年に一度 ピアノの発表会を開くようになって、今年で15年経ちます。

年々、親御さんたちの発表会に対する期待がヒートアップしているように感
じます。

主催する私たちピアノ指導者が、そんなにわが子の発表会は楽しい ものなのか…

と、びっくりするほどの意気込みなのです。


何を着せようか、ヘアースタイルはどうしようか、誰を招待しよう か、

に始まり、しっかり弾けるだろうか?…これが一番の気がかりであり、また

楽しみでもあるのです。


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考えてみれば、昔習った古典でこんなのがありましたね。


銀(しろがね)も金(こがね)も玉(たま)も何せむに 優(まさ)れる宝 子にしかめやも

銀や金や宝石など何になるだろう。子にまさる宝がほかにあるだろうか


たしか、万葉集、山上憶良でしたか。



科学技術はどんどん進歩し、それに伴い私たちの生活スタイルも考え方も変

わっていきますが、

親が子をおもう気持ちは昔も今もちっともかわらないのですね。



今年の発表会は7月21日です。去年と同じ、目白・池袋から歩いて7分。

自由学園明日館の講堂で開催します。


そろそろ曲目を決めていく時期です。

ちょっと大きい生徒は、すでに決まり、着々と練習しています。

ゴールに向けて全力を出し切る。

今年も楽しみです。