U字路

目標の無い前進は 後退にも成り得る

2011年05月

信頼性という幻想

信頼性の指標として、MTBF(平均故障間隔)とかMTTR(平均修理時間)などがある。情報処理の試験でもこれに関する問題が出る。

サーバやストレージなどのハードウェアは、「エントリークラス(小規模向け)」「ミッドレンジクラス(中規模向け)」「エンタープライズクラス(大規模向け)」などといいった区分がされる。その区分に対して上述のような数値的指標は明らかにされない。明らかなのは、価格が全く違うということだ。機能で見れば、使わない機能はいくらついていても価値はない。

数値的指標がない理由として一つの疑念が真っ先に思いつく。有意な信頼性の差などないのだ。仮に単純に廉価モデルが90%の稼働率、高価モデルが99%としたとき、90%を並列に2台組み合わせれば、数字上99%の稼動率を満たしてしまう。それでは、何百倍、何千倍とある価格差がもたらすメリットを説明できない。もちろん製造的な観点では、単体で信頼性の高い製品を作る方が圧倒的に困難だろう。

また、仮に指標が示されたとしても、その正当性を評価することも非常に困難だ。

そこで「エンタープライズクラス」なんていうわけのわからない言葉が登場する。言葉が豪華であれば、価格が高ければ、見た目が立派であれば、質が良いなんていう保証はどこにもない。製品としての質は同じで、故障時の損害賠償保険でも含まれるという方がずっと納得できる。しかしそうした保険的要素は全くない。にも関わらず見えないものに金を積んでおくことが保険だと思われている。

機能は見ることができる。性能は測定することができる。問題は信頼性という狡い概念だ(本来は正しく評価されるべきだが)。短時間では判断できないし、少数のサンプルでも判断できない。指標が明かされない以上、安いものでも、高いものでも確たる理由を以って選択することはできない。
もし、安物を選んで問題でも起ころうものなら、安物なんか選ぶからだ、となる。では、高い方を選んで問題が起こったらどうか。勿論高い金払っているのにけしからん、ということにはなる。と同時に、一番いいのを選んだのだから、最善は尽くした。ということにもなる。

「一番いいのを頼む」
そう。つまり最善を尽くすとは、予算の範囲内で一番高いものを選ぶことなのだ。たとえ意味があまりないものでもたくさん買っておくことなのだ。それで皆が幸せになる。私以外のみんなが。

FreeBSDのネットワークブリッジ設定

http://blog.livedoor.jp/u_26/archives/1662171.html

上の記事でFreeBSDでネットワークブリッジを作った。通常は期待通りに動作するのだが、一定時間以上継続してファイル転送等をしていると、ネットワーク接続が切れるので、使用に支障が出た。原因も解決方法もわからない。

どこかに転送量を制限している設定があったりするのだろうか。

WindowsをHDDからインストール

光学ドライブが付属していない、といった理由でHDDからWindowsをインストールしたいことがある。

上位バージョンのWindowsのインストールであれば、CDイメージをマウントしたり、中身のファイルをコピーするなりして、setupファイルを実行すればセットアップに必要なファイルがHDDにコピーされてインストールできる。

今時のWindowsのバージョンアップ作業といえば、xp→7だ。ともに32bitであれば、上のやり方で通用するが、xp(32bit)→7(64bit)だとそうもいかない。64bitのセットアップ用のファイルをxpから実行できないからだ。そして、xp→7の移行ということであれば、64bit化も多いと思われる。

HDDからインストールしたいという動機は、光学ドライブが付属していないという状況だけにおいて発生するわけではない。たとえば、遠隔地のPCをリモートでインストールしたいとか、管理する大量のPCを一斉にインストールしたいとかそういった状況にも当てはまる。

BIOSのブート順序を操作したり確認できたりすれば、WDSを使ってネットワークで自動インストールなんてこともできるが、あいにくリモートの環境からは通常BIOSの状況を確認や変更はできない。(vPro対応機ならVNC経由でできるのだろうか?vProPCを持っていないのでわからない)

で、どうすればいいかだが、HDDからOSがブートしている流れを考えれば、次回起動時にHDDのファイルからインストーラを起動させる方法は想像できる。最も単純な手順で実現するのは、以下のような流れになると思う。

1.起動しているxpのCドライブ直下に7(64bit)のインストールディスクの中身をコピー
2.7(32bit)のbootディレクトリの中にあるbootsect.exeをコマンドプロンプトから次のコマンドで実行して、インストールディスクとbootmgrをブートローダに設定
  bootsect.exe /nt60 ALL
3.再起動すれば、7(64bit)のインストーラが起動する

ここまでの実現性は確認した。あとは、応答ファイルとか用意してインストールを自動化すればリモートからでも、一斉に7への移行や、既存システムからの移行を考慮したxpとのデュアルブート化(ライセンスが2つ分必要になってしまうけど)なんてのもできるんじゃないかな。初めの配布やコマンドの実行はADの機能でできるかな。デュアルブート環境構築後はリモートからbcdeditを実行させれば、適宜新旧環境の切り替えもできる(と思う)。


ライフのバナナ

私にとって、バナナはどこに住んでも主な果物だ。安くて、旨くて、食べやすい。
ところが、ライフの(一番安い価格帯の)バナナがあまりおいしくない。

今の暮らしのメインスーパーはライフコーポレーション。
http://www.lifecorp.jp/

食べるうちに味や食感に慣れてきたが、味だけではなく状態も良くない。
外見はいい。問題は皮を剥いたあとだ。どうも健康的なバナナじゃない。
黒く傷んでいたり、ぐにゃぐにゃしていたり、中央に空洞ができていたり。
そしてその中身の状態が皮にあまり現れない。
これまで食べてきたバナナは、中身の傷み具合は皮にも現れていたので、
食べ頃や商品選択も判断しやすく、納得もできた。どこもある程度使っている
のかもしれないが、皮の状態を良く保つ「何か」が強いのではないかと思う。

とはいえ、5本1カットがセールで89円とか、さらに値引きになって49円とかに
なっていると、それでもいいか、と思えてしまう。

最近では、この1年くらいやたらと高騰していたミニトマトの価格が、ようやく落ち着いて来た。ミニトマトは分量を考えると比較的高級な部類の食材だが、食べやすさと味の点から愛食している。時期の違いによる事情をあるのかもしれないが、やはりミニトマトは千葉に住んでいたころのちばコープのお店のものが一番おいしくて、一番安かった。
農産品のうまさというと、宗教的な話(採れたて信仰とか)が出てきてうんざりすることもあるが、野菜はミニトマトに限らずそこのものが質・価格ともに一番良かったな。



ファイ・ブレイン

マガジンの新連載「ファイ・ブレイン」
今秋のNHKアニメと連動企画のようだ。
http://www9.nhk.or.jp/anime/phibrain/

殺人事件が起こり、ダイイングメッセージに↓みたいなのがあった。

, ,?, ,
,?,?,?,
,?, ,?,
9,?, ,?,X


?及びXには1〜10の数字が入って、数字が縦に並んでいるところの和と、横に並んでいるところの和は全て等しくなるというパズルだ。
Xの部分は消えていた。

これを見て「オレに解けないパズルはねぇ!」と上記NHKのサイトで豪語している主人公(天才少年)は言う。
「Xにはどういう数字が入っていたのか。それがわかればこのパズルは解けると思う・・・」
「今のままじゃさっぱりワケがわからない・・・」
「このパズルに真犯人のヒントが隠されていると思う」

さっぱりワケがわからないは言い過ぎ。
今の時代にはコンピュータというものがあってだね・・・
(この程度ならなくてもなんとかなりそうだ)
主人公の言う条件を満たせるのは、以下の5パターン。

, , 3, , ,
, 1,10, 2, ,
, 8, , 5, ,
9, 4, , 6, 7,

, , 5, , ,
, 1, 7, 4, ,
, 8, , 6, ,
9, 3, , 2,10,

, , 7, , ,
, 1, 5, 6, ,
, 8, , 4, ,
9, 3, , 2,10,

, , 8, , ,
, 7, 6, 1, ,
, 2, , 3, ,
9, 5, ,10, 4,

, ,10, , ,
, 8, 3, 2, ,
, 1, , 5, ,
9, 4, , 6, 7,


このうち、Xの数字が明らかになることによって、答えが一意に求まるのは、4番目のパターンのみ。
天才少年じゃないので、パズルは解けても犯人はわからない。

とりあえず、この手のパズルが自由に作れるプログラムは作っといた。今回のパターンなら瞬時に答えを返してくれる。

運動大事。まじで。

GW期間で5kgとか無理だった。一時的に-3kgになったくらい。
案外難しいんだな。心が弱い。

問題を考えると、まずは休日にやったこと。基本、家にいては体は全く消耗しない。
あと、食べ物を絶対量を減らさずに、質の変化でどうこうするのは長期的なやり方だった。
菜食者にも肥満が多い事を鑑みればその効果も怪しい。

牛乳とか味噌汁とか、水分もやたら摂取した。普段あまり直接的な水分を摂らずに
済んでいたのは、米食の効果だったのかもしれない。

入るものを止めるだけでは、飢餓的にやるしかないわけで、
やはり体から出さないことにはしょうがない。
10km動き回ると確実に1kg程度減ったという事実はそれなりの収穫。
この考えでいけば、今からでも30kmくらい出かけてくれば目標達成なるが
筋肉痛とそれ以外の痛みもあってその気力はない。やはり弱い。

ほんと体重計は心を測ってくれる。
自分の行動に応じて増減する様は面白かった。

期間を今月まで伸ばして続けてみる。

今はとりあえず敗北者として9日ぶりのご飯を食べる。
米、というかパンや麺や芋を含めて、主食的なもの抜きに
続けられる気は全くしなかった。



FreeBSDのことはよくわからないけど、ブリッジ作ってみた

家のLANの構成とESXiが使用できるNICとの事情から、FreeNAS(FreeBSD7.3)が動いている筐体(NIC2枚搭載)でブリッジネットワークを作成した。FreeNASの筐体に直結しているESXiの筐体が、FreeNAS経由で家のネットワークにつながるようにするため。なお、FreeNASもESXiもUSBメモリに入れて動いている。

【手順】
FreeNAS起動

SHELL起動

USBメモリが読み取り専用でマウントされているので、一度アンマウント(umount /cf)

USBメモリを再マウント(mount /dev/da0a /cf)

WEBコンソールのAdvanced→commandから、if_bridge.koとbridgestp.koをアップロード(2つのファイルはFreeBSD7.3のディスクから抽出)

2つのファイルが/tmpにアップロードされるので、/cf/boot/kernleに移動。(/cf以外はメモリ上のデータなので、再起動で消える)

/cf/boot/loader.confに「if_bridge_load="YES"」と1行追加。これで起動時にif_bridgeがロードされる。

WEBコンソールのSystem→Advanced→Command scriptsに
ifconfig bridge0 create && ifconfig bridge0 addm em0 addm vr0 up
というコマンドをPostInit設定で追加。これで起動時にブリッジ作成のコマンドが実行される。

再起動


以上で無事、FreeNASの2枚のNICがブリッジとして動作し、接続しているESXiが家のネットワークにつながった。

参考
FreeBSDでブリッジを構築
http://uyota.asablo.jp/blog/2009/02/24/4137825

FreeBSD Handbook
http://www.freebsd.org/doc/en_US.ISO8859-1/books/handbook/network-bridging.html

FreeBSD Handbook(日本語訳)たぶん情報が古い
http://www.freebsd.org/doc/ja_JP.eucJP/books/handbook/bridging.html


低脂肪乳1L 59円

階下にドラッグストアがある。生鮮食料品もわずかに置いてあるが、近所のスーパーと比較して安いわけでもない。スーパーに行った方が安くて品ぞろえも豊富なので、積極的には利用していなかった。

今日たまたま夕方に店に入ってみると・・・
圧倒的なまでの「半額」シール

もやしの半額はこれまでも見てきたが、もやしはまぁ元が安いし賞味期限が短いし、と思っていた。
しかし、乳製品や納豆まで半額と来たもんだ。私に縁はないが、一部のスイーツもだ。

現在の住まいの買い物環境を以前と比較して、唯一物価が上がったものといえば納豆だった。以前は特段のセールでなくても1パック60円で買えた。ここの相場は100円前後だ。しかし、半額となれば話は別。1パック49円。

半額のインパクトは、ポイントの3倍や5倍セールなどとは比較にならない。
購入したものと、支払う金額に違和感を覚えるくらい。

今日食べたもの
・みそ汁1杯
・バナナ4本
・牛乳500ml
・水菜1パック
・玉ねぎ1個
・もやし1パック
・ピーマン1パック
・煮干し
・梅干3個
・納豆2個

頭や体から何かが抜けている感覚が広がってきた。色々と食べてはいるので、空腹感はそれほどない。

fscanfとfgets

fscanfとgetcを混在させて使っていたら、はまった。

結果として、次の事実がわかった。
・fscanfの後に、getcをすると改行コードが読み込まれる。

つまり、fscanfは改行コードまで読み込んで、次の行にファイルポインタを移しているのではなく、改行コードの手前まで読み込んで、改行コードのところにファイルポインタを移しているようにみえる。
fscanfを連続して使用している時には問題はない。次に実行されるときには、初めに改行コードがあるわけだが、どうやらfscanfは初めにいくら改行コードがいくつあっても無視するようだ。fscanfとはそういうものだったのか。

一方、fgetsの後にgetcをすると、次の行の最初の文字が読み込まれるので、fgetsはファイルポインタを改行コードの次に移しているようだ。

c言語を使い慣れている人なら当たり前のことなのかもしれないけど、これがわからなくて数時間は思い悩んだ。

長ネギ2本 88円

今日食べたもの
・バナナ3本
・納豆1パック
・味噌汁(ネギ2本、カットわかめ、とろろ昆布)3杯
・コーンフレーク1皿
・牛乳800mlくらい
・煮干し
・けんちゃん(豆腐)1パック

殆ど指先しか動かしていないので、食べた分がそのまま増えてる感じ。
明日は外にでよう。
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