■平沼代表、小沢氏と連携否定

 平沼赳夫元経済産業相(70)や与謝野馨元財務相(71)らが10日、都内のホテルで記者会見を開き、新党「たちあがれ日本(にっぽん)」の結党を正式に発表した。平沼氏が代表、与謝野氏は共同代表に就任。平沼氏は「政治生命のすべてをかけて、尊い日本のために、汗をかいていかねばならない思いで立ち上がった」と述べ、「打倒民主党」「日本復活」「政界再編」-を「使命」として取り組むことを表明した。

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 メンバーは平沼、与謝野両氏のほか、前自民党幹事長代理の園田博之衆院議員(68)、元運輸相の藤井孝男参院議員(67)、中川義雄参院議員(72)。「応援団長」として石原慎太郎東京都知事(77)も記者会見に同席した。

 綱領では、(1)自主憲法制定(2)信頼される行政の実現(3)財源に裏打ちされた持続可能な社会保障制度と経済成長力強化-などを掲げた。政策では「消費税収」による社会保障制度の強化を示し、外国人参政権、選択的夫婦別姓に「断固反対を貫く」としている。

 記者会見では、与謝野氏が「反民主・非自民」を強調。平沼氏も保守勢力の結集による第三極路線を打ち出した。ただ、夏の参院選について平沼氏は、比例代表と改選3以上の選挙区には独自候補者を擁立するが、それ以外の選挙区では「自民党と協力できるところはしたい」と述べた。

 政界再編をめぐっては、園田氏が参院選直後の民主党との連携は「すぐにはあり得ない」と明言した。民主党の小沢一郎幹事長と今後連携する可能性には、平沼、与謝野両氏が「全く考えない」などと否定した。

 与謝野氏は、自民党内から比例代表当選議員として辞職要求がでていることに対し「この党の5人目の議員なので、できない。今回の離党はたった一回の(自民党への)わがままとして許してほしい」と述べた。

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 ■新党の基本政策骨子

 一、税制抜本改革で財源を拡大、社会保障の安心強化と医療分野など雇用拡大に振り向ける

 一、規制緩和と消費税収で創出する雇用により安心と成長を同時に達成

 一、非社会保障分野は行政改革で財政再建に道筋

 一、公務員の人件費一部凍結、天下り禁止を厳守

 一、既存の政党枠組みで正しい政策の実現が難しい場合、国民投票法の活用も視野

 一、安全保障、経済、環境協力など多面的な日米関係の正常化

 一、拉致、人権問題で「筋目を通した」外交堅持

 一、外国人参政権や選択的夫婦別姓に断固反対

 一、超党派で自主憲法の制定を期す

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