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栃木県栃木市で内科・外科・小児科の病気全般の治療を行っている「うづまクリニック」のブログです。
読売新聞デジタル記事より
2013年1月11日
前回は、アクラスタウンでの看取りの様子についてお話ししました。ご家族やスタッフに見守られながら、ご本人もあまり苦しまず、静かに枯れるように逝かれる「平穏死」がある一方で、最後の最後に病院へ運ばれ、苦しみのうちに亡くなるケースもあります。
徐々に体調が悪化されていく場合、スタッフ間でも「そろそろお迎えが・・・」という空気が共有され、病院への入院を選択するのか、それとも最後までアクラスタウンで過ごすのか、家族と話し合いの場がもたれます。アクラスタウンでの看取りを希望されると、臨終間際には家族が呼ばれ、スタッフとともに見送ります。亡くなられた後は、お風呂に入れて清めるのがアクラス流です。
アクラスタウン滞在中に、久留米にあるNPO法人たんがくが運営するホームホスピス「たんがくの家」にも取材にお邪魔しましたが、いよいよ最後の時には家族もたんがくの家の一室に住み込んで、家族が中心となって看取りを行います。医師や看護師はあくまでサポーターです。
このように、第2の家としての‘施設’で行われる看取りは、病院死ではなく、在宅死に匹敵するものと言ってよいかと思います。
しかしながら、アクラスタウンでも、なじみの部屋、なじみのスタッフの下で最後を迎えたいと本人も家族も願っていても、望み叶わず、病院で最後を迎えることになるケースは実は少なくありません。
神経難病を持つHさんは、本人のたゆまぬ努力の甲斐もあり、小康状態。その日の朝もスタッフに「クロワッサンとご飯どちらがいい?」と聞かれ、「クロワッサン」。「紅茶かお茶、お飲みになりますか?」「いただこうかしら」とのやりとりがあって、スタッフがお茶を用意しに席を外した束の間に、心筋梗塞を起こされ、意識不明の状態に陥られました。結果、救急車が呼ばれ、カテーテルを入れての延命治療・・・。
実はHさん、尊厳死協会に入られていました。アクラスタウンのように最後まで看取ることをモットーとする場で、しかもご本人が明確な意思を持って尊厳死を希望されているというケースですら、こうした事態は起こります。
アクラスタウン入りして以来、いまの日本では「なかなか死ねない」という現状を目の当たりにし、老いに対する医療のあり方にもやもやとしたものを抱えていた私に、Hさんの娘さんの言葉はストレートに響きました。
「こんな結果になってしまって母には申し訳ないような。ですが、スタッフもお医者さまも皆さん必死で考えて最善を尽くしてくださった結果。最後の2〜3日は本人も苦しい形相で、こちらも本当に苦しかったんですが、これもなにか意味のあることだろうと。吉松社長ももっとなにかやり方があったのではとおっしゃってくださったんですが、社長にとっても今後を考えるきっかけにもなったと思います。お医者さまも私たちの意思を汲んでカテーテルを入れるにも最善の治療はなにか推し量りながらやってくださった。大変な責任を持ってやっていらっしゃるのだなと。それでも、だったら病院に来るなと言われそうですが、本当に老いに対して医療が必要なのかという思いです。」
両方とも特に施設・病院では注意が必要になります。
Yahooニュース記事より
dot. 1月21日(月)7時14分配信
この冬、猛威を振るっているノロウイルスと、本格的な流行が始まったインフルエンザウイルス。1月4日、甲府市内の病院で亡くなった80代の男性からは、インフルエンザウイルスとノロウイルスがともに見つかった。ダブル感染の危険性はどれほどあり、その症状にはどんなおそれがあるのだろうか。
そのリスクについて、微生物学が専門で院内感染対策にも詳しい東京医科大学病院感染制御部部長の松本哲哉氏は、一般論と前置きした上でこう話す。
「ウイルス感染によるリスクには、二つの意味があります。一つは『感染するリスク』、もう一つは『症状が重症化するリスク』です。ダブル感染で気を付けたいのは後者のほうです」
インフルエンザは高熱から、感染性胃腸炎では下痢や嘔吐から、脱水症状が起こる。ダブルで感染すると症状が強まり、患者が受けるダメージは大きくなる可能性があるという。
「とくに、寝たきりの高齢者や、基礎疾患がある人などはリスクが高いので、注意が必要です」(松本氏)
前国立感染症研究所感染症情報センター長で、現在は川崎市衛生研究所所長を務める岡部信彦氏も言う。
「一方の感染で体力が消耗しているときに別の感染が起これば、全身状態がさらに悪くなる可能性は否定できません。ただし、高齢者ではインフルエンザウイルスに感染した後に生じる細菌性肺炎や、ノロウイルス感染による嘔吐の後に吐いたものがのどに詰まる窒息、気道に入って起こす誤嚥(ごえん)性肺炎のほうが危険です」
感染するリスク――つまり一方に感染すると、もう一方にも感染しやすくなるかという点については、2人の専門家は否定的な見方をしている。
ところで、そもそもダブル感染は、よくあることなのか。松本氏は、「ウイルスまで検出されたケースはほとんど経験がありません」と話す。
岡部氏も同意見だが、「あってもおかしくない」という見解だ。「感染性胃腸炎は、11月から12月にかけて流行のピークを迎えるのが特徴です。一方、インフルエンザはこれから増えていきます。それぞれの流行が重なる時期があるわけですから、ダブル感染する可能性はあります」(岡部氏)。
※週刊朝日 2013年1月25日号
