日本原子力研究開発機構は10日、試験運転中の高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)で同日、制御棒1本の挿入操作にミスがあり、試験を一時中断したと発表した。制御棒は約2時間後、正常に挿入された。環境への影響はない。

 原子力機構によると、この日の試験終了時、19本ある制御棒の2本を全挿入しようとしたが、運転員が操作を誤り、全挿入から3ミリ手前で制御棒が止まったため、午後8時50分に試験を中断。再び挿入操作を始め、同日午後10時38分に全挿入を完了した。原子力安全・保安院によると、運転員は今回、制御棒を初めて操作しており、全挿入の手前で制御棒のスピードが落ちることを知らなかったという。【酒造唯】

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