「泌尿器科は内科」 市民半数が勘違い
日本泌尿器科学会が今年創立100年を迎えたのを機に、同学会理事長の本間之夫東大教授らが行ったアンケートで、市民の約半数が「泌尿器科は内科」と誤解していることが分かった。泌尿器科に関する大規模な意識調査は初めて。
調査はインターネットで行い、10〜90代の男女3164人から回答を得た。
一般的に泌尿器科の主要部分は外科治療とされるが、「泌尿器科は外科(主に手術を行う)と、内科(主に薬物治療を行う)のどちらに属すると思うか」という設問に、44・5%が「内科」と回答。「外科」は9・3%だった。ただ、高齢になるほど外科と回答する率が高まった。また、「泌尿器科で扱うと思う臓器・部位」を選ぶ設問では、「膀胱(ぼうこう)」「前立腺」「尿道」「男性性器」などは90%以上が認識していたが、「腎臓」は44・8%と低かった。
一方で、約20%が泌尿器科の領域外である「卵巣」「子宮」と回答。市民の泌尿器科に対する理解度の低さが浮き彫りになった。
同学会は泌尿器科を身近にするため、4月8日に全国の主要29都市で一斉に公開市民講座を開く。問い合わせは市民公開講座運営事務局(電)03・3263・5394。
