うづまクリニックブログ

栃木県栃木市で内科・外科・小児科の病気全般の治療を行っている「うづまクリニック」のブログです。

2019年08月

蚊よけ、叩き損ねても効果あり

積極的に追い払うようにします。

Yahooニュース記事より

【夏の危険サバイバル】蚊よけ、叩き損ねても効果あり、虫よけスプレーなみ

8/24(土) 18:04配信

ナショナル ジオグラフィック日本版

蚊は叩こうとした人を覚えてさける、攻撃を加えた人の匂いを学習

 今年もあの季節がやってきた。か細い声で鳴きながらジグザグと飛び回り、人の気配がするとしつこく追いかけてくる蚊の季節だ。

ギャラリー:驚き!電子顕微鏡で見た昆虫、寄生虫 写真18点

 今度、蚊が血を吸おうと腕に止まっているのを見つけたら、絶対によく狙った方がいい。もし叩き損ねたとしても、蚊は死にそうになった体験とその人の匂いを結びつけて覚え、次にあなたを狙わなくなる可能性があるからだ。

 蚊は、人間などの獲物から漂う美味しい匂いに引き寄せられる。そこで、ある研究チームが蚊には非常に魅力的な人間の匂いが漂う中で、腕を叩いたときと同じ振動を繰り返し与え、ネッタイシマカを20分間にわたり邪魔し続ける実験を行った。

 すると、蚊はその後24時間以上もこの匂いをさけるようになることがわかった。これは強力な虫よけ剤であるディート(DEET)入りの虫よけスプレーと同じくらいの効果だ。研究結果は、2018年に学術誌「Current Biology」に発表されている。

「学習能力のおかげで、蚊は信じられないほど柔軟に行動しています」と、米ワシントン大学の神経生態学者で論文の著者であるジェフ・リッフェル氏は言う。「蚊は、刺されるのを防ぐのがうまい人とそうでない人を学習できます。もしその仕組みがわかって、逆手にとることができれば、もっと効率よく蚊を追い払えるようになるでしょう」


重大な病気を媒介するヤブカたち

 ネッタイシマカはヤブカの仲間で、デング熱、チクングニア熱、ジカ熱など、人間の重大な病気を媒介することが知られている。日本には定着していないが、やはりヤブカの仲間で日本に生息しているヒトスジシマカも同じ病気を媒介する。

 デング熱はまれに重症化して死に至る病気で、日本では2014年におよそ70年ぶりに患者が確認された。海外渡航歴のない人が都内で感染し、大きな話題になったから、覚えている人もいるだろう。

 致死性はないものの、チクングニア熱は発熱と痛みを伴うつらい病気だ。痛みはときに慢性化して、数年続くこともある。日本国内での感染例はないが、日本は感染するリスクのある国だと世界保健機構(WHO)は2015年に発表した。

 ジカ熱も国内での発生例はない。感染しても、たいていは軽症で済む。ただし、ギラン・バレー症候群や脊髄炎などの合併症の原因になったり、妊娠中の女性が刺されると、胎児に小頭症などの脳障害を引き起こしたりする。2015年には南米で大流行したのは記憶に新しい。なお、日本人渡航者が海外で感染した例はある。

 米国海軍の昆虫学者を退役後、米国蚊防除協会の技術顧問と広報を務めているジョセフ・M・コンロン氏によれば、蚊が媒介する病気の脅威が拡大しているのは、地球温暖化よりもグローバル化の影響によるところが大きいという。貿易と輸送によってはるかかなたの地がつながり、互いの有害生物も行き来するようになったと、コンロン氏は説明する。



蚊をうまくよけるためのアドバイス

 現在、生息地の縮小(例えば、子供用のプールなど蚊が繁殖できる水場を減らすこと)や自然由来の幼虫駆除剤など、さまざまな方法で蚊の駆除が行われている。

 ただし、すべての蚊と幼虫を簡単に駆除できるわけではない。コンロン氏によれば、ヒトスジシマカなどの種は捨てられたポテトチップスの袋やペットボトルのキャップのような小さな水場でも繁殖できるという。蚊の防除の専門家が庭をきれいにし、あらゆる容器の水を抜くよう助言するのはそのためだ。

 蚊から身を守りたい人には、やはりディート入りの「虫よけがおすすめ」だとコンロン氏は話す。米環境保護局は1998年に安全性の見直しを行い、「商品ラベルの指示に従って適切な予防策を講じれば、DEET入りの虫よけが健康問題を引き起こす心配はない」と結論づけている。

 蚊の学習能力を利用する方法も、もちろん有効だ。今回研究の対象となった蚊の種類だけにしかない可能性もあるが、さしあたり、今のところは単純に動き続けることだとリッフェル氏はアドバイスする。

「屋外でバーベキューをする場合、叩こうとしたら蚊はあなたを覚えるでしょう。踊って、活発に動いて! そうすれば、蚊は誰か他の人のところに行きますよ」

この記事はナショナル ジオグラフィック日本版とYahoo!ニュースによる連携企画記事です。科学的なニュースを独自の視点でお伝えします。

文=Michelle Z. Donahue、Martha Hamilton/訳=牧野建志

電子たばこで死亡者

ニコチンがらみとの話があります。

Yahooニュース記事より

米国 電子たばこによる呼吸器障害で死亡者

本当に、キケンです。(写真:ロイター/アフロ)

電子たばこでついに死亡被害

 米国イリノイ州の公衆衛生局は8月23日、電子たばこによる重篤な呼吸器障害で入院していた人が死亡したと発表した(注1)。同州では先週、電子たばこによる呼吸器障害のために緊急入院した人の数が倍増していた。

 発表時現在の入院患者は22人で、17歳から38歳。患者の症状は咳、息切れ、倦怠感など。また嘔吐、下痢を訴える人もいて、症状は入院前の数週間、あるいは入院後に悪化したという。イリノイ州公衆衛生局は、このほか12人についても、各自治体の保健当局とともに調査を進めている。

 電子たばこによる健康被害は全米で多発している。米疾病予防管理センター(CDC)では、8月22日午後5時現在で、電子たばこ製品の使用が原因と思われる重篤な肺疾患件数は、イリノイ州、ウィスコンシン州、カリフォルニア州、テキサス州など22州で合計193件にのぼったと発表した。数日前の発表では15州で149件だったことを考えると、健康被害が急速に広がっているのがわかる。(注2)

 イリノイ州公衆衛生局長は、「患者の呼吸器障害が深刻な状況であることを鑑みると、電子たばこの使用が危険であることを人々に広く訴える必要がある」というコメントを発表している。

激しい咳と嘔吐と動悸

 筆者の住むテキサス州でも被害がでており、先日、地元のテレビ局(WFAA)も電子たばこの使用が、いかに深刻な肺疾患をもたらすかを報道していた。

 フォートワース市のトリストン・ゾフィールド君は17歳で、高校を卒業したばかり。激しい咳、寒気、吐き気、心臓が飛び出るかと思うほどの激しい動悸を感じ、7月26日に同市のクック小児病院の集中治療室に運びこまれたという。医師が胸部レントゲンをとったところ、急性の閉塞性喚起障害を起こしていた。

 原因を特定するため、感染症や肺炎などの検査もしたが結果は陰性。その後、トリストン君は14歳の頃から、日常的に電子たばこを利用していたことがわかった。医師は電子たばこで吸引していた化学物質のために肺が異常なほど炎症し、閉塞性喚起障害を起こしたものと判断した。

 電子たばこの健康被害のため、トリストン君は医療行為によって10日間、昏睡状態におかれ、合計で18日間の入院を経て、やっと退院することができたという。入院中に11キロもやせてしまったため、現在はリハビリ中だが、同級生らに自分の体験を伝えることで、電子たばこの使用をやめるよう呼びかけている。

関連リンク

注1 電子たばこで呼吸器障害を起こしたイリノイ州住民が死亡 イリノイ州公衆衛生局 報道資料(英文リンク)

注2 CDC、複数州が電子たばこ使用者における深刻な肺疾患を調査(英文リンク)

 東京生まれ。日本での記者職を経て、1995年より米国在住。米国の政治社会、医療事情などを日本のメディアに寄稿している。2008年、43歳で卵巣がんの診断を受け、米国での手術、化学療法を経てがんサバイバーに。のちの遺伝子検査で、大腸がんや婦人科がん等の発症リスクが高くなるリンチ症候群だったことが判明した。海外のがん情報をインターネットで日本人向けに紹介する「海外がん医療情報リファレンス」にも翻訳協力している。また共訳書に『RPMで自閉症を理解する』がある。なお、私は医療従事者ではありません。病気の診断、治療については必ず医師にご相談下さい。

「肥満ワクチン」開発に光

肥満の方がいない世界。想像がつきません。

Yahooニュース記事より

「肥満ワクチン」開発に光 マウスの腸内細菌減らしたら

8/23(金) 22:13配信

朝日新聞デジタル

 大阪市立大や東京大などの研究チームが23日、肥満に関連する腸内細菌をワクチン注射で減らしたところ、高脂肪食を与えたマウスの体重増加を抑えられたと発表した。食べても太りにくい「肥満ワクチン」につながる可能性があるという。米消化器病学会誌に掲載された。

【写真】大阪市立大学医学部学舎=大阪市阿倍野区

 チームは、肥満や糖尿病との関連が報告されている腸内細菌(クロストリジウム・ラモーサム)に注目。腸の粘膜で免疫を活性化させるワクチンをつくった。

 実験では、無菌マウスにヒトの肥満患者の腸内細菌を移植し、高カロリーのえさを与えた。ワクチンを注射したマウス9匹は、腸内細菌がふんとして排出されて減り、ワクチンを注射しないマウス7匹と比べて、体重増加が約12%抑制された。

 腸内細菌が減少したマウスの体内では、小腸などで体内にブドウ糖を吸収するはたらきが活発化せず、肥満や糖尿病を抑える効果が期待できるという。

 大阪市立大の植松智(さとし)教授(ゲノム免疫学)は「これまでと全く異なる新しいタイプのワクチンができた。特定の腸内細菌を減らすことで、将来的に食べても太りにくい肥満ワクチンにつながる可能性がある」と話している。

朝日新聞社

なぜあおり運転し暴言暴力

役に立ちそうなことがいろいろありそうです。

gooニュース記事より

あおり殴打事件の心理学:人はなぜあおり運転し暴言暴力をふるうのか

(イラストはイメージ:イラストAC提供)

<怒りっぽい乱暴な人は、被害者意識を持っている。肥大した不安定な自己を持っている。プライドが傷つくと、相手を攻撃し、自分の強さ正しさを示さずにはいられない。>

■あおり殴打事件

あおり運転を行い、さらに殴りかかったとされる事件が大きく報道されています。

「進行妨害され頭にきて追いかけた」あおり運転 逮捕の男(NHK)

あおり運転 逮捕の男 “車をぶつけられ頭にきた”(NHK)

 

あおり殴打事件で逮捕の男「相手の運転マナーが悪かった」(ライブドアニュース)

■ひとはなぜあおり運転をするのか

自動車の運転は、普段からイライラやストレスがたまりやいものです。さらに自動車という鉄の鎧を着ているために、普段は乱暴などしない人ですら、あおり運転という相手への攻撃が生まれやすくなります。

あおり運転をなぜするのか:危険運転の心理

■どんな人が、あおり運転や暴言暴力をしやすいか

気をつけないと、誰もがあおり運転をしてしまう危険性があります。しかし、特にあおり運転や乱暴をしやすい人がいます。

怒りっぽい乱暴な人は、一般に被害者意識を持っています。攻撃してくる人は、自分なりの理由を持っているのです。

あおり運転をする人の中には、自分があおられたとか、相手の運転マナーが悪い、前の車が遅くて自分が妨害されたと感じる人も多いでしょう。

世の中には、すぐに怒り、怒りを暴言暴力などの攻撃に表しやすい人々がいます。

彼らは肥大した不安定な自己を持っています。現実離れした奇妙な自信、歪んだプライドを持っているのですが、ただしその自信は不安定です。だから、自分の自信やプライドを守るために必死の努力をします。

物事が上手くいかないことは、誰にでもあります。穏やかな人は、その問題解決を考えます。

前の車が遅ければ、スムーズに追い越せば良いですし、もしもちょっとぶつけられたのなら、冷静に話し合って適切に弁償してもらえば良いでしょう。

しかし、彼らは自分を特別だと感じ、自分の利益の確保と拡大を常に望んでいます。そして、その望みがかなわないと傷つき、相手を自分の評価を下げる脅威と感じて、問題解決より攻撃を優先してしまうのです。

つまり、問題解決は横に置き、暴言暴力をしないではいられなくなります。そうして、自分の正しさ強さを示さないではいられないのです。「弱い犬ほどよくほえる」の心理です。

怒りっぽい人は、実は傷つきやすい人なのです。ただ、傷ついた時に泣いたり隠れたりしないで、怒鳴ったり殴ったりしてきます。

歩いていて、肩がぶつかっただけで相手に怒鳴るような人です。肩は、権威の象徴なので、腹が立ちます。

また彼らは、認知(ものの考え方、とらえ方)が歪んでいて、相手の敵意を感じやすくなっています(敵意的認知)。ただ目が合っただけなのに、「ガン付けたな!」と腹を立てます。普通の人はそう感じないのですが、彼らはそう感じやすいのです。

こんなことが路上で起きれば、周囲の自動車は次々と「敵」になり、攻撃の対象となってしまうのです。

写真はイメージ:子供のようなかんしゃくもちでは困ります。:写真AC

■女性の存在と男らしさの誤解

今回の事件では、女性同乗者がいて、この女性も逮捕されています。2017年に発生した東名高速あおり運転夫婦死亡事故でも、加害者側の自動車に女性が同乗していました。

異性が存在すると、人は男性性、女性性が刺激されます。同性だけのときより、男らしく、女らしくふるまうようになります。男性なら、女性に良いところを見せようとしたり、勇気を出して女性を守ろうとしたりするでしょう。

その気持ちが正しい行動に向えば良いのですが、男らしさを誤解している人もいます。

男らしさとは、乱暴や大声のことだと思ってしまうのです。ただ一緒にいる女性が穏やかな人ならば、そんな男のことは嫌うでしょう。店員を怒鳴りつけたり、危険なあおり運転をする男性などとは、交際しようと思わないでしょう。

ところが、女性のなかには、乱暴な男を好意的に見てしまう人もいます。こんな男女が一緒にいれば、乱暴な行動がエスカレートしてしまうのです。

■2種類の攻撃

攻撃には、二つの種類があります。一つは、感情的な敵意的攻撃です。冷静さはなくなって、相手に制裁を加えたいと感じています。威張っているのに、実は心の底で不安定さや弱さを抱えている人の行動です。

もう一つの攻撃は、道具的な攻撃です。相手から金を取ろうとしたり、相手の席を奪おうとするなど、何か目的があって、攻撃を道具として使っています。この場合は、すごんだり脅したりしますが、冷静です。目的達成の手段として攻撃を使っています。この攻撃は、弱さではなく、ずる賢さの攻撃でしょう。

■怒りと攻撃を越えて

個々の出来事の事情は様々です。適正な怒りも、正しい攻撃もあるでしょう。しかし怒りと攻撃をコントロールできなければ、自分と相手の一生を台無しにしかねません。

調査によれば、運転時にイライラしたことがある人は、90パーセントを超えています。さらにその中の40パーセントが、あおり運転をした(または可能性がある)と回答しています(日本アンガーマネジメント協会)。

他の車の運転に対して、カッとなって挑発的な運転をしそうになったことがある人が37パーセントという調査もあります(チューリッヒ生命)。

悪に対して悪で報いてはいけません。善をもって悪に勝たなければなりません(聖書:ローマ人への手紙)。

相手が悪いと感じやすい人がいます。また実際に相手が悪いとしても、やられたらやり返すを路上で行えば、事故につながります。イギリスの研究によれば、交通事故の85パーセントは怒りの結果です。

人間関係では威嚇が効果的なこともあります。正しい怒りもあります(正しい怒り方の心理学:反撃できない自分の守り方:Yahoo!ニュース個人有料)。

しかし、道路上では危険です。「金持ちケンカせず」、「君子危うきに近寄らず」です。

運転では、自分は運転が上手いと思っている人ほど、要注意です。カーレーサーは、路上では安全運転ですし、ボクサーや空手家はケンカをしません。

交通事故の心理学:事故を起こしやすい人とは?

怒りの感情は、相手から意図的に不当な行為をされたと感じたときにわいてくる感情です。相手から、わざとひどいことをされたと感じれば、カッとなることもあるでしょう。

私達は、被害自体に怒るのではなく、被害をわざと与えた相手に怒ります。誰かに水をかけられたら怒りを爆発させる人も、雨に降られたときは怒りません(古典落語『天災』:「何事も天から降りかかったものと思えば諦めがつく」)。

何事も笑いにできるかな:イラストAC

私達の認知(考え方)を変えることは大切です。運転していて他の運転者にカチンと来たときに、そのことを考えすぎると怒りの感情が増幅します。ラジオを聴くなどして、他のことで気を紛らわしましょう。

自動車の機械の故障が事故を招き、整備不良は危険をもたらします。同じように、私達ドライバーの心を整えることこそが、事故とトラブルの予防になるでしょう。

どんな自動車があおられやすいか:路上激怒・路怒症:あおり運転と攻撃の心理

あおられやすい車は、ズバリ、白の軽!

BOOKS

「バイオレンス:攻撃と怒りの臨床社会心理学」(北大路書房)

「交通事故学」(新潮新書)

「交通心理学が教える事故を起こさない20の方法:ドライバーズ・ハンドブック」(新潟日報事業社)

東京墨田区下町生まれ。幼稚園中退。日本大学大学院博士後期課程修了。博士(心理学)。精神科救急受付等を経て、新潟青陵大学大学院臨床心理学研究科教授。スクールカウンセラー。好物はもんじゃ。専門は社会心理学。HP『こころの散歩道』。テレビ出演:「視点論点」「あさイチ」「とくダネ!」「サンデーモーニング」「ミヤネ屋」「NEWS ZERO」「ビートたけしのTVタックル」「ホンマでっか!?TV」など。著書:『あなたが死んだら私は悲しい:心理学者からのいのちのメッセージ』『誰でもいいから殺したかった:追い詰められた青少年の心理』『ふつうの家庭から生まれる犯罪者』など。監修:『よくわかる人間関係の心理学』等。

「百日咳」はこんなに恐ろしい

咳が続く方の中にいると思われます。

gooニュース記事より

感染力はインフルの5倍 流行中の「百日咳」はこんなに恐ろしい

感染力はインフルの5倍 流行中の「百日咳」はこんなに恐ろしい

菌の排出は、咳が出始めてから3週間ほど(C)日刊ゲンダイ

(日刊ゲンダイDIGITAL)

「百日咳」と聞いても、あまりピンと来ない人もいるのではないか。いま、この百日咳の患者が増え続けている。私たちはどう対策を取ればいいのか? 東京・米山医院の米山公啓院長に話を聞いた。

 国立感染症研究所が毎週火曜日に発表している内容によると、百日咳の患者の報告数は、7月29日から8月4日までの1週間で231人。今年の累積報告数は1万110人に達している。都道府県別の累積報告数を見ると、東京885人、福岡652人、千葉628人、大阪555人だという。百日咳は2018年からすべての医師が全患者数を報告することとなった。18年は暫定値で1万1190人。

「百日咳が恐ろしいのは、母親からの免疫が十分ではない乳児が感染した場合、死亡するリスクがあることです。大人では命にかかわることはありませんが、乳児や子どもへの感染を考えると、もしかしてと思ったら早い段階での医療機関の受診が望ましい。小さなお子さんがいる家庭ではなおさらです。そして何より、お子さんに百日咳が疑われる症状が見られたら、すぐに小児科を受診してください」(米山院長=以下同)

 WHOの発表でも、重症化しやすく、死亡者の大半を占めるのは1歳未満の乳児、特に生後6カ月未満の乳児となっている。

■咳が出始めてから3週間ほどで菌を排出

 百日咳は一般的に、百日咳菌への感染で発症する。感染経路は、咳やくしゃみなどの飛沫感染および接触感染だ。感染力はインフルエンザの5倍ともいわれている。となると、マスクで予防、または感染拡大を防ぐのはどう考えても困難だ。

「最初は普通の風邪と見分けがつきません。次第に咳の回数が増えて、ひどくなってきます。2〜3週間くらいすると、息を吸う時にヒューヒューという音が出て、短い咳が断続的に起こります。夜間の方が症状が強く出やすい。熱はなく、あっても微熱程度です」

 ただし、必ずしも典型的な症状として出てくるとは限らない。乳児では咳はほとんどなく、息を止めているような無呼吸発作から始まり、チアノーゼ、けいれん、呼吸停止と進むこともある。合併症として肺炎、脳症もある。

 また、大人では咳は長く続くものの、それほどひどい状況にならないケースが珍しくない。数週間で回復に向かい、百日咳を起こしている本人は日常生活に支障がないが、前述の通り、乳児や子どもへうつす可能性がある。そうなると、「咳が続くだけ」で済まない。

「繰り返しになりますが、乳児や子どもへの感染予防のために、大人の百日咳にも注意しなければなりません」

 大人の長引く咳では、「咳喘息」と間違えられやすいが、医療機関では医師に「百日咳ではないのか」と確認しよう。親がどこかで感染してきて、適切な診察・治療を受けずにいたために、子どもにうつしてしまう。夏休みが明けて子どもが学校に登校し始め、今度は同級生に感染させる……。こんな事態はなんとしても避けたい。

 2016年から百日咳菌に対する抗体を測定する検査キットが健康保険適用となっている。乳児・子どもも大人も長引く咳があれば、症状の程度は関係なく、百日咳の有無を調べた方がいい。患者からの百日咳菌の排出は、咳が出始めてから3週間ほど持続する。しかし生後6カ月以上の患者に用いられる百日咳の治療薬、マクロライド系抗菌薬を服用すれば、5日くらいで、他人へうつさないようになる。

 なお、百日咳と判明したら、「特有の咳が消えるまで」あるいは「抗菌薬の5日間の治療が終了するまで」、子どもの場合は出席停止。周囲への影響を考えると、大人も出社を控えるべきだろう。

ごあいさつ

高齢化が進み、病気とうまく付き合いながら生活してゆくことが、より大切になってきました。また、若いうちから健康を保つ事の重要性が増してきました。

当クリニックは、内科・外科の病気全般とその周辺の病気をもった患者さんを対象とする「よろず治療院」です。特に、かかりつけ医を持ちたい、診察もお薬も一箇所で扱って欲しい、すぐに、またはゆっくり診て欲しい、家族全員を診て欲しい、等のご希望の方々には、ご満足頂けるのではないかと思っております。クリニックを知って頂くため、まずは是非とも足を運んでみて下さい。お待ちしております。

初診時には、保険証、薬や療養の手帳・育児手帳などを持参の上、御来院下さい。予約は要りませんが、予防接種を希望される方やすぐの診察を希望される方は、あらかじめ電話で空いている時間を確認されてから受診されることをお勧めします。
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