☆☆ Game 21 4月26日 I 川釣行 ☆☆

毎年夏に東北のH湖にてスモール祭りを行うのだが、ある方のブログのスモールマウスの釣果を見ていたら無性に釣りたくなってしまった。 笑

なので、スモールの強い引きを求めて I 川へ遠征してきた。

7か月ぶり3回目の挑戦だ。

遠征といっても距離は我が家から90㎞弱。

しかし、高速をうまく利用できない位置関係にあるため、下道利用で片道2時間30分という気が遠くなるようなドライブになってしまった。

往復5時間といったら、ショート釣行に匹敵してしまう。

ドライブ大好き人間だが、さすがにここまで遠いと相当な負担になる。

早朝4時20分に出発したのに6時50分着。

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急ぎ準備して出船は7時30分。

水温はもう19℃あってちょっとビックリ。

濁りはなく透明度は5~60cmはある感じ。

一番の驚きは流れが殆ど無いことだ。

通常、相当なスピードで流れていてエレキのバッテリーの消費を心配するところなのだが、まるで止水域のS川のようだった。

まずはスロープ近くのラージ狙いの釣り。

ヘラ台、杭周り、カバーといかにもという場所が目白押し。

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テキサス、ジグヘッドでドンドン撃っていく。

とあるヘラ台と杭の複合ポイントで早速バイト。

スラックを取って渾身のフッキング。

が、アワセが弱い!?

いかにもスラックがある感のアワセになってしまった。

結果、杭に巻かれた挙句に杭に化けて終了! _| ̄|○

先週アワセが弱くてバラシまくったのが頭をよぎったので、リールを調べてみた。

何のことは無いドラグがかなり緩んでいた。

これじゃぁ、アワセてもドラグが出て効かないはずだよね。

さらにずっと使い続けてきたジグヘッドのフック先が鈍っていた。

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これじゃぁ刺さりも弱い。

全て修正して、探索再開。

その20分後、コンコンとバイトがあった。

しかし、マメなのだろう、乗ることは無かった。

1時間ほど経った所でエンジンに火を入れ上流へ向かった。

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これからはいよいよスモール狩りに専念する。

人によって攻め方は違うだろうが、私の場合は大抵同じパターンしか使わない。

スモールは基本的にストラクチャーには付かずベイトに付くか居そうな所を回遊している。

なので、なるべくそういうポイントを探してキャストしていく。

またラインテンションが掛かっているより掛かってないルーズな感じの方が反応がいい。

だからアクションさせるより自然にスライドやドリフトさせて、フォール中やステイ中に食うというイメージが強い。

レンジによって、ノーシンカー、ジグヘッド、スモラバ、ダウンショットを使い分けている。

ハードルアーはクランクよりシャッド、特に I 字系が有効だと思っている。

スポーンから完全に回復後はスピナベにガンガン食ってきたりもする。

今日はプリスポーンからスポーニング中ということで、ジグヘッドを多用していく。

が、シャローに見えバスもおらず、反応は全然ない。

上流でノーバイトのまま、気が付けば11時を回ってしまっていた。

過去実績のポイントのショアラインで捕食音。

いかにも小バスという印象を受けたが、このままではボウズになってしまう。

とりあえず、こいつを獲りにいこう。

4LBのスピニングタックルに持ち替え、1/32ozのジグヘッド+3インチグラブを投入。

音のした辺りにキャスト。

着水後はラインを張らずに自然にフォールさせる。

ボトムに着いたあたりでロッドワークで少し張ってまた緩める。

その緩めた時にバイト。

コンコンといかにも小バスっぽい。

直ぐアワセても乗らないだろうと様子を見ているとラインが動き出す。

そうなれば、スイープにアワセを入れるだけ。

ククッと生命反応があって乗ったが、さすがにマメらしい引きでかわいいレベル。

11時8分、今季初のスモールで最小サイズをゲット!

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16cm、重量100g未満とただのボウズ逃れだが、とりあえずホッとした。 笑

しかし、他に捕食場面が全然見られずシャローフラットにバスが見えないので何処を探していいか分からない。

釣れた対岸へ移動して、同じような攻め方を続けてみる。

お昼近くになって日差しが強くなって喉が渇いたのでキャスト後ドリンクへ手を伸ばしたその瞬間、コンとバイト。

だがラインが動かないから食った感がない。

半信半疑だが思い切ってロッドを掃くようにフッキング。

クーッと重い抵抗があったかと思ったらそこから急に引き出した。

久しぶりに響くスピニングのドラグ音。

ラインを巻いては出てを繰り返しつつ、バスはボートの周りを逃げ回る。

また深く潜ろうとするのもスモールの特性だ。

巧みにファイトしつつ、大人しくなった所をネットイン。

11時26分、体高のある37cm・800gの良型をゲット!!

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久しぶりにスモールの引きを堪能した。

40upにはちょっと足りなかったが楽しませてくれた。

このポイントから更に上流へ向かって流していくが、その後は全くアタリがない。

その内水深が急に浅くなり、ボートでの遡上を阻む所まで来た。

ここで折り返し、先ほど2尾釣れたところへ入り直すことにした。

すると、13時を37分、あっさりと26cm・260gを追加して3尾目とした。

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キーパーサイズの連続捕獲に成功!

このストレッチがよく釣れると踏んで少し粘ることにした。

3尾目をキャッチしてから37分後、ずっと同じ攻めをしていたが、緩く張っていたラインからアタリらしき違和感を感じた。

しかし特にラインが動いていないので食ったかどうかは分からない。

もう少しラインを張ってみると何となく食ってる感じがしたので、大きく掃くようにアワセる。

ガガッとまるで根掛かりのような感触と重い抵抗感があった。

ググッと生命反応がなければ根掛かりと勘違いする程だった。

その後の物凄い引きがあって、文字通りバトル開始である。

さっきのヤツより全然引くのでこれはデカい。

ドラグを出しながらファイトしながら、ひたすらエレキを踏んで沖へ誘導する。

とにかく巻いてロッドを立て巻くを繰り返す。

少々腕が痛くなってきた。

さすがスモールの引きは本当に凄い。

少し浮いてきて姿が見えたが紛れもなく40up。

その途端ジャンプされたが、ラインテンションを保ちつつロッドワークで対応したのでバラスことは無かった。

その後、都合2回ジャンプされたが何とか持ちこたえ最後はネットに収まった。

13時55分、今季初のスモール40upを釣り上げた。

計量の結果、43cm・1150gと惜しくも1200は超えなかった。

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このヒントを基にいくつか似たようなシチュエーションを攻めてみたがバイト1つに終わった。

一応最後の2時間はシャッド、ダブルスイッシャー、ダウンショット、ノーシンカー、テキサスと状況を見極めながら使い分けていったが結果を残せなかった。

往復5時間の代償に40up 1本はまぁまぁだと思うけどね…。

今度はいつ行けることやら…。

それでは、また!


☆☆ 総括 ☆☆

釣れたストレッチのポテンシャルが凄かった。
長さ100mもない所からこの日の4尾すべてを絞り出している。
大きな地形変化は無かったと思うが2m弱のボトムに近い所にいたようだ。
2~2.5mからのブレイクエリアに居た感じ。
不思議なのはシャローフラットに魚が見えなかったしバイトも無かったことだ。
最後の方はシェードやカバーにテキサスを撃ち込んでラージを狙ってみたが1バイトも得られなかった。


☆☆ 釣行データ ☆☆
時間 8時間釣行 7時30分から15時30分
天気 晴れ時々くもり
気温 13℃~22℃
風   微風から中風
水温 19.7℃~21.6℃
釣果 8バイト4フィッシュ1バラシ  MAX 43cm
    アタリ- オフセットフックジグヘッド
    キーパーサイズ3本 2210g




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