今日は、嬉しいご報告。

6月2日の講演会が無事に終わった。
先生のお話を短く紹介するのは不可能だが、簡単に書くと次のようなことではないかと思う。

「差別は人の尊厳を傷つける。それは「やさしさ」や「思いやり」でカバーするものではない。きちんと同等の扱いをするべきであり、その為の整備をすべきだ」

書いてみると、当たり前すぎてなんとも味気ない。しかし人権という思想がしっかり根付いている外国をよく理解している人しか言えない言葉かもしれないとも思う。
しかし先生の講演を聞いた障害当事者から次のような感想が届いた。
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今日はお疲れさまでした。とっても勉強になり、そして、楽しい半日でした。(中略)俺自体も今回の講演会参加して本当に良かったです。川内先生の考え方には答えはない。自分たちで、問題提議をして皆で、もしくは自分たちで答えを出すと俺は思いました。確かに皆其々考え方は違うけど、今回はとっても有意義な会に成ったと思います。
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健常者のお為ごかしを正すだけではなく、障害当事者からもこのような感想が届いたことは本当にうれしかった。少し彼が大人になったような感じもした。

この日は、講演会の収支を計算した。
補助金もなく計画したので、今年度の収支計画に沿うように後始末はきっちりやらねばならない。
これも大切な仕事。嗚呼。