愛知県豊川市伊奈町、会社員岩瀬一美さん(58)方で17日未明、家族5人が刺され、2人が死亡した殺傷事件で、逮捕された長男の無職高之容疑者(30)が事件前の15日頃、「刃物で殺して、家に火を付けてやる」と弟2人を脅していたことが18日、親類の男性(62)の話で分かった。

 家庭内のトラブルは、今月12日頃から急に激しくなっていたといい、豊川署に寄せられた相談や通報は15日までの4日間で9件にのぼった。「インターネットの買い物で200万~300万円の借金をして困っている」との相談もあった。同署は、家族間のいさかいが一気に激しくなったことが背景にあるとみて、経緯を調べている。

 豊川署捜査幹部によると、最初の通報は12日午後7時25分、次男(24)が「父親(一美さん)と兄(高之容疑者)が借金の問題でけんかをしている」と電話した。この時は、高之容疑者が「もう借金はしない」と約束、収まった。

 しかし、その約2時間半後、一美さんら3人が来署。高之容疑者が、一美さん名義のクレジットカードを使ってインターネットオークションで勝手に買い物し、200万~300万円の借金を作って困っているとの相談だった。

 翌13日午前0時半頃には、「銀行口座を作る」と高之容疑者が、一美さんの身分証を取り上げたと通報。同日夜にも一美さんら3人が同署へ相談に行った。

 15日午前中には、「兄がものを投げたり、騒いだりしている」「兄が『警察官を呼べ』とうるさい」などと、1~2時間おきに計4回、110番があった。

 同署は「その都度、警察官が自宅に行くなどした」と説明。高之容疑者は警察官を見るとおとなしくなったといい、同署は「暴力の形跡は確認できなかった」としている。

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 同署は18日、高之容疑者を一美さんを殺害した容疑で、名古屋地検豊橋支部へ送検した。

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