犬新聞

日常の出来事や趣味のサーフィン、格闘技、料理などなど、気の向くままに綴っています。

ニュー・ボード

一人で館山に来ている。

それというのも、先週、館山から帰る際に携帯電話を忘れるという失態を演じたからだ。

本日の本題。

かねてよりタイラーやダノーなどの重量級ボードが欲しいと思っていたのだが、真にタイミング良くダノーのロス・クリーパーが新品同様の中古で出ていたので、大蔵大臣の承認を得て、素早くゲットした次第。

先ずは全体像から。
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今回のボードは、10ftというロングボードとしてはほぼフルサイズになる。このボードの特徴は、所謂ステップデッキと呼ばれる、ノーズから約三分の一くらいの部分が大きく抉られていることだ。
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ダノーのロゴ辺りを頂点にノーズへと楕円形に削られているのが分かる。更にはテールにもお皿型に抉れがある。
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このテールの抉れが、ノーズライディング時に水流を作ってテールの浮き上がりを抑えるのだ。

横から見ると、テールのロッカーが強いのが分かる。
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こうした重量級ボードをスムーズに操作するには、以前に記事にしたクリームのステップデッキのようにボトムを丸くラウンド状にするか、ロス・クリーパーのようにテールのロッカーを強める方法がある。

最後はフィンを。
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ダキャットと呼ばれるフィンのオンフィン仕様だ。

長く重いボードに巨大なフィンという取り合わせで、余り大きくない波にゆったりと乗る……。ボクが考えるロングボードの理想を追えるボードを手に入れた。

本日の晩飯

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ビーフストロガノフ、珍しいチーズを入手したので、ブッラータを。さらにはキノコのスープにパスタサラダ。

プチ畑

館山にて。

北側のハーブ畑を整理して、秋植え春収穫の野菜を植えた。

タマネギ。細い緑の雑草のようなものがそれだ。30〜50個の収穫が見込まれる。
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そら豆。20株植えたので、それなりの収穫が期待される。
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ただし、肥料を全く使っていないので、どれほどの実入りがあるかは収穫までのお楽しみだ。

自作餃子

ちょっと前のことである。粉から練った皮で、水餃子を作ってみた。

力を込めて練る。
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こんな感じ。
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伸ばして、皮にする。

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肉は、叩いて細かくする。
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後は包んで、茹でると出来上がりだ。
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炒め物ナイト

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牛タン、松茸、ほうれん草、ガンモと全て焼き物で揃えてみた。

お久しぶりでした。我々は、元気です。

『リボルバー・リリー』

大藪春彦賞プロジェクト第2弾 長浦京『リボルバー・リリー』を(結構前に)読了。

女スパイを要請する特殊な機関で、スパイの才能よりも暗殺者としての才能を開花させた小曽根百合が主人公。

関東大震災の直後から物語はスタートする。陸軍の莫大な隠し予算を隠匿した男と、その家族を執拗に追いかける陸軍。追い詰められ、最後は惨殺される一家の中で、長男だけが生き残る。彼が助けを求めるのが、前述の小曽根百合である。一家の長男を連れて、小曽根百合の逃避行が始まる。

古い映画のキャッチコピーではないが、正に『全編、ノンストップ・アクション』を地で行く作品である。大藪作品に親しんだ方なら女豹シリーズのエミーを思い起こしたのではないだろうか? それほど本作品は、殺戮とアクション、陰謀に満ちている。作者のインタヴュでも触れられているが、作品を執筆している当時、考え得るすべてのアイディアが投入されたという言葉の如く、至極濃い内容に仕上がっている。作者が大病を患い、この先どれだけの作品を物することができるか不安な状況で、出せるものを出し尽くした『渾身の』、一世一代の作品である。アイディアを詰め込みすぎた嫌いがあるものの、面白くない訳がないのである。

作中に張り巡らされたヴァイオレンスと殺戮は、生死の境を彷徨った作者ならではの死生観の現れで、大藪春彦の戦後体験と共通するモノがある。明日をも知れない切迫した心理的状況は、死の淵を彷徨う大病であっても、長く苦しい引き揚げ体験と共通する何かがあるのだろう。それ故、かつての大藪作品が如く死屍累々、血しぶきが舞う中で主人公と少年の道中が、大藪作品的な、圧倒的なリアリティをもって迫ってくる。

惜しむらくは、三人称多視点という手法が、ストーリー展開において主人公に『都合の良い』流れを作ってしまっている。予め用意されている罠や、準備されている隠れ家が、説明不足のままボクら読者の前に提供されてしまうのだ。それを不自然と感じてしまうか否かは、こういう小説を読み慣れているか否かになってしまうのだが……。こういった表現方法の違和感を超越して、本作品は読者を凄まじいパワーでもって引き付け、或いは突き放す。

かつて何度も書いてきた、大藪賞の条件がこれほどマッチした作品も珍しい。第一回から比較しても、文句無く大藪春彦賞の『決定版』と位置付けられる作品である。

(大藪賞としては)超オススメ。

『ヤマの疾風』

大藪春彦賞プロジェクト第2弾 西村健『ヤマの疾風』を読了。

北九州の筑豊地方で炭鉱が辛うじて残っていた時代を背景に、無鉄砲に真っ直ぐに、太く短く生きた青年を描いた青春物語である。

毎回の繰り返しで申し訳ないのだが、大藪賞の受賞の条件であるヴァイオレンス、復讐、拘りの書き込みといった部分は文句なくクリアしている。ユーモアもあり、何よりボクの大好きな九州弁での会話は、それだけで好感が持てる。始めゆったり、エンディングにかけて急加速する展開も大藪作品らしい。

しかしながら、学もなく底辺で暮らす若者が、日常的な暴力と略奪の中で日々を送る作品は、東山彰良 『路傍』の二番煎じであると思えてしまうのはボクだけではないだろう。それほど本作品は東山作品と『近い臭い』がするのである。本作品が大藪賞の候補になってしまた哀しさがここにある。

本作は主人公の一人称と、ライバルの三人称一視点によって書き分けられている。読者を物語に引き込む手法としはて有りなのかもしれないが、正統派のハードボイルド(ここでは当然ながらハメットを指す。決してチャンドラーではない)を読み慣れた人にとっては邪魔な表現であると言わざるをえない。ヴィジュアル的には視点分割することによってストーリー展開を解りやすくする狙いがあるのだろうが、その分、飛び石を渡るが如くストーリーが細切れになることや、同じ場面を複数の視点から表現するクドさに繋がるのではないだろうか?

ある意味、受賞の条件を満たしていながら『大変残念な作品』となってしまったのは、候補作を選んだ人たちの所為であろう。面白かったが、残念な作品。

『検事の本懐』

大藪春彦賞プロジェクト第2弾 柚月裕子『検事の本懐』を読了。

本作は佐方貞人シリーズと銘打ったシリーズの第2弾として発表された。検事を辞めた弁護士が活躍する前作の前日譚である。

はっきり言って滅茶苦茶に面白い。ボクが考える大藪賞の条件をを何一つ満たしていないのだが、夢中で読んでしまう牽引力がある。大藪賞に抵抗感のある人が読んだとしても、ボクの意見に異論のある人は少ないだろう。テレビで映像化されたのも頷ける。

ここまで書けばお解りの通り、本作は何故、大藪賞に選ばれてしまったのか不思議な作品である。ハードボイルドでもなく、勿論冒険小説でもない、純粋な推理小説である本作が、受賞作である不思議は、大藪ファンならば誰もが感じるところだろう。以前にもあった、相応しい受賞作がなかったために仕方がなく選ばれた作品なのか? 『男の闘い』を別の角度から描いた、と捉えればそうなのかもしれない。しかしそれでは、過去の受賞作(一部は除く)との整合性が取れなくなってしまう。時代の移り変わりとともに、男の戦いも変わっていくのであろう。

何はともあれ、大藪賞としては相応しくないが、非情に面白い作品であった。


中華な3点

イトヨリの紹興酒蒸し、麻婆豆腐、春雨のサラダ。
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これもイタリアン

鶏肉のトマトソース煮込みだ。
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