2018年06月18日

抜歯禁忌のBP系薬剤投与中の方の残根上義歯について

ビスフォスフォネート系薬剤(BP製剤)の投与を受けておられる患者さんの外科的侵襲(抜歯等)では、特に抜歯等をした付近に顎骨壊死、顎骨骨髄炎を発現することが報告されております。

多くはBP製剤の注射によるものですが、稀に経口剤でも報告がされております。よって、リスク回避のためにも、これらを投与されている間は抜歯後、義歯作製という手順を変更して、一先ず、残根(抜歯せずに歯の根っこだけ温存)上義歯という方法で義歯を作製することをお勧め致します。

また、患歯の予後が悪く、どうしても抜歯をしないといけない場合は、義歯を装着した後でBP製剤を一旦中止し、抜歯することも出来ます。※抜歯後は義歯の裏側(粘膜面)の補修が必要になります。

BP製剤をすでに投与されていて、早急に義歯を作製しなければならない方はご参考になさって下さい。



内田歯科医院 入れ歯研究所 内田将士


uchida_dental at 17:24|PermalinkComments(0)

2018年04月05日

患者さんが技工士さんを選ぶ時代!?

私は「遠方で通えない(当医院)けれど、住まいの近くでどこか(入れ歯が上手い)歯科医院を紹介して下さい。」といったご相談をされることがあるのですが、入れ歯治療は、歯科医師と歯科技工士との共同作業になりますので、担当される技工士がどこの誰かも分からない場合、安易にお答えすることは難しいです。こちらにも紹介する責任がありますので、、、

そこで、そういう方は、歯科技工所さんのHPを色々と検索してみて、良さそうな所がありましたら、まず連絡をしてみて下さい。そして、お困りごとを正直に話して、お住まいの近くで歯医者さんを紹介してもらうとよいと思います。

ちなみに、私が絶大な信頼を寄せる入れ歯専門の歯科技工所さんをご紹介致します。
かつては大手の歯科技工所(義歯部門)でご活躍され、昨年、相模原で独立された「K’s工房」さんです。

代表の加藤氏とは十数年来の付き合いになりますが、常に患者さんのことを考える素晴らしい方です。腕の良さに関しましても国内でトップクラスだと思います。詳細をご希望の方はお気軽にお問合せ下さい。


内田歯科医院 入れ歯研究所 内田将士







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2018年03月28日

骨が無くなっているとはどういうことなのか?

歯科医師サイドと患者さんサイドとの意思の疎通を図るということはとても重要です。

よく患者さんサイドから「他の歯医者さんで骨が無くなっていると言われたけど、無くなることがあるのですか?」
と、半信半疑に質問をされることがあります。無くなるとは、一体どういうことなのでしょうか?

それは、顎の土手が吸収してしまって、土手が低くなってしまっている状態のことを意味します。
イメージとしましては、高い山が崩れて低い山になってしまった状態というと分かりやすいかもしれません。

それでもイメージできない場合は、歯型を採り、石膏模型状で説明すると大抵の患者さんが理解を示して下さいます。自分は、患者さんサイドが理解する=インフォームドコンセントだと解釈してますので、常に丁寧な説明を心掛けるようにしております。


内田歯科医院 入れ歯研究所 内田将士




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