夫とともに2歳の長男をごみ箱に閉じ込め窒息死させたとして、監禁致死罪などに問われた東京都練馬区の無職、菅野(かんの)理香被告(35)の裁判員裁判で、東京地裁は26日、懲役7年(求刑・懲役10年)の実刑判決を言い渡した。井口修裁判長は「夫が主体となり、日常的に虐待を繰り返す中で起きた。理香被告も手を貸しており極めて悪質」と述べた。

 被告側は「夫の家庭内暴力(DV)があり虐待を止められなかった」と主張したが、判決は「DVの影響で関与せざるを得なかったとまでは言えない」と退けた。判決後の会見は、裁判員6人と補充裁判員2人がいずれも希望せず開かれなかった。

 判決によると、理香被告は夫の美広(よしひろ)受刑者(35)=懲役11年が確定=と共謀し08年12月、長男優衣(ゆい)ちゃんをごみ箱に入れ、ポリ袋をかぶせて死なせた。【伊藤直孝】

【関連ニュース】
幼児虐待死:夫婦の主張に差、夫の判決確定…戸惑う裁判員
児童虐待:厚労省と文科省が指針策定
児童虐待:親権はく奪、35年で31例 児相申し立てで
傷害容疑:5歳長男の足ライターで焼く 継父逮捕 千葉
兵庫5歳児虐待死:継母を傷害致死容疑で再逮捕

<オウム>松本死刑囚の弁護士1人、処分を変更 日弁連(毎日新聞)
<爆発>幕末「池田屋」跡地の居酒屋で 3人けが 京都(毎日新聞)
愛知学院大・法科大学院「不適合」認定(読売新聞)
<地方分権委>志半ばの「退場」 31日で活動終了(毎日新聞)
【自民党「苦悩」の現場】「邦夫の乱」は収束 執行部批判…幹部からも(産経新聞)