【仮想世界に「神」怒り ソニーのゲームで大聖堂「無断使用」】
【Fantasy meets reality in Church row(画像あり)】

SonyがPS3のローンチタイトルであった「RESISTANCE(レジスタンス)〜人類没落の日〜」の中で英国マンチェスター大聖堂を無断使用したとして、英国国教会は販売停止を求めるとともに、法的措置を取ることを検討しているそうです。

もちろん教会側の許可無く使用したことも問題なのですが、その使われ方がさらに教会側の怒りをかったようです。
というのも、このゲームは1950年代の英国の都市などを舞台に、プレーヤーがさまざまな銃を使って未知の生物と戦うというSF戦争ものなのですが、現実に銃犯罪が起こっているイギリスでは日頃から大聖堂の聖職者の方々は犠牲者の追悼や犯罪の抑止に取り組んでいるそうで、そうした方々からすると、たとえゲームの中とはいえ、神聖な大聖堂内で銃撃戦がおこなわれるというのは、許せない事のようです。

とはいうものの、どうしても教会というものに縁遠い日本人としてはいまいち教会の神聖さを頭ではわかっていても実感できないのも事実な気がします。
私の中でも、「○○教会」とか「×××大聖堂」とかって、「静かに見学しなきゃいけない観光地」くらいの印象しかないです。
日本で例えるなら、広島の原爆ドームで銃撃戦、とかそんな感じなのでしょうか。

ところで、これって開発もとは日本じゃないんですねぇ。
アメリカのインソムニアックという会社のようです。
【「RESISTANCE(レジスタンス)〜人類没落の日〜」開発者インタビュー】

もちろん、アメリカ人だからといって、全員キリスト教徒って訳じゃないので、一概にはなんとも言えませんが、でもアメリカの会社ならもうチョットそういう宗教がらみのデリケートな部分への配慮ができたんじゃないのかなぁ、とも思いました。
といっても、私はこのゲームやってないので、この銃撃戦がどの程度のものかはよく知りませんが。

まぁ、いずれにしても今回の場合は、『宗教』というかなり厄介な問題が絡んでいるのでソニーとしても慎重な対応が必要そうですね。
それに謝罪で済めばいいけど、最悪販売中止とかになったら結構痛手ですよね。
ただでさえソフト少ないって言われてるんだから・・・。

【Resistance: Fall of Man Gameplay】
(これは大聖堂の場面ではありません。)



≪6/14追加≫
ソニーと教会側の話し合いがはじまったようです。
ソニー、「大聖堂で銃撃戦」問題で英国教会と対話

≪6/16追加≫
戦闘ゲーム映像問題、ソニーが英国国教会に謝罪
なんか結局は謝罪したみたいですね。
でも謝罪のみで販売停止については言及してないそうですが・・・。
って事はきっとそのつもりはないって事ですよねぇ。
でも謝罪してそれ終わり、ってなるのでしょうか。
ソニーとしては多少の賠償金でも支払って終わりにしたいのかもしれませんが、でも教会もそんなの受け取っちゃったら「お金目当て」なんて言われそうですよね。