January 19, 2007

・・・・・・・。1

2006年4月のある日、
我が家の可憐が4頭の子犬を産みました。

3頭産まれて「もう終わりなのかな?」と思っていたら、
日付を過ぎてもう1頭が産まれました。
綺麗なガラの子でしたが頭がとても大きい子でした。

あたしはそれが「水頭症」ではないかと即座に思いました。

その予感は見事に的中し、
兄弟たちはみんな里子に出ましたが、
その子だけは我が家に残ることになりました。

綺麗なガラはまるで背中に羽がついたようでした。
そこで、ダンナは「羽みたいだからつばさって名前だ!」と言い、
みんなで「それはいいねー」と賛同しました。

つばさは頑張っていました。
目は見えず、耳もほとんど聞こえない状態で・・・・・。

12月のある日、てんかんの大発作が起こり、
つばさに手術を受けてもらうことにしました。

大学病院を紹介され、とても優しい先生が担当してくれました。

つばさは3度の手術を終え、回復に向かっていました。

しかし、手術の2日後に電話が鳴り、
「心肺停止状態になりました」と伝えられ、
即座に病院に向かいました。

そこで見たのは心臓マッサージをされているつばさでした。

あたしは「頑張って、頑張って」と言いながらつばさの頭を撫でました。
ダンナが「もうかわいそうだから止めてください」と言いました。

マッサージを止めたらもちろん死んでしまいます。

先生は静かに「わかりました。待合室でお待ちください」と言いました。

あたしは待合室で泣き崩れ、通院している犬達の声に
つらさを感じていました。

先生がやってきて「裏口に回ってください」と言いました。
つばさは表口からは出ることができませんでした。

偶然にも不定休のダンナの休みの日でした。
ダンナは「オレの休みまで待っててくれたんだな・・・・」
と言いました。

冷たくなったつばさを連れて帰ると、母が
「いっぱい楽しい思い出をくれたね」と言いました。

娘は庭のチューリップを取ってきて、
かわいいピンクのリボンで花束にして供えてくれました。

翌日、火葬場に行きお骨にしてもらいました。
小さくて軽くなってしまいました。
まだ温かかったのが印象的でした。

最後のつばさの温もりのように感じました。

可憐は来週にはまた赤ちゃんを産みます。

今度は丈夫に産まれてきてね。
また会おうね。つばさ。

 



u_co at 12:15│Comments(0)TrackBack(0)clip!日記 | ワンコ

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