2018年01月19日

フラビーガム(顎の土手がブヨブヨした歯茎の状態)について

フラビーガム(顎の土手がブヨブヨした歯茎の状態)になってしまう要因としましては、重度歯周病の状態からの抜歯後の歯茎の瘢痕治癒、合っていない義歯の装着による骨吸収によるもの、義歯での過剰な咬合負担による顎堤吸収異常によるものなどがあります。

新製義歯を製作するにあたって、大きな弊害(義歯装着が困難)となってしまっているフラビーガムの場合、部分的にそれを外科切除することはしばしばあります。しかしながら、観血処置を望まれない患者さんも多くおられます。

フラビーガムは、土手の歯茎がブヨブヨして動くため、上に乗せる義歯の内面が硬い材質ですと、擦れて歯茎が傷つきやすく、当然、安定も良くありません。そのような場合、上に乗せる義歯の内面に弾性のある材質を敷いてあげることにより、歯茎の動きに対して義歯が同調しやすくなり、維持力が増します。特に総入れ歯の場合、それが顕著です。また、内面を柔らかい材質にすることで咬合時の痛みの軽減に繋がります。

一般的に、フラビーガムが存在する方の場合、顎堤吸収(顎の土手が痩せてしまう)も伴うケースが多いため、入れ歯のアウトライン(床外形)が全体的に小さくなる傾向があるので、その点からも弾性のあるシリコーン義歯を装着することによって、顎へのダメージを軽減させることはとても有効な手段となります。


内田歯科医院 入れ歯研究所 内田将士





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2017年11月29日

骨隆起について

入れ歯をお作りする際に、顎の土手の一部がこぶのように膨らんでいて、入れ歯の設計が特殊になる場合があります。この膨らみは骨隆起と言いまして、大抵が後天的に発達したものになります。よって、骨隆起の上に乗っている粘膜は薄く引き伸ばされているため、入れ歯の当たりにとても敏感になってしまいます。

骨隆起が大きく、いくつもある場合、外科的に骨隆起を削ってから入れ歯をお作りすることもありますが、ごくごく稀です。大抵は入れ歯の特殊設計等でなんとかフォローが出来ます。

骨隆起を温存して義歯を作る場合、間違っても金属床は入れてはいけません。金属床は薄く、装着感は抜群ですが、入れ歯の当たりのコントロールが十分に出来ないので、骨隆起の患者さんには適応症とは言えないのです。せっかく高額な金属床義歯を作っても、装置出来ないのであればそれは大損害になってしまいます。

その点、当医院がお勧めのシリコーン義歯は、骨隆起が酷いケースでもクッション効果で威力を発揮します。また、装着感については治療用義歯(保険適応)でお口の中の環境を整えてからシリコーン義歯に移行させますので、比較的スムーズに違和感なくお使いいただけます。

骨隆起が酷く、入れ歯の痛みにお悩みの方は是非、ご検討下さい。


内田歯科医院 入れ歯研究所 内田将士




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2017年07月27日

新製義歯装着前の光除菌処理

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当医院では、義歯新製時装着の際に光(UV254nm)による除菌処理を行っております。

これによって、強力な殺菌作用による脱臭、耐性菌ができにくいという効果を発揮します。


内田歯科医院 入れ歯研究所 内田将士




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