自転車ときどき世界1周

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 ベトナム2日目 国境の町モンカイ〜モンカイから東南東へ約60km TIEN YENの町

 ベッドの掛け布団が薄くなったよ。こうした細かな違いがベトナムなんだと実感したり、しなかったりするのであり、新たな地平へと走り出そうじゃありませんか。

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 ベトナムといえばフォー、30000ドン(約150円)

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 とりあえず交通事情は中国より良いかと

 町を抜けてしまえば、山や森に囲まれた中を道路が伸びており、今までと異なる雰囲気にワクワクしながらの走行である。でもアップダウンは増えなくて良いんですよ?私は楽して走りたい派閥に属しております故。

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 お店の種類が大分異なる

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 ビアの看板が多い そんなベトナムは好きになれそうな気が

 40kmほど走ったところで雨が降り始める。レインウェア着て走っても良いのだが、別に先を急ぐ必要があるわけではない。どうしたものかと思っていると、お茶屋で手招きしているオッサン達がいるではないか。誘われるがまま体質の私は、気付くとお茶の席に参加していたりする。

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 お茶の方式は中国と一緒だ

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 始めにお茶で茶碗を洗うのがマナーらしい

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 外は雨ですね、私は休みです

 言葉もまともに通じないのだが、ベトナムの人たちは陽気というか会話していて笑顔が眩しい。一緒にいてコチラまで楽しくなる明るさを備えており、気づけば2時間が経過。それじゃあそろそろ私は・・・・

 住民「よっしゃ、昼飯にするぞ。ホレ、オマエも速く来い」

 ということで昼食も一緒させてもらう。地面にゴザを敷いて食べるスタイルで、私のようにデリケートなお肌には少々足が痛かったりするのだが、そんなことより皆で食べる御飯の美味しいこと!

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 遠慮して御飯は4杯くらいで辞めといた

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 笑顔ってのは伝染するんだぜ

 雨も降り止んできたので、残念だけど私は先へと進みますよ。素敵な笑顔と御飯をありがとう、と固い握手をしてお茶屋を後にする。僅か3時間程度の邂逅であるが、それでも分かれというのは名残惜しく、そして良い出会い後の気分は清々しい。

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 道がびっしょびしょで自転車はドロドロなんだけど

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 看板「この先に町があると思った?」

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 残念、山間部でした〜

 もう水しぶきでロシナンテ号も私も見事にドロドロ。宿の前にあった水道でこびりついた砂を洗い落とすのだが、天気予報によるとしばらくは雨が続くとか。いや、本当に勘弁して下さい。

 2015年1月29日(木) 走行距離87km 累計3802km
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 ベトナム3日目 中国国境から東南東へ約60km TIEN YENの町〜中国国境から東南東へ約70km HA THU村

 6時過ぎに起床。というのも昨日は体調悪くてさっさと寝てしまったのであり、早くに目が覚めるのは必然である。ちなみにテントでの起床は「早くに目が覚める」のではなく「眩しくて目が覚める」のであり、微妙にニュアンスが違う。

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 朝が早いに越したことは無い

 さて、自転車で走りたくて仕方がないのに昨日は雨のせいで随分と休まされた。今日こそは回し車で走り続けるハムスターの如く、ぐいぐいとペダルを踏み込んでいこうじゃないか!

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 建物の印象は中国と全く異なる

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 街に入るとこのテの旗でお出迎え

 と、エンジン掛かってきたところでまたも雨。いやね、私個人の気持ちとしては走りたいんですよ。だけども再三語っているように、雨の日は危険・景色も良くない・自転車汚れると三重苦。そりゃあ避難しますよ、我が身が大事。

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 ということで山中にある食堂へ

 恐らくトラックドライバーが利用する大型駐車場を介した食堂のようで、広大な屋根とレストエリア、オマケにWi-Fiまで使えて超快適。入ってくるなり水タバコを勧められたので、ものは試しと吸ってみる。私は基本的にチャレンジャー体質である。

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 写真がブレてるのは撮り手が下手だからよ

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 この突起部分にタバコの草を摘めて火をつけ吸い込む

 ぐぼふぇっ!?キッツいぞ。というか、そもそも私はタバコを吸わない人であり、こんなの吸えるわけなかろうが。誰だよ進めてきたヤツ、空気読め。

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 庭先にある岩山と宮殿のミニチュア

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 こちらは店内のセット
 

暇なので食堂の子供達と遊んだり、他のお客さんに昼ご飯を奢ってもらったりする。私としては一旅行者として、持ちつ持たれつの国際交流を計っていきたいのだが、気の良いおっちゃん達が「良いから一緒に食べようぜ」と誘ってくるので断る方法を知らない私としては致し方ない。ご一緒させてもらいますぜ。

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 子供達と一緒に

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 「オレのイカしたトラックの前で撮ろうぜ」という1枚

 昼食の時間帯が過ぎると一旦お客はいなくなる。みんな自分の仕事を頑張ってるんですね、昼飯と一緒にベトナム酒飲んでた運ちゃんもいたけれど。まぁいいか。良いのか?

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 私はドンと構えて動かないッスよ

 食堂のおっちゃんは「ここに泊まれば良いぜ」といってくれるし、大きな声ではいえないが、小さな声でハッキリいうと、もう完全にそのつもりでしたよ私は。ぐいぐいと先に進む?そういうこだわりカッコ悪い。私はスタイリッシュに停滞するぜ。

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 あ、夕食はこちらの方からです

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 夜は夜で盛況な食堂

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 何でか誰もが水タバコを勧めるんだよね 

 それでは私はそろそろ休もうかと思う。夜更かしは美容によくないとかどうでもいいわ!
「おっちゃん、そこのスペースにテント張っても良いかな?」
「は、何いってんだ?いいからこっち来い」

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 ここがオマエの寝室だ

 そんなワケで未だテントを使う事なく今日も終了。こりゃ、アジアでテントは必要ないのでは?と思ってしまうな。

 2015年1月30日(金) 走行距離12km 累計3814km
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 ベトナム4日目 中国国境から東南東へ約70km HA THU村〜ハノイから東へ約120km クアンニンの町

 なんか雨宿りのつもりが1日停滞となってしまった上、周囲の人達の好意に甘えまくっている。そんな事実を列挙すると、どうしたものかと感じるが、本人的には楽しくって仕方がない日々に万歳だ。嬉し楽しいベトナムの日々である。

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 でも黙って部屋の中に入ってくるのは感心しないぞ

 色々と面倒見てくれた家族にお礼をいって、なんだか久しぶりの自転車走行という気持ちだ。だからかな、峠道の途中であった事実に、早くも心がめげそうです。

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 毎日当たり前に牛を見かけるように

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 いいポーズです

 ベトナムでは旅自転車乗りが珍しいのか、私のオーラが強すぎるのか、しょっちゅう呼びかけられる。車もクラックション五月蝿いなぁと思ったら、思いっきり手ぇ振ってた。応援してくれたようであり、なんだよ〜嬉しいじゃないか。

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 ちょっと小学校の前で写真撮ってたら

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 ワラワラと集まる子供達

 ようやく坂道区間が終了し、海岸線沿いに出てみると、にょきにょきと突き出す不思議な岩の数々である。先日見たホンノンボの岩山を、そのまま大きくしたような奇岩がそこかしこに生えており、見ていて非常に面白い。

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 登山するのに苦労しそうな形

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 建物と一緒に写しても映えるし

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 連なっている姿も素敵だ

 後で知ったが、ハノイ湾に浮かぶ奇岩群は世界遺産として有名らしく、この辺の岩山もその一部だったのかしらん?

 昼食を食べていると、食堂の娘がさかんに話しかけてくる。女の子には誠意ある対応するフェミニストなので、色々と話をしていたら日本語の教科書を持ってきてくれた。つーか、ベトナムでは日本語を勉強するのですか?

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 この手の教科書ってツッコミどころ満載で大好き

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 あ〜、やまはさんね。有名だよねー

 そういえば、ベトナムといったらコーヒーの出荷量が世界一の国である。私は「コーヒーが似合う男ランキング」で最優秀賞を取るかもしれないほどコーヒーが似合っており、洒落乙なカフェでコーヒーブレイクとしようではないか!

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 いいよね、コーヒー

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 もの凄い甘くて驚いたけど

 ようやく丸1日、雨に降られず走行することができた。別にずっと走り続けたいワケではないが、途中でストップさせられるのはフラストレーション溜まっちゃうじゃない?

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 だから明日は半日しか走らない。最初からそう決めておけば良いんだよ。

 ベトナムは町並みが洗練されてる印象

 2015年1月31日(土) 走行距離102km 累計3916km
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 ベトナム5日目 ハノイから東へ約120km クアンニンの町〜ハノイから東へ約100km ハイフォン市

 なんちゃって目安ではあるが、私の自転車旅における1日の走行距離は100kmを目標としている。もちろん山道や交通が激しい都心部では走行距離は減るし、逆もまたしかり。

 とりあえず羅針盤がないことには、翌日の目標地点すら見つからないため、100kmという区分けは思いのほか重要なのん。

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 25万から10万ドンも割り引いてくれた宿 

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 このレベルになるとエレベーターが付くのですね

 さて、ハノイまでの距離が約160kmである。何とも嫌らしい、悩みどころの距離ですね。頑張るには遠すぎるが、2日に分けると物足りない。「アチラを立てればコチラが立たず」の心境に近い。

 そこでふと思い出したのが2日前のトラック運ちゃんの話。

運ちゃん「そうか、自転車でここまで来たのか。クールだな」
私   「そうだろう。去年の流行語はクール茶壺だったぜ」
運ちゃん「HAHAHA!ところで、この後はどこに行くつもりなんだ?」
私   「うむ。とりあえず首都のハノイへ向かってレッツゴーだ」
運ちゃん「そうか、だったら途中のハイフォン市は良いぞ。寄って行くべきだ」
私   「何と、そんなスマホをパクったような名前の町がベリーグッドなのか?」
運ちゃん「勿論だ。何たって俺が住んでる町だ。最高だぜ!」

 ・・・・ということでハイフォン市へと行くことにした。運ちゃんの言葉が適当でないことを祈る。

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 ベトナムの距離ポストは分かりやすい

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 この編み笠を見ると東南アジアなんだな〜って思うの私だけ?

 海外走行を始めてから、増々活躍しているオフライン地図アプリの「Maps Me」だが、結構適当な点もある。地図上では道路になっている道なのだが、

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 この通り川ですよ!

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 ぎゅうぎゅうすし詰め渡し船ですよ!

 とかいいつつハイフォン市内。調べてみたらベトナムでも4番目に大きい、海沿いの大都市だそうで、日本で例えるなら横浜みたいなものだろうか?

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 あ〜横浜っぽい

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 横浜を思いださせる看板

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 結構良いパーツ揃えたサイクルショップもあった

 宿にチェックインし、運ちゃん曰く「ベリービューティフル」だという街を散策してみることにする。

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 ビューティフルだろ?

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 すげぇ、さいしんげーむきのPS2がこんなにたくさん!

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 私の好きな古本マンガ店を発見

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 分かる人には爆笑のラインナップ

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 もうちょっとスッキリできないもんかね?

 すげぇよハイフォン。ベリービューティフルかはともかく、ツッコミどころ満載で楽しいぞ。

 さて、ベトナムで私が密かに楽しみにしていた食べ物に「チェー」がある。日本的に例えるなら種類が豊富なあんみつみたいな物で、その美味しさと安さから、大人気だとかそうでもないとか。これは是非とも食べてみたいと思っていた私である。

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 好きな具材を選んで注文

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 氷をかき混ぜて召し上がれ

 これはスゴい!かき氷ともあんみつとも違う、独特の甘みと爽やかさ。食感のプチプチ感もグッドで10000ドン(約60円)って素晴らしい。こりゃ明日から「今日のチェー」としてベトナム滞在中は毎日チェーの写真を載せてしまいそうだ。

 う〜っ、ちぇ〜

 2015年2月1日(日) 走行距離61km 累計3972km
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 ベトナム6日目 ハノイから東へ約100km ハイフォン市〜ベトナム首都 ハノイ市

 乾季のはずなのに、毎日天気が悪くて残念な気持ちの茶壺である。中国国境の町モンカイからハノイまでの距離は300km強。普通ならば3日で到着するところの距離であるが、私にかかれば5日もあれば十分である。何ならもう2〜3日費やしても良い。

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 やっぱ馬の通行は駄目ッスよね〜

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 今日も庭でホンノンボ

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 おじいさんが良い味出してる

 ハイフォンから伸びる国道14号線は、いわゆる幹線道路というヤツで、広い道路幅と整備された路面の非常に走りやすい道路であり、これは素晴らしい道かと思いきや、景色の変化がなくて全然楽しかない!

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 こんな歩道橋を10回くらい見た

 そういえばベトナムの建物看板には、やたらと数字が付記されていると思っていたのだが、私の最新調査による報告から、この数字は地名番地である可能性が非常に高いとの結論が出た。なんとも素晴らしい調査結果である。

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 結構疑問だった

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 自転車だと景色に色々と考えが及ぶのです

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 やたらと多い 

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 そんなにアピールしなくてもいいんじゃ?

 何とも勝手な意見だが、自転車でベトナム北部を走行するにあたって、飲料の類いを心配する必要はないのではないかと思う。というのも走っていると、お茶を飲んでる暇な現地人からお招きがあり、お腹タプタプになるまでお茶の接待を受けるから。それも1日に4〜5回。

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 お店の関係者かと思いきや普通のお客

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 こちらは何の店だったのか

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 お寺を見に行ってみれば

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「まぁ入ってゆっくりしていけよ」となる

 ようやくハノイ市内へと突入し、「ベトナム人は案外交通マナー良いじゃん!」との思いは一変。バイクの激流の中を必死に泳いで抜けるが如く、事故だけは起きないように、私が怪我することのないように、と祈りながら走行する。

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 無理無理無理無理っ!

 どうにか日本人宿へと投宿し、ベトナムと周辺国の情報を聞いて、今後の走行ルートを考える。なんか気付いたら深夜1時になっているのだが、しばらく走らなくても平気というだけで、こんなにも生活が乱れる事実。げに恐ろしい。

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 本日のチェー くず湯にフルーツの甘みを足した感じ

 2015年2月2日(月) 走行距離112km 累計4084km
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 ベトナム7・8日目 ベトナム首都 ハノイ

 何でこんなに交通量が多い町に滞在しなければならないのか?とか疑問に感じてしまうハノイの街中であるが、ベトナムの滞在期限延長手続きと情報収集ということで、数日間は滞在することになる。

 さて、ベトナムの滞在期限についてだ。2015年現在でベトナムは日本人の場合、15日間のビザ無し滞在が認められている。私の場合は2月12日が滞在期限となっており、このままベトナムを南下すると2000km弱の距離を10日以下で駆け抜けなくてはならない計算となってしまう。

 そんなワケで新規に1ケ月のビザを発給してもらう・・・という手続きをするため、出入国管理局へと赴く私である。

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 道中で今日のチェー あんみつっぽいのに爽やかな舌触り

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 これだけ交通環境の悪い場所で・・・逞しいな

 私「やっほー、ビザくれ〜」
職員「いや、無理だし」
 私「はぁっ!?ホワィ?」

 どうやら今年から出入国関係の規制を強化した関係で、ノービザ入国後にベトナム国内で滞在延長となる手続きは、不可能になってしまったらしい。方々の旅行業者や代行業者にも全て断られたんだぜ、やってられるかい!


 翌日。完全に徒労となった1日なのだが、こういうのは切り替えが大事!ここは余計なことを考えずに全て忘れて遊び回る事にしようではないか。

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 と、いうことでチェー ホワイトチョコレートっぽい感じで美味

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 野宿しやすそうな建物→世界遺産

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 この手の自転車ね、90年代に日本でも流行したんだぜ

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 ベトナム軍事歴史博物館

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 ポイントはおそらく収納し忘れたパイプ椅子

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 砲身がちょっと長過ぎやしません?

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 数字だけ見ると高級車が買えるんじゃ!とか思う

 このベトナムの通貨だが、どうやら現地の人達も無駄に桁数が多すぎると思っているらしく、偶然居合わせた子達からも「ベトナムは始めてかい!お札の0が多くてワケわかんねーよなっ!」と言われてしまった。ベトナム政府は早急にデノミ政策を実行して頂きたい。

 ところで実は私は日本を出発する前に、白米を実に5kg以上も用意していたのだが、アジアの豊富な食事情と値段の安さにすっかり使う事を辞めてしまっていた。すなわち4000km以上に渡り、デカくて重たい荷物を搬送し続けていたのだ。なお、食べ物を捨てるという概念は私にはない。

 しかし、ハノイで泊まっているゲストハウスでは自炊が可能ということで、余計な荷物を減らすべく4号とか5号とか、阿呆みたいに米を炊いては食べ続ける生活のおかげで、ようやくお米の残量は半分となった。始めて海外旅行する人、食料とかそんなに用意しなくて大丈夫なんだぜ?

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 別に1人で全部は食べてませんが

 2015年2月3日(火) 走行距離0km
      2月4日(水) 走行距離0km
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 ベトナム9日目 ベトナム首都 ハノイ〜ハノイから西に約70km タインソンの町

 ここハノイでは日本人宿に滞在していたのだが、まぁ良くも悪くも日本人ならではの宿であった。とりあえず情報収集できるのと、日本語で会話できるというのは結構ありがたい。

 なんというか、海外旅行に出てから初日や2日目を過ぎてから「日本へ帰りたい」的な気持ちは出てこなくなったのだが、「日本語を喋りたい」的な欲求は常にどこか存在しているのだ。日本語ホームシックみたいなものかな?

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 そういう意味ではありがたい存在でした

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 中央にいるのは隣の家の人

 交通量の多いハノイ市内は急いで抜けてしまうべく、ペダルにも一層力が入るというもの。入り過ぎたのか何なのか、後部ボックスに引っ掛けていた予備タイヤが外れて落ちてしまっていたのだが、偶然バイクの姉ちゃんに教えてもらって事なきを得た。迷惑かけまくりである。

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 この写真を撮ってる正にその瞬間だった

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 本日のチェー 甘くないタイプだった・・・・

 15kmも走れば都会の喧噪はすっかり影を潜め、農村地帯が広がるベトナムが返ってくる。道ゆく人達は私に挨拶をしてくれるし、「ちょっとこっちこい!」と招かれてみれば、路上販売でのオバちゃんはフルーツをくれる。良いですね、ベトナムの田舎は。

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 何より笑顔が素敵な人が多い

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 水田が広がる景色を見ると何故か懐かしい気持ちになる

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 牛も再び姿を見せ始めたし

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 ホンノンボは相変わらずヘッポコ面白くて良い

 80km過ぎからいよいよ山間部へと突入してゆく。多分、これから数週間は山間での走行を余儀なくされることに。嗚呼、グッバイ楽な道。私は大変な山道を進むよ、滞在延長できなかったから。

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 ただし、景色は素晴らしい

 中国と違って宿泊を断られることはないのだが、できることなら値段を抑えたいのが人情。4店目となる安宿で値段交渉をしていたのだが、中庭の雰囲気が素晴らしいのである。いいや、ここに決めましたのん。

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 ホンノンボも然ることながら

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 鉢植えから盆栽まで見事

 宿のオヤジは気さくで、中庭に居着いた私に果物やらベトナム酒をサービスしてくれる。そんな雰囲気に甘えてついつい長居してしまった私だが、こういう空間にいると、日本の盆栽の魅力とかにチャクラが開いていくのかもしれない。でもなー、盆栽にはホンノンボに存在する「ワケ分からない感」が薄いのが残念なところ。

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 この不思議な世界感とかが良いのだ

 2015年2月5日(木) 走行距離92km 累計4176km
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 ベトナム10日目 ハノイから西に約70km タインソンの町〜ハノイから西に約130km フーイェンの町

 6時半には鶏の鳴き声で目が覚める。目覚まし要らずというか、もうちょっと寝ていたいのに有無を言わさぬ鳴き声でもあり、畜産業の人達って本当に大変な仕事だと思う。

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 他に犬とか猿も飼ってた

 昨日は終盤にアップダウンで大変だわ!とかいってた私だが、本日から本格的に山深い山中の走行が始まるのであり、何で私はこんな大変な道を走らなくてはいけないのだ、と自問自答しながらの走行である。

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 見てる分には本当に綺麗ですね

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 一山登ったので一緒にお茶でも飲みましょう

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 藁葺き屋根の建築物がチラホラと

 ところでベトナムの若い女性は、ポニーテールの娘が非常に多い。いわゆる野球帽を被って後髪を穴の部分から出している姿の可愛らしいこと。オマケにベトナム語はNやY発音の言葉が多く、言葉を聞いていると「〜〜にゃ」とか「〜〜うーにゃー」といった発音が聞こえるため、一部の好事家にとっては大変満足度の高い国であると思われる。男はどうでもいい。

 オマケに日本人が金持ちと思われてるのか、私個人があんまりカッコいいからか分からないが、すでに3回も「家の娘と結婚しないか?」とのお誘いがあった。娘って、どう見ても15〜6歳じゃないかい!私に変な性癖がなくて本当に良かった。

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 多分木を乾燥させてるのだろうけど、あんまり意味ない感じに

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 ご飯は大きな椀から茶碗に移して食べるらしい

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 そして食後は必ずお茶の時間

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 ゔぁ〜っ!標高約400m

 ちょいと雨が降ってきたのでコーヒーブレイクとする。カフェというより雑貨屋の軒下にテーブルを並べた店なのだが、そういう場所には大抵暇なベトナム人が居座っており、「アレ食べろ」「水タバコ吸うか?」「お茶を飲め」と色々お勧めしてくれる。

 コーヒー1杯が10000ドン(約55円)なのだが、どう考えても料金以上に食べてしもうた。私はこうして優しくしてくれる人達に笑顔とお礼の言葉しか返せてないよ。あと、私に出会えたことの喜び。

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 御年88歳だそうだが元気である

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 高床式の住宅が多い

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 フランス植民地の関係か、山奥の村でもパンの販売は多い

 走行距離は少ないのだが、昨日より3倍疲れたぞ。まぁ、明日も明後日も山の中を走るのだが。誰か山を平に潰して平坦路を作ってくれないかな〜。とかそんなことを考えながら坂を登る茶壺であった。

 2015年2月6日(金) 走行距離76km 累計4252km
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 ベトナム11日目 ハノイから西に約130km フーイェンの町〜ラオス国境から東に約130km バナカンの町

 自転車旅行において、現地の人との邂逅を除くと私が望んでいるのモノの1つに「なかなか見ることのできない美しい景色」がある。逆に、できれば勘弁してほしいのが「苦しくて大変な道」だといえる。

 ところがこの2点は互いに絡み合っていることが殆どで、大抵の場合は辛く、苦しい道の先に感動する景色が待っていたりして質が悪い。オマケに苦労して自分の力で辿り着くから、その感動は何倍にもなる。でも足とか超痛い。自転車旅行って不思議だとときどき感じる。

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 つまり、今日は全編山道でお届け致します

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 チェーのお店とかあるわけない

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 でも牛は合計300頭くらい見た

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 午前中の最高所で685m 獲得標高450m

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 山頂に町があるって珍しくない?

 ちょっと専門的な話をすると、登山の世界には「獲得標高」という考え方がある。山の高さではなく、実際にどれだけの標高を登ったのか。という点に着目している単位で、自転車の世界でも使われている。細かく言うと「累積標高」なんだけど省略。

 これにプラスして「単位時間獲得標高」というものもある。自転車というのは「一定時間で登った標高」というのは、斜度が違ってもある程度数字が収束する(極端な上り坂とかなだらかな坂を除く)ことから、個人がどの程度坂道を登る力があるのかを示す指針として使われるのだ。

 んで、私の1時間の獲得標高はロードバイクで700mちょっと。荷物満載のロシナンテ号で400m程度である。午後に登った峠の標高は1040mで、獲得標高が800m程度あったので、大小その他の峠を含めると、本日合計で4〜5時間と7割以上も坂道を登っていた私である。数字って、楽しいけど残酷だ。

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 唯一の平坦路だったのが、この川沿い

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 あとはずーっと似たような景色が続く

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 良く見かけたコレは浄水器か何かかね?

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 休んでると周囲の人がどんどん集まってくる

 まぁそんなワケで具体的に数字を出すと、ベトナムという国がどれだけ山岳国なのかが良く分かるってもんでしょ?海沿い以外の土地が山ばっかりというのは、日本にも共通した土地柄であり、何だか懐かしくなるというか嬉しくなるというか、本当に勘弁してもらいたくなるんだぜ。

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 あの峠の向こうは下り坂だと信じて騙されるのさ

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 登りきったあーっ!

 そうそうに宿へと投宿。今までベトナムの安宿はNHA NGI(ニャギと読む)だと思っていたのだが、NHA TROというシャワー・トイレ共同宿があることを発見。これで半額の料金で泊まることができるので、ビールがたくさん飲めるじゃないか!

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 Wi-Fiもあるし、オススメですよ

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 オマケ:散歩に出たらあっという間に囲まれるの図

 2015年2月7日(土) 走行距離90km 累計4342km
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 ベトナム12日目 ラオス国境から東に約130km バナカンの町〜ラオス国境から北東に約70km トゥアンジャオの町

 ベトナム田舎の犬ってすげぇ好戦的なんだぜ。あいつら自転車を見かけると、もの凄い勢いで襲いかかってくることがあるから恐ろしい。シェパードみたいな大型犬が、吠えて走ってきた時の恐怖といったら!である。

 そんな犬・鶏・鴨・牛・豚・ヤギといった動物が、普通に道路を闊歩するアニマル王国ベトナムであるが、一番恐ろしい動物が犬ってどうなの?とか思ったりしている最近。

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 でもこの顔も怖い

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 てか許可取ってないよね?

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 ベトナムの宿泊施設って何故か縦長

 いやー、今日は山間部の谷間を走行しているので周囲に見えるは美しい山々、走る道は整備が行き届いている舗装路で、下り基調でずんずん進む。出発地点の標高が800m超えてたんだから、そりゃあ下ると思ってたけどやっぱり嬉しい。

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 ぎゅんぎゅん進んだるわ〜

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 あっという間に町まで到着

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 でもチェー屋がないのでコーヒーで我慢

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 どう見てもバットエンドを迎えそうな看板

 久しぶりに気分よく走行しての昼食。何だかんだで自転車乗りってのは、食事に関して「味」よりもまず「量」が重要になってくるため、必然的に選ぶ店が決まってくる。ここベトナムにおいても結局は定食屋に収まってしまう辺りが辛いところだ。

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 食べないと元気でないし

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 この急須のデザイン、気に入りました

 さてと。90km程走ったところで本日のメインイベントとなる峠の登場だ〜。明日走るか1日中悩み続けたのだが、キツい峠を1日2本って、そんなことしたら私の足がもげる!

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 ちゃらららら〜ら〜(ゴットファーザーのテーマ)

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 そういやヤギって写真撮ってなかったね

 まぁ峠道なんてのは、全身汗まみれで苦しんでいるだけで面白くも何ともないのだが、ときどき何かが降ってきて最高にハイな気持ちになれることがある。これは体調・坂の斜度や距離など様々な要素がピタリと重なった時に起きる現象で、名を「変態チャリダー状態」という。

 もうなんだか苦しいのか気持ちいいのかワケ分からなくて、全身はスゴく熱いのだけれど悪寒がしてゾクゾクもする。ふと気付くと全身から湯気が立ち上っており、アイウェアが曇って仕方がない。あはははは〜楽しいなぁ、もうこのまま雲の上まで登り続けていけそうだなぁ・・・・という恍惚の状態である。

 スポーツの世界で語られる「ゾーン」などとは全く別物であり、端から見れば「ゾンビ状態」という表現が一番近いのではないだろうか?実際、速度は5〜6km/hで動きも鈍いし。

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 なんとか山頂に到着

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 オラオラ、道を空けんかい!

 登り坂の後は、ご褒美ダウンヒル。登りの10倍の速度であっという間に麓へ到着する。2時間かけて登った道を、20分で下るのが自転車です。

 毎日峠があるって楽しいなぁ→まだ変態状態

 2015年2月8日(日) 走行距離124km 累計4466km
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