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 最近のクルマは高すぎないか、そんな思いを持つのは私だけか?

 今、欧州ではクルマをリーズナブルに楽しむ文化が生まれている
 新車登録から30年位までの懐かしいクルマ達を「ヤングタイマー」
 と呼び楽しんでいる。
 近年、1960年代以前のいわゆるクラシックカーの市場での価格
 が高騰している。いささか度を超えているそれらの状況は、しばし
 投機の対象として扱われることもあり、残念ながら一般的なクルマ
 好きとは縁遠い世界となりつつある、そんな中、欧州のエンスージャスト
 達の中で盛り上がりを見せているのが、今までは単なる中古車
 として据えられてきた’70〜’80年代のクルマである。
’60年代以前のクラシックカーを指す「オールドタイマー」に対して
 「ヤングタイマー」と呼ばれる現代から〜30年前に生産されたクルマ
 は、クラシックカーの味わい深さと現代のクルマの維持しやすさを
 併せ持っている。しかも価格的には今が底値ともいえる状況なので
 財布への負担も比較的小さいのも嬉しい。
 これらのクルマをリーズナブルに入手して、じっくりと自分好みに仕上げて
 いく楽しみは、これからのクルマ趣味の大きな流れになって行くのでは
 ないかと思われる。
 シッカリ作られた年代だからこそ、まだまだ楽しめると思う。
 今年はヤングタイマーが、面白くなりそうだ。