うづまクリニックブログ

栃木県栃木市で内科・外科・小児科の病気全般の治療を行っている「うづまクリニック」のブログです。

2018年02月

突然死を招く心臓病の原因と予防

本当にショックな出来事です。

gooニュース記事より

急性心不全は実は病名ではない?突然死を招く心臓病の原因と予防について

 2月21日、俳優の大杉漣さんが急性心不全で死去という報道が流れました。あまりにも突然すぎる訃報に動揺と悲しみが広がっていますが、大杉さんが亡くなった急性心不全というものについて解説します。

 ドラマにも元気に出演し、亡くなる3日前にはブログに愛猫の様子も投稿されていた大杉さん。亡くなるような要因はどこにも見られず、また持病や健 康に問題がありそうな事柄もこれといって特になさそうな様子であったのに一体どうして??という思いばかりが一ファンでもある筆者も抑えきれずにいます。

■急性心不全(虚血性心疾患)は病名ではない?

 急性心不全とは「心臓に器質的および/あるいは機能的異常が生じて急速に心ポンプ機能の代償機転が破綻し,心室拡張末期圧の上昇や主要臓器への灌 流不全を来たし,それに基づく症状や徴候が急性に出現,あるいは悪化した病態」(急性心不全治療ガイドラインより引用)と定義されています。

 これは平たく言えば、「心臓が何らかの理由で急激に動かなくなり、循環状態に病的な影響を及ぼす」という状態。心臓は全身に血液を送るポンプの役 割を果たしておりますが、そのポンプが故障したために全身に血液を循環させる事ができなくなる訳です。血液には体の機能を維持するための酸素や栄養素が含 まれていますが、その血液が全身を循環できないという事は死に直結するのです。

 急性心不全治療ガイドラインによると、急性心不全は6つの病態に分けられます。原因がはっきりしない以上、大杉さんがどの病態に当てはまるのかは断定できませんが、何らかの原因により心ポンプ機能の急激な失調を示す「心源性ショック」の可能性があるように思います。

 実は厚生労働省報告には、急性心不全という疾患分類はなく、未だ明確な実態や動向は明らかにされていないのが現状。急性心不全を起こす原因は、心 疾患の三大危険因子と言われる「高血圧・糖尿病・高コレステロール血症や高脂血症などといった脂質代謝異常」から、「風邪などの感染症」、「アルコー ル」、「ストレス」など非常に多くのものが複合的に絡んでいます。

 元々不整脈が持病にある人が急性心不全を起こす事も多く、致死性不整脈が急性心不全の原因のひとつともなる事も多々あります。
この様に一つの疾患としての分類には急性心不全は位置づけられておらず、それ故か疫学的な調査も本格的にはあまり行われていない様です。

急性心不全の原因は非常に多い(画像は国立循環器病研究センター病院 循環器病あれこれ より)
急性心不全の原因は非常に多い(画像は国立循環器病研究センター病院 循環器病あれこれ より)

■急性心不全は突然死の中で最も多い

 東京都監察医務院のHPによると、急性心臓死あるいは心臓発作の大半が虚血性心疾患と報告しています。虚血性心疾患では安静時や労作時など時を問わず突然意識をなくし倒れ、症状出現後1分以内に命を落とす事も。

 この様に短時間で心肺停止に陥った場合、直ちに救急搬送しても蘇生することは極めて困難と言われております。
もし、目の前で意識不明の状態に陥った人がいた場合、その原因がもし致死性不整脈による急性心不全であれば、すぐさまAEDを使用する事で救命できるかもしれません。

 ちなみにAEDは動作が自動化されているので、つけることで機械が適切に判断し、必要な場合のみ電気ショックを流す仕組み。AEDを使用したから と言って必ず救命する事ができるとは限らないのですが、もし目の前で誰か倒れて「意識がなく」「呼吸がない」場合には、例え何が原因が分からなくても、と りあえずAEDを使用しましょう。AEDによって助かる命が増えることは確実です。日頃より自分の持ち場のどこにAEDがあるか把握しておくことは大事で あると言えます。AEDを持って来る人、救急車を呼ぶ人と分担して的確に救命処置が行える為にも自治体などが行っている救命講習を受けておきましょう。

■急性心不全は予防できうるか

 基礎疾患や原因が一つとは限らず完全に予防するのは難しい急性心不全ですが、その状態に陥るリスクを減らすことはできます。心疾患の三大危険因子 は先述の通り高血圧、糖尿病、脂質代謝異常の3つ。下水管に油やごみを流すと詰まりやすくなるのと同じで、コレステロールの塊が血管内に固まっていき心臓 を動かすための血管に詰まる事も原因のひとつ。

急性心不全のリスクを減らすためには

・会社などの定期健康診断は必ず受診すること。
・年に数回は血圧測定をすること(特に30歳以上の人)。
・塩分はできるだけ少なくする。肥満を防ぐ。
・何か症状が出たら医療機関に受診する。
・禁煙。
・ストレスをさける(特に競争心が強い努力家、性急、短気な人)。
・スポーツなどの趣味を適度に生活の中に取り入れ、睡眠を十分に取る。
(東京都監察医務院 突然死の中で最も多い急性心臓死 より引用)

健康的な生活を心がけて、少しでも突然死のリスクを減らすことが重要と言えるでしょう。

<引用・参考>
心不全 | 心臓 | 循環器病あれこれ | 国立循環器病研究センター 循環器病情報サービス
急性心不全治療ガイドライン – JCS – 日本循環器学会
東京都監察医務院 突然死の中で最も多い急性心臓死

(梓川みいな/正看護師)

1回飲み、インフル治療薬販売

薬を一回飲んでしまったら病気が治ったと勘違いされるのが問題になると思います。

gooニュース記事より

1回飲み効果、インフル治療薬ゾフルーザ販売へ

 厚生労働省は23日、1回の服用ですむ新たなインフルエンザ治療薬「ゾフルーザ」の製造販売を承認した。

 これまでの治療薬と異なる作用をする薬で、開発した塩野義製薬(大阪市)は、5月の販売開始を目指す。

 同社によるとゾフルーザは、A型とB型のインフルエンザ患者が対象で、1回錠剤を飲むだけで効果があるとされる。唯一の飲み薬で1日2回、5日間飲み続ける必要があるタミフルに比べ、使いやすい。

 また、ウイルスは人の細胞に入り、中で増殖して細胞外に出されるが、ゾフルーザは細胞内での増殖を抑制する作用がある。タミフルや吸入薬リレンザなど、従来の薬はいずれも増殖は抑えられず、細胞外に出るのを抑える仕組みだった。

 今後、今までの薬が効かない耐性ウイルスが流行する場合に、この新薬が感染拡大防止に役立つ可能性があるという。

認知症患者、再入院1・5倍

病気に罹りやすく、入院し易く、亡くなりやすいのです。

gooニュース記事より

認知症患者、再入院1・5倍…機能低下などで

認知症患者、再入院1・5倍…機能低下などで

読売新聞 【読売新聞社】

(読売新聞)

 高齢で認知症を患っていると、退院して間もなく同じ病気やけがで再入院するリスクが約1・5倍に高まるとする調査結果を、医療経済研究機構や国立がん研究センターなどのチームが発表した。

 約180万人のデータを分析した国内初の研究。股関節の骨折や脳 梗塞 こうそく 、肺炎などでの再入院が目立ち、入院による身体機能の低下や退院後の服薬の難しさが原因とみられる。米国老年医学会雑誌電子版に20日、論文が掲載された。

  佐方信夫・同機構主任研究員らは、2014年4月〜15年9月、全国987病院に入院した65歳以上の患者183万人のデータを活用。日常生活の自立度や 薬剤の種類から認知症の有無を推定し、認知症を患う27万人と認知症ではない156万人で、退院後30日以内に再入院した割合を比べた。

人の弱みにつけ込むインチキ商法

少なくとも自分の前に現われる患者さんには、民間療法の餌食にならないように、注意喚起をしたいと思います。

gooニュース記事より

がん民間療法は「人の弱みにつけ込むインチキ商法」 医師たちが本音告白

がん民間療法は「人の弱みにつけ込むインチキ商法」 医師たちが本音告白

がんになったら、余命宣告は受けたいですか?(AERA 2018年2月12日号より)

(AERA dot.)

 もし自分や家族ががんと診断されたら、どうしたらいいか悩む人は多いだろう。では医師は、自分ががんになったら、どうするのか。AERAは、20 代から60代までのがんの診療経験のある現役医師553人にアンケートをした。余命宣告や民間療法などについて、医師の本音を聞いた。



 一喜一憂してしまいがちな「余命」についても、医師の見方は冷静だ。余命は平均値に過ぎず、「7カ月の余命」には数週間も1年以上のケースも含まれるという。そのうえで、85%が「余命宣告を受けたい」と回答した。

 時に患者や家族が頼り、悪徳商法も問題になる民間療法。「どう考えるか」という質問には、厳しい声が目立つ。

 否定的な医師らが口をそろえるのは、民間療法に「エビデンス(臨床結果などの科学的根拠)がない」という点だ。医師は臨床例で対処するトレーニングを積んでいる。「治療効果があるなら、標準治療や保険に組み込まれるはず」というのだ。

「うそっぱち」(内科・40代・女性)、「人の弱みにつけ込むインチキ商法」(内科・40代・男性)、「百害あって一利なし」(内科・50代・男性)という辛辣(しんらつ)な表現も並ぶ。背景に、患者が不利益を被った経験がある。

「病院での治療より民間療法を崇拝し、治療の妨げになった」(内科・40代・男性)、「悪徳民間療法にだまされて不幸な転帰になった患者を見てきた」(内科・60代・男性)などと訴える医師は少なくない。

 一方、「有効」と答えたのはわずか2%。「場合によっては有効」と回答した人は29%で、その大半が「プラセボ効果」「患者が死を迎えるとき後悔せず、やるだけのことはやったと思えるなら」「イワシの頭も信心から」などといった、心理面での効果に言及したものだ。

 東邦大学医療センター緩和ケアセンター長の大津秀一医師は言う。

「患者も家族も、わらをもすがる思いなので、頭ごなしに否定するのは逆効果の場合もある。『望むならどうぞご自由に』という医師もいますが、僕は『お勧めしない』ときちんと伝えるほうです。特に、お金が異常にかかる場合はよくありません」

 高額療法ではなくても、偏った食事療法も多い。

「玄米だけとか肉を食べないとか。肉は健康に悪いイメージがあるようですが、がん自体、筋肉や脂肪が減る傾向があり、多くの場合、たんぱく質摂取はむしろ必要です。肉を控えて状態が悪くなるケースもあります」(大津医師)

 順天堂大学病院呼吸器外科の鈴木健司医師も一部の医師が行うエビデンスの乏しい治療法について、こう忠告する。

「何人がその治療を受け、何人が生存したのか、科学的な数字を引き出すべきです」

  患者や家族が医師を悩ますケースについては、63%の医師が「ない」と回答。「ある」と答えた医師らの回答は、患者側の理解不足や感情の問題を指摘する声 が目立った。人は因果関係を求めたがるが、「なぜがんになったのかという質問には、答えがない」(呼吸器内科・30代・男性)し、「なぜ治らないのかと詰 め寄られ」(消化器内科・50代・男性ほか)てもどうしようもない。

「本人の怒りや認めたくない気持ちが強すぎて、治療するうえでコミュニケーションに支障」(麻酔科・40代・女性)をきたすこともある。患者と家族間で治療方針が折り合わないケースに言及する医師も複数いた。

 大津医師は、医師に遠慮して聞きたいことを聞けていない患者も多いのでは、と指摘する。

「痛みや吐き気があるのに、医師に病状を聞かれて『おかげさまで』とかしこまっていても、伝わりません。外来は特にせわしないですから、聞きたいポイントを事前に整理して、尋ねてはどうでしょう」

 昨今は、テレビ番組や雑誌記事にがん関連の情報があふれる。それらを医師がどう考えているかは、ぜひ一読してほしい。

「セ ンセーショナルな見出しは問題。『これでがんが治った』などという詐欺まがいの記事はやめてほしい」(呼吸器内科・60代・男性)、「負担のある治療を受 けてがんと闘う姿だけでなく、余命を受け入れて安らかに暮らす人の姿もクローズアップしてほしい」(救急医療科・50代・男性)

 誰もががんにはなりたくないし、早期発見したいものだ。ところが、がんの早期発見のために検査を受けている医師は、決して多くない。これって医者の不養生ということ?

「確かに医師は忙しい。ただ、検診が有効ながんは限られていますし、同僚に身体を診てもらうのに抵抗がある医師も多いのかもしれません」(石見医師)

「進 行が緩やかながんは、検診を受ける意味は十分ある。非喫煙者の肺がんが急増していますが、非喫煙者がかかりやすい肺腺がんの進行は比較的穏やかで、早期発 見すれば根治の可能性は高い。X線での早期発見は難しいので、30代でも40代でも、3〜5年に1度、CTを撮ることをお勧めします」(鈴木医師)

 医療の進歩で、がんで人が死なない日は来るのだろうか。医師らの回答は、「間違いなく来る」「たぶん来る」「来るかもしれない」が35%、「来ない」が40 %、「分からない」が25%。意見が分かれた。

「もしも20年前に同じ質問をしたら、ほぼ100%の医師が『来ない』と答えたでしょう。いまは、『来ない』とは考えない医師が60%もいることに驚いています。医療が加速度的に進歩していることの表れだと思いますよ」(佐野医師)

(編集部・熊澤志保)

※AERA 2018年2月12日号より抜粋

風疹…30〜50代男性が感染源に

私は追加で接種を済ませています。

gooニュース記事より

風疹…30〜50代男性が感染源に「帰国後に出社、職場で集団感染」 自治体が費用補助も

風疹…30〜50代男性が感染源に「帰国後に出社、職場で集団感染」 自治体が費用補助も

(産経新聞)

 強い感染力があり、国内でも集団感染が5〜8年ごとに報告される「風疹」。患者の7割が成人男性で、近年は職場で広がるケースも多い。感染しても ほとんどの人は軽い症状だが、妊娠初期の女性が感染すると子供に難聴などの障害が出る恐れがある。今月は「風疹ゼロ月間」。産婦人科医らは「特に海外出張 の多い企業・組織は、海外へ出かける社員にワクチン接種を受けさせて」と呼びかける。 (平沢裕子)

                  ◇

 風疹の原因である風疹ウイルスは、感染者のせきや会話したときに飛び散る微少の飛沫(ひまつ)(つば)に含まれる。このウイルスを吸い込むと2〜3週間の潜伏期間を経て、高熱や発疹、リンパ節の腫れなどの症状が出る。

  風疹の流行で問題になるのは、免疫を十分に持たない妊娠初期の女性が感染すると、生まれてくる赤ちゃんに白内障や難聴、心疾患など「先天性風疹症候群 (CRS)」という障害が出る可能性があるためだ。国立感染症研究所感染症情報センターによると、日本で風疹が大流行した平成24〜25年にかけて、 CRSの赤ちゃんが45人確認されている。

 赤ちゃんがCRSとなるのを防ごうと、厚生労働省などは「風疹ゼロプロジェクト」を立ち上げ、2月を「風疹ゼロ月間」と定め、予防のための啓発活動を行っている。

 東京五輪での流行を懸念

 インドや中国、インドネシアなど海外では依然として風疹が流行する地域がある。また、大規模な国際交流イベントの開催時に大流行する傾向があり、2年後の東京五輪・パラリンピック開催時の流行が懸念されている。

  感染を防ぐにはワクチン接種が有効だ。ただ、予防接種法で風疹のワクチンが男女ともに定期接種となったのは昭和54年4月2日生まれから。また、62年 10月1日生まれまでは、中学生のときに医療機関で個別接種する方法だったため、それ以降の乳幼児期での接種に比べ接種率が低い。こうしたことから、 95%以上が望ましい抗体保有率が30代後半〜50代男性では75〜80%にとどまる。

 日本産婦人科医会常務理事で横浜医療センターの平原史樹院長は「30〜50代男性は働き盛りで海外渡航の機会も多い。帰国後、感染に気付かず出社することが職場の集団感染の原因にもなっている」と指摘する。

 女性は、男性より早く風疹ワクチンが定期接種となったが、平成2年4月2日より前に生まれた人は1回のみの接種だった。抗体が十分ついていない可能性があり、風疹が流行すると感染する恐れがある。

 「ワクチン接種してから出かけて」

  男女とも抗体が低い場合は予防接種が勧められる。平原院長は「とくに海外出張する男性で抗体が低い人はワクチン接種してから出かけてほしい。また、海外か ら帰国後、かぜのような症状がある場合は、まず医療機関で診察を受け、風疹でないことを確認してから出勤すること」と話す。

 妊娠を希望する女性のために、多くの自治体で抗体検査やワクチン接種を無料で行っている。東京都目黒区や川崎市は、女性だけでなく男性のワクチン接種費用を補助している。抗体検査・ワクチン接種とも自治体によって実施状況が異なるので、保健所などへ問い合わせるといい。

 ワクチン接種は補助がない場合は自己負担となる。費用はクリニックで異なるが、麻疹と混合の「MRワクチン」は5千〜1万円程度。麻疹の予防接種をしたことがある人が受けても、副反応や過剰反応は問題なく、麻疹と風疹両方の予防になる。

ごあいさつ

高齢化が進み、病気とうまく付き合いながら生活してゆくことが、より大切になってきました。また、若いうちから健康を保つ事の重要性が増してきました。

当クリニックは、内科・外科の病気全般とその周辺の病気をもった患者さんを対象とする「よろず治療院」です。特に、かかりつけ医を持ちたい、診察もお薬も一箇所で扱って欲しい、すぐに、またはゆっくり診て欲しい、家族全員を診て欲しい、等のご希望の方々には、ご満足頂けるのではないかと思っております。クリニックを知って頂くため、まずは是非とも足を運んでみて下さい。お待ちしております。

初診時には、保険証、薬や療養の手帳・育児手帳などを持参の上、御来院下さい。予約は要りませんが、予防接種を希望される方やすぐの診察を希望される方は、あらかじめ電話で空いている時間を確認されてから受診されることをお勧めします。
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