ススムが進む

ついに『後期高齢者』と言われる歳になってしまいました。 ま・・・一応元気で迎えられたことでヨシとしなくてわ。。。 このブログを始めた時に、こんな日がくるとは想像もしていませんでした。   「あせらず・あわてず・あきらめず」の「三ず主義」』をモットーに、これからも政治・社会・その他モロモロ気ままに書いていきしょう。認知症予防のためにも・・・です(笑)

2005年08月

このあいだ、「街頭演説」という事で日曜日の体験を書いた。次のようなコメントを戴いた。

【ヘェ〜ッそんな事もやるんですか。休みの日はパチスロか温泉だとばかり思っていたけど。来月の組合委員選挙の練習ですか?ちょっと見直しました。】

そうだよね・・・。公休の日の翌日たいてい話すことは前日の「負け話」ばかりだもんね〜。愛好者のI君やH君とお互い負けてはその話の総括をし慰めあってばかりいるんだからねェ
でも私だってまじめにやるときゃやるんですよ。一銭の得にもならないことでも真剣に・・・。来月は総選挙と労組役員選挙のダブルです。
両方とも選挙運動と言って「運動」なのだからダブルで取り組む私めは運動過多でスリムになってもいいと思うんだけどナァ・・・。
マァ楽しみながらやっているんでストレスは感じない。かえってまた程よい刺激になって太ってしまうかな????

このところ日帰り温泉に行っていないからダブルで選挙が終わったらユックリ
マッタリ温泉にでも行って来よう・・・。ともにいい結果となることを祈りつつ!!

総選挙が公示された!私なんぞは「コイズミのコイズミによるコイズミの為のセレモニー」と言う感じが今だにしているのだが〜。しかし各種マスコミの世論調査を見聞きすると??(なぜ)と思ってしまう。コイズミさんへの支持率が急上昇し50%以上になっている。でもその他の関連した問いではまさに到底支持するに値しない回答ばかりなのだ。郵政民営化問題より関心ある課題がたくさんある。民営化〜賛成、反対、わからない、が拮抗している。やり方が強引で不安を感じる30%などなどなのだから。「強いリーダーシップを感じる」というのが最も好意的見方なのだろう。過日書いた経済アナリストの森永卓郎氏の分析が余りにもピッタリである。しかし、コイズミさんは役者だよ。いっぺんに多くの人を暗示にかける天才だね!

今の公職選挙法はとってもおかしなことになっている。まず選挙期間になったらハンドマイクなどでの宣伝は出来ない。法定ビラも選管の証紙を貼って候補者が演説している周りでしか配布できない・・・。そのビラに候補者の名前や顔写真を入れてはならない・・もちろんネットによる選挙活動は禁止されている。 30日の公示を前に今日の日曜日がハンドマイク等で政党の政策宣伝をする最後の機会となってしまった。

昨日は音楽会に行って、大いに癒し人間性を取り戻してきたのだから今日はそれを発揮する日だ!! 

ハンドマイクを使って街頭で短時間づつの日本共産党の政策宣伝をするという。よく駅頭で区会議員や都議会議員などが朝やっているようなことである。
でも・・・マイクはあるのだが話す人がいないのでなんとか協力してもらえないだろうか・・・。と言う声が私にかかった。

滅多に無い経験だし、もともと心臓に毛が生えている私めはそんなことを経験するのもいいかな〜なんて軽く考えて二つ返事で引き受けた。

「こんにちは日本共産党○○事務所です・・・日曜日のひと時ですがちょっとお耳を貸してください。総選挙について日本共産党の訴えを短時間でしたいと思います・・・・」こんな出だしで一箇所10分から15分・・・それを11箇所の場所で行った。

心臓に毛が生えていてもやはり最初は少々上がり気味・・・道行く人がチラリとみていくその視線が気になってなかなか思うように伝えられない。
でも、だんだんと回数を重ねるに従って、すっかり自分なりのペースを取り戻し終わる頃には絶好調!!??時には15分が20分になってしまうことも多々あった。

3回目の演説が終了したときだった。側でジッと聞いてくださった30代半ばの美しい女性が近寄ってきて「郵政民営化になぜ反対なのですか?もっと具体的に教えてください」「小泉さんの自民党改革にも反対なのですか?」などと質問を寄せてきた。その質問にも出来るだけ丁寧にお答えし、それから30分近くも様々な今日の政治状況や社会現象についてその女性と路上論議に発展した。
かなり現代の動きと政治に詳しい方だった。どこかの大企業の女性秘書かな・・・と思わせる雰囲気があったね〜。私なりに精一杯応答したし女性の意見も充分伺った。「そうですね・・・私自身、今まで日本共産党を誤解していたような気がします。なにか参考になるパンフなどあったらみせてください。もう一度勉強してみます」という心から嬉しくなるような言葉も戴いた。

昨日、今日と連続して中身はまるで違うけど充実した時間をすごせたような気がする。夜の酒がとっても旨かった!!

4d9e55c8.gif久しぶりに音楽会に行った。アルゼンチンフォルクローレの第一人者ソンコ・マージュのギター独演会に・・・・。
このようにいかにも知ったかぶりしているけど恥ずかしながらこの方を知らなかった。フォルクローレは南米アンデスを中心とした民俗音楽・・・そしてあのケーナという土笛の「コンドルは飛んでいく」くらいしかピンとこなかった。妻が持ってきた案内にはこのように書いてある・・・

「何だかザワザワ、気持ちはイライラ。最近の世界や日本は騒々しくて、忙(せわ)しなくなっていると感じたことはありませんか?文明が高度になればなるほど、人間にとって余裕が生まれていいはずなのに、逆に人間が追いつめられてさえいるような感覚に陥ります。(中略) 私たちが時折、心の奥底で「何か引っ掛かるものがある。ちょっと変だぞ」と思うのは、人間は本来、ゆったりと時間とともに歩むようにできているからなのでしょう。そんなとき、ある人は本を読みふけったり、またある人はスポーツに汗を流したり、ときに音楽に浸ったりして、人間らしさを取り戻そうとします。それはけっして逃避なのではなく、「回帰」の表われです。ソンコ・マージュ。ここに一人、ギターを爪弾き、歌を呟くフォルクローレ奏者がいます。彼が表現する音楽はまさにこの「人間回帰」の自然な姿・・・・・」これを読んだらなんだか無性に聞きたくなった。会場は家から車で20分ほどの光が丘IMAだと言う。

本当に何十年ぶりかのナマ音楽鑑賞だ・・・。いつもの半パンツにTシャツ、サンダル履きというわけにも行くまい。妻がいやな顔をする。マァそれなりに常識的なカッコをして出かけていったよ。

まず驚いたのは ソンコ・マージュ氏は日本人だった。てっきり外人さんだとばかり思っていたんだ(笑わないで・・・)当年70歳・・・クラシックギターを巨匠セゴビアに学び、世界的フォルクローレ奏者ユパンキに絶賛された、この名前はユパンキから贈られたものだそうだ。

見るからに味のある年輪を美しく重ねていったと言う感じの方だった・・・。

目を閉じて聞いているとアンデスの山々の情景が浮かんでくる・・・。大自然の中の人間の営みと大地への愛情が浮かんでくる・・・。自然と調和した人間の美しさ・・・そんな感じなんだろうな〜。

演奏の合間の語りも素晴らしい・・・
「今、世界では絶え間ない争いがあり、大地が破壊され続け、弱者と強者の格差が一段と広まろうとしている・・・私たち日本人は平和ボケしているのじゃないですか・・・地球的規模で世界を・・人々の暮らしを見つめてみよう」と。

「人の一生の上で避けられない部分があるにしても人間は毅然としながら、もっとのんびりとした気持ちで暮らしていきたいと誰もが思っていることでしょう」とも・・・。
そうなんだ・・・自分の尊厳を守りながらノンビリ暮らしていく・・・。いいねェ〜。最近、ものすごくあこがれるそんな生き方を応援してくれるような一曲一曲だった。

2500円出してCDも買ってきた。マイカー・ミュージックとしよう・・・。
いつものパチですごす休日とは違った充実した時間だったよ。まさしく「人間回帰」の自然な姿だったんだろうな〜




大型で強い台風が刻一刻と近づいてくる!泊り勤務をしてると不思議と「雪組」「台風組」などと言って同じ組の泊りの時それらと遭遇する巡り合わせがあるものだ。さしづめ私たちは「台風組」だ。これプラス最近は「地震組」なんて言うのもあるらしい。今日は泊り。大雨が降ってピットに浸水なんて言う事も過去にあった。ボチボチ交通機関にも影響が出始めた。アクシデントがおきなければいいが〜。今年の台風コースは例年の九州、四国ではなく東海地方目指してが多い気がする。だから四国は雨不足。国の政治の乱れが台風のコースまで乱しているのかな(ΘoΘ;)。それともコイズミさんの選挙区神奈川県への自然の力の刺客かなo(゜へ゜)○☆ドカッ

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