国内唯一のレコードメーカーの東洋化成(東京都港区)は10月10日、レコードに関する知識を問う「第1回レコード検定」を実施する。CD普及で衰退したレコードは、音楽のインターネット配信でさらに打撃を受けており、レコードへの関心を高めるのが狙い。同社は「50年間受け継いできた製造技術を守るためにも、人気を少しでも盛り返したい」と話している。

 検定は1~3級でマークシート式。レコードの歴史や製造方法、各ジャンルの代表曲などに関する100問を出題する。正答率7割程度で合格とし、合格者には認定証を贈る。高得点者には、名前と得点を読み上げる声優らの声を収録した記念レコードも贈ることを検討している。

 東洋化成は1959年創業。原盤製造から録音まで全工程を行っている。レコードメーカーは国内に10社あったが、80年代のCD登場で軒並み廃業に追い込まれ、90年代初めには同社のみになったという。同社の生産枚数もピークの70年代には年間7000万枚以上だったが、09年は約40万枚にとどまった。検定の会場は明治大駿河台キャンパス(東京都千代田区)。受検料は5000円程度の予定。問い合わせは同社(03・3497・0510)。【福永方人】

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