今日は3週連続土曜日の第3回目建築打ち合わせ。
先週と同じく14:00にツツイ事務所(正式名称:筒井紀博空間工房)へ向かう。
今日のイチバンの山場は、
「建築設計・監理業務委託契約」。
要するにわれわれ施主は建築家ツツイ氏に家の設計
および建築現場の総監督をおねがいします、という内容。
・・・なんだけど、この契約書・・・長い・・・全部で20ページくらいあり、
これを読み合わせた。ツツイさんが条文を読みながら、
われわれにわかるように説明してくれる。
最初は、“ンー、なるほど例えばこんなこともあるんですねぇ”、
なんて想定されるあらゆる条件にうなづいていたが、
内容の3分の1も読み合わせおわったころ、
そろそろわれわれの条文キャパシティはイッパイイッパイに。。。
(「大体こんな感じで、あとは家で読んでおきます・・・」とおもわず
小声でいいだしそうになる衝動をこらえ・・ちらり横に視線を送ると、
Oちゃんのまぶたもショボついている。
(・・・いやいや、これは家を建てるという一大事・・・!
条文も読み合わせも儀式なんだっ・・・施主!がんばるんだ・・・)
と押し寄せてきた頭のヨドミをむりやり押し返し、また読み合わせ。)
そして最後まで読了!
ツツイさん、最後までわかりやすく説明してくださってありがとうございました。
この修行のおかげで、施主としての徳もなんだかあがった気が致します!?
(いや、本当に大事なんです、契約というものは・・・)
その後、打ち合わせ
本日の打ち合わせ内容は、
・住宅のネーミングについて
(プロジェクト名)
・修正プランについて
・門について
・各収納について
・仕上げについて(床・壁・天井)
・ユニットバス・トイレについて
・照明について
・キッチンについて
(プロジェクト名)
・修正プランについて
・門について
・各収納について
・仕上げについて(床・壁・天井)
・ユニットバス・トイレについて
・照明について
・キッチンについて
一番初めに書いてある住宅のネーミングについては、一番最後に検討をした。
ツツイ氏:「やはり四合院の門をモチーフにしたから、中国のニュアンスを
何かいれたいですよね。」
Oちゃん:「中華の「華」に「門」で「華門(はなもん)」なんてどうでしょう?」
ツツイ氏:「その音いいですねぇ、はなもん、ちょっとかわいらしい!」
わたし :「では『華門のある家』?ちょっと長いですねぇ。」
なんて国語辞典、とりだしてやっていたのだが、結局最終候補はみつからず、
この日は自宅に帰ることとなった。
帰宅後わたしは早速ネットで「シソーラス類語」をひく。
「家」といれると・・・たくさん出てくる。「寓居」これいいんじゃないだろうか?
「華門寓居」なかなかよい・・・しかし中国語にすると音がイマイチ。
そして寓居は何となく「仮住まい」のような印象があるのもしっくりこない所だ。
(私が北京で一時期住んでいた大学の寮も「新松公"寓″」という名前だった。
やっぱり「寓居」却下。
そしたら、何にすればいいだろう・・・。
やはり仮住まいではなくて、本住まい、ゆったりできる、楽しい我が家!
た、たのしい・・・コレダ!!!
『華門楽家』!!!
楽は「楽しい家」のほかに「音楽のある家」と読める。
ツツイ氏にもさっそく報告!いいですね、と返信をもらう。
やった!これでプロジェクト開始だ!!!