2018年12月11日

よくある質問② 抜歯後、直ぐに装着した入れ歯について

審美的、機能的な要因につき、抜歯した部分の顎骨の完全回復(3~6ヶ月)を待たずして、やむなく義歯を作製する場合があります。即時義歯、治療用義歯などと呼ばれるものです。

通常、抜歯した部分(抜歯窩)は経時的に骨の委縮が起こりますので、抜歯後、直ちに装着した義歯は、一週間もすると適合が甘くなります。1~2ヶ月後には、抜歯窩周囲の義歯床下粘膜面はスカスカになります。酷い場合になりますと、義歯を作製している間に骨吸収が進んでしまい、義歯装着の時点ですでにスカスカになってしまう場合もあります。

しかしながら、即時義歯、治療用義歯と呼ばれるものは、あくまでもファイナル(最終的な入れ歯)のものを入れるまでの暫間的処置と考えて下さい。すなわち、合わなくなった部分の補正を繰り返す必要があることをご認識いただきたいと思います。

また、保険請求上の話になりますが、義歯新製後、半年間は義歯の新製が出来ません。これは保険請求上のルールで決められております。ゆえに、これらの義歯を保険で作るか自費で作るかは医院によって判断が異なります。

私の場合は、まず保険義歯で作製し、半年間その義歯の補正だけで引っ張ることが出来る場合は、半年後に再び保険義歯で対応しています。無理な場合は、自費の入れ歯を作製することにしております。もちろん、その場合も術前、患者さんサイドにインフォームドコンセントをしっかり行っておりますので、問題は起こりません。

以上、ご参考になさって下さい。


内田歯科医院 入れ歯研究所 内田将士


uchida_dental at 17:07|PermalinkComments(0)

2018年12月05日

旧義歯(お使いの義歯)へのシリコーン貼り付けについて

当医院HP 歯科診療ブログの方に簡単なご説明を述べてありますので、ご参考になさって下さい。

https://blogs.yahoo.co.jp/schrb040/37632274.html ←こちらからご覧になれます。


内田歯科医院 入れ歯研究所 内田将士



uchida_dental at 16:52|PermalinkComments(0)

2018年11月09日

昨今の歯科技工所事情と歯科技工士さんについて

昨今、歯科界のデジタル化が益々進む半面、技工士さんの離職率はさらに増えていくことが明らかです。しかしながら、技工士さんの手仕事でないとどうしても出来ない分野があります。代表的なのは入れ歯です。

幸いなことに私の技工を担当して下さる技工士さん方は真面目で腕のよい方ばかりなので、とても助かっております。なので、技工作業を依頼するときは、感謝の意を込めて、技工士さんの作業のしやすい完璧な作業模型を作るようにしております。

しかしながら、大きな声では言えませんが、模型調整もせず、技工士さんに作業模型を丸投げする人間がおります。どのくらいの数の人間がいるかは割愛しますが、それは技工士さんの離職率に比例していると言っても過言ではありません。技工士さんも同じ人間です。こちらがちゃんとした仕事をくり返していけば、そこには信頼関係が構築されます。そして、それが患者さんに反映されていくことを忘れてはいけません。


内田歯科医院 入れ歯研究所 内田将士


uchida_dental at 17:31|PermalinkComments(0)