食フェスレポート in まんパク多様化する社会②

2018年06月04日

歴史

こんにちは、プロデュース部の橋口です。

今年も早いものでもう6月ですね。
じわじわ暑くなってきて、クーラーのありがたみを日々感じる今日このごろです。

さて、先日、汐留のアドミュージアム東京という所に行ってきました。

ここは、江戸から現代までの広告に関する展示物を数多く収蔵している、
国内でも数少ないライブラリーとなっています。

下の写真左は、「絵びら」と呼ばれる、
江戸から明治にかけて多く用いられた広告です。
これは全国の販売店に配布するために作られたものだそうで、
左側に妙に余白が空いているのは、
店舗ごとに店名を後から刷り込むためだそうです!
この時代から、店舗ごとへの対応を意識した広告物があったのですね。

次に明治・大正時代になると、
今でもおなじみの企業の広告もたくさん出てきます(写真右)。
シンプルな構成ですが、写実的な人物画と相まって強く印象に残りますね。

写真1

そして、特に印象的だったのが昭和の戦中の広告です。
「何がなんでもカボチャを作れ」
食料にありつくのもままならない状況だったため、
作りやすく栄養価の高いカボチャ作りが奨励されていたそうです。
他にも灯火管制の方法や規則を記したポスターがあったりと、
生き抜くための切羽詰まった状況というのが生々しく伝わってきました。
紙質や劣化もあるとは思いますが、色彩は全体的に暗めで、
文字色は赤や黄色など目立つ色で強く訴えかけてくるものが多かったです。

写真2

時代が進んで戦後になると、広告物や商品も爆発的に増えていきます!
こちらの吊り下げPOP(下の写真左)、商品を模したダミーがあったり、
要素としては現代の販促ツールと変わらない部分も多いですが、
その時代独特の絵や文字表現ゆえに、かえって新鮮にみえますね…!
個人的には、この時代の昭和レトロ感がとても好きです(笑)

高度経済成長期の頃には、写真を用いたデザインも増え、一気に現代的な雰囲気になっていきます。
その中でも特に、亀倉雄策による前回の東京五輪のポスター(下の写真右)の迫力は群を抜いていました..!

写真3

最後に平成ですが、蚊取り用品のCM動画や
ポスターラフなどが目に止まりました。
小さい頃に見た記憶のあるもので、
子供心に印象的なCMだったのを覚えています(笑)
また、ポスターのラフなど普段なかなか目にすることの
できないものが展示されているのも、
広告に特化したミュージアムならではですね。

写真4

時代ごとの流行や技術の進歩によって表現方法は変わっていきますが、
商品の良さを伝えるために、どの時代もそれぞれの工夫をこらしている
ということ、また、華やかな広告物があふれるのは、
ある意味平和な時代だからこそであることなど、
色々なことを感じられるミュージアムでした..!


  tyranno_co at 19:44│Comments(0)このエントリーをはてなブックマークに追加 プロデュース部 

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