大阪府門真市で女性(19)の長男(2)が、同居する少年(19)=傷害容疑で逮捕=の暴行を受け死亡した事件で、女性が昨年10月ごろに長男の顔が腫れ、くちびるから血を流しているのを見つけ、少年をとがめていたことが29日、門真署への取材で分かった。同居を始めてから3カ月後のことで、門真署は、少年がこの当時から虐待を始めていたとみて同日、傷害容疑で送検。傷害致死容疑を視野に調べている。

 門真署によると、少年と女性は中学時代の同級生で、昨年7月に3人で同居を始めた。女性は夜間の飲食店に勤めていたため、留守の間は少年が長男の世話をし、当初はかわいがっていたという。

 ところが昨年10月ごろ、女性が美容院から帰宅した際、長男の顔が赤く腫れ、くちびるを切って出血しているのに気づいた。女性が「あんた殴ったんちゃう」と少年を問いつめたところ、「もう二度としない」と約束したという。

 しかし、女性はその後もたびたび、長男の顔にあざを見つけては、少年を問いただすことが続いた。今月17日には長男の顔の右側に大きなあざがあることに気づき、少年に注意したが無視されたため、少年の姉(21)に相談することもあったという。

 女性は「仕事の間に長男を見てもらっている負い目があり、少年に強く言えなかった」と話しているという。

 門真署によると、少年は昨年秋から暴行したことを認めており、「なかなかなつかないので、頭を壁に打ち付けたりたたいたりしたほか、けることもあった」と供述しているという。

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