2020年10月05日

塩は人体に必要不可欠 その2

前回の塩は人体に必要不可欠 その1は、いかがでしたか?

塩の重要性を理解し、自分や患者さんにも役立ててください。


では、本日の本題に移ります。



『塩は人体に必要不可欠 その2』

人の体は、約60%が水分です。

この水分の3分の2は細胞内に存在する細胞内液。

残りの3分の1は、血漿と間質液によって構成される細胞外液です。


この細胞外液は、ナトリウムや塩素(つまり、塩)などのミネラルを含み、海水と似た成分構成となっています。

60兆個ある人間の細胞は、言わば細胞外液という海に浮かんでいるのです。


また、細胞内液にもミネラルが含まれていて、主なミネラルはカリウムとなっています。



これら細胞内外のミネラルが常にバランスを取り、細胞内外の浸透圧(水を引っ張る力)を調整しています。

この浸透圧の作用で、栄養が細胞内に取り込まれたり、また逆に細胞内の老廃物を細胞外に排出しています。



塩は、体の水分量と浸透圧を保つ為に、決定的な役割を果たしています。


塩が不足するという事は、この様な物質の循環や生命維持活動に支障を来し、最悪は命に関わる事態もあり得るのです。


人が生きていく上で、塩は欠かす事のできない物なのです。



塩は人体に必要不可欠。



塩の重要性と役割をしっかり把握しましょう。


tysurf1173 at 07:00コメント(0)│ 

2020年10月02日

塩は人体に必要不可欠 その1

前回の慌てないは、いかがでしたか?

なるべく冷静に対処出来る様に、日頃から心構えをしておきましょう。


では、本日の本題に移ります。



『塩は人体に必要不可欠 その1』

塩が人体にとって必要不可欠な物である事は、あまり理解されていないのではないか?

むしろ、塩の摂り過ぎは高血圧になるから、減塩した方が良いと思っていないだろうか?



全ての生命は海から生まれた。
胎児を守る羊水の成分は、海水とほぼ同じ。
汗・涙・鼻水・血液などの体から出る液体はみな塩っぱい。



これらを見ただけでも、人体と塩は切っても切れない関係だという事が理解出来る。


具体的には、塩の役割は大きく4つあります。

★体液の塩分濃度の調整
★体液のph値の調整
★栄養の消化吸収のサポート
★神経伝達、筋肉伸縮のサポート



塩は、こんなにも様々な役割を担っているのです。



塩は高血圧を招く体に悪い物という、間違った認識が広まっています。

しかし、先ほども述べた様に、体の様々な調整・サポートを行っているのです。



塩は人体に必要不可欠。



次回も引き続き塩の重要性についてお届けします。

tysurf1173 at 07:00コメント(0)│ 
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