うづまクリニックブログ

栃木県栃木市で内科・外科・小児科の病気全般の治療を行っている「うづまクリニック」のブログです。

2018年12月

フライドポテトは一度に6本まで?

6本で止めるのはどう考えても難しいですね。

gooニュース記事より

フライドポテトは一度に6本まで? より健康的に食べる方法とは

フライドポテトは一度に6本まで? より健康的に食べる方法とは

フライドポテトは一度に6本まで? より健康的に食べる方法とは

(フォーブス ジャパン)

ハンバーガーの付け合わせにフライドポテトはいかがだろう? 1本、2本、それとも3本? 本当にぜいたくをしたい場合は、6本注文してはどうだろう──?

フライドポテトに関しては、1本ずつ10本までと数えるよりも、容器1つ分や一握りで数えることに慣れているかもしれない。しかし、米紙ニューヨーク・タイムズに先ごろ掲載された記事によると、ハーバード大学T. H.チャン公衆衛生大学院のエリック・リム教授(疫学・栄養学)は、「食事にサイドサラダとフライドポテトが6本つけばよいと思う」と述べている。

6パックではなく、口を6回いっぱいにできる量でもなく、バケツ6個分でもない。フライドポテトを1本、2本と数えて6本だ。

この「6本」という数字は、ソーシャルメディア上で辛辣(しんらつ)な反応を受けた。

キース・ワグスタッフ(@Kwagstaff)は「人類史上、フライドポテトを6本食べてやめた人はいない」とツイート。またホープ・マリー(@thenextnp)は「私の生活には、このようなネガティブな話は必要ない。#GiveMeAllTheFries(フライドポテトを全部私にちょうだい)」と反論した。また、米紙ニューヨーク・ポストには、記者のハンナ・スパークが「Eat more than 6 French fries and risk your life, expert says(フライドポテトを7本以上食べると生命に危険 専門家が語る)」と題した記事を掲載し、リムの言葉に対する反応をまとめている。

リムはこうしたコメントに対し、自身の発言を明確化するべく次のようにツイッターで回答した。

「NYタイムズ紙における私の提案は、フライドポテトが欲しいけれども、デンプン爆弾のように大量に食べたくない人を満足させる魅力的な選択肢として、少なめの量のフライドポテトをレストランで提供すればよいのではないかという意図だった」

フライドポテトが健康にとても良いと主張する人は少ないだろう。ポタシウム(カリウム)やリン、ナイアシン、葉酸が含まれているため栄養価が全くないわけではないが、過剰な炭水化物やトランス脂肪、飽和脂肪、大量のナトリウムなど、健康に悪い成分を含むことがあるためだ。

とはいえ、サラダにのせるクルトンのような地位にフライドポテトを降格させるのは、それほど簡単ではないかもしれない。好きな食べ物の量をいきなり減らしたり、食べるのをやめたりするのは簡単ではないが、他にもできることはある。フライドポテトを7本以上食べたいときは、次の代替策を試し、より健康的な選択肢を選ぼう。

1. 焼いて調理する

油で揚げれば、ほぼ全ての食べ物が不健康なものになる。そこで、揚げる以外の調理法を試そう。ポテトを焼く前にオリーブオイルを垂らせば、焼いたポテトがふやけず、カリカリになる。

2. グリルする

グリルも、焼くのと同じで油で揚げるよりも健康だ。

3. 揚げ物用の深鍋ではなくフライパンを使う

どうしても油で揚げたい場合はフライパンを使う。そうすれば、ジャガイモが吸収する油の量を少なくとも制限することができる。

4. ジャガイモの皮をむかない

ジャガイモの皮にはポタシウムや鉄、ナイアシンが含まれている。

5. サツマイモを使う

ジャガイモの代用としよう。サツマイモは、ジャガイモに比べてカロリーが少なく、食物繊維やビタミンAはジャガイモより多い。

6. 塩を入れ過ぎない

7. ケチャップを使わない

多くのケチャップブランドは、砂糖や異性化糖(ブドウ糖果糖液糖)、塩を含んでいる。

ここに挙げたいくつかの提案、あるいは全てを試しつつ、全体的なフライドポテトの摂取量に気を配ろう。1回の食事につきフライドポテト6本までに制限することができればそれは素晴らしいことだが、この数字が制限値だと考えないこと。この数字は、フライドポテトを食生活の主要な栄養源ではなく特別な場合のごちそうとし、節度のある食生活を実践すべきという提案として考える。

健康的なライフスタイルと食生活の維持は、ありとあらゆる楽しみを全て諦めることでも、実践が難しい非常に厳格な制限を設けることでもない。重要なのは節度と、定期的に食べ過ぎを引き起こす可能性のある周囲のシステムを変えることだ。

また、変化は一夜にして起きないことが多い。あまりに急激に厳格な規則を自分に課してしまうと、食生活を維持できなかったり、たまった不満が他の部分で表出したりするかもしれない。最後に、制限値は人によって異なるものだ。自分にあったアプローチと制限を選ぶこと。ある特定のサイズが全員に合うとは限らないし、食べてもよいポテトの数も6本とは限らない。

Bruce Y. Lee

夫の介護をしたい妻は3割

男性には厳しいですね。でもそういうものだと思って備えて(諦めておく)おくのが大切か。

gooニュース記事より

夫の介護をしたい妻は3割 男性は5割超、ロボには期待

 夫は伴侶を介護したいが、妻はそうでもない―。40代以上に配偶者の介護に関して聞くと、妻の介護をしたい男性は53.4%を占めたが、夫を介護したい女性は30.9%と、大きな差があることがオリックス・リビング(東京)の調査で分かった。

 調査の担当者は「女性は介護を現実的な問題と捉え、体格差など具体的な難しさを想定しているのではないか」と分析している。

 また、ロボットによる身体介護を受けたいかどうかを聞くと「積極的に受けたい」「推奨されていれば受けてもよい」との答えが計84.3%に上った。理由は「ロボットは気を使わない」が最多だった。

働き盛りが肺炎で命を落とす持病

肺炎で命を失わないでください。

gooニュース記事より

三遊亭小円朝さん49歳で…働き盛りが肺炎で命を落とす持病

三遊亭小円朝さん49歳で…働き盛りが肺炎で命を落とす持病

無理は禁物(C)日刊ゲンダイ

(日刊ゲンダイDIGITAL)

【病み患いのモトを断つ】第3回

 寒さが厳しさを増し、インフルエンザが流行している。厚労省の発表によると、全国の推計患者数は約6万人。例年、1月下旬ごろにピークを迎え、シーズン全体では1000万人前後を苦しめるといわれる。

 インフルとの兼ね合いで注意したいのが、肺炎だ。落語家の三遊亭小円朝さんは今月15日、49歳の若さで肺炎で急逝。今年1月、肺炎で命を落とした落語家の柳家小蝠さんは、さらに7歳下の42歳だった。肺炎で命を奪われないためには、どうすればいいか。東京医大名誉教授の加藤治文氏に聞いた。

「持病があって免疫力が下がっている人は、若くても肺炎になりやすい。よく知られた病気だと、糖尿病とがんです。糖尿病で血糖状態が悪いと、軽い風邪やちょっとしたすり傷が治りにくくなります。靴ずれ程度の傷が化膿し、壊疽を起こすこともあるほどです。がんも同じ。病気そのものの影響や抗がん剤治療などで免疫力が低下すると、感染症を悪化させやすい。それで、インフルエンザや風邪に感染すると、2次的に肺炎を起こし、最悪の場合、命を落とすことがあるのです」

 2人とも肺炎になる前にインフルに感染している。小円朝さんは入退院を繰り返す生活が数年続いた上、先月末にインフルによる肺炎を併発したという。小蝠さんは1月7日の高座をインフルで降板。自宅療養していたというが、2日後に意識が混濁し、救急搬送。それから3日後の12日に帰らぬ人に。降板からわずか5日で急逝した噺家は糖尿病を患っていたそうだ。

 呼吸器系の病気も、肺炎をこじらせやすい。

「たばこの影響で、肺気腫や慢性気管支炎(総称してCOPD)を起こすと、持続的な炎症で免疫力が低下します。ぜんそくというと小児の病気と思われるかもしれませんが、成人気管支ぜんそくも珍しくなく、40歳で発症するケースもある。そうすると、やっぱり慢性的な炎症が生じるのでよくありません」

■死亡者は97%が65歳以上だが…

 数は少ないが、結核やHIVなども、若い人に肺炎死を招く代表的な病気だという。

 肺炎は、すべての年齢層を含めた死因の第3位だが、その死亡者は97%が65歳以上で、64歳以下はわずか3%。

 つまり、一般には高齢者の病気といえ、80代までは年齢が上がるにつれて死亡者が増える傾向がある。それでも、糖尿病をはじめありふれた病気があると、若くても肺炎で命を奪われかねないということである。では、そんな悲劇を免れるにはどうすればいいか。

「糖尿病やぜんそくなら治療をしっかり受けて、血糖値を適正の値にコントロールしたり、炎症を安定させたりすること。たばこを吸っている人は禁煙すること。それをしっかり守った上で、毎年インフルエンザが流行する前の10月ごろまでにワクチンを接種する。もうひとつは、肺炎球菌ワクチンです。65歳以上は定期接種の対象ですが、65歳未満でも糖尿病をはじめ持病によって接種が推奨されます。対象者は、5年ごとに再接種するのが無難です。健康なら、若い人が肺炎で命を落とすことはまれですが、持病がある人は用心に越したことはありません」

 まだまだ男盛りの2人の死を無駄にしないためにも、このくらいのことは頭に入れておこう。

週5回以上の入浴の可能性

健康でないと入浴もできません。

gooニュース記事より

週5回以上の入浴 心臓・血管の保護に役立つ可能性

お風呂は好き、でも、忙しい毎日のほとんどをシャワーだけで済ませている、という人も少なくないと思います。愛媛大学社会共創学部教授の小原克彦氏らは、日本の中高年者を対象とする研究を行い、週に5回以上湯船につかる習慣がある人は、4回以下の人に比べて心臓や血管の状態が良好であることが分かりました。

ご存じのように、循環器疾患(心筋梗塞、心不全、脳卒中など)の発症には生活習慣が大きく関わっています。これまでに行われた研究で、習慣的にサウナを利用する人には循環器疾患による死亡や突然死が少ないこと、心不全の患者には低温のサウナが好ましい影響を与えることなどが示されていました。

湯船につかる入浴は、サウナと同様の温熱効果に加えて、水圧による利益ももたらす可能性があります。水圧によって、血液が末梢(指先など)から中心に移動し、心臓の1回拍動あたりの拍出量が増え、心拍数は減少する、といった変化が生じるからです。

そこで小原氏らは、日本人の中高年の入浴習慣が循環器疾患のリスクに及ぼす長期的な影響を調べることにしました。

■週5回以上入浴する人の方が、心臓や血管の機能は良好

愛媛大学が進めている、地域の人々を対象とする「しまなみ健康推進プログラム」(J-SHIPP研究)に参加した人々の中から、脳卒中や心筋梗塞、心不全などの循環器疾患の症状を経験したことがなく、入浴習慣に関する質問に回答していた873人を選び、分析対象にしました。

入浴習慣に関する質問は、入浴の頻度(週に0〜4回、5〜6回、7回以上から選択、シャワーのみの利用は入浴としてカウントしない)、湯につかっている時間(分)、湯の温度(41度超〔熱め〕、40〜41度〔中程度〕、40度未満〔ぬるめ〕から選択)を尋ねるものでした。

対象となった人々の入浴の頻度は、1週間に0回から24回の範囲で、平均すると5.8回でした。1回の入浴時間は0分から120分の範囲で、平均は12.4分でした。入浴の頻度が週に0〜4回の集団と、5〜6回の集団、7回以上の集団の、血圧やコレステロール値、血糖値などには統計学的に有意な差(有意差)は見られませんでした。

入浴頻度が週に4回以下だった人々に比べ、週に5回以上入浴する人のbaPWV(上腕-足首間脈波伝播速度)、中心脈圧、BNP(B型ナトリウム利尿ペプチド)濃度は低く、循環器疾患の危険因子(高血圧、2型糖尿病、脂質異常症など)の有無を考慮して分析しても有意差が見られました。詳しく分析したところ、入浴の頻度が高いことは、中心脈圧、BNP値が低いことと関係しており、入浴温度が熱めであることは、baPWVが低いことと関係していました。

■測定値の解説
【baPWV】上腕-足首間脈波伝播速度。心臓から体の各部位への血液の伝達速度を表すもので、動脈硬化が進んでいる人ほど血管の抵抗が大きいため、伝達速度は速くなる。

【中心脈圧】中心血圧(体の中心部にある上行大動脈の推定血圧)の最高値と最低値の差のこと。腎臓のような末梢臓器の障害や循環器疾患による死亡などと強力に関係する。

【BNP】B型ナトリウム利尿ペプチド。BNPは心臓で生成され分泌されるホルモンで、血中BNP濃度は心臓にかかっている負荷の程度を示し、心不全の指標でもある。

【IMT】頸動脈内膜中膜厚。超音波で測定した、頸動脈の内膜と中膜の複合体の厚さ。アテローム性動脈硬化(動脈の内側にコレステロールがたまり、お粥のように固まって内腔が狭くなっている状態)の標準的な診断指標で、今回は平均値と最大値を測定した。

※これらの測定値は全て、小さいほうが心臓や血管の状態が良好であることを意味する。

さらに、873人のうち長期間追跡できた人々を対象に、入浴習慣と、個々の測定値の経時的な変化の関係を調べました。入浴頻度が週に4回以下だった42人と、5回以上入浴していた124人、合わせて166人を平均4.9年追跡しました。入浴が週に4回以下の人と比較すると、週に5回以上入浴していた人では、経時的なBNPの上昇が有意に小さくなっていました。また、中程度以下の湯温に比べ、熱めのお湯につかることは、IMT(頸動脈内膜中膜厚)の最大値の増加とbaPWVの上昇が小さいことに関係する傾向が見られました。なお、湯船に入っている時間の長さは、どの指標とも関係していませんでした。

今回の研究で得られた結果は、入浴、特に熱めの湯船につかることが、心血管機能の保護に役立つ可能性を示しました。気温が下がってくるこの時期は、お風呂に湯を張って入浴する習慣を身につけるのに格好の時期といえるのではないでしょうか。

論文は、2018年6月21日付のScientific Reports誌電子版に掲載されています[注1]。

[注1]  Kohara K, et al. Scientific Reports. 2018;8:8687. DOI:10.1038/s41598-018-26908-1

大西淳子
医学ジャーナリスト。筑波大学(第二学群・生物学類・医生物学専攻)卒、同大学大学院博士課程(生物科学研究科・生物物理化学専攻)修了。理学博士。公益財団法人エイズ予防財団のリサーチ・レジデントを経てフリーライター、現在に至る。研究者や医療従事者向けの専門的な記事から、科学や健康に関する一般向けの読み物まで、幅広く執筆。

[日経Gooday2018年11月20日付記事を再構成]

簡単にできる「舌まわし」

お口は寿命を決めると言ってもおかしくありません。

gooニュース記事より

「歯周病」を軽視する大人が抱える重大リスク 簡単にできる「舌まわし」が予防に有効だ

12月23日 07:00

人生100年時代。寿命が延びるにつれ、高齢者の認知症が深刻な社会問題にもなってきています。誰もが「自分は認知症になりたくない」と思っていることでしょうが、そもそも認知症の原因とは何かご存じですか? 実は、最もポピュラーなアルツハイマー型認知症を引き起こすのは、"歯周病"であることがわかっています。つまり、歯をケアすることが認知症予防、もしくは認知症状の緩和・改善につながるということ。実際に、認知症治療に口腔ケアを取り入れている認知症専門医の長谷川嘉哉氏が解説します。

歯周病菌が出す毒素が海馬のゴミを増やす

改めて説明するまでもなく、超高齢社会となった日本において、認知症は国家レベルで取り組まなければならないほどの深刻な社会問題となっています。

厚生労働省は、団塊の世代がみな75歳以上になる2025年には65歳以上の5人に1人、約730万人が認知症になると試算しています。これは、埼玉県の人口とほぼ同じ数です。軽度認知症を含めると、認知症1000万人時代の到来も時間の問題だと言われています。

ある調査では認知症は、近年では将来なりたくない病気としてがんや肺炎を押しのけて1位になっているほど、とても身近な病気になりました。

さて、認知症にはさまざまな種類がありますが、中でも最も多いのが「アルツハイマー型認知症」です。2017年の厚生労働省のデータによると、認知症の67.6%がアルツハイマー型だそう。昔のことはよく覚えていても最近のことは忘れてしまったり、やがて時間や場所の感覚がなくなっていくといった症状がよく現れます。

このアルツハイマー型認知症を引き起こすのが、‟脳のゴミ“と呼ばれる「アミロイドβ(ベータ)」というタンパク質です。これが脳内で記憶をつかさどる「海馬」を中心に少しずつたまっていくことで、そのゴミに圧迫されて、徐々に脳細胞が壊死し、どんどん記憶力が低下していきます。これがアルツハイマー型認知症の発生・悪化メカニズムだと考えられているのです。

では、このアミロイドβを生み出す原因の1つはいったい何なのかというと、それが"歯周病"です。

歯周病を引き起こす歯周病菌が出す毒素によって歯肉などに炎症が起きると、血液中に炎症物質「サイトカイン」が流れ込みます。このサイトカインが血液に運ばれて脳に流れ込むと、アミロイドβが脳の中で増えるのです。つまり、歯周病になると、脳にゴミがたまって、アルツハイマー型認知症の発症・悪化リスクが高まるというわけなのです。

さまざまな病気のリスクを高める歯周病

悪化リスクがどれくらい高まるのかを調べた研究があります。名古屋市立大学大学院の道川誠教授らが行ったマウスを使った実験によると、アルツハイマー病のマウスと、アルツハイマー病でさらに歯周病菌に感染させたマウスを比べた結果、約4カ月後には、歯周病菌に感染させたマウスの海馬に沈着したアミロイドβは、なんと面積で約2.5倍、量で約1.5倍に増えていたそうです。

また、アメリカ・フロリダ大学のLakshmyya Kesavalu(ラクシュミヤ・クサヴァル)氏などの研究グループが、アルツハイマー型認知症で亡くなった人の脳を調べたところ、歯周病の原因菌のリーダー格であるプロフィロモナス・ジンジバリス菌が出す毒素、リポポリサッカライド(LPS)が高頻度で検出されました。一方、アルツハイマー型認知症を発症していない人の脳からは、LPSは検出されていません。歯周病がアルツハイマー型認知症に影響を及ぼしていることがはっきりとわかったのです。

このアミロイドβが脳内にたまって認知症を発症するまでには、25年ほどかかると言われています。

厚生労働省の歯科疾患実態調査では、歯周病を発症する人の年齢のピークは45〜54歳とされているのですが、ここに25年を足すと、アルツハイマー型認知症患者が急増する70代という年齢層とぴったり重なるのです。このことからも、歯周病とアルツハイマー病の関わりが推測されます。

歯周病というのは、歯周病菌の感染によって引き起こされる、口の中の炎症性疾患です。この歯周病は、日本人の大人のほとんどが患っている、いわば国民病。その発症率は35歳前後から上がっていき、進行に差はありますが40代になる頃には、なんと8割もの人が歯周病を発症します。

この歯周病菌はアルツハイマー型認知症だけでなく、たくさんの病気の発症や悪化に関わっていると考えられています。主な病気は次のようなものです。

・血管性認知症
・誤嚥性肺炎
・糖尿病
・動脈硬化
・脳梗塞
・心筋梗塞


つまり、歯周病を防ぐことは、さまざまな病気のリスクを低減することにつながります。そのためには、正しい歯のケアを行って歯周病菌を徹底的に減らすことが必要です。

口腔ケアの最も基本となる正しい「歯みがき」の方法は、私の著書などでも詳しく解説しているのでそちらに譲り、ここでは、歯周病のリスクを軽減する、いつでもどこでもできる簡単かつ効果絶大な「舌まわし」をお伝えしましょう。

登山家・三浦雄一郎氏も行っている‟舌まわし“

唾液は、すばらしく強力な浄化液です。唾液には、\浄作用、∋Χ欹醉僉↓J欷邵醉僉↓っ耋尊醉僉↓ズ得亞ゲ什醉僂箸い主に5つの作用があるとされており、唾液がしっかり分泌されてさえいれば大きな口腔トラブルは起きないと言われているくらいの優れものです。

この唾液の分泌を促すのが、「舌まわし」です。舌まわしを行うと、顔のまわりにある耳下腺、顎下腺、舌下腺などの「唾液腺」が刺激されて、大量の唾液が分泌されます。

【舌まわし】

1. 唇を閉じたまま、舌先で歯の外側と唇の内側の間を大きくなぞるように、ぐるりと1周させる。2〜3秒で1周する速さが理想。目いっぱい舌先を伸ばして行う。

2. これを右回りと左回り、それぞれ20回ずつ行う。

3. 右回りと左回りを1セットとして、朝昼晩の1日3回行う。

簡単なように思えますが、私も始めた当初は、10回を過ぎたあたりから、下の付け根が痛いと感じたほどです。しかし、毎日続けていくうちに、50回くらいは軽く回せるようになります。

舌まわしは道具もいりませんし、場所を選ばずにどこでもできるので、私は移動中の車の中でしょっちゅう行っています。気が向いたときに、無理をせずに行い、少しずつ回数を増やしていきましょう。

舌まわしでたくさん唾液を出すこの方法は、たとえば外出先にいて、歯みがきができないときに、ぜひ活用してください。

ちなみに、唾液に含まれる成長ホルモンの一種「パロチン」には、アンチエイジング効果があります。80歳を過ぎてからエベレスト登頂に成功した、登山家の三浦雄一郎さんは、毎朝この舌まわしを100〜150回もやっているそうです。三浦さんの脳と体がいつまでも若い理由は、舌まわしにあるのかもしれませんね。

著者:長谷川 嘉哉

ごあいさつ

高齢化が進み、病気とうまく付き合いながら生活してゆくことが、より大切になってきました。また、若いうちから健康を保つ事の重要性が増してきました。

当クリニックは、内科・外科の病気全般とその周辺の病気をもった患者さんを対象とする「よろず治療院」です。特に、かかりつけ医を持ちたい、診察もお薬も一箇所で扱って欲しい、すぐに、またはゆっくり診て欲しい、家族全員を診て欲しい、等のご希望の方々には、ご満足頂けるのではないかと思っております。クリニックを知って頂くため、まずは是非とも足を運んでみて下さい。お待ちしております。

初診時には、保険証、薬や療養の手帳・育児手帳などを持参の上、御来院下さい。予約は要りませんが、予防接種を希望される方やすぐの診察を希望される方は、あらかじめ電話で空いている時間を確認されてから受診されることをお勧めします。
最新コメント
月別アーカイブ
QRコード
QRコード
記事検索
  • ライブドアブログ