細菌に強い新しい品種のカーネーションを、農業・食品産業技術総合研究機構「花(か)き研究所」(茨城県つくば市)が開発し、「花恋(かれん)ルージュ」と名付けた。病気に負けない「枯れん」と「可憐(かれん)さ」をかけ、誰からも愛される花に、との願いが込められている。

 カーネーションには「萎凋(いしゅう)細菌病」と呼ばれる病気がある。発生すると数百本以上がまとまって枯れるため、園芸農家の悩みの種になっていた。

 研究所は90年ごろ、野生のカーネーションの一種がこの病気にかからないことを見つけた。しかし花が直径1~2センチと小さく、園芸には向かなかった。

 そこで、この野生種を園芸用の美しい品種と交配、5世代約20年をかけて深紅の「花恋ルージュ」を作った。細菌を根につけて試すと、他の品種は87~97%が発病したが、花恋の発病率は約7%だった。

 新品種は来年、種苗業者に配布された後、一般農家で栽培され、13年の母の日には市場に並ぶ見通しだ。【高木昭午】

【関連ニュース】
カーネーション:銀座のビルに3000本展示 日本生産100年を記念
カーネーション:母の日ピンチ 日照不足で開花遅れ 金沢花市場、出荷2割減 /石川
ぐるっと秋田:横手湯沢特集 母の日に鉢植えサクランボ 湯沢の農家取り組み /秋田
香川県農業試験場野菜・花き部門 /四国
近江風物詩2010:アンスリウム(東近江市) /滋賀

<改正道交法>70歳以上の死亡事故割合、10年で倍増(毎日新聞)
アクセラ3万5000台リコール=マツダ(時事通信)
<明石歩道橋事故>元副署長を20日に起訴(毎日新聞)
<強盗殺人未遂>タクシー運転手、首切られ重傷 江戸川(毎日新聞)
<鴻臚館跡事務所火災>連続放火の疑い 付近で5件の不審火(毎日新聞)