドで無理矢理固定処置してそのまま

 ◎6月19日(木)  171330km オシュ宿
 自転車整備実施

 ◎7月6日(日)   172510km さくらゲストハウス
 自転車整備実施
 チェーンの交換を実施
 ボトルケージの交換を実施

 ◎7月7日(月)   172532km さくらゲストハウス
 フロントバッグのハンドル固定ワイヤー断裂
 自転車用ブレーキワイヤーに交換して対処

 ◎7月14日(月)  172934km地点
 後輪リムにクラック
 その場でヒッチハイクしカラコルの町まで移動
 翌日ビシュケクの町までリム持って移動し謎メーカーのリムに交換実施

 ◎7月20日(日)  173017km アーバンモンキーゲストハウス
 後輪のフレと内部に水の流入
 分解して排水しスポークテンションの調節を実施

 ◎7月24日(木)  173213km ボコンバエボショップ
 後輪のフレ
 ショップにてスポークテンション調整を実施

 ◎8月3日(日)   173825km さくらゲストハウス
 自転車整備実施
 後輪のスポークが4本破損
 宿にあったリムを頂き、2日後に自転車ショップで新しくリム組んでもらい対応
 このタイミングで前回のハブとスポークを返却してもらい結果的にリムのみ更新

 ◎8月4日(月)   173825km さくらゲストハウス
 後輪タイヤの交換を実施(19本目)
 ハンドルブラケットの交換を実施

 ◎8月11日(月)  174098km地点
 後輪スポーク折れ
 宿まで押して移動し予備スポークと交換を実施

 ◎8月12日(火)  174101km地点
 後輪パンク(89回目) 宿に戻ってチューブ交換実施

 ◎8月31日(日)  175160km地点 峠の山頂下駐車場
 フロントブレーキワイヤー破断
 予備のワイヤーに交換を実施
 ついでにフロンタブレーキシューの交換を実施

 ◎9月7日(日)   175668km ウルムチユースホステル前
 自転車整備実施

 ◎9月9日(火)   175850km地点
 後輪パンク(90回目) パッチ修理実施

 ◎10月5日(日)  178405km地点
 前輪リムが異常変形
 応急処置してウランバートルまで自走
 ショップにて謎メーカーのリムセット組んでもらい交換
 
 ◎10月8日(水)  178504km ウランバートル宿前
 自転車整備実施
 カセットスプロケット・チェーンの交換を実施

 ◎11月15日(土) 182305km フェリーターミナル前
 自転車簡易整備実施
 ブレーキワイヤーの調整を実施

 ◎11月18日(火) 182442km地点 橋の下
 ブレーキシュー(後輪)・チェーン・バーテープの交換を実施

 ◎12月25日(木) 走行距離120km 累計184480km地点
 後輪パンク(91回目) チューブ交換実施


 最終更新2026年1月1日(木)
    mixiチェック

 自転車メンテナンス履歴も7回目となる2024年版。こんなのすべて合わせて1つのページに統一しちゃっても悪くないかもしれないと思いつつ、1記事があんまり長くなり過ぎるの好きじゃないので1年毎くらいの新規更新が良いと思ってる。とりあえず気分が乗った時にときどき内容更新していきます。


 気が向いた時にときどき更新しているページでもある。

 ◎1月19日(金)  144552km ナフィズのショップ
 前後輪のリムを新しい物と交換(4回目)
 後輪のリムテープを交換
 バーテープの交換を実施
 
 ◎1月20日(土)  144558km地点
 後輪タイヤパンク(73回目) パッチにて修理

 ◎1月22日(月)  144723km地点
 後輪タイヤパンク(74回目) パッチにて修理

 ◎1月23日(火)  144723km モスクの前
 前輪タイヤパンク(16回目) パッチにて修理

 ◎1月23日(火)  144806km地点 野営地
 前輪タイヤパンク(17回目) チューブ交換して処理

 ◎1月24日(水)  144856km地点
 サドルのテンション調節ネジが折れる
 20kmほど走ったムーラのショップで新しいネジと交換

 ◎1月26日(金)  144955km オルタジャ自転車ショップ
 ペダルのトゥクリップを外す
 リアスプロケットのギア調整を実施

 ◎2月9日(金)   145786km メルスィン宿
 自転車整備実施 チェーンの注油実施
 タイヤ前後のローテーション実施
 合わせて前輪のリムテープを新調

 ◎3月10日(日)  147561km タブリーズ宿
 自転車整備実施  チェーン注油実施

 ◎3月30日(土)  148452km ホスト宅前
 前輪タイヤパンク(18回目) パッチにて修理

 ◎3月31日(日)  148662km地点
 後輪タイヤパンク(75回目) パッチにて修理

 ◎4月8日(月)   149195km地点
 前輪タイヤパンク(19回目) パッチにて修理
 ◎4月8日(月)   149287km地点
 後輪タイヤパンク(76回目) パッチにて修理

 ◎4月11日(木)  149469km シーラーズ宿
 自転車整備実施  ブレーキシューの交換を実施

 ◎4月25日(木)  149999km地点
 後輪タイヤパンク(77回目) チューブ交換して処理

 ◎5月13日(月)  150653km トビリシ宿
 自転車整備実施  フロントスプロケット(3枚全て)交換実施
          チェーンの交換を実施

 ◎5月24日(金)  151192km バトゥミ宿
 自転車整備実施  ブレーキシュー(前後)の交換を実施
 前後タイヤの交換実施(前輪11本目・後輪17本目)

 ◎5月28日(火)  151227km ニューデリー宿
 交換した後輪タイヤのサイドウォールが一部破損
 タイヤの内側からパッチ及びゴム片を差込み処理

 ◎5月31日(金)  151300km地点
 フロントキャリアのボルトが折れて取り外し不能になる
 溶接作業の人にお願いしてボルトごと全て固定処置してもらう

 ◎6月1日(土)   151410km ムザッファルナガル宿
 3日前処理した後輪タイヤサイドウォールに再補強実施
 タイヤの前後入れ替えを実施

 ◎6月5日(水)   151612km地点
 前輪タイヤパンク(20回目) チューブ交換して処理

 ◎6月8日(土)   151735km地点
 前輪後輪タイヤパンク(21回目・78回目) それぞれパッチにて修理
 以後5kmの間に前輪タイヤのパンクが連発しその都度処理

 ◎6月9日(日)   151800km地点
 前輪タイヤパンク(22回目) パッチにて処理
 以後宿までに4〜5回パンクを繰り返しその都度処理

 ◎6月11日(火)  151885km地点
 前輪タイヤパンク(23回目) パッチもチューブも使い切りヒッチハイク
 山を降りた先の町まで運んでもらいバイクの修理屋にてパッチ処理

 ◎6月15日(土)  151956km マナリ自転車ショップ
 前輪タイヤ交換(12本目・インドの謎メーカー)
 ブレーキシューの交換・リムテープ(後輪)の交換を実施

 ◎6月24日(月)  152407km レー宿
 自転車整備実施 チェーンの注油実施

 ◎7月5日(金)   153012km ハンレ宿
 自転車整備実施 チェーンの注油実施

 ◎7月6日(土)   153069km地点
 前輪タイヤパンク(24回目) チューブ交換して処理

 ◎7月13日(土)  153461km レー宿
 自転車整備実施 チェーンの注油実施
         サドルワックス貼付

 ◎8月5日(月)   154687km ダラムサラ宿
 自転車整備実施 チェーンの注油実施
         リアディレイラー分解して組み直す作業を実施

 ◎8月21日(水)  155392km地点 検問エリア
 手続きの間にチェーン交換を実施

 ◎9月21日(土)  156911km  リシケシュ宿
 自転車整備実施 チェーンの注油実施
         サドルワックス貼付

 ◎9月24日(火)  157184km地点
 前輪タイヤパンク(25回目) パッチにて処理

 ◎10月8日(火)  157891km ペンギンゲストハウス
 前輪タイヤスローパンク(26回目) パッチにて修理

 ◎10月16日(水) 158105km地点
 クランクネジの滑りで締め付け不可
 結束バンドで応急的に固定しポカラのショップでネジ交換

 ◎10月24日(木) 158322km ポカラ自転車ショップ
 上記のクランクネジを交換
 チェーンオイル注油してもらう

 ◎11月1日(金)  158550km カトマンズゲストハウス
 自転車整備実施

 ◎11月19日(火) 158615km カトマンズ自転車ショップ
 BB・ギアワイヤー・プーリーを交換

 ◎11月26日(火) 158690km地点
 クランクのネジ穴が馬鹿になる
 長ネジ+ボルトで無理矢理固定し処理

 ◎12月16日(月) 159521km チャイバサ宿
 後輪タイヤパンク(79回目)
 パッチにて修理

 ◎12月18日(水) 159810km地点 食堂
 後輪タイヤスローパンク(80回目)
 パッチにて修理

 ◎12月23日(月) 159984km サンタナロッジ
 自転車整備実施 チェーンの注油実施

 ◎12月31日(火) 160149km サンタナロッジ
 前輪タイヤ(マラソンプラスに)交換(13本目)


 最終更新12月31日(火)
    mixiチェック

 なんか忙しくて新年入ってからも全然作成出来てなかった自転車メンテナンス履歴2023年版。一応毎年新しく更新してる地味な忘備録の意味も含めたページであり、でもまぁ一部の海外長期旅行サイクリストには多少の参考になったりするんじゃないかな?と淡い期待を持ったりしつつ。気分が乗った時、数ヶ月に1度くらいのペースで内容更新されています。

 2020&2022年度版

 ◎1月1日(日)   123290km地点
 後輪タイヤパンク(65回目) パッチにて修理
 
 ◎1月14日(土)  123708km ワルザザード宿 自転車整備&清掃を実施

 ◎1月31日(火)  124815km バイク修理工場
 フロントキャリアの破損を溶接修理 チェーンの交換を実施

 ◎2月11日(土)  125785km地点
 クランクに異音 クランク外して清掃実施

 ◎2月14日(火)  126011km地点
 クランクネジの破損 30kmほど先のポンデべドラの町にあるショップで新しいネジを頂き交換

 ◎2月23日(木)  126697km マドリード自転車ショップ前
 自転車整備 チェーンの清掃・注油を実施

 ◎2月24日(金)  126779km マドリード自転車ショップ
 BB・カセットスプロケット・シフトワイヤーの交換を実施
 その後アンディ宅にてブレーキシューの交換・タイヤ前後ローテーションを実施

 ◎2月27日(月)  126822km ジョモ・ケニヤッタ国際空港前
 輪行自転車組むのに合わせてバーテープを新しいものに交換

 ◎3月6日(月)   127200km キテンゲラ宿
 後輪タイヤスローパンク(66回目) 宿でパッチにて修理

 ◎3月29日(水)  128578km イリンガ宿
 自転車整備 チェーン交換を実施

 ◎4月2日(日)   128676km マフィンガ宿
 後輪タイヤスローパンク(67回目)・リアブレーキの外バネ破損 パンクは宿にて修理し、90km先のマカンバコにある自転車ショップにてブレーキの部品を交換

 ◎4月16日(日)  129640km コタコタ宿
 自転車整備 チェーンの清掃・注油及びクランク清掃を実施

 ◎5月18日(木)  131897km マウンキャンプ場
 自転車整備 チェーンの清掃・注油実施

 ◎6月10日(土)  133569km地点
 後輪タイヤパンク(68回目) チューブを交換して対応

 ◎6月21日(水)  134450km ナミビア国境脇キャンプ場
 自転車整備 チェーンの交換を実施・ペダルを上下逆に取り付け

 ◎6月26日(月)  134652km カミエスクルーンキャンプ場
 後輪タイヤスローパンク(69回目) パッチにて修理

 ◎7月9日(日)   135638km ケープタウン宿
 自転車梱包に合わせて前後タイヤを交換(前輪9本目・後輪15本目)

 ◎7月11日(火)  135638km イタリア空港前
 空輸中に車軸がロストしており3km先のショップで新しい物に交換

 ◎7月12日(水)  135652km地点
 前輪タイヤパンク(14回目) パッチにて修理

 ◎7月17日(月)  136025km サン・カシャーノ・イン・ヴァル・ディ・ペサの自転車ショップ
 後輪タイヤのハブを交換しスポークの組み直しを実施

 ◎7月25日(火)  136581km 路上
 チェーン交換を実施したところチェーンリングのアウターが歯飛びしたため5kmほど走ったショップでチェーンリングを購入し交換実施

 ◎7月26日(水)  136755km ボルミオショップ
 リアスプロケット(36枚刃)を交換実施

 ◎8月4日(金)   137300km ベルヒテスガーデン
 リアタイヤスローパンク(70回目) パッチにて修理

 ◎8月5日(土)   137304km パトリック宅
 自転車整備 チェーンの清掃・注油及びクランク整備実施
 
 ◎8月9日(水)   137327km パトリック宅
 前後タイヤの交換実施(前輪10本目・後輪16本目)
 チェーンリング(22枚刃)を交換実施
 バーテープを新しいものに交換

 ◎9月11日(月)  139715km 自転車ショップ
 プーリーの交換
 リアタイヤの振れ取りを実施

 ◎9月24日(日)  140668km フェリー乗り場
 チェーンの交換を実施

 ◎9月26日(火)  140843km バス停
 無理矢理嵌めたチェーンピンをチェーンリンクに取り付け直した

 ◎9月26日(火)  140887km ヴォディツェの町
 後輪タイヤパンク(71回目) パッチにて修理

 ◎9月27日(水)  140905km シベニクの町
 ブレーキワイヤーがダメになり予備ワイヤーと交換を実施

 ◎10月2日(月)  141193km 自転車ショップ前
 ブレーキシューの交換(後輪)を実施

 ◎10月18日(水) 142100km 道路上
 後輪リムにクラック入ってるのを発見
 50kmほど先のモスタルの町郊外にあった自転車ショップで新リム購入し交換実施

 ◎11月10日(金) 143234km オフリド宿
 自転車整備 チェーンの清掃・注油及びクランク整備実施


 最終更新11月12日(日)
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 自転車競技は機材スポーツという側面があり、重量を減らすという一側面に対しメーカーがしのぎを削り軽量化しては国際自転車競技連合(UCI)が重量規定を変更し軽量フレームが使えなくなる・・・みたいなイタチごっこしてたりする。最近はもうそんな単純な話じゃないけれど。

 ともあれそういった風土が影響するのか自転車旅行においても「軽量化」という点に情熱を掛ける向きのある人は一定数いる。単純に軽けりゃ楽だし。

 これの最も分かりやすいのがバイクパッキングというスタイルで、これは自転車のキャリア等に重量物を取り付けるスタイルではなく自転車フレームへ直接バッグを付ける積載方式だ。簡単にいうと「自転車が軽くて走行性能が高い」自転車旅行。

 こういうスタイルってのは個人の考え方なので私がそれの是非をどうこうと野暮なことは言わないが、茶壺さんのツーリングスタイルというのはバイクパッキングとは対極に当たる「超重量級」である。ウルトラライトならぬウルトラヘビー。

 これは私のギア選定基準が「とにかく丈夫で壊れにくい物」を第一に考えているからで、壊れにくい部品ってのは必然的に径が太くて重たいものになるため自明の理だが。

 もっとも長期で自転車旅行なんかやってると、その最中に使用するギアも経験からブラッシュアップされるし経年劣化し使用不能となる物も多数出てくるのは仕方のないことで、そういった過程を経て使われてるサイクリストの自転車なりギアというのは乗り手の趣味嗜好も見えてくる感じで非常に興味深い。


 そんでこうした道具の選定で大切なことは、自転車にしてもギアにしても「己を知る」ことだと思うのだ。こんなご時世なので長期で自転車旅行には何が必要か?とか調べてみれば、雨跡たけのこの如く情報はいくらでも出てくるワケでして。

 そうした情報を探ることはもちろん悪いことではないが、その情報はあくまでも情報提供者が感じた感想であり、誰もが同じ恩恵を受けることができたり同様の評価をすることはないということ。そんなのごくごく当然の話ではあるが、未知の世界へ飛び込む時にゃ何が自分に合ってるとか分からないからさ。

 ということで新しいギアを選ぶ際には「揺るがない指標」に沿って判断するよう心掛けている。自分が旅行に対して何を大切に思っているのかを考え、その希望に沿った方向性を見出すことが大事かと。

 なので私は重量が多少重くなろうとも広くて快適な空間のテントが良いし、旅行の直接的な役に立たずともコーヒー関連用品を手放すことはしない。こういうポイントがブレると無駄に重たいバッグやカメラを使いながら「このテントは重量2kg以下の超軽量タイプなんだぜ!」みたいなチグハグな意見が出てきたりする。

 別に自転車の走行にこだわらなくても「できる限り日本製のギアを使う」とか「ランドナーのスタイルを追求する」みたいな方針に1本芯があると、一見バラバラに取り揃えた道具類がちゃんと繋がっているように感じるのだ。別に騙されてない。

 そうした自分の好みを分かっており、それに伴う考え方を構築するというのが私が考える「良い道具の選び方」だと思う。少なくとも「万人に共通する間違いない便利アイテム」なんてモノは存在しないし、そんなことを声高に宣伝する輩は詐欺師か自転車旅行を分かっていないか、だ。

 ・・・とまぁ強い言葉を使って断言したが、私のことだし自分の道具紹介ページに「自転車旅行するなら必携の一品だ」くらい平気で書いてそうな気がする。だから人の意見なんて鵜呑みにしちゃ駄目なんだぜ!
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 私が好きだったり尊敬してる自転車旅行者は紙の地図が好きな人が多い印象にある。個人的な解釈だがこれは自分の判断を重視するという面が強いことの裏付けではないかと思っている。

 Googleマップに代表される電子地図は確かに便利ではあるのだが、あのテの地図って「目的地へたどり着く」ことを主として作られた代物だと思うのだ。少なくとも経路検索って機能があり距離やれ所要時間が表される以上、それが主要な用途であることは間違いないだろう。

 これに対して紙地図というのはそもそもの用途を利用者に預けている節があり、そこに記されてる情報を基に色々と想像をする余地があるのが強みだと思う。

 ある目標地点を定めれば最適な経路をコンピューターが教えてくれるのは単純な移動ならば利点だが、こと自転車旅行という点からすると決して良いことばかりと言えないのも事実。というか個人的には旅行の魅力を削ぐ機能だとすら思いもする。

 何故ならコンピューターは「面白さ」という曖昧模糊な点を考慮してはくれないからだ。距離走れて早く到着できるだけの道を走って世界1周がしたいのならば、私はとうに自転車世界1周を達成している。

 ナビという存在はどうしても個人の判断力を奪うというか、機械が示した指示に従って動くことになるため自分で考える割合が低くなる。これは別にナビだけじゃなくてガイドでも他者の情報でも同様なんだけどさ。

 移動という存在をどう捉えるかは個人の自由であろうが、その過程をキチンと体験して記憶に留めていられるのは圧倒的に紙地図派だ。だって自分で道順覚えないとゴールにたどり着けないもん。

 よく言われることだけど「カーナビに頼って運転するドライバーって道を覚えない」って話に通じるものがある気がする。目的地というゴールだけを見ていると、その道中という過程に意識が向かなくなるのは仕方がない。

 要するに移動という存在を極力自分の意思で判断して選択したいタイプであるほど、この傾向が強くなるのだと思う。こう考えるとそもそも自力で移動完結せざるを得ない自転車旅行者に紙地図好きが多いことも納得できるじゃないか。


 余談だが私はそういう旅行意識が強いので基本「A地点から○○km進めば水場があって、その先に廃墟があるので野営ができる!」・・・みたいな形の情報は残さないし好まない。

 宝石の道みたいな走破難易度が高い場所だとまぁ気持ち分からんでもないが、事前に与えられた情報に沿って課題をクリアしていく移動は私にとって「面白い旅行」ではないのだ。これが探検や冒険ってなるとまた考え方は違ってくるが。

 そんなワケで私は自分で色々考える余地のある紙地図が好きだ。決して電子機器の扱いが不慣れだからとかそういう理由ではない。
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 地味にしつこく続けてる自転車メンテナンスの履歴2020年版。気持ちとしては2〜3ヶ月に1度くらいのペースでこの記事は内容更新していこうと思っており、私がそれを忘れてなければ今年も密やかに内容が追記されていく筈だ。


2020年

◎1月3日(金)  106775km地点
 前輪タイヤパンク(12回目)
 パッチにて修理

◎1月10日(金)  107466km ハルツーム宿
 自転車整備&清掃を実施

◎1月13日(月) 107488km地点 工場
 リアキャリアの破損を溶接修理

◎1月16日(木) 107809km地点
 後輪タイヤパンク(62回目)
 チューブを交換

◎1月25日(土) 108305km地点
 前輪タイヤパンク(13回目)
 チューブを交換

◎1月26日(日) 108419km バハルダール宿
 自転車整備&清掃を実施
 前後のタイヤを交換(前7本目・後13本目) 

◎2月20日(木) 109950km モヤレ宿
 自転車整備&清掃を実施

◎3月17日(火) 111634km カンパラ宿
 自転車整備&清掃を実施
 チェーンを交換


◎2022年再出発前
 駆動系パーツを交換(フロント・カセットスプロケット・ディレイラー・BB・クランク )
 バーテープを交換
 シフトワイヤーを交換

◎2022年7月12日(火) 112366km ドイツサイクルショップ
 前後タイヤ(前8本目・後14本目)を新しい物と交換

◎2022年7月13日(水) 112406km地点
 後輪タイヤパンク(63回目)
 チューブを交換

◎2022年7月26日(火) 113348km ミッチェル宅
 カセットスプロケット(最大刃数36枚)交換
 ボトルケージを2つ新しい物と交換

◎2022年8月23日(火) 115187km地点 スーパー駐車場
 チェーンを交換

◎2022年9月5日(月)  116167km地点
 リアディレイラーがオカシクなり破損に合わせてチェーン・スポークが折れる
 近くのショップでディレイラー購入し交換
 そのままリアタイヤバラして折れたスポーク2本を予備スポークと交換
 切れたチェーンをミッシングリングで繋ぎ直して修理

◎2022年9月6日(火)  116193km地点
 後輪タイヤパンク(64回目)
 パッチにて修理

◎2022年9月29日(木) 118102km地点
 後輪タイヤパンク(65回目)
 穴が見つけ切れなくてチューブ交換

◎2022年11月18日(金) 120465km ティンジル宿
 自転車整備&清掃を実施
 チェーンを交換

◎2022年12月18日(日) 122336km ダフラ広場
 自転車整備&清掃を実施

◎2022年12月28日(水) 122989km アタールキャンプ場
 自転車整備&清掃を実施

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 なんだかんだ毎年1月になると作ってしまう自転車メンテナンスの履歴2019年版。こういうデータは海外自転車旅行を考えてる人には役立つかもしれないけれど、他の人にとってどうなのよ?と問われれば、何より私が部品交換の目安に使うため役に立つから良いのだ!とお答えしたい。

 暇があると定期的に更新しているページでもある。

2019年

 ◎1月3日(木)    87375km地点 民家
 後輪タイヤパンク(53回目)
 パッチにて修理

◎1月24日(木)   88035km 自転車ショップ
 ブレーキ止め用ネジが潰れて交換

◎2月5日(火)    88202km コロイコホステル
 自転車整備&清掃を実施

◎2月7日(木)    88282km カラナビ自動車修理店
 フロント&リアキャリアの破損を溶接修理
 なおフロント1箇所(破損) リア2箇所(ヒビ)

◎2月15日(金)   88658km サンタ ロサ宿
 自転車整備&清掃を実施

◎2月26日(火)   89048km地点
 後輪タイヤパンク(54回目)
 パッチにて修理

◎3月4日(月)    89354km 自転車ショップ
 後輪タイヤを交換(10本目)
 新しいタイヤを前輪へ、前輪タイヤを後輪タイヤへ

◎3月13日(水)   89645km地点
 転倒したタイミングでリアキャリアのボルトが折れる
 逆ヒッチハイク後に降ろしてもらった工具店で新しいボルトと交換

◎3月18日(月)   89867km地点
 左ペダルが破損
 パカジャの町まで自走しショップにて応急処置
 後日21日に自転車ショップで新しい物に交換

◎3月21日(木)   90072km地点
 後輪スポーク破損
 予備スポークと交換

◎3月22日(金)   90104km地点
 後輪タイヤパンク(55回目)
 パッチにて修理

◎3月30日(土)   90600km地点
 理由不明の後輪タイヤパンク(56回目)
 チューブを新しいものに交換

◎4月10日(水)   91296km地点
 リアディレイラーを階段にぶち当てて破損
 サンルイスまで移動したのちショップで新しいものと交換

◎4月15日(月)   91428km・91476km地点
 1、後輪タイヤがサイドカットし破れる
 近くのショップで新しいタイヤと交換(多分11本目)
 2、後輪のハブベアリングが潰れる
 自転車修理店で新しいベアリングと交換

◎4月22日(月)   91915km ベレン自転車ショップ
 リアスプロケット・バーテープを交換
 ブレーキワイヤーの整備をしてもらう
 
◎4月28日(日)   91960km地点
 サドル固定ネジが破損
 近くのショップで部品ごと交換

◎5月22日(水)   93378km 友人宅
 自転車整備&清掃を実施

◎6月20日(木)   93405km 友人宅
 前後ホイール(リム3代目・スポーク・タイヤ 前6本目 後・12本目)を新しい物と交換
 リアサイドバッグを新しい物と交換

◎7月18日(木)   95405km地点
 チェーンが刃飛び
 近くのショップでチェーン購入し交換を実施
 更に翌々日別のショップでリアスプロケットを交換

◎8月23日(金)   98560km地点
 自転車整備&清掃を実施

◎9月19日(木)  100710km地点
 自転車整備&清掃を実施
 前後のタイヤをローテーション

◎10月15日(火) 102300km地点
 後輪タイヤパンク(57回目)
 パッチにて修理

◎10月21日(月) 102724km地点
 後輪タイヤパンク(58回目)
 チューブを交換

◎10月22日(火) 102798km 
ヴェリコ タルノヴォホステル
 自転車整備&清掃を実施

◎10月24日(木) 102948km地点
 フロントキャリアの破断
 10kmほど先の自動車工場にて溶接修理

◎11月8日(金)  103817km ホスト宅の前
 リアスプロケット・チェーン・ブレーキワイヤーを交換

◎11月10日(日) 103829km 自転車ショップ
 クランクセット・BB・ペダル・プーリーを交換

◎11月13日(水) 104042km地点
 後輪タイヤパンク(59回目)
 パッチにて修理

◎11月16日(土) 104200km地点
 後輪タイヤパンク(60回目)
 チューブを交換

◎12月1日(日)  104990km地点
 後輪タイヤパンク(61回目)
 パッチにて修理

◎12月20日(金) 105861km ルクソール宿
 自転車整備&清掃を実施


 今年はパンクの回数少なかった感じで、特にヨーロッパではほとんどパンク関連のトラブル発生せず走りきることができた。路面の良さに加えてドイツで新調したタイヤだったのが大きいかと思われる。
 ただその代わりというか駆動系部品の破損は定期的に発生してた印象で、ブラジルではかなりの回数ショップへと駆け込みお世話になった。この国が部品はそこそこ揃ってるけど人件費安いという国で本当に良かったと思ってる。いやまぁブラジルでは毎回「工賃は要らないよ」と店員さんに良くしてもらってた身なのだが。 
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 自転車の掃除とか整備とか出会いたくないトラブルとか、これらの出来事をひとまとめにしたメンテナンスの履歴2018年版。今年の目標はパンク回数を10回以下に抑えることです。


 暇があるとき定期的に更新しているページでもある。

2018年

◎1月13日(土)    72256km地点 サルタホステル
 自転車整備&清掃を実施
 バーテープ・チェーン・チェーンリンクを交換
 サイクルコンピュータを新調

◎1月17日(水)    72500km地点
 後輪タイヤスポーク折れ
 予備スポークと交換

◎1月21日(日)    72855km地点
 後輪タイヤスポーク折れ
 予備スポークと交換

◎1月29日(月)    73455km地点
 後輪タイヤパンク(46回目)
 パッチにて修理

◎2月5日(月)     74101km地点 汐見荘
 自転車整備&清掃を実施

◎2月8日(木)     74186km地点
 後輪スポーク折れ
 予備スポークと交換

◎2月8日(木)     74228km地点 
CARDENAS BIKE
 後輪タイヤのスポーク組み直し
 ブレーキワイヤーの交換
 ハンドル周りの不具合を修理
 各種部品にグリース添付実施

◎2月12日(月)    74274km地点・74285km地点・74292km地点
 前後輪パンク(10回目・47回目)
 後輪パンク(48回目)
 前輪パンク(11回目)
 それぞれパッチにて修理し、前輪は最後にチューブ交換実施

◎2月18日(日)    74922km地点
 後輪パンク(49回目)
 パッチにて修理

◎2月22日(木)    75250km地点
 後輪スポーク折れ
 35km先の町まで移動しショップで交換

◎2月24日(土)    75301km地点
 後輪スポーク折れ
 予備スポークと交換

◎2月25日(日)    75466km地点
 サドル止めのボルトが破損
 チューブで無理矢理固定し40km先の工場で新しいボルトを入手

◎2月28日(水)    75635km地点・75640km地点
 後輪スポーク折れ
 更に後輪2本スポーク折れ
 それぞれ予備スポークと交換

◎3月4日(日)     75947km地点
 後輪スポーク折れ
 予備スポークと交換し全てのスポークテンションを調整

◎3月9日(金)     76204km地点
 後輪パンク(50回目)
 パッチ修理後、タイヤのサイドカットが原因だったため新しいタイヤ(8本目)に交換

◎3月12日(月)    76313km地点 キャンプ場
 自転車整備&清掃を実施

◎3月25日(日)    76906km地点 キャンプ場
 
自転車整備&清掃を実施

◎4月2日(月)     77171km地点 アルゼンチンイミグレ脇
 前後ブレーキシューを新しいものと交換

◎4月5日(木)     77216km地点
 フロントギアの切り替え不調
 分解して組み直し修理

◎4月14日(土)    77879km地点
 自転車整備&清掃を実施
 リアスプロケットの交換を実施
 ペダルの交換を実施

◎4月25日(水)    78537km地点 ホステル
 自転車整備&清掃を実施
 スポーク折れ3箇所を予備スポークと交換

◎5月2日(水)     79006km地点 アルゼンチンイミグレ
 後輪スポーク折れ
 予備スポークと交換

◎5月12日(土)    79713km地点 キャンプ場
 自転車整備&清掃を実施

◎5月27日(日)    80677km地点 キャンプ場
 自転車整備&清掃を実施
 タイヤ前後ローテーションを実施

◎6月19日(火)    82415km地点 自転車ショップ
 後輪タイヤスポークの組み直し
 ブレーキ・シフトレバーのワイヤーを交換
 サドルのネジを交換
 後輪タイヤベアリングを交換
 ボトムブラケットを交換

◎6月22日(金)    82436km地点 ホステル
 バーテープを交換

◎6月28日(木)    82870km地点 キャンプ場
 後輪タイヤのビート部分をテープと糸で補強

◎7月14日(土)    83995km地点
 後輪タイヤビート部分がバースト
 ヒッチハイクで近くの町の自転車ショップに送ってもらい、タイヤとチューブ購入して交換

◎8月1日(水)     84755km地点
 後輪タイヤパンク(51回目)
 近くのお店でポンプ貸してもらい修理

◎8月8日(水)     85048km地点
 後輪タイヤ一度に4箇所もパンク(52回目)
 パッチにて修理

◎8月16日(木)    85197km地点
 後輪タイヤがバースト
 ヒッチハイクして近くの町まで運んでもらい、自転車ショップでタイヤとチューブ購入して交換

◎8月30日(木)    85531km地点 らぱちょ
 自転車整備&清掃を実施
 後輪タイヤを新しいものと交換(正規では9本目)

◎8月31日(金)    85548km地点 自転車ショップ
 フロントスプロケットを交換

◎9月16日(日)    86574km地点 宿
 ギアの調子が悪くなり整備を実施

◎12月23日(日)   86991km地点 宿
 自転車整備&清掃を実施
 翌日にチェーンを新しいものと交換


 一応パンク総数は9回で目標達成!・・・かと思いきや、実は4箇所同時パンクを1回と換算してるので、厳しい見方をすればパンクは12回と見ることもできる。まぁここはタイヤに厳しく自分に優しくということでOKだとしておきたい。そもそも丸4年でパンク50回というのは回数的に多いのかはどうかは分からん。
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 長期的な海外自転車旅行をするにおいて、ストーブの選択は楽しいものである。一般的なサイクリストであればガソリンバーナーを使用するが、人によってアルコールストーブを使ったり先進国のみを走る人ではガスバーナーを手に取る人も多い。

 だがまぁ現状で最も利便性が高く使いやすいストーブはガソリンストーブであると思う。あくまで道の上を走って移動する自転車である以上、どんな僻地へ行っても苦労しないガソリン入手性の良さと、高地においても高火力を維持できる汎用性の高さは他に類を見ない。


 そんなワケで私もガソリンストーブを使い続けているのだが、現在まで使ったストーブが主に2種類ある。

 MSRの「ウィスパーライト」シリーズと
 新富士バーナーのSOTOシリーズ「MUKAストーブ」である



 ストーブを複数持つことにメリットがあるとは思えないが、やんごとなき事情があって2種類のストーブを併用し続けてきた。

 なお現状においてガソリンスタンドの「赤ガス」を使えるガソリンストーブは、この「ウィスパーライト」シリーズと「MUKA」以外ではMSRから出ている「ドラゴンフライ」でほぼ選択肢の全てと言っても過言ではない。過言なんだけど。



 コールマンとかオプティマスからもガソリンストーブ出てたと思うけど、入手が難しかったり赤ガスでの使用を想定してなかったりで、私が出会った他の自転車旅行者でも上記の3種類以外のストーブを利用している人はいなかった。

 ではガソリンストーブにおいて「ウィスパー」と「MUKA」の違いはどういった点にあるか?なお私はドラゴンフライを長期的に使ったことがないため、ドラゴンフライの使用感想については語ることができない。


◎重さと大きさ
 カタログスペックで語ればウィスパーは309gに対しMUKAが327gとのこと。なおドラゴンフライは401gであり、登山ではともかく自転車旅行者的には重量的な差は無いに等しい。

 ただし容量に関して述べるとMUKAはコンパクトにまとまるため、やや差が出る。その反面ボトルが肉厚で太いので全体的な容量で語ると大差無いが。ただしこの点に関してはボトルの容量を選ぶことで解決できる問題でもある。


◎火力と燃費
 カタログスペックではMUKAが最高出力4000Kcal/hに対してウィスパーは2772Kcal/hとのこと。

 数字で言われても良く分からんのだが、少なくともMUKAストーブの高火力が必要となる場面は今まで登場したことがない。というか炎が強すぎてクッカーとかの焦げ付きを気にする必要があるため、高火力である必要性がない。

 ウィスパーの火力が弱いとも思わないし、お湯を沸かす1〜2分の違いが致命的になるような旅行をしていないし。

 なおドラゴンフライは最高出力2192Kcal/hとウィスパーよりも弱いのだが、恐らく問題となることはほぼあるまいと考える。

 むしろ高火力であるためMUKAストーブは燃費が悪いことの方が気になる。ガソリンランニングコストなんて1食で10円切ってるレベルで全く問題にならないのだが、毎回スタンドで燃料を補充する手間の方が個人的には嫌だ。特にMUKAストーブのボトルはオーバーフローを防ぐためにボトル全体の7〜8割程度までしかガソリンを入れてはならない仕様になっている。そのくせボトル容量には全体量が示されているというね。実は700mlボトルの場合、ガソリンを入れられる容量は480mlまでである。

 更にこの液量リミットラインがボトルの内側に書かれていないため、補充の際にどこまで液量入れればいいのか分かりづらくて困る。こうした細かい点で至らないのはMUKAが新しい製品で歴史がないことも関係しているのかもしらんが。

 なお1日3食使っていた場合、MUKAならば3〜5日、ウィスパーならば5〜7日程度は持つと思う。

◎火力調節と燃焼音
 ウィスパーはニューモデルになってから火力調整つまみが付属するようになたが、そんなに期待してはいけないレベル。名前の通り、ウィスパーはこの燃焼音が非常に静かである。アウトドアで燃焼音気にする必要無いんじゃね?と思われるかもだが、宿の部屋とかでこっそり調理する際この利点は大きい。

 ではMUKAがどうなのかと言われれば、同じく火力調整はロクにできない。というかMUKAの場合は炎が強力すぎるので調整のレベルが「超強火」から「強火」にするくらいの変更が精一杯。お米を炊くのには少々コツが必要。燃焼音はまぁうるさいけど私はそれほど気になるレベルではなかった。

 ここら辺で強さを発揮するのが「ドラゴンフライ」で、火力の調節が簡単な上に「とろ火」を作ることができる。反面爆音バーナーとして有名であり、とてもじゃないが屋内使用には使えそうもない。

◎プレヒートとポンピング
 MUKAストーブの画期的な点が、このプレヒートが必要ないという点らしい。プレヒートとは要するにストーブ自体を火だるまにして温度を上げることで、ガソリンを気化させ高温の炎を発生させる仕組み。

 とはいえこのプレヒート自体は火をつけて待っているだけなので、大した意味はない。実はMUKAストーブも着火してすぐに強力な炎になるのではなく、少々時間が必要である。

 まぁプレヒートをすることでストーブに煤が付着するのだが、MUKAストーブはそれが本当に少ない。ウィスパーでは使用後ティッシュ等で汚れ取りをする作業をするのだが(しなくてもいいけど)、MUKAにおいてはその手間がいらない。

 ただし強力な炎にするためにはポンピングという使用前にガソリンボトルの空気圧を高める作業をする必要があり、MUKAはこのポンピング回数が非常に多い。ガソリンの残量によって左右されるが平均で50回とかポンピングする。ウィスパーでは5回もポンピングすれば充分であるため、全体的な作業効率を見るとウィスパーの方が手間かからない。

◎継続的な使用
 MUKAストーブ最大の欠点がここにある。日本会社の製品だけあって非常に細かく精巧に作られているのだが、これは使用部品の数が多いことを意味してもいる。MUKAには別売でメンテナンスキットもあるのだが、とにかくOリングの種類の多いこと。どこかのゴムが劣化する度に交換を余儀なくされるということでもある。

 実際私のMUKAストーブは使用を続けているうちに各種隙間からガソリン漏れが発生するという不具合が頻発するようになった。それも1箇所ではなく色んな部分で。

 マメにメンテナンスを行えばまた違った結果になるかもしれないが、ウィスパーの堅牢性と比べてしまうとこの液量漏れまくりはいただけない。プレヒート不要のMUKAストーブだが、ガソリン漏れでセルフ火だるまプレヒートとか笑いをとってくる始末。この恐怖があるためテント内での使用とか怖くて絶対無理だった。

 そして継続的に使用していると「ジェネレーター」という部品が消耗して交換を余儀なくされる。このジェネレーターの口に煤が詰まってしまい、上手く炎が出なくなるのであり、分解してメンテナンスをすることで延命処置は可能であるものの、最終的には交換するしか方法がなかった。

 その交換時期の目安とされるのがガソリン20ℓ分を使用とのことであり、自転車旅行で頻繁に活用していれば半年と持たない期間である。

 しかもジェネレーターの値段が3000円越えの上に、日本の製品であるため海外にてこの部品を入手するのがほぼ不可能に近い。必然的に日本から郵送してもらうことになり更にコストが嵩む。

 ここら辺、ウィスパーは流石というか全体的にチャチな作りとなっており、素人の手でもドライバー1本でほぼ分解が可能な上、そもそも使用部品が少ないので壊れるポイントが決まっている。そしてその壊れそうなポイントの部品は大抵パーツ販売がなされている。

 とりあえずガソリンバーナーのシェアはほとんどがMSRで構成されているため、先進国のアウトドアショップに行けば部品を入手できるのもありがたい。伊達に四半世紀も同じ製品を作り続けてはいない。

◎まとめ
 ということでどれか1つを選ぶならば圧倒的にウィスパーを支持する。同じMSRの中でウィスパーにするかドラゴンフライにするかという選択肢では「静音」と「火力調整」の点から様々な意見もあるだろうが、現状でMUKAストーブを選ぶのはリスクが高すぎた。

 少なくともMUKAストーブは長期的な海外自転車旅行に適しているとは言い難い商品であると思うし、私のスタイルでは利点が弱く欠点の解消が難しいアイテムであると言わざるをえない。これが国内自転車旅行とかならまた違うかもしれないが。物には適材適所があるということかね。私は国内だとしてもウィスパーを選びますが。
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 自転車の故障や整備についての記録も3年目に突入。なお今年からチェーンへの注油とかワックス貼付を一々書くことは取りやめにした。余りにも定期的に実施している内容を書く必要はないわな。

 なおこのページはやる気がある時にときどき更新しております。

2017年

◎1月7日(土)    54848km地点 カボルカ郊外
 車両に追突されて後輪タイヤの歪みとキャリアが一部破損
 警察車両に乗せられ自転車ショップへ移動
 振れ取りとキャリア修理を実施

◎1月12日(木)   55148km地点
 後輪タイヤパンク(27回目)
 パッチにて修理 

◎1月14日(土)   55283km グアイマスホテル内
 自転車整備&清掃を実施

◎1月20日(金)   55760km地点
 後輪タイヤパンク(28回目)
 パッチにて修理

◎1月20日(金)   55768km地点
 後輪タイヤパンク(29回目)
 パッチにて修理

◎2月3日(金)    56786km地点 
 後輪タイヤパンク(30回目)
 パッチにて修理

◎2月12日(日)   57280km サンフェルナンド館
 自転車整備&清掃を実施

◎2月18日(土)   57535km地点 サイクルショップ
 リアディレイラーが外圧でひん曲がっていたもの
 ワイヤーを交換してもらい修理

◎2月19日 (日)   57558km地点
 後輪タイヤパンク(31回目)
 パッチにて修理

◎3月18日(土)   59383km地点
 後輪タイヤパンク(32回目)
 チューブを交換

◎3月20日(月)   59600km地点
 後輪タイヤパンク(33回目)
 パッチにて修理

◎3月21日(火)   59642km ロサス7
 自転車整備&清掃を実施
 チェーンを交換
 バーテープを交換

◎3月30日(木)   599970km地点
 前輪タイヤパンク(5回目)
 パッチにて修理
 同日         60033km レストラン脇
 修理したチューブから再びパンク
 チューブを交換

◎4月2日(日)    60260km地点
 後輪タイヤパンク(34回目)
 パッチにて修理

◎4月9日(日)    60671km地点
 後輪タイヤパンク(35回目)
 パッチにて修理

◎4月11日(火)   60835km地点
 後輪ギアが破損・フロントキャリアが折れる
 トラックにてピックアップしてもらいアンティグアまでワープ
 新しいギアに交換し、キャリアは溶接工場にて修理

◎4月27日(木)  60877km ホームステイ先
 前輪タイヤパンク(6回目)
 チューブを新しい物と交換

◎5月14日(日)  61059km地点 ガソリンスタンド
 後輪タイヤパンク(36回目)
 パッチにて修理

◎5月17日(水)  61244km地点
 後輪タイヤパンク(37回目)
 パッチにて修理

◎5月21日(日)  61490km地点
 後輪タイヤパンク(38回目)
 パッチにて修理

◎5月29日(月)  61970km地点
 後輪タイヤパンク(39回目)
 パッチにて修理

◎6月6日(火)   62375km コンドルの家
 後輪タイヤパンク(40回目)・後輪スポークが破損
 パンクはパッチにて修理しスポークは予備の物に交換
 更にコンドルの手によって後輪タイヤの振れ取りを実施

◎6月11日(日)  62714km ホステル内
 後輪タイヤパンク(41回目)と後輪タイヤサイドウォールの破断
 新しいタイヤに交換(6本目)

◎6月29日(木)  63340km・63346km 自転車ショップ・ホステル内 
 後輪の変形をショップにて修理
 自転車整備&清掃を実施
 チェーンとリアスプロケット・バーテープを交換

◎7月10日(月)  63977km 自転車ショップ
 BB・ブレーキワイヤーを交換
 キャリアのネジ穴に嵌っていたボルトを除去

◎7月14日(金)  64336km地点
 後輪タイヤのスポーク折れ
 30km先にあるラ ドラダの町まで自走し予備スポークと交換

◎7月17日(月)  64527km地点
 前輪タイヤパンク(7回目)
 パッチにて修理

◎7月24日(月)  64886km地点
 後輪タイヤのスポーク折れ
 その場で予備スポークと交換

◎7月29日(土)  65171km エドアードの家
 自転車整備&清掃を実施

◎8月18日(金)  66173km地点
 後輪タイヤパンク(42回目)
 パッチにて修理

◎8月20日(日)  66307km ラ・カサ・クエンカーノ
 自転車整備&清掃を実施
 フロントキャリアの破損を確認

◎8月22日(火)  66313km 工場前
 溶接工場でフロントキャリアの修理

◎8月31日(木)  66879km ハエンのホステル
 自転車整備&清掃を実施

◎9月1日(金)   66945km地点
 リアブレーキワイヤーが千切れる
 翌日クルテポの町まで自走しショップっぽい場所で交換

◎9月16日(土)  67774km シウアスのホステル
 自転車整備&清掃を実施

◎9月19日(火)  67890km地点
 リアキャリアのボルトが破損
 予備ボルトを使用し修理

◎9月19日(火)  67932km・67937km地点
 リアタイヤのサイドウォールが破断しチューブ破裂
 タイヤを針糸で応急処置するも5kmで再破断し車両に乗せてもらい8km先のや生の町まで移動
 翌日バスでユンガイの町まで移動しタイヤ購入。ヤナマまで戻りタイヤ交換

◎9月24日(日)  68083km地点
 自転車整備&清掃を実施
 ブレーキシュー(前後)を交換

◎9月27日(水)  68296km地点
 後輪タイヤパンク (43回目)
 パッチにて修理 

◎10月1日(日)  68515km お宿桜子
 自転車整備&清掃を実施

◎10月6日(金)  68515km お宿桜子
  前輪タイヤを交換し使用していた前輪タイヤを後輪タイヤにローテーション
 (前輪5本目・後輪7本目)

◎10月7日(土)  68551km地点
 後輪タイヤパンク(44回目)
 チューブは交換、リムテープを直して近くのショップでチューブは修理

◎10月11日(水) 68739km地点
 リアキャリアのボルトが破損
 予備のボルトへ交換

◎10月12日(木) 68777km ホステル内
 リアキャリアのボルトが破損
 予備のボルトへ交換

◎10月15日(日) 68930km地点
 後輪タイヤパンク(45回目)
 パッチにて修理

◎10月18日(日) 69146km リルカイの町
 後輪タイヤのスポーク折れ(2本)
 翌日自転車ショップに行くも、余計なことされアヤクチョの町までバスワープすることに
 アヤクチョのショップでリアタイヤグリスアップ・振れ取り・スポーク交換(3本)を実施

◎10月25日(水) 69380km地点
 後輪タイヤのスポーク折れ
 その場で予備スポークと交換

◎11月1日(水)  69747km Hostal Estrellita
 自転車整備&清掃を実施

◎11月6日(月)  70141km プーノホステル
 前輪タイヤパンク(8回目)
 パッチにて修理

◎11月7日(火)  70146km地点
 前輪タイヤパンク(9回目)
 パッチにて修理

◎11月23日(木)  71109km ウユニホステル
 自転車整備&清掃を実施

◎11月29日〜12月10日の宝石の道内にて
 スポーク折れ3回
 キャリアのボルト折れ7回
 サイクルコンピュータの紛失
 がそれぞれ発生。全て自力対処
 
◎12月11日(月)  71709km アタカマキャンプ場
 自転車整備&清掃を実施
 
 最終更新日2018年2月6日(火)
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