先日、下都賀郡市医師会の講演会に参加致しました。講師の先生は以前一緒の職場で仕事をしたことのある先生で、講演後にお声をかけて頂きました。栃木市の認知症体制、対策は必ずしも十分とは言えません。今後、認知症の病診連携で一緒にお仕事ができれば有り難いと思いました。伊澤先生、今後もよろしくお願いします。
夕方になって少し涼しくなったので会場まで歩いて行き、アルコールが少し入った体で歩いて帰りました。清々しい一日の終わりでした。
2011年07月
新しい薬を早く使えるようにするためには必要なことです。
新薬治験の拠点15に集約 「ドラッグラグ」解消めざす
欧米の薬が国内で使えるようになるまでの時間差「ドラッグ・ラグ」の解消を目指し、厚生労働省は、新薬の有効性や安全性を調べる治験(臨床試験)を実施する病院を集約する。がんやアルツハイマー病など、分野ごとに全国15カ所の拠点病院を指定し、集中的に担ってもらうことで治験の効率化を進め、製品化までの時間を短縮する。
日本の病院は、治験にかかわるスタッフが少なく、大規模な治験を実施する体制が整っていない。多数の病院が協力し、1病院あたり数人の患者を分担して実施することが多く、非効率で時間がかかっている。
このため、製薬企業は日本での治験を避ける傾向がある。日本の研究者が新薬の候補となる物質を探し出しても、製薬会社が海外で治験を始め、日本より先に承認を得た例もある。
承認の審査期間は、米国との差が6カ月程度にまで縮まったが、承認申請までの差は1年半のまま変わっておらず、課題だった。
厚労省は、体制の整った拠点病院に治験を集中させる方針を打ち出した。効率化によって、国内の研究成果は欧米よりも先に治験に入れるようにし、治験期間の短縮も図るという。
拠点病院は3年間で15カ所指定する。製薬企業はどの病院で治験を進めるのがいいか判断しやすくなり、患者も、どこの病院で治験に参加できるかがわかりやすくなる。
厚労省は22日、今年度分の5病院を決めた。国立がん研究センター東病院(千葉県、がん分野)▽東京大学病院(東京都、アルツハイマー病など精神・神経分野)▽慶応大学病院(東京都、免疫難病分野)▽大阪大学病院(大阪府、脳・心血管分野)▽国立循環器病研究センター(大阪府、脳・心血管分野の医療機器)。1病院に年間約6億5千万円ずつの研究費と整備費を支給する。(月舘彩子)
脅かす訳ではありませんが、直腸癌が隠れていることもありますので、一度はしっかりと病院で診てもらいましょう。
痔経験者、「病院で治療していない」6割超 「恥ずかしい」「自分で治せる」が二大要因 (MONEYzine)
痔の悩みを抱えているにもかかわらず、心理面や金銭的な事情から病院での治療は敬遠されるケースも多いようだ。
QLifeが今年4月から5月にかけて、20代から80代の男女5779人を対象に実施した調査によると、「これまでに痔で悩んだことがある」との回答者は全体の75.2%に上っている。実際に痔になった経験がある人のみを対象に痔の種類を調査した結果、「裂肛(きれ痔)」が最多の48.9%を占め、2位以下は「内痔核(いぼ痔)」「外痔核(いぼ痔)」「痔ろう(あな痔)」の順に続いている。複数の痔の種類に罹患している人も少なくなかった。
一方で「痔で悩んだ経験はあるものの、病院で診断を受けて治療したことはない」との回答は62.6%にも達した。その二大要因として、「患部を見せて診察を受けるのは恥ずかしい」と「別に病院で治療しなくても市販薬を使って自分だけで治せると思った」が挙がっている。また、「痔の治療費は高くつくと思った」との回答も目立っており、男性よりも女性のほうが病院での治療を敬遠する傾向は強いことが明らかになった。具体的な理想の治療イメージとしては、「0〜3泊の入院日数」で「保険診療下での費用は6万円以下」とのリクエストが最も多かった。
このような考えがある一方で、実際の受診患者の満足度は高い。例えば、マルホが昨年末に、この3年以内に痔の症状があった15歳から79歳の女性300人を対象に行った調査によれば、「病院で痔の専門治療を受けて治した」との回答者は23.7%にとどまったものの、その中で「病院で受けた治療に満足している」と回答した女性は81.7%と高い割合に上っている。「痔の診察など恥ずかしいと思っていたが、受診してみたら意外と平気だった」や「こんなに楽になるのなら、もっと早く受診すればよかった」との感想も目立っている。
女性でも安心して受診できる痔の治療環境を整える課題が浮き彫りになってはいるものの、最近では女性の専門医も増えてきており、あまり自分だけで悩まず、早めの処置を心がけるのに越したことはないようだ。
身長の低い方は、特に禁煙、節酒、体を動かすように気をつけましょう。
身長が低い人ほど脳卒中リスク大- 国立がん研究センター
国立がん研究センターはこのほど、「身長が低いほど、脳卒中のリスクが高い」とする研究結果をまとめた。遺伝的な要因のほか、幼少期の栄養状態や生活環境などの影響が考えられるという。
岩手、秋田、長野、沖縄の4保健所地域の住民約1万5000人(40−59歳)について、1990年から2005年まで追跡調査した多目的コホート研究。研究開始時に測定した身長によって4つのグループに分類し、脳卒中の発症リスクとの関連を調べた。約16年間の追跡期間中に565人が脳卒中を発症した。
調査結果によると、出血性と梗塞性いずれのタイプの脳卒中も、身長が低いほど発症リスクが高かった。4グループのうち最も身長が低いグループのリスクは、最も高いグループに比べて約1.6倍だった。
欧米の研究で既に同様の報告があり、同センターの研究班は「日本でも、脳卒中の発症リスクに身長による差があることが示された」としている。さらに、低身長グループでは、身体活動量が少なく、肥満や高脂血症、喫煙、飲酒量が多いなどの特徴があったと指摘。「身長は、幼少期の栄養や物質的・社会的環境の影響を受ける。身長と脳卒中リスクとの関連性は、遺伝的要因に加え、こうした影響が考えられる」と分析している。
詳しくは、多目的コホート研究のホームページで。

暑い今の時期、特に注意が必要です。
海外で暮らしていたときは、水にレモンと少量の砂糖を溶かして、レモネードを作って飲んでいました。アメリカのお茶は、べらぼうに甘いものが多いですから。
ペットボトル症候群に注意「絶えず糖分意識して」
節電のためエアコンの使用を控えていると、冷たい飲み物をたくさん飲みたくなる。ただ、糖分の多い清涼飲料水を大量に飲み続けていると、急激に血糖値が上がる「ペットボトル症候群」に陥る危険性がある。近年、若年層を中心に患者が年々増えているが、まだ認知度は低いまま。専門家は「今年は特に夏場の水分の取り方に気をつけてほしい」と注意を呼びかけている。(田野陽子)
ペットボトル症候群の正式名称は、「ソフトドリンク(清涼飲料水)・ケトーシス」。継続して大量にジュースなどの清涼飲料水を摂取することで、血糖値が上昇。血糖値を一定に保つホルモンのインスリンの働きが一時的に低下してしまう。
インスリンが欠乏するとブドウ糖をエネルギーとして使えなくなり、脂肪などを分解する。その際に「ケトン体」と呼ばれる代謝成分が増え、血液が酸性に傾く。「意識がもうろうとしたり、倦怠(けんたい)感があったり。昏睡(こんすい)状態に陥ることがあります」と、大阪府内科医会会長で、ふくだ内科クリニック(大阪市淀川区)の福田正博医師は説明する。
糖分の過剰摂取で血糖値が上がると、それを薄めようとしてさらに水分を欲して喉が渇く▽尿の回数も増える▽喉の渇きに任せてさらに甘い飲み物を飲む−という悪循環に陥る。福田医師は「危険なのは夏場に中高生が部活動で水代わりに大量に清涼飲料水を飲んだり、毎日2、3リットル飲んでいたりするような場合。突然倒れる場合もある」と警告する。
福田医師によると、インスリンの投与などの治療によって、症状は比較的早期に治まるケースが多い。しかし、注意が必要なのは肥満体型の人。糖尿病予備軍と呼ばれる人たちはインスリンの働きが悪く、よりリスクが高まるという。
患者の多くは10〜30代の男性。「人前であまりがぶ飲みしない女性より男性の方が圧倒的に多い」と福田医師。検査で血糖値が高く出た人に事情を聞くと、連日何本もペットボトル飲料を飲むケースが目立つという。
ただ、ペットボトル症候群への理解はあまり高くない。6月、海洋深層水の加工飲料水などを製造・販売する「赤穂化成」(兵庫県赤穂市)が中学生以下の子供を持つ母親533人を対象に実施した調査では、94・6%が、熱中症対策として「水分補給の必要性」を感じていたが、71・1%が「ペットボトル症候群を知らなかった」と答えていた。
福田医師によると、一般的な清涼飲料水は1リットル当たり100グラム前後の糖分が含まれていると考えられる。角砂糖1個が5グラムとすると、「1リットルの清涼飲料水をがぶ飲みすると、角砂糖20個をかじっているのと同じだと思ってほしい」。
また、スポーツ飲料やフルーツ果汁の入った野菜ジュースなどにも糖分は入っており、「絶えず糖分を意識して、商品の裏に付いている成分表示を確認する習慣を持ってほしい」と福田医師。お茶など糖分の入っていない飲み物や、ミネラルウオーターにレモンを搾るといった工夫を呼びかける。

高齢化が進み、病気とうまく付き合いながら生活してゆくことが、より大切になってきました。また、若いうちから健康を保つ事の重要性が増してきました。
当クリニックは、内科・外科の病気全般とその周辺の病気をもった患者さんを対象とする「よろず治療院」です。特に、かかりつけ医を持ちたい、診察もお薬も一箇所で扱って欲しい、すぐに、またはゆっくり診て欲しい、家族全員を診て欲しい、等のご希望の方々には、ご満足頂けるのではないかと思っております。クリニックを知って頂くため、まずは是非とも足を運んでみて下さい。お待ちしております。
初診時には、保険証、薬や療養の手帳・育児手帳などを持参の上、御来院下さい。予約は要りませんが、予防接種を希望される方やすぐの診察を希望される方は、あらかじめ電話で空いている時間を確認されてから受診されることをお勧めします。