こいのぼり II

  東大和線52号から分岐した並木線の1号から、架空線を東へ追って遊歩道を行けば、中央公園前交差点を渡ったすぐ目の前に、2号鉄塔だ。

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並木線2号(昭和54年1月 30m)

 脚下にミニこいのぼりが無数に泳ぐ2号(標高77.6m)は、円形鉄柱型だ。

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2号とこいのぼり

 わあ、もうコイノボリまみれ。

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同じく

 可愛らしいミニこいのぼりは、遊歩道―ここからは緑町中央公園の園路となる様だ―上空を幾重にも横切り、群れ泳いでいる。

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園路とこいのぼり

 ので、3号もこいのぼりの向こうだ。

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こいのぼりと3号

 こいのぼり達の下を潜りつつ、園路を行き、振り返る。

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振り返る2号

 こいのぼりとハナミズキとのスリショだ。
 そのまま園路を行くと、3号(標高76.6m)は中央公園の南東角、園路(遊歩道)の突き当りに建っていた。

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3号(昭和54年1月 30m)

 並木線の名が何処に由来するのかは知る由もないが、1号から3号は種々の樹々が立ち並ぶ遊歩道及び公園園路に沿って建っている。

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並木線航空写真
2019年(令和1年)8月2日国土地理院撮影

 白↑が大元の東大和線52号、黄↑が左から右へ並木線1から3号、「mcp」が緑町中央公園。
 これを見ると、並木線下は架空線下道路・公園とも見える。が、並木線が敷設される前の航空写真を見ると、

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並木線航空写真
1974年(昭和49年)12月26日国土地理院撮影

白↑の52号から「mcp」の下側へと、現在と同じように遊歩道・園路が出来上がっている。並木線建設が、すでに予定されていたのであろうか。因みに現在の公園のまあるい広場は、これで見ると嘗ては野球場であったようだ。

 3号下から振り返ると、公園園路部分などはハナミズキの並木に沿って並木線が建っている、とそう言えないこともない、かもしれない。

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うーすべーにいーろのおー♪
いい唄だ

 うーん、これがその名の由来なのであろうか。

 東の方、耐張型の4号鉄塔を見る。

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4号(標高75.3m)

 もう彼方は、並木とは縁がなさそうだ。
 マップで確認すると、並木線はこの後6号まで鉄柱型で続き、また二本脚型にもどった7号の建つ並木変電所で終わっている、可也短い路線だ。「TinySlope」さんによれば、一回線は700m程北東にある国立障害者リハビリテーションセンターへ繋がっているらしい。
 更にマップを見ていると、並木変電所から200mも行かぬ先は、「並木」と言う地名である。上記リハビリテーションセンターは、並木にある。
 簡単だった、これが並木線の名の由来だ(多分)。

 撤収。

2024年皐月日
(取材は4月下旬)

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・取材の際はマナー遵守を心掛け十分配慮しておりますが、もしご近隣の皆様にご心配及びご迷惑をおかけしておりましたら、お詫び致します
・ご訪問の際は、周辺へのご配慮をお願い致します
・航空写真画像出典:国土地理院ウェブサイト
*参照:所沢市HP、他
・当記事にある情報等は上記取材時点におけるものです
・これらの場所は埼玉県所沢市緑町、最寄り駅は西武新宿線新所沢駅です

*こいのぼり:「花と緑のボランティアの会」の方々の手により4月中旬−5月中旬頃まで掲揚となる様だ
*並木:所沢市の行政地名。1-8丁目まである。一帯は嘗ては陸軍所沢飛行場であり、戦後はアメリカ軍基地となったため今も町内の多くはアメリカ軍所沢通信基地に占められている。以前紹介した、所沢航空記念公園もここにあったのだ。忘れていた

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