[UDほっとねっと企業研修]
三重交通さんの新人バス運転手研修のご依頼を頂き、障害当事者メンバーとともに研修所へ行ってきました。
[1時間目:座学]
・ユニバーサルデザインの考え方
・公共交通機関としての合理的配慮義務
・実際に受けた差別的取扱い例etc...
[2時間目:実地]
・バスへの乗降練習
(配慮の仕方、固定の仕方etc)
皆さんとても熱心に取り組んで下さいました。運転手さん達は研修後、三重県全域に配置されるとの事。
私たちの活動が、公共交通の未来に繋がるという意義深いお仕事とご縁を頂き、関係各位に感謝いたします✨(今後は、一連の新人研修の中に、毎回組み込んでいただく予定です)
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<講師の感想>
①多様性を前提とした、共生社会を実現するためにお手伝いをさせていただき感謝をしております。今回の研修は、車いすユーザーのことだけではなく、
様々な機能障害がある方々のことも考えて、研修をいただけました。
誰もが平等に社会参加ができる未来になることを願っております。

②三重交通さんのUD研修は、大きく見ると、3度目となります。
1度目は、15年くらい前。
桑名から尾鷲までの営業所で、各地域のUD団体が請け負って、全ての運転手さんが仕事の合間に研修を受けてくれました。これは数年続いたと思います。
2度目は、東海北陸地区の車椅子の方達の大会が津であった時のトラブルがきっかけで、再度北から南までの運転手さんが研修を受けてくれました。これは楠のUD団体が全部の地域を請け負った一度きりの委託事業でした。
そして3度目。
以前のことを覚えてくださっていた方が新人研修の責任者となり、合理的配慮も義務化される時代となり、新人研修のカリキュラムにきちんと取り入れようと県庁へ相談されました。そこで、研修所のある四日市で活動する当会を紹介された、というご縁で定期的な依頼となりました。
多くの人たちの様々な取り組みがこの研修に結びついた事を知っている人はあまりもういないと思いますが、感謝を込めて、書き残しておきます。
皆さま、ありがとうございます!