夜間走行―反射テープ

 妖怪たちと戯れた後、今回のナイトライドでも、夜景にチャレンジした。国立天文台南の国分寺崖線上からの絵である。今年の初めに日中の絵も紹介した。この近辺で、夜景が望めるのは此処くらいしか思いつかない。

 調布飛行場方向を見る。

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夜の調布飛行場方面

 こちらは、下を流れる野川沿いから天文台のある崖上に続く、長い階段。

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地獄への階段、だな

 時折「ガサッ」と言う落ち葉を踏むような音がして、思わずその方向を見るが、何(誰)もいない。そのうち気付いたが、これはドングリが落下する音である。街灯はあるにはあるが、木立ちに光が遮られるので辺りは暗黒に近い。一寸ビビった。

 最後に、夜間走行用装備について。
 何度か夜間走行(ナイトライド)して、感じたのだが、バックパックと足首の赤いリアライトは問題ないとして、フロントの白色ライトだ。これは明るさ(100及び400ルーメン)に関して問題ないのだが、心配性の私は一灯では何処となく心細い。点灯状態のライト一つあれば、可也目立つのは他の自転車を見ていて分かるが、交通量の多い道路では、自動車のヘッドライトに掻き消されてしまう様にも思える。ので、以前から手元にあるが全く使っていない白色セーフティライトをハンドルに装着し点滅させることとした。だが、このライトのブラケットはロードバイクの太いハンドルには装着不可なのだ。そこで、これまた手元にあったシリコンバンドを使用しハンドル下側に固定した(上に付けると、目の下でチカチカしてうるさい)。単5電池使用で、他のライトと異なり充電式でないのが玉に瑕であるが、新たに買う予算も無いし使わないのは勿体ないので、暫らくは夜間走行のお供をお願いすることにした。
 フロント、リア共にやはり「点滅」が目立つ。点灯だと自動車のライトや街の灯りに紛れてしまうが、点滅だと瞬間的に自転車と分かる。

 これで、フロント、リア共に2灯態勢である(昼間は前後ともに1灯ずつ)。物々しいが、安全には代えられぬ。私しか頼れるものの無い、認知症のおばあちゃんと猫連中のためにも、事故だけは防がねばならぬ。
 自ら発光するライトは、取り敢えずこれでいいとするが、それでも心配性の私は満足せず、反射材を幾つかプラスした。バックパックにおばけのリフレクター(結構可愛く気に入っている)をぶら下げ、手首には反射バンドを巻いた(金属製でくるっと巻ける)。どちらも100均。色も共に白。本当は黄色などの方が目立って良いのだが、変な美意識があって、蛍光系の色を使う気になれないのだ。蛍光オレンジのバックパックや蛍光イエローの反射バンドなどメチャ目立つのだが、無理である。困ったものだ。
 以上の装備は、フロントライトを除き私本体の装備だが、自転車本体の方にも新たに装備を施してみた。ペダルのオレンジのリフレクター、スポークの白のリフレクターそしてサドルポストの赤のリフレクターなど元から自転車に装着されていたものはそのままに、動く部分を中心に反射テープを複数個所に貼ったのだ。

 しかし、夜間用装備を施した相方を、残念乍ら自分ではどのような状態になっているのか見ることが出来ない。ので、夜景撮影と同じ国立天文台沿い崖線上緑地の遊歩道で、フラッシュ撮影を試みて見た。

reflectivetape_front

 「a」の小さな点は、ハンドルのブレーキブラケットの先端部分の反射テープ。「b」はホイールに貼った反射テープ。「c」はペダルアームの反射テープ。「d」はペダル前面のシルヴァーの反射テープ。「e」はホイールのリフレクター。向かって左に光る「f」はハンドルポーチのメッシュポケットに入った、夏に憧れる雪だるま「オ〇フ」。

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 「b」はホイールの反射テープ。「c」はペダルアームの反射テープ。「d」はペダル前面の反射テープ。ホイールで真っ白に光る「e」は元からあったリフレクター。これに比べると反射テープは少し黄色っぽく見える。

reflectivetape_rear

 「b」はホイールの反射テープ。「c」はペダルアームの反射テープ。「d´」はペダル後面のオレンジのリフレクター。「e」はホイールのリフレクター。「g」は元からの赤いリフレクター。私のペダルはトゥクリップ仕様なので前後・表裏がある。後側方にはオレンジのリフレクターが元からあるが、前側には何んにも無いので、シルヴァーの反射テープを貼ってあるのだ。(トゥクリップは走行中にボルトがすっ飛んでしまい使えなくなりました)

 こう見ると、横と後が多少弱い様にも見えるが、横はホイールもペダルアームも回転するし、後ろは私が乗ればバックパックの反射材が加わるのでトータルでは問題ない様に思う。ロンパンの季節になれば、更に裾バンドの反射材(横と後に付いている)が加わるし。

 元からあったリフレクターと「オ〇フ」及びペダルの前部分を除き、他はみな黒の反射テープだ。相方はブラックの車体なので、黒の反射テープは、明るい所では貼ってあることがぱっと見分からない。正確に言うと、「黒」と言うよりは黒に近い「濃いグレー」なので、よくよく見ればそれと分かるけれど、一見したところでは分かり難い。知らなければ、少なくも反射テープとは思えないであろう。しかし、暗がりで光が当たれば、可也光る。輝度は、白の反射テープに比べれば6-7割程度、シルヴァーに比べれば8-9割程度だが、それでも何もないよりははるかに光る。デザインを崩したくないけど視認性・安全性は高めたい、と言う方にはお勧めである。

 下は後日、日中撮影した黒反射テープ。場所は小平市「くぬ木児童公園」玉川上水畔、住宅一軒分もない様な小さな小さな公園(道路を挟んで東西にある内の西側)。私以外人は無く、ご迷惑にはなっていないと思う。

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ブレーキ・ブラケット

 ブレーキ・ブラケット先端は、どれほど効果があるか不明だが、ホイールやペダル・アームに貼った残りの切れ端が勿体ないので、試しに貼ってみた。

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ペダル・アーム

 若干光っているが、少し視点をずらすともっと目立たない。ペダル・アームは、つま先の角度に合わせ斜めに貼った。これなら足のつま先で隠れずにすむ。そしてアーム側面まで覆うことで、前後からも見える様になる。

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ホイール

 下画像は、僅かに光っている。ホイールは側面だけでなく内側全体を覆うように貼れば、斜め後ろ・斜め前からも見えるのでより効果的(と思う)。基本自動車は、自転車を完全に真後ろ・真正面から見ることは余りないと思うのだ(推測)。

 何れの場所も、よく見れば何かが貼ってあるのは分かるが、反射テープには見えまい。どうであろう。
 何れにせよ、デザインを崩すほどの目立ちは無いと思うのだ。

 ただ、一般のお店では黒の反射テープ、まず店頭に無い。東京の田舎(多摩)であちこちホームセンターなど探したが無い。白、赤、オレンジなどは何所にでもあるが、黒は全くない。通販以外では、購入は難しいと思う(都心の東急ハ〇ズ辺りならありそうだが、交通費が大変)。スコッ〇他幾つかのメーカーから出ているが、私が購入したのは、ポッ〇ニートさんのものである。薄くて柔らかく、曲面にもなんなく馴染んだ。でも、空気が入らないようにするのは、結構大変。老眼だし。

 正直、ロードバイクの大きな魅力は、その見た目の美しさである。速く遠くまで走る為に、その特殊化した存在が醸す機能美。なので、余り色々と装着したくないのだが、でもこの年齢では快適性も追求しないと続けられないし、そして何より安全性を求めねば、イノチがアブナイ。乗らない・走らないのが一番安全だが、それではココロがアブナイ。どこに妥協点を置くかは人それぞれだが、現時点での私の安全と見た目の妥協点はこの辺りである。

 世の中から、自転車事故が少しでも減りますように。

2019年霜月7日
(取材は10月初め)

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・取材の際はマナー遵守を心掛け十分配慮しておりますが、もしご近隣の皆様にご心配及びご迷惑をおかけしておりましたら、お詫び致します

・この場所は三鷹市大沢(天文台)・小平市上水新町(くぬ木)、最寄り駅は西武多摩川線多磨駅(天文台)・西武拝島線東大和市駅(くぬ木)です

*黒い反射テープ:本文にもある様に反射材としては十分に役立つと思うが、白い反射テープに比べると輝度は高めに見て70%程である。安全性を最優先に求めるならば白や蛍光カラーをお薦めする(個人見解)

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