うづまクリニックブログ

栃木県栃木市で内科・外科・小児科の病気全般の治療を行っている「うづまクリニック」のブログです。

2020年03月

「1週間に1枚」京都の病院

もう病院の体を成していない、と思う。いずれどこの病院も同じ状態になりそうです。

gooニュース記事より

「1週間に1枚」マスク不足深刻 京都の病院、他の感染症リスク懸念

「1週間に1枚」マスク不足深刻 京都の病院、他の感染症リスク懸念

マスク不足の対応に追われている京都大医学部付属病院(京都市左京区)

(京都新聞)

 新型コロナウイルスの感染が拡大する中、京都の病院がマスク不足への対応に追われている。感染リスクが高い病院では通常、医師や看護師らが一日に何度もマスクを交換するが、現在は支給数の制限や節約の呼び掛けをしている。京都大医学部付属病院(京都市左京区)では使用数が原則として1週間1枚になっている。京都市内の病院関係者からは「マスクを確保できる見込みは立っていない」と不安の声が漏れる。

 「1週間に1枚しか使えないなんて衛生上あり得ない」。京大病院に勤める女性医師は訴える。普段は診察や手術のたびにマスクを交換していた。だがマスクの確保が不安定になったとして、2月に医師や看護師らに対し1人当たり1日1枚の使用とする旨が病院から通知された。3月6日には原則として1週間1枚の使用制限が伝えられたという。
 感染制御の専門知識を持つこの医師は「マスクのフィルター機能が損なわれるので1日1枚が限度」と指摘。新型コロナウイルス以外にもさまざまな感染症のリスクに対処する上で、現状のマスクの支給態勢に懸念を示す。「マスク不足への不安は現場から伝えていた。病院側は対応が遅かった」と話す。
 京大病院によると、通常は週に計2万枚を院内で支給していたが、3月の使用制限開始時に在庫は4万枚になっていた。その後、マスクの納入が進み17日時点は10万枚に回復している。1週間1枚の使用に伴う衛生上の懸念については「マスクは肉眼的に汚染されれば交換する。必要時には各部署へ配布をしている」としている。
 ほかでも京都市立病院(中京区)は、マスクを購入していた中国・武漢のメーカーから納品が滞り、使用の節約を呼び掛けている。三菱京都病院(西京区)も2月中旬から、医療者は原則1日1枚の使用制限に切り替えた。府立医科大付属病院(上京区)は1カ月分の在庫があるが「今後のマスク納入状況は予断を許さない」。3月上旬からマスクの交換を減らすよう院内に伝えている。
 マスク不足を受け、京都府は医療機関にマスク46万枚を19日までに配布。「さらにマスクが必要となることは理解している。今後もマスク入手の対策を講じたい」と説明する。医療機関へ同日までに約4万枚を配布した京都市も「いつまでこの状況が続くか分からないが、確保に努めていきたい」としている。


コロナ禍の最中に子どもが高熱

発熱が一日のみで病院に行く必要性はもはや完全に否定されている。日本人全員が病気(特に急性疾患)に対する考え方を改める時期(時代)になったのかもしれません。

gooニュース記事より

コロナ禍の最中に子どもが高熱…病院に行ったら診断はどうなった【記者体験記】

コロナ禍の最中に子どもが高熱…病院に行ったら診断はどうなった【記者体験記】

処方されたタミフルは飲まずに済んだ(C)日刊ゲンダイ

(日刊ゲンダイDIGITAL)

 ピークアウトが見えない新型コロナウイルス。そんな3月中旬、本紙(日刊ゲンダイ)記者の子ども(小学4年生)が38度以上の熱発をしてしまった。そこで病院に行くとどうなるのか。最も高い熱は39.6度。熱が下がらないので都内の小児科に連れて行った。まさか新型コロナウイルスに感染したとは思わないものの、親としては気にはなるし、インフルエンザということも考えられる。

 病院では検温したところ38.2度だった。問診となったが、医師の診断といえば「検査はしません」。新型コロナウイルスはもちろん、インフルエンザもだという。この診断について医師はいくつかの理由を述べた。

(1)日本医師会から検査はするなと通知が出ている。
(2)検査をして診断が出てしまうと病院を閉鎖することになる。
(3)子どものマスクをはずせば飛沫などが広がる。
(4)子どもは新型コロナに罹っても重篤化していない。
(5)インフルエンザもピークを過ぎている。

 実際、3月11日に日本医師会は都道府県医師会長らに「新型コロナウイルス感染症が疑われる者の診療に関する留意点について」という通知を出している。これは厚生労働省の事務連絡に基づくものだ。そこで先ほどの診断に関わる点については、

<日本医師会として、新型コロナウイルス感染症似に関する知見が得られていない現状では、例えばインフルエンザなどの場合には検査をせずに臨床診断にて治療薬を処方することをご検討ください>

 と通知されている。N95マスクや防護具など十分な感染予防策をとれば、感染が判明しても濃厚接触者とならないというが、町の病院ではそのような体力もないため、苦肉の策なのだろう。

 我々の場合も問診だけで、解熱剤カロナールとタミフルが処方された。仮に高熱が続く場合、親がインフルエンザと判断して自己責任でタミフルを服用させることになる。ただしタミフルは子どもの異常行動が注意喚起されてもいる使用上注意すべき治療薬だ。検査もなく処方されてしまう現状には、いさかか不安を抱いた。

 結局翌日、子どもの熱は下がり、タミフルもカロナールも服用せずには済んだ。

「検査できるんじゃないの?」

クリニック閉鎖も想定に入れておかなくては。。。

gooニュース記事より

「検査できるんじゃないの?」希望者急増で病院は“新型コロナ”パニック〈週刊朝日〉

3/19(木) 8:00配信

AERA dot.

「『3月6日付でPCR検査が保険適用される』と発表された直後から、『希望すれば誰でもすぐに検査を受けられる』と勘違いした方の問い合わせが急増し、その対応に現場はてんてこまい。本来の業務が手につかない状態です」

【写真】台湾は支持率爆上げ!コロナ対策で注目の38歳天才大臣がこちら

 やつれた表情でこう話すのは、都内にある約300床の地域中核病院の職員・Aさんだ。最近は帰宅も遅く、疲れがたまっている状態という。

「陽性から陰性、そして陽性に戻ったり、亡くなられる感染者や無症状病原体保有者もいたりで、有効なワクチンがありません。不明な点ばかりなので、不安になられるのはわかります。でも新聞やテレビの報道を断片的に捉え、自分勝手に判断する方があまりにも多い」

 一方、SNSのフェイク情報に翻弄(ほんろう)される医療機関は少なくない。

「ある病院は2月下旬、『罹患(りかん)者発覚』と虚偽のツイートをされ、最近も『医師が感染』と書かれました。その対応にも追われていて完全な業務妨害です」

 しかも外来患者は目に見えて減っている。

「外出控えの影響だと思いますが、昨年12月に比べると3月は1日平均1割以上少ない」

 それはボディーブローのように病院経営を圧迫している。

「どこの病院でも同じ傾向にあり、特に小規模のクリニックさんが厳しい。看護師を解雇し始めた医院もあるそうです」

 それでいて、消毒液やマスクの消費量は倍以上。トイレのエアタオル使用中止に伴うペーパータオルの復活など、経費も急増している。Aさんの病院では、自家製マスクの推奨、消毒液を病院内で作るなどの経費節約を始めた。

「そのくせ院内感染にビクビクしています。万が一、感染者が出て外来閉鎖になったら潰れかねません。厚生労働省は医療現場を疲弊させない方策をとってほしい」

 果たして日本の医療は持ちこたえることができるのだろうか。まさに正念場だ。(高鍬真之)

※週刊朝日  2020年3月27日号

新型コロナの余波、葬儀にも

ついにここまで。

gooニュース記事より

新型コロナの余波、葬儀にも――9割の業者「参列者減った」「今後減る」

新型コロナの余波、葬儀にも――9割の業者「参列者減った」「今後減る」

新型コロナの余波、葬儀にも――9割の業者「参列者減った」「今後減る」

(ITmedia ビジネスオンライン)

 新型コロナウイルスの拡大により、外食産業やショッピングセンターなどへの客足は遠のいている。外出自体を避ける流れが加速し、イベントや人が集まる催しは軒並み中止となっている。結婚式の中止や延期などに悩む新郎新婦が話題となっているが、冠婚葬祭の1つである「葬儀」も同様のようだ。

●参列者の6割「会場入り口に消毒液」要望

 結婚式とは異なり、タイミングが不明確かつ日程を延期することができない「葬儀」。とある調査では、約9割の葬儀社が新型コロナウイルスにより「参列者は減少した」または「今後減少していく」と回答した。また、新型コロナを受けて参列者のうち59.8%が「会場入り口に消毒液を設置する」と葬儀社に要望する結果となった。

 今回の調査は、終活関連サービスを提供する鎌倉新書がインターネット上で2月〜3月にかけて実施。同社が運営するサービス「いい葬儀」提携葬儀社128社と、直近2年半以内に葬儀を行った(携わった)経験のある、日本全国の40歳以上の男女2,000人に対してそれぞれ行った。

 直近2年半以内に葬儀を行った(携わった)参列者への調査では、葬儀社に希望する対応のうち最も多かったものは「会場入り口に消毒液を設置してほしい」 (59.8%)で、続いて「葬儀会場でマスクを配布してほしい」(52.8%)、「葬儀スタッフもマスク・手袋を着用していてほしい」(46.4%)だった。

●参列者の要望に葬儀社の46.1%が「既に対応」

 これらの要望に対して「既に対応している」と回答した葬儀社は46.1%、「今後対応したいと思う」と回答した葬儀社は24.2%だった。鎌倉新書によると、葬儀における参列者は平均で55人だが、場合によっては100人を超えることもあり、焼香や香典の受け渡しなどのタイミングで「濃厚接触」を心配する参列者は多い。

 しかし、「対応したいが、現実的に難しい」と回答した葬儀社も26.6%おり、消毒液やマスクなどが入手困難になりつつある現状でどこまで対応できるか悩んでいる業者が少なくないこともうかがえた。

「残念すぎる手洗い」

もともと手洗いは頻回でしたが、意識して洗うようになっています。

gooニュース記事より

新型コロナ対策がムダになる「残念すぎる手洗い」 3つの落とし穴

感染対策の手洗い(写真:アフロ)

 新型コロナウイルス予防のために大切な手洗いやアルコール消毒。手洗い後、水を止めるためにピカピカの手で水道のレバーに触ったり、アルコール消毒液節約のためにポンプを半押しで使ったりしていませんか? 手洗いを終え、ほっとしたそこに、せっかくの手洗いを残念な手洗いにする落とし穴があります。

手洗い後、水をどうやって止めていますか?

 厚生労働省が示した手順にしたがって爪も、爪と皮膚の境目も、親指の付け根も念入りに、かつ米疾病予防管理センター(CDC)が示す通りに20秒以上手を洗ってピカピカになりました。

 完璧に手洗いをしたのに、キレイになったその手で水道のレバーに触れて水を止めていませんか? これが1つ目の落とし穴です。

 最近はレバーに触れることなく自動で水が出てくるタイプの水道も多いのですが、手で操作が必要な水道の場合は手洗い後に注意が必要です。手洗い後にレバーなどに触れたらせっかくキレイにした手が再び汚れてしまうからです。

 ではどうやって水を止めるのかというとペーパータオルを使います。もしペーパータオルがなかったら手指を使わず、肘などを使って操作するようにしましょう。

手洗い後、濡れた手のまま髪の毛や化粧室のドアノブなどに触っていませんか?

 

 手洗い後、化粧室を見回してみるとペーパータオルがありません。カバンやポケットを探してみますがハンカチもありません。そんなとき、濡れた手でヘアスタイリングしたり、パッパッと水を払ってドアノブを触ったりしていませんか? これが2つ目の落とし穴です。

 髪の毛には誰かのくしゃみや咳で飛び散った飛沫によってウイルスが付着している可能性があります。ドアノブには、何らかのウイルスや細菌を含む飛沫に触った誰かの手を介した微生物が付着しているかもしれません。

 「医療現場における手指衛生のためのCDCガイドライン」によると、濡れた手からさまざまな表面へ移動するウイルスや細菌などの微生物の数は完全に乾いた手からの移動の数より多いことが示されています。

 濡れた手を介して自分や周りの人にウイルスなどの微生物を運んでしまうことがないよう、手はしっかり乾燥させましょう。そのためには手洗い後にペーパータオルがなかったときに対応できるよう、清潔なハンカチなどを持ち歩くように心がけたいですね。

 また、手洗い後に手を十分に乾燥させずに濡れたままでいることは、アルコール消毒液を使った手指消毒をも台無しにする恐れがあります。手に残った水分でアルコール消毒液が薄まり、消毒の効果が低下するためです。

アルコール消毒液節約のため、半押ししながら少しずつ使っていませんか?

 アルコール消毒液が手に入りづらい状況が続いています。いつ入手できるか分からないからといって、現在の手持ちのアルコール消毒液を少しずつ大事に使っているという人もいるのではないでしょうか。これが3つ目の落とし穴です。

 前述の「医療現場における手指衛生のためのCDCガイドライン」によると、アルコールベースの手指衛生用品の効き目は、使用されるアルコールの種類、濃度、接触時間、使用量、塗布時に手が濡れていたかなどの要因が影響するとされています。

 そして、アルコール消毒液の使用量が0.2〜0.5mLの少量の場合では、普通のせっけんと水による手洗いより優れた効果は得られないとしています。

 日本感染症学会の「院内感染対策講習会Q&A」によると、市販のアルコール含有消毒液は1プッシュの量が製品により1〜3mLまであると報告されています。したがって、1プッシュを押し切らずに節約して使っていたのでは消毒に適した使用量に至らず、期待した効果が得られない可能性があります。

 では、アルコール消毒液を使って手指を消毒するにはどうするのかというと、適切な量のアルコール消毒液をよく擦りこみ、30秒以上かけて乾燥させます。

 新型コロナウイルス予防のための手洗いや手指消毒が当たり前の習慣となってきた今だからこそ、改めて自分の手洗い・手指消毒の仕方に “うっかり” による落とし穴がないかを確認して、身を守ることに役立ててみませんか。

【参照】

・How to Protect Yourself(米疾病予防管理センター)

https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/about/prevention.html

・手洗いについて(厚生労働省)

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000593494.pdf

・衛生的な手洗いについて 公益社団法人日本食品衛生協会(厚生労働省)

https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11130500-Shokuhinanzenbu/0000076156.pdf

・医療現場における手指衛生のためのCDCガイドライン(監訳:満田年宏、編集制作:国際医学出版株式会社)

・院内感染対策講習会Q&A(日本感染症学会)

http://www.kansensho.or.jp/modules/activity/index.php?content_id=4

・手洗い/手指衛生の重要性と方法

http://www.kankyokansen.org/common/fckeditor/editor/filemanager/connectors/php/transfer.php?file=/publication/edu_pdf/uid000001_30342E706466

2001年薬剤師免許を取得。2017年国際中医専門員の認定を受ける。調剤薬局、医療専門広告代理店等の勤務を経て2012年にフリーランスライターとして独立。毎週100人ほどの患者さんと対話する薬剤師とライターのパラレルキャリアを続けている。愛犬のゴールデンレトリバーの介護体験をもとに書いた実用書「犬の介護に役立つ本」(山と渓谷社)の出版を契機に「人」だけではなく「動物」の医療、介護、健康に関わる取材・ライティングも行っている。


ごあいさつ

高齢化が進み、病気とうまく付き合いながら生活してゆくことが、より大切になってきました。また、若いうちから健康を保つ事の重要性が増してきました。

当クリニックは、内科・外科の病気全般とその周辺の病気をもった患者さんを対象とする「よろず治療院」です。特に、かかりつけ医を持ちたい、診察もお薬も一箇所で扱って欲しい、すぐに、またはゆっくり診て欲しい、家族全員を診て欲しい、等のご希望の方々には、ご満足頂けるのではないかと思っております。クリニックを知って頂くため、まずは是非とも足を運んでみて下さい。お待ちしております。

初診時には、保険証、薬や療養の手帳・育児手帳などを持参の上、御来院下さい。予約は要りませんが、予防接種を希望される方やすぐの診察を希望される方は、あらかじめ電話で空いている時間を確認されてから受診されることをお勧めします。
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