ETE 開発日誌

仕事や趣味で開発したロボットや、製作状況をレポートします。

液晶

簡易ロジックアナライザー自作

簡易的なロジックアナライザを作ってみました。

スペック
サンプリング周波数(ポーリングで計測)1Mbps、500kHz
サンプリング周波数(TIMER割り込みで計測)100kHz、50kHz、10kHz、5kHz、1kHz、500Hz切り替え
サンプリングデータ 5000
チャンネル 5ch
トリガー ch1の立ち上がり、立ち下がり選択
液晶解像度 128×160

構成部品
PICマイコン PIC32MX120F032B−I/SP 200円
高速1.77インチ液晶モジュール(128x160,SPI)[AD-128160-UART]  2680円

すべてマイコンのソフトで処理しています。サンプリング周波数はPICマイコンのTIMER割り込み周期です。クロックが40MHzなので1MHzサンプリングだと40クロックごとに割り込みが発生してしまうので厳しいようです。500kHzサンプリングでも安定しませんでした。春ぐらいに出荷されるPIC32mzシリーズは動作クロックが200MHzなので期待できそうです。普通、ロジックアナライザを作るときには、SRAMを別に用意してマイコンを介さず計測して、後からSRAMから読み出して表示するみたいです。今回は速度を犠牲にして1チップで構成しまた。工業高校等で実習で使用するブレッドボードに搭載されているクロックは1kHz程度なので十分波形を確認することができます。

液晶画面の横のサイズが128ドッドしかないですが、計測データはPICマイコン内部のRAMに5000レコード記録されているので左右にシフトさせることで確認できます。PIC、液晶モジュール間は起動直後は、9600bpsで通信していますが、コマンドの送信に時間がかかると表示が遅いので1Mbpsに切り替えて通信をしています。

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液晶その後3


aitendoさんから2.4インチ液晶が届いたので早速交換しました。結果は直りました。壊れた原因は不明です。っで前回公開できなかった動画をUPします。最初の頃に比べれは表示の速度が速くなっています。単色での画面クリア、文字表示、画像を3枚表示(1sのwait入り)の繰り返しです。画像データはlpcexpresso1769のROMの中に格納しています。320×240×16bit=153.6kBなので512kBのROMに3枚格納できます。もちろんUSBメモリやマイクロSDに入れておいて読み出せばもっと増やせます。

液晶その後2

液晶の制御に使っているlpcexpresso1769マイコンのポートをHI、LOWに1秒間隔で切り替えるコードを打ち込んで実行してみましたが、液晶に接続しているポートは全て正常でした。やはり液晶モジュールが壊れているようです。aitendoさんで同じ液晶を発注しました。ついでに3.5インチの液晶も発注、ただこちらは16bitアクセスにしか対応していません。完成したらあるイベントの展示物の解説に使用する予定なのでちゃんと動いてくれないと困ります。現状では画像をソースに埋め込んでいるので、マイクロSDかUSBメモリから読み込むように改良したいと思います。 

液晶その後

苦手な会計仕事していたらこんな時間に。
液晶モジュールのテスト中に思いつきで作った、デジタルフォトフレームの動作を動画で撮影してUPする予定だったのですが、故障してしまいました。なので動画なしです。明日原因を調査してみようと思います。そういえば音声再生ボードのバイナリもまだUPしてなかった。

液晶テスト



写真

aitendoさんで購入した2.4インチTFT液晶(キャリーボード付き)[YHY024006A-PCB]を動かしてみました。
マイコンは秋月電子通商で購入したLPCXpresso NXP LPC1769です。
配線は16bitで接続したのですが、うまく初期化ができなかったためにソフトは8bitモードです。mbedだとポートが足りないのでLPCEXPRESSにしたのですが、意味なかったです。これからは表示速度を上げるべく改良していきます。
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