うづまクリニックブログ

栃木県栃木市で内科・外科・小児科の病気全般の治療を行っている「うづまクリニック」のブログです。

2019年10月

「人口急減」の切実すぎる未来

縮小社会、困りますね。
なかなかの力作のため全文引用させてください。

gooニュース記事より

日本人を直撃する「人口急減」の切実すぎる未来 出生数90万人割れの衝撃から何が見えるか

日本人を直撃する「人口急減」の切実すぎる未来 出生数90万人割れの衝撃から何が見えるか

日本人を直撃する「人口急減」の切実すぎる未来

(東洋経済オンライン)

日本の人口減少が大きな問題になっている。その背景にあるのが「出生数」の低下だ。出産期の女性人口が減少し、さらに1人の女性が生涯に産む子どもの数も大きく減少を続けている。

そんな中で、2019年の出生数が90万人を割る可能性が高くなったと報道された。2016年に100万人の大台を下回ってから、わずか3年で90万人を割る事態となっている。

とはいえ、人口減少につながる出生数の低下は、その原因がまだはっきりしていない。近年は日本だけでなく韓国や香港、シンガポール、台湾、タイといったアジア諸国でも、女性が生涯に産む子どもの数を示した「合計特殊出生率」が日本以上に低くなる現象が起きている。

イタリアなどの先進国でも、共通の悩みとして認識されており、2018年には人口の増加を続けてきたアメリカでも出生率の低さが問題になった。

なぜ、女性は子どもを産まなくなってしまったのか――。

フランスのように出生数を伸ばした国もあるから、一概に「豊かになったから」という個人の問題だけでは説明がつかない。そんな中で、日本の人口減少はいまや待ったなしの状態。世界共通の悩みにもなってきた出生率の低下を考えていこう。

団塊ジュニアの出産期がほぼ終了

今回、報道された出生数90万人割れの情報は、厚生労働省が発表している人口動態統計の速報値による予測報道だが、今年1〜7月の出生数は前年同期比5.9%減の51万8590人になったことに基づいている。

5.9%の減少は30年ぶりの減少ペースであり、その背景には「団塊ジュニア」世代が40代後半となり、出産期の女性人口が大きく減少したことが原因と指摘されている。


団塊ジュニアとは、戦後すぐに生まれた1947年から49年までの「団塊世代」の子どもたちを示す言葉だ。狭義には1971年から1974年の3年間に生まれた世代で、第2次ベビーブーム世代とも言われる。ピークとなった1973年には年間で210万人が誕生している。

団塊世代のピークとなった1949年には270万人が生まれており、そこまで到達しなかったものの、団塊ジュニアの存在は大きな注目を集めた。団塊世代のように、新しい価値観や消費を創出してくれる世代になるのではないかと期待されたのだ。

ちなみに、広い意味では1970年代に生まれた人を総称して団塊ジュニアと呼ぶ場合もあり、就職氷河期世代の一角を担っているという捉え方もある。

その団塊ジュニアのトップランナーである1971年生まれも、2019年には48歳。1974年生まれの団塊ジュニア最後の世代も45歳。一般的には、40代前半までが出産適齢期と言われている。以前から、団塊ジュニアがそれを過ぎた後の人口減少が心配されていたが、ここに来ていよいよ出生数の減少という形になって表れたと言える。

第3次ベビーブームは幻に終わった

日本の合計特殊出生率は、2005年の1.26人を最低に少しずつ改善され、3年前には1.45人にまで上昇。その原動力となったのは団塊ジュニアとされている。しかし、ピーク後の3年間は下落を続けており2018年には1.42人にまで下落した。

実際のところ、団塊ジュニア後の出産適齢期を迎える女性人口は大きく減少している(2018年10月1日、人口推計より)。

●40歳代 …… 907万人
●30歳代 …… 696万人
●20歳代 …… 578万人

出生数が100万人を割ったのは2016年。厚生労働省の推計では、その後2021年に90万人を割り込むとみていた。それが2年前倒しで90万人割れしたわけだ。日本の人口減少に拍車がかかるのは避けられない状況と言っていい。

期待された第3次ベビーブームは、産業界や広告代理店、メディアなどが期待してさまざまなイベントやキャンペーンを仕掛けたものの、空振りに終わったことは周知のとおりだ。

バブル崩壊後の失われた20年に差し掛かり、20代の結婚適齢期にいた団塊ジュニアは、経済的な問題から「結婚できない」「結婚しても子どもをつくらない」もしくは「産んでも1人」と言った状況となり、第3次ベビーブームは幻となってしまった。

この幻と終わった第3次ベビーブームが、現在の日本の少子化の最大の要因であると分析する人も多い。


失われた20年の中で、非正規雇用者が増えたために「晩婚化」をまねいた。晩婚化はやがて女性が子どもを産む年齢を押し上げる。「晩産化」を進行させ、第2子、第3子を産む機会が減少。少子化に拍車がかかってしまったわけだ。

実際に、第1子を産んだときの母親の年齢は30.7歳(2018年)となっており、ここ数年過去最高水準を更新している。

団塊ジュニア世代の次は「就職氷河期世代」

原因はともあれ、日本の出生数が年々減少しており、日本に構造的な問題点をもたらしたと言える。例えば、少子化と並んで高齢化が進み、賦課方式で維持されてきた公的年金制度の維持運営が疑問視されている。

厚生労働省のパンフレットでもよく見かける「高齢者を支える現役世代」がどんどん減少していく状況だ。もっとも、現役世代の数が減少していくのは、これからが本番で、安倍政権が現在取り組んでいる「全世代型社会福祉」は、まさに少子化への対応と言っていいだろう。

この10月1日からは、幼稚園や保育園にかかる費用を無償化する「幼児教育・保育の無償化」がスタートした。住民税非課税の世帯が対象だが、認可外保育園やベビーシッターの費用にも、一定の補助金が出ることになった。この制度が機能して出生数が上がるかどうかは、結論が出るまで待たなくてはならない。

さらに、遅まきながら就職氷河期世代に対するサポートを開始したのも少子化対策の一環だ。内閣府が毎年まとめている『少子化社会対策白書』の令和元年版によると、「どのような状況になれば結婚すると思うか」という問いに対して、次のような回答になっている(複数回答)。

1. 経済的に余裕ができること …… 42.4%
2. 異性と巡り合う(出会う)機会があること …… 36.1%
3. 精神的に余裕ができること …… 30.6%
4. 希望の条件を満たす相手に巡り会うこと …… 30.5%
5. 結婚の必要性を感じること …… 28.4%

経済的に余裕ができることが結婚できる最大の要因というわけだ。言い換えれば結婚できるだけの経済力がないことを意味している。ちなみに、「結婚後も働くかどうか」という問いに対しては、60%以上が結婚後「夫婦ともに働こうと思う」と考えており、その理由が「経済的に共働きをする必要があるから(57.8%)」と答えている。

結婚できたとしても、経済的には共働きを強いられる、と考えている人が多いということだ。

団塊ジュニアに次ぐ年齢層は、現在40代前半もしくは30代後半になるわけだが、この世代はいわゆる「就職氷河期世代」「ロストジェネレーション世代」と呼ばれる人たちだ。大学や高校を卒業したときの「有効求人倍率」(求職者に対する求人数の比率のこと)が0.5倍を割っているような状態の中で、正社員になれずに非正規労働者として生計を立てている人が多い。


最近になって、こうした就職氷河期世代を対象にした求人が徐々に始まっているが、宝塚市が3人の募集枠で就職氷河期世代に的を絞った求人を行ったところ、1635人もの応募があったというのは有名な話だ。結婚どころではない経済状況の人が多く、仮に結婚したとしても子どもを2人、3人ともうけるような状況ではないのかもしれない。

遅きに失した感は否めないが、90万人を割った出生数を考えたとき、この就職氷河期世代の人々の生活レベル全体をいかに上げるかが、出生数減少の歯止めになるのかもしれない。

ただ、これは日本特有の事情と言える。海外にはなかった「バブル崩壊」が就職氷河期世代を誕生させたわけだが、この世代特有の問題というかたちで日本の出生数低下を説明するには無理がある。

というのも、バブル崩壊がなかった海外でも、数多くの国がここに来て少子化に悩み始めたからだ。国連がまとめた「世界人口推計2019年版」によると、世界人口の高齢化が進み、さらに人口が減少している国の数が増えていると指摘している。

あのアメリカも人口減少時代に突入?

「世界人口推計2019年版」によると、2010年以来、人口が1%以上減少している国と地域が27に及ぶそうだ。場所によっては、低い出生率に加えて移民流出率の高まりによって、人口が大きく減少している国や地域が多くなっている。

しかも、人口減少は今後さらに進むと国連は想定している。2019年から2050年にかけては、55の国と地域で人口が1%以上減少すると予想。そのうち26の国と地域では10%以上の人口減少になる可能性を指摘している。たとえば中国では、同期間で人口が3140万人、約2.2%減少すると予想している。

ちなみに、今後10年間で「移民が増えて人口減少を部分的に緩和する」ことが見込まれている国の中に、国連は日本を挙げている。日本も深刻な人口減少の波が押し寄せており、移民の受け入れによって人口減少は多少緩和されるとみているわけだ。

いずれにしても、世界はいま人口減少に直面し始めた国が目立つようになってきた。人口面では優等生だったアメリカもその1つだ。2018年の出生率が史上最低を記録したことがニュースとなり、アメリカ国内の10〜20歳代の女性の出生率は、1986年以来最低の水準になった。


もともとアメリカは、高い出生数に加えて、移民の流入などでG7の中では唯一人口が増えている国として知られていた。それがまた強い経済成長率の証とも見られていた。アメリカの合計特殊出生率は1.76人(2017年)で、 日本の1.42人よりも高いものの、フランスやイギリスよりも低くなっている。主要国の合計特殊出生率は次のとおり(2017年)。

●フランス …… 1.90人
●スウェーデン …… 1.78人
●英国 …… 1.76人
●アメリカ …… 1.76人
●ドイツ …… 1.57人
●日本 …… 1.43人
●イタリア …… 1.32人

アメリカでは、10代の若者の出生数が史上最低を記録。現在は、50代半ばから70代前半のベビーブーマー世代の子ども達が出産期を迎えており、日本同様に第3次ベビーブームとはならない状況と言われている。

アメリカの特徴は、ほかの国よりも比較的結婚年齢が早いものの若くして子どもを持ちたいと言う意識が徐々に薄れつつあるようだ。その背景にあるのが、日本同様「経済的不安定」と言われる。

アメリカは、日本以上に労働者に厳しい環境で、いつクビを切られるかわからない。育児補助金や育児休暇を取りやすい環境も整備されていない。加えて、若い世代が大学進学のための学生ローン、結婚してからの住宅ローンの返済などに追われており、借金漬けの中で出産を決心するには時間がかかり、結局「晩産化」が進んでいると言われる。

経済成長著しいアジアも少子化へ?

一方、国連の推計では世界の人口は2050年に97億人に達したあと、2100年頃に110億人で頭打ちと予想している。現在の世界人口が77億人だから、今後30年でまだ20億人増加すると予想しているわけだ。

確かに、相変わらずアフリカ諸国など経済的に疲弊している国での出生数は極めて高い。世界的な規模で見れば、人口減少よりも「人口爆発」のほうが深刻だといわれている。

地球全体では、毎日22万7000人が生まれている。世界の人口が100億人になったときに、地球温暖化や食糧不足はどうなるのか……。人口爆発は、貧困がもたらす副産物だと言われているが、発展途上国では人口爆発に悩み、先進国は少子化に悩む。そんな構図と言っていいのかもしれない。

ところが少子化は、先進国特有のものと考えられていた現象だが、ここにきて発展途上にある国、あるいは最近になって先進国のグループに入ってきた国も出生率の低さが目立ってきた。


例えば、近年経済成長著しい韓国や香港、台湾といった国も、日本以上の少子化に悩み始めている。アジア各国の合計特殊出生率(2017年)を比較すると次のようになる。

●シンガポール …… 1.16人
●韓国 …… 1.05人
●香港 …… 1.13人
●台湾 …… 1.13人
●タイ …… 1.47人
●日本 …… 1.43人(2018年)

アジア各国の合計特殊出生率が極めて低い状況にあるのは、近年の著しい経済成長の副産物なのかもしれない。日本とはまた違った意味での少子化の原因があるはずだ。この原因をきちんと抑えなければ、なぜ出生数が減り続けるのか……。正確な分析は難しい。

格差がもたらす社会不安が少子化の原因か?

問題は、日本だけではない少子化現象の原因だ。なぜ、経済成長を遂げている国々の出生率は下落し続けているのか。さまざまな国でも挙げられている要因をいくつか紹介すると……。

1. 経済的な事情によるもの(格差社会)
2. 結婚率の低下(結婚という制度に対する批判)
3. 保育園などの子育て支援の体制が未整備(教育費の高騰)
4. 晩婚化、晩産化の進行
5. 少なく生んで大切に育てる意識の浸透(少数精鋭主義)
6. 心理的な抑圧

この中で最も大きな問題は「経済的な事情によるもの」、すなわち貧困問題と言っていいかもしれない。21世紀に入って、リーマンショックを機に、世界はより激しい「格差社会」に突入した。高騰する教育費を考えると、子どもの数を減らそうと考えるのは自然なことだ。

世界で数十人の人間の富が、それ以外の99%の富と同等、もしくは上回っている現状は、大きな問題と言っていい。なぜこんな社会になったのか。一言で言えば「政治の問題」と言っていい。

富裕層におもねることで莫大な富が政治家に流れ、巨万の富を得た富裕層はますます税金を払わないで済む状況になり、それ以外の貧困層は子どもすら産めない貧困に陥りつつある。言い換えれば、巨万の富を得た富裕層は少子化の責任を取るべきであって、 きちんと利益還元するべきだ。

そしていま、クローズアップされている問題が「心理的な抑圧」という問題だ。経済的な理由による少子化は一瞬正論のように思えるが、よく考えると世界中で爆発的に人口が増えているのは、みな最貧国と呼ばれているような地域が多い。避妊に対する無知という面もあるが、貧しいことと出生率の間にはそう関係がないのかもしれない。

中国も、国民の大半が貧困から脱却したと同時に、少子化に陥っている。経済的要因というよりも、社会不安や未来への不安が出生数を押し下げているのかもしれない。

日本の「地方人口」は、国連のデータによると2018年からわずか12年間で17%減少するそうだ。世界でもトップクラスの人口減少のスピードになるそうだ。それでも、東京の合計特殊出生率は最も低い1.21人(2017年)。逆に、沖縄は1.94人(同)と最も高い。

少子化を阻止したいのであれば、大都会から地方への人口流出を促す、地方重視の政策に切り替えるしか方法はないのかもしれない。

著者:岩崎 博充


肩こりに悩む人の共通点と対策は?

まず一度、医師に診てもらって重大な病気の可能性を除外しておきましょう。

gooニュース記事より

整形外科医が「肩の痛み」の疑問を解決 肩こりに悩む人の共通点と対策は?

整形外科医が「肩の痛み」の疑問を解決 肩こりに悩む人の共通点と対策は?

※写真はイメージです(写真/Getty Images)

(AERA dot.)

「肩がこる人とこらない人、何が違う?」「整形外科では肩こりも診てくれる?」肩こりや肩の痛みに悩む人は多く、その解消法にはさまざまな情報が溢れています。週刊朝日ムック『首腰ひざのいい病院2020』では、病院で医師に直接聞きづらい疑問を挙げ、専門医に聞きました。同愛記念病院整形外科・副院長の中川照彦医師がQ&A形式で回答します。

*  *  *
Q:肩がこる人とこらない人、何が違う?
A:姿勢のよい人、筋肉をよく動かす人は肩がこりません

 肩こりと姿勢には関連があります。姿勢が悪い人や猫背の人は、肩周囲の筋肉疲労が起こりやすく、慢性的に肩こりを訴えることがあります。ほかにも、首の骨の自然な湾曲がなくなってまっすぐになっているストレートネックの人、体型的になで肩の人、首が長い人には、肩こりが起こりやすい傾向があります。また、太っている人、あまり動かないタイプの人にも肩こりがよく起こります。

 一般的に、肩こりは東洋人に多く、欧米人に少ないともいわれています。筋肉が多い人、ストレスをあまり感じない人は、肩こりが起こりにくいようです。

 肩の筋肉は、上にある重い頭をつねに支えています。長時間にわたってじっと座ったまま仕事をしたり、前かがみの姿勢でパソコンや携帯をやり続けたりして肩こりになることは、誰もが経験します。とくに肩から背中に広がる大きな筋肉である僧帽筋には負担がかかりやすく、肩こりがもっとも起こりやすい部分です。

 肩こりの症状は、肩の張りや硬さ、重苦しさなど、人によりさまざまです。ですがおもな原因は、筋肉が硬く収縮して血行が悪くなることによります。また、疲労物質がたまったり、神経が圧迫されたりすることで、強い痛みが起こる場合もあります。ひどくなると、肩の筋肉にしこりを触れることもあります。

 肩こりにならないようにするため、1時間に1回は肩を動かしましょう。腕を回す、肩甲骨を後ろで寄せ合う、手を前に突き出すなどの運動をすると効果的です。

Q:整形外科では肩こりも診てくれる?
A:マッサージしても治らないとき、強い痛みやしびれがあれば受診を

 通常の肩こりは、ごくありふれた症状であるため、深刻にとらえて病院にかかる人は少ないでしょう。運動やマッサージをしたり、湿布を貼ったりすればたいてい改善します。通常の肩こりは、筋肉が硬くなったり、心理的なストレスが原因で起こっているため、その症状に早めに気づいて対処することが大切です。

 しかし、痛みが長引いたり、さらに悪化したり、手にしびれがあったりする場合には、ためらわずに整形外科で診察を受けましょう。例えば、若い女性に多く見られる胸郭出口症候群は、鎖骨周辺で神経や血管が圧迫されることが原因で、肩こりや腕の痛み・しびれが起こります。きちんと診断をしてもらい、適切なリハビリをすることで症状が改善します。

 また、そのほかにも内科的な病気で肩の痛みがみられることもあり、油断は禁物。例えば、狭心症で肩甲骨のあたりに痛みが現れたり、肺がんで上部に病巣があるときに神経が圧迫されて、肩の痛みを訴えたりする場合もあります。重大な病気が隠れている可能性もあるため、たかが「肩こり」と思って放置せず、早めに受診して治療を受けましょう。

Q:肩こりが目の疲れや頭痛の原因になる?
A:肩の筋肉の緊張から頭痛が起こります

 パソコン作業などで長時間座ったまま同じ姿勢で作業を続けていると、目が疲れるとともに、頸部、肩の筋肉の緊張が高まり、肩がこってきます。肩こりは、筋肉の緊張と、血行不良によって起こります。とくに首の後ろと横の筋肉に、こわばりがつよく現れます。また肩こりが起こると同時に、頭痛も起こりやすくなります。

 頭痛のタイプの一つに、「筋緊張性頭痛」がありますが、肩こりが原因で起こるケースがこれに該当します。慢性的なものでは、肩こりに加えて精神的なストレスなどが関与していることもあります。

(文/坂井由美)

【監修】
同愛記念病院
整形外科・副院長 中川照彦医師

※週刊朝日ムック『首腰ひざのいい病院2020』から

動脈瘤増大見落とし

細かい分野ごとに細かく分かれてしまった、今の大病院の体制では難しいことなのかもしれません。それこそ、AIの出番なのではないでしょうか?

gooニュース記事より

動脈瘤増大見落とし=男性患者死亡―横浜市大病院

 横浜市立大学付属病院は24日、70代の男性患者の動脈瘤(りゅう)破裂の可能性を見落とし、死亡させる医療事故があったと発表した。病院はミスを認め、親族に謝罪した。

 病院によると、腎臓病などで同院を受診していた男性は2017年6月、コンピューター断層撮影(CT)を行い、放射線科の医師が報告書に骨盤内の動脈瘤が「増大」と記載したが、主治医である腎臓内科の医師は記載内容を見落とした。男性は今年9月に意識消失し、同院に救急搬送されたが、動脈瘤破裂で出血が止まらず死亡した。同院は組織としての確認体制も整っていなかったという。

 相原道子院長は「破裂の予防につながる対応を取る機会を逸したことが原因」と過失を認め、「患者、家族におわび申し上げるとともに、市民の信頼を損ね、申し訳ない」と謝罪した。

 同院では17年10月、腎臓がんの疑いを示す検査結果が主治医に伝わらず、60代の男性患者が死亡する事故が起きている。 

なぜ膵臓がんは「難敵」なのか

痛みを取る治療に専念する事になると思います。

gooニュース記事より

なぜ膵臓がんは「難敵」なのか…予防する方法は?

10/21(月) 12:12配信

読売新聞(ヨミドクター)

リングドクター・富家孝の「死を想え」

 先日、元関脇・逆鉾の井筒親方が死去しました。まだ58歳の若さで、死因は膵臓(すいぞう)がんと発表されました。私は、死因を聞いて「またか」と思いました。3年前に亡くなった元横綱・千代の富士の九重親方を思い出したからです。九重親方も膵臓がんで61歳の若さで逝きました。あの、アップル社長のスティーブ・ジョブズ氏も膵臓がんで、56歳で亡くなっています

膵臓がん四つの悪条件

 膵臓がんは、がんのなかで「最悪のがん」とされ、発見されたときは手遅れとされます。「早期発見がしにくい」「転移しやすい」「治癒が難しい」「生存率が低い」と、四つの悪条件がそろったがんです。

 多くのがんは治る病気になってきたというのに、膵臓がんだけは例外で、5年生存率はステージ1で40.1%、ステージ4になると1.5%、全症例で9.2%<全国がん(成人病)センター協議会の生存率共同調査:2017年4月発表>となっています。しかも、最近は、罹患者数も死亡者数も年々増えているのです。

 膵臓というのは、多くの人にとって普段は意識することが少ない臓器で、その機能についてはあまり知られていません。昔は「五臓六腑(ごぞうろっぷ)」に入っておらず、江戸時代後期の医学書『医範提綱(いはんていこう)』で初めて紹介されたと、医学生のとき教えられました。

 しかし、膵臓は極めて重要な臓器で、主に二つの機能を持っています。一つは、胃酸で酸性になった食べ物を中和する「膵液」を分泌して消化を促すこと。もう一つは、インスリンやグルカゴンなど血糖値を調節するホルモンを分泌して全身のバランスを保つことです。

体の深部にあって、症状は進行してから

 膵臓は、胃の裏側の体の深部にあり、消化液を運ぶ膵管が張り巡らされています。膵臓がんの9割以上が、この膵管の細胞にできるので発見しづらいのです。そのうえ、膵臓がんは、特徴的な自覚症状がありません。進行した場合、症状としては、腹痛、黄疸(おうだん)、腰や背中の痛み、食欲不振、体重減少などが挙げられますが、胃炎や膵炎の場合も同じ症状になります。

 そのため、膵臓は「沈黙の臓器」と呼ばれ、よほどがんが進行しないと検査に至らないのです。また、最初に行われる「エコー」(超音波検査)では、胃や腸のなかにあるガスや体内脂肪の影響で観察しづらいのです。

 2016年1月、ジャーナリストの竹田圭吾さんが、やはり膵臓がんで亡くなっています。彼が残した著書を読むと、ふだんから健康に気を使い、定期的に人間ドックを受けていたにもかかわらず、がんは発見されませんでした。自覚症状が出て精密検査をし、初めて診断されたのですが、そのときは、もうがんはかなり進行していたといいます。

CT検査は比較的有効だが

 最近では、「CT」(コンピューター断層撮影)が比較的有効とされています。ただし、撮影のために使用する「造影剤」には、副作用リスクがあり、気軽に受けるべきではありません。

 一般的にもっとも有効なのは、「MRI」(磁気共鳴画像)を利用した「MRCP」(磁器共鳴胆管膵管造影検査)という検査です。しかし、自覚症状がなく、疑いがないのにこれを受ける人はいません。

 最近では、より高度な検査方法として「内視鏡的逆行性胆管膵管造影」(ERCP)や「超音波内視鏡」(EUS)がありますが、実施している医療機関が少ないうえ、費用が高額です。

予防は糖尿病に注意をすること

 膵臓がんの治癒が難しいとされるのは、膵臓が胃や腸と違って筋肉層がないことが、大きく影響しています。筋肉層がないので、いったんがん細胞が増殖を始めると周囲の臓器に浸潤しやすいのです。膵臓は十二指腸、脾臓(ひぞう) 、胃などに接しているほか、周囲に腹腔(ふっくう)動脈などの重要な血管やリンパ節が集まっています。そのため、がんは速いスピードで他臓器に転移していきます。

 では、膵臓がんにならないために、なにか有効な手立てがあるのでしょうか?

 データから言えるのは、糖尿病になるような生活習慣をしないということです。膵臓がん患者の26%は糖尿病患者というデータがあるからです。

 糖尿病の男性は、膵臓がんの発症リスクが健康な人に比べ2.1倍、女性でも1.5倍高いとされています。膵臓がんの原因は、ほとんどが膵炎です。膵炎は、血液中に糖分が増えることで起こります。

 ということは、糖尿病を予防するような食事や運動などで生活習慣を改善するように心がけることが、「最悪のがん」の予防になるということです。

富家孝(ふけ・たかし)

 医師、ジャーナリスト。医師の紹介などを手がける「ラ・クイリマ」代表取締役。1947年、大阪府生まれ。東京慈恵会医大卒。新日本プロレス・リングドクター、医療コンサルタントを務める。著書は「『死に方』格差社会」など65冊以上。「医者に嫌われる医者」を自認し、患者目線で医療に関する問題をわかりやすく指摘し続けている。

水害「子どもに片付けをさせないで」

大人に準じる以外の方には参加させるべきではありませんね。

Yahooニュース記事より

水害「子どもに片付けをさせないで」 汚染物質多く、感染、ケガの危険は大人以上に

10/22(火) 11:15配信

読売新聞(ヨミドクター)

坂本昌彦 「教えて!ドクター」の健康子育て塾

 台風19号による水害は、予想以上に広範囲にわたりました。この原稿を執筆している10月20日は発災から1週間経過していますが、いまだに被害の全容は明らかになっていません。各地の被災の様子をニュースで見るたび、心が痛くなります。

 今回は、水害時に子どもを守るため、小児科医として何が伝えられるかを考えたいと思います。

災害ボランティア参加 そこで見たものは…

 台風19号では、私が住んでいる長野県佐久市でも千曲川が氾濫し、大きな被害が出ました。一部の地域は家も流され、床上浸水した家屋もありました。新幹線も運休となった台風明けの14日、私は名古屋への出張がキャンセルになったため、市内の災害ボランティアに参加して家屋の後片付けをお手伝いしました。

 そこで目にしたのは、水が引きはじめてもなお居座っている汚泥の強烈な姿でした。泥をどけていると、酒ビンのようなものを見つけました。手に取ってみると、なんと農薬を入れていたと思われる形跡が。ビンには泥水が入っていましたが、農薬は流れ出てしまったのでしょうか。

 床に上がり、水を吸って非常に重くなった畳を、皆でようやくはがすと、床下には泥水がたっぷりたまっていました。

 「この水がやっかいなんだよ。放置すると、すごい悪臭になって、人が住めんようになる」

 教えてくれたのは、ベテラン災害ボランティアで、他県から駆けつけてくださったAさん。微粒子の吸引を防ぐN95マスクに全身完全防備のいで立ちでした。

 家の物置を開け、汚泥の入り込んだ金属の菓子箱に手を入れたところ、中に入っていたのはハサミと爪切り。手袋はしていましたが、危うくけがをするところでした。実際に現場で作業をして、水害でやられた家屋とは、こんなに危険がたくさんある場所なんだと、改めて実感しました。

水害で残った水 破傷風、発疹、感染性胃腸炎のリスク

 さて、CDC(アメリカ疾病対策センター)がまとめた 洪水に関する健康情報 によれば、水害の後に残された水には、人や家畜の排せつ物(下水があふれた場合)、家庭や医療機関、工場などからでる有害廃棄物(農薬、肥料、殺虫剤、工業廃棄物など)、木材、破片などけがの原因になるものが含まれており、これらによって引き起こされるリスクのある病気は、傷による感染症、破傷風、皮膚の発疹、感染性胃腸炎(大腸菌・サルモネラなど)などがあります。

 したがって、水害の水に触れた場合には、できるだけ早く、せっけんやきれいな水で洗って清潔にする必要があり、けがをした場合には、速やかな応急処置と、必要に応じて医師の診察を受ける必要があります。けがをしたときの状況を、些細(ささい)なことであっても、なるべく詳しく、スマホなどで現場の写真などを添えて、医師に教えることが大切です。

米国小児科学会「子どもは清掃するべきではない」

 水害後の生活環境は、子どもの健康にどのような影響を与えるのでしょうか。

 米国小児科学会は 「洪水やハリケーンの被害を受けたエリアへの子どもの帰還に関する臨床医からの勧告」 の中で、次のように述べています。

・子どもは有毒物質にさらされやすく、大人より深刻な影響を受ける可能性がある。
・子どもは好奇心から様々なものを触りたがる(探索行動といい、半ば本能的な行動といっていいでしょう)が、その結果、成人なら避けるような危ないものにも直接触れてしまう可能性がある。
・子どもに対して起こりうるリスクは、溺死、破片によるケガ、化学物質による汚染、低体温症、感染症などである。
・子どもが滞在する場所(校舎や屋外の遊び場など)は、子どもが戻る前に掃除しておく必要がある。
・可能な限り、10代までの子どもは清掃に関わるべきではない。子どもたちは、汚染されたエリアに戻る最後の集団であるべきだ。

美談よりも子どもの健康を

 今回の水害の後、小学校や中学校などで、「自分たちの学校なんだから、自分たちがきれいにするんだ」と、小中学生が、自ら校内の廊下などを片付けているニュースなどが報道されました。子どもたちが率先して水害の後片付けをする様子は、美談として捉えられがちです。

 その気持ちも理解できます。「子どもたちも頑張っているのだ」というニュースは、世の中を元気づける効果があるからです。

 ただ、これまでお伝えしたように、水害の後の汚水や汚泥は、健康に悪影響を及ぼす可能性が高いのです。そして、子どもたちは大人よりも影響を受けやすく、健康上のリスクも高いのです。ニュースで報道されていたのは、マスクもせず、雑巾で床を拭く子どもたちの姿でした。小児科医は、子どもの健康を守ることが仕事です。美しい話が、子どもたちの健康をリスクにさらすことと引き換えになっているのであれば、それを見過ごすことはできません。

子どもに安全に清潔な空間を

 一方で、「水害の後片付けに、親がかかりきりの間、子どもを見てもらえる場所がないので、結局、現場に連れて行くことになる。清潔な空間で子どもを安全に見てもらえる環境も、セットで考えるべきだ」という意見もありました。その通りだと思います。リスクを踏まえた上で、子どもが安全に、安心に過ごせる場所をどうすれば提供できるのか、地域全体で考え、乗り越えるべき課題だと考えています。

 被災された皆さん、自治体職員、インフラ復旧に関わる皆さん、ボランティアの皆さんのご健康、ご安全を心よりお祈りしています。

ごあいさつ

高齢化が進み、病気とうまく付き合いながら生活してゆくことが、より大切になってきました。また、若いうちから健康を保つ事の重要性が増してきました。

当クリニックは、内科・外科の病気全般とその周辺の病気をもった患者さんを対象とする「よろず治療院」です。特に、かかりつけ医を持ちたい、診察もお薬も一箇所で扱って欲しい、すぐに、またはゆっくり診て欲しい、家族全員を診て欲しい、等のご希望の方々には、ご満足頂けるのではないかと思っております。クリニックを知って頂くため、まずは是非とも足を運んでみて下さい。お待ちしております。

初診時には、保険証、薬や療養の手帳・育児手帳などを持参の上、御来院下さい。予約は要りませんが、予防接種を希望される方やすぐの診察を希望される方は、あらかじめ電話で空いている時間を確認されてから受診されることをお勧めします。
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