うづまクリニックブログ

栃木県栃木市で内科・外科・小児科の病気全般の治療を行っている「うづまクリニック」のブログです。

2021年06月

線状降水帯はなぜ怖い?

今年も避けてほしい。

Yahooニュース記事より

線状降水帯はなぜ怖い? わからないことだらけの気象現象に備えるために

ビジュアルで知る

今年の日本列島は、西日本や東海地方で例年よりもかなり早い梅雨入りになった。雨の多いこの季節、「線状降水帯」という言葉を耳にする。近年の気象報道で使われるようになった用語で、次々と発生した積乱雲が列をなして停滞し、同じ地域に強い雨を長い時間降らせる現象だ。河川の氾濫や土砂崩れを引き起こし、各地で大きな被害も出している。線状降水帯はなぜ大雨を降らせるのか。私たちが生命と財産を守るためにできることは何だろうか。気象庁に聞いた。(デザイン&イラスト:オザワタクヤ、取材・文:Yahoo!ニュース オリジナル 特集編集部)

「線状降水帯」はどんな形をしているのか?

線状降水帯のレーダー画像は、このように「線状」に見える。

細長い線のように延びた雨雲が連なっていて、長さは50kmから300km程度、幅は20kmから50km程度とされる。強い雨を長い時間降らせ、河川の氾濫や土砂災害を引き起こすこともある。線状降水帯が一因となり、過去5年は毎年のように「激甚災害」が発生している。激甚災害とは、被災自治体への財政援助や被災者への助成が必要なほど被災規模が甚大な災害を指す。

この5年で起きた激甚災害を振り返る

上記の図表「令和2年7月豪雨」の死者・行方不明者、住宅被害はもっとも被害が大きかった熊本県のみの数になっている。図表は内閣府資料をもとに編集部で作成。

線状降水帯はどうやって生まれるのか

段階1:暖かく湿った空気で、積乱雲が発生する

線状降水帯はどのように生まれるのか。まず、海上などから流れてくる「暖かく湿った空気」が「山」にぶつかることから始まる。暖かい空気と冷たい空気の境目に生まれる「前線」にぶつかるケースもある。

いずれにせよ、山や前線にぶつかった暖かい空気は上方に移動しようとするので、「上昇気流」が発生。その後、積乱雲(いわゆる雨雲)が発生し、雨を降らせるという仕組みだ。

段階2:積乱雲が連続発生、線のように連なっていく

暖かく湿った空気の流入が続き、積乱雲が連続的に発生。積乱雲は上空の風に流されて細長く線状に連なっていき、停滞する。積乱雲単体の「寿命」は短く、1時間程度で消滅するが、線状降水帯の場合は積乱雲が次々と発生することで、長い時間大雨を降らせることになる。

「線状降水帯はわからないことが多い」

気象庁の担当者はこう言う。

「線状降水帯はまだわからないことが多いです。『九州北部豪雨』(2017年)では大分県と福岡県に大きな被害が出ました。島根県の上空にあった雨域は、だんだんと南下を続け、われわれは『このまま太平洋に抜けるだろう』と予想していたものの、九州北部でぴたっと止まり、雨を降らせ続けました。なんで止まったのか。メカニズムを解明しないといけません」

線状降水帯はわからないことだらけともいえる。それだけに予測も難しい。気象庁担当者はこう続ける。

「予測が難しい一番の理由は、『スケールの小ささ』にあります。線状降水帯の幅は数十km、長さは最大で300km程度です。大きさが数百kmから1000kmに及ぶ台風や前線と比べると、かなり小さい。そのぶん予測が難しいんです」

「いざ」という時に向けて、私たちはどう備えたらよいのか

長い時間にわたって、大雨を降らせることがある線状降水帯。気象庁気象研究所によれば、2020年7月に熊本県の球磨川流域に記録的な大雨をもたらした線状降水帯は、長さ約280kmで13時間停滞した。自然が牙をむいたときに、私たちは何をするべきなのか。気象庁担当者によれば、大事なのは「事前の備え」だという。

備え1:あなたのいる場所は安全か? ハザードマップで確認

国土交通省は「重ねるハザードマップ」をインターネット上で公開していて、誰でも閲覧できる。確認したい住所を入力すれば、その場所の「洪水による浸水」「土砂災害」などの災害リスクがわかる。近年の大雨災害で、河川氾濫や土砂災害などの被害が出た場所は、ハザードマップとの相関関係が明らかになっている。信頼に足る情報と捉えてよい。

ただし、浸水想定区域が指定されていない中小河川もある。中小河川でも急激に水位が上昇すると危険なので、近くに住んでいる人は注意をして欲しい。ハザードマップは各自治体も作成・発行を行っている。印刷されたものが各戸に配布されていて、インターネット上でも公開されている。

グラフィックは想定イメージです

備え2:最寄りの避難場所を確認しておく

避難をするなら、なるべく河川や海、山の斜面から離れられる高い場所がいい。そういった条件を満たした最寄りの避難場所はどこにあるのか? 普段から「水平避難」できる場所への道順・所要時間は把握しておきたいし、知人宅やホテルなどへの避難も選択肢になる。

災害の状況次第では、避難場所への移動がかえって危険となる可能性もある。そのときに備えて、より短時間で移動できる高い場所も見つけておきたい。親戚が暮らしている2階以上のマンション、親しい人の住む隣のマンション、自宅の2階以上などだ。こうした「垂直避難」できる場所も、緊急的な選択肢として持っておきたい。しかし、河川や海、山の斜面に近い場所だと、土砂災害や河川氾濫などで建物ごと流されたり取り残されたりするリスクはある。

避難のタイミングはいつ? 避難が遅れた人への「最後の一押し」になる情報とは

避難などに関する情報は5段階の大雨警戒レベルにわけて自治体から発表される。以下が警戒レベルだ。

(図表作成:Yahoo!ニュース)

ハザードマップで、自分が災害リスクの高い場所にいることがわかった。その上で、大雨による「警戒レベル3:高齢者等避難」や「警戒レベル4:避難指示」を見聞きしたら、避難行動をとるべきだ。

それでも避難をしない人がいるかもしれない。そんな人たちに対して、避難を決断する際の「最後の一押し」になるのが「顕著な大雨に関する情報」。気象庁が2021年6月から運用を始めたものだ。線状降水帯が発生し、土砂災害や洪水の危険度が高まっていることを伝えるもので、インターネットやテレビ、ラジオを通じて周知される。

避難するタイミングは「警戒レベル5:緊急安全確保」が出てからでは遅い。なぜなら警戒レベル5は、災害が発生または切迫している状況を指し、避難場所への移動ができない可能性もあるし、必ず発令される情報でもない。そのような状況になる前、やはり警戒レベル3や警戒レベル4を見聞きしたタイミングで避難行動をとることが重要だ。

監修:三宅真太郎(気象予報士)

軽症でも残る後遺症

やっぱりかからない方が良いに決まっています。

Yahooニュース記事より

倦怠感・手のしびれ…半年休職した女性「感染前の状態とは程遠い」、軽症でも残る後遺症

配信

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読売新聞オンライン

登校できず孤立感…「ずる休み」の誤解も

使いにくいワクチン注射器

本当に使いにくいです。動きが硬いです。

Yahooニュース記事より

使いにくいワクチン注射器「こんなの臨床で使わない」 国が配布、半端の廃棄増加

配信

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神戸新聞NEXT

退職金でやってはいけない4つのこと

お互いに注意しましょう。

gooニュース記事より

孫支出にはご用心!退職金でやってはいけない4つのこと

孫支出にはご用心!退職金でやってはいけない4つのこと

孫支出にはご用心!退職金でやってはいけない4つのこと

(女性自身)

「備えあれば憂いなし」とはよくいうものの、いったい、いつ、何を、どれくらい備えておけばいいかというのは意外にわからない。そこで、これから老後を迎える女性に必要な「備え」を解説ーー!

「長年、家計相談を受ける中で、思うようにお金を貯められなくなったという50代が増えている」というのは、ファイナンシャル・プランナーの深田晶恵さん。

「税金や社会保険料がアップしているので、手取り収入は年々減少の一途をたどっています。さらに、長引く超低金利により、銀行にお金を預けても利息でお金を増やすことができなくなっています。そこにきて結婚、子どもを産む年齢が遅くなってきているので、60代になってもまだローンの返済が終わらない、という人が意外に多いのです」(深田さん・以下同)

高年齢者雇用安定法が改正された’13年以降は、会社員は60歳を過ぎても働くのが当たり前になってきたが、その実情はあまり認知されていないことも。

「60歳以降、再雇用で働く男性は増えていますが、妻の側は、収入が大幅にダウンするとは思っていないケースも多く見られます。中には現役時代と同じ給与水準だと勘違いしており、振り込まれた給料の額があまりにも少ないので、あわててしまったという話も。会社員である夫の定年後、収入が激減することを知らないで、現役世代と同じ生活を続けていると、老後破綻に陥ってしまいます」

仮に夫が再雇用で働き続けるにしても、「60代の前半」は、現役時代と比べて収入が大幅にダウンすることを覚悟しておかなくてはならない。

「年金の支給が始まるまでのこの時期は、貯蓄は無理だとしても、せめて赤字を出さないよう、月々の収支をトントンにすることを目指しましょう。『給料が減ったから赤字が出るのは仕方がない』と、現役時代と同じような暮らしをしていたら、70代の早い時期には貯蓄が底をついてしまいます。60代の前半は“我慢のとき”だと割り切って、あらゆる支出を見直し、さらに少しでも多くの収入を確保すること。くれぐれも退職金には手をつけずに済ますことが大切です」

その心構えとして、少々気が早いがまずは65歳から支給される公的年金の額を夫婦ともにチェックしておこう。

「毎年、誕生月に日本年金機構から送られてくる『ねんきん定期便』には、これまでに収めた国民年金・厚生年金の保険料から算出した『老齢基礎年金』と『老齢厚生年金』の金額が書かれています。50歳以上なら60歳まで同じ収入が続く前提で年金額が試算されていますが、60歳以降も働けば、受け取れる年金額も増えていくのです。ねんきん定期便には記載されていない『加給年金』についても知っておきましょう。これは夫が会社員で、かつ年上の場合に限ってもらえる年金です。夫が厚生年金に20年以上加入しているなど一定の要件を満たしていれば、夫は妻が65歳になるまで受け取れますが、妻のほうが年上の場合は、夫は加給年金はもらえません」

ちなみに、加給年金の金額は定額の年間22万4,700円に、特別加算額がプラスされる。妻の生年月日が1943年4月2日以降なら、特別加算の額は年間16万5,800円(’21年度)となり、あわせて39万500円が受け取れる。

■60歳はまだまだ若い。元気なうちは働くこと!

もらえる年金が少し増えるのがわかったからといって安心してはいけない。満額の年金の支給が始まる65歳までの“無年金”期間を乗り切るには、やはり先立つものが必要だ。

日本人の平均寿命は延び続け、’16年には女性87.14歳、男性は80.98歳を記録。人生100年時代には「退職金」を残しておかないと、“長生きリスク”にさらされる可能性が極めて高い。

また、平均寿命と健康寿命(医療や介護に依存しないで自立した生活ができる期間)の差は、女性が約12年、男性は約9年。女性はお迎えが来るまでの12年間は、介護が必要になる確率が高くなる。

医者いらずで健康に過ごすためにも、「夫も妻も元気なうちは仕事を続ける」ことが欠かせないと深田さんはいう。

「会社員だった人もそうですが、特に、もらえる年金が少ない自営業者やフリーランスの人は、定年がないメリットを生かして、“生涯現役”を目指しましょう。働けるうちは収入で生活が成り立つようにして、年金は貯蓄できるようにすると老後は安心できます」

今はまだコロナの影響で、飲食や小売店などのサービス業は、休業状態かもしれないが、再開すれば人手不足が予想される。まだ、パートやアルバイトをしていないという人は、“アフターコロナ”に備えて、スキルの棚卸しなど働く準備をしておこう。



■虎の子の退職金には絶対に手をつけないこと

収入が大きく減る、夫が定年退職を迎える60歳のとき。実はそこには魅力的な誘惑がある。それが退職金だ。収入が大幅に減る状況下で、目の前に現れた大金に、いかに手をつけないでいられるかが、大きな分かれ道となる。深田さんによれば、退職金で「やってはいけないこと」は、次の4つ!

【1】生活費として取り崩すのはNG

生活費の不足分を退職金から取り崩していると、長生きしたときにお金が足りなくなる事態になりかねない。

「まとまったお金が入ると気持ちが舞い上がってしまう人も多く、毎月の赤字の『このくらいならいいや』と、安心してしまいがちです。この時期は、年金生活を想定して、収入に見合った生活スタイルに変えるようにしましょう」

もちろん、家計を徹底して見直すことも重要だ。

「生命保険と通信費の“2大固定費”は徹底的に見直しを。子どもの独立後は、生命保険はほとんど必要ありませんし、通信費はスマホを格安SIMの契約に替えるだけで、かなり減額できます。コストカットの目標は年間50万円です」

それ以外にも、デパ地下のお総菜や食材といった“プチ贅沢”を少なくするなど、支出を見直すところはまだあるはず。

「この時期は、夫にゴルフに行く回数を減らしてほしいと考える妻も多いのですが、一方的なコストカットはケンカの原因になりますので、夫婦でよく話し合ってからカットする項目を決めましょう」

【2】住宅ローンで相殺はNG

住宅ローンは60歳までに返済しておくのが理想だが、最近は60歳以降にローンが残っている人も少なくない。残債が多い人が退職金で全額繰上げ返済すると、老後資金が不足することも。

「なるべく50代のうちに繰上げ返済をしておき、ローンの返済にあてる退職金は最小限にとどめましょう。ただし、あまり無理な返済はしないこと。年金生活に入るまでは働いてローンを返すという手もありますから」

あせって繰上げ返済をしすぎて、貯蓄がなくなってしまった、という状態もよくない。ローンの残高と貯蓄額を見て判断しよう。

【3】高額な買い物や旅行はNG

長年会社勤めしたご褒美に、夫が新車を購入する、といった話をよく耳にするが、こうした大盤振舞いは避けたいところ。

「病院やスーパーに行くのに車がないと不便という地域もありますので、車を所有するのはかまいませんが、買い換えるのなら、高級車ではなくコンパクトカーや軽自動車など安い車にしたほうが、ランニングコストも少なく済みます」

もちろん、妻も便乗して高級ブランド品を購入、なんてことにならないように自重しよう。

また、退職記念の旅行も要注意。今は新型コロナの影響で海外旅行は難しいが、国内旅行でも馬鹿にならない費用がかかることも。

「子どもや孫たちとの旅行で、宿泊費や交通費はもちろん、お土産代にいたるまでのすべてを親が支払った、などという話をよく聞きます。みんなで一緒に旅行に出かけるのは楽しいとは思いますが、無計画にお金を使ってしまうと、100万円、200万円といった単位のお金は短期間で意外とすぐになくなってしまいます。退職記念に旅行に行くのはかまいませんが、資金計画をしっかり立ててから行くようにしましょう」

【4】孫にお金をつぎ込むのはNG

最後に気をつけたいのが、“孫支出”。かわいい孫に「これほしい!」などとせがまれると、なかなかイヤとは言えないが、積もり積もれば目に見えて退職金が減っていくことに。

「お年玉ぐらいはあげてもいいとは思いますが、毎回会うたびに食事をおごったり、お小遣いをあげたりしていると、大きな出費になります。こうした出費はお正月やお盆など、家族が集まるときだけ、といったぐあいにルールを決めておくことも大事です」

過酷な勤務と命の選別に直面する

言葉が出てこない。こんなに流行させなかったら、亡くなることはなかったと思われるだけに、残念。

gooニュース記事より

コロナ感染死した大阪市消防局救急隊員の同僚が激白「過酷な勤務と“命の選別”に直面する辛さ」

コロナ感染死した大阪市消防局救急隊員の同僚が激白「過酷な勤務と“命の選別”に直面する辛さ」

大阪府内の病院の患者を搬送する入り口に貼られた救急隊員に対する感謝の声(C)朝日新聞社

(AERA dot.)

 大阪市消防局の救急搬送を担当していた50歳代の男性救急隊員が6月2日、新型コロナウイルスに感染して亡くなったことがわかった。男性は5月3日の勤務後にノドの痛みを訴えた。5日に症状が悪化し、抗原検査を受け、新型コロナウイルスの感染がわかった。男性は1回目のワクチン接種を終えていたが、2回目を受ける前に感染し、帰らぬ人となった。



「職場の先輩が亡くなったと知り、残念で驚くばかりです。明日は我が身ですね」

 こう話すのは、男性と同じ大阪市消防局で救急搬送を担当している30歳代のAさん。コロナウイルスの感染拡大で「第4波」に突入して以降、勤務は過酷になったという。

「大阪府で新規感染者数が1日あたり1000人を超え始めた4月初旬からは、ひっきりなしに出動の要請がありましたね。1日の死者数が20人とか重症者が増え始めると、さらに増えました。コロナ禍でなければ、1人を搬送してまた次となります。しかし、病床が逼迫しているので、受け入れ先を探すのにとても時間がかかる。コロナ前なら長くても20分くらいで病院が見つかった。しかし、コロナ禍となって、2、3時間かかることもありました。そう簡単に次の搬送にとりかかることができません」

 救急隊員はコロナ禍となり、防護服などこれまで以上の重装備になったとAさんはいう。1人を搬送すると、救急車を消毒し、防護服などを着替え、また出動の準備をする。

「防護服を着ると、大量の汗をかきます。サウナの中にいるようで、暑くなって汗をかくというより、噴き出すという表現の方がいいかな。これまでの2倍から3倍くらい、体力を消耗しているように感じます」

 5月になると、大阪府では死者が50人を超えるような日が続いた。救急搬送を必要とする患者はますます増えた。Aさんはこう危惧する。

「自分が経験した例で言えば、搬送先を探すのに5、6時間かかったことがありましたね。患者さんのご家族から『熱が39度近くで、3日以上続いている。なんとか助けてほしい』『病院の廊下、受付でもいいので入院させてくれないか』と涙を浮かべて、懇願されたこともありました。実際に患者さんもハアハアと苦しそうにされている。こっちも必死で探すのですが、ほとんどがダメ。電話すらつながらないこともよくありました」

 受け入れ先が見つからない時は見つかるまで車内で患者に酸素吸入を続けるという。

「時間がかかるので、救急車に搭載している酸素が無くなり、新しいものを取りに戻ることも何度かありました。また、入院先が見つからない時に備え、救急車で酸素吸入を長時間、できるよう準備して出動することもありました。細心の注意と対策をしているのですが、コロナの患者さんと接する時間が一気に長くなり、どうしても感染の確率が増えているような気がします」

 中には病院が見つからないことで、患者やその家族が国や大阪府のコロナ対応のまずさに対する怒りを救急隊員にぶちまけることもあった。返答に困ることもしばしばあったそうだ。そんな中、Aさんは実質的な「命の選別」を強いられている高齢者にかけられた言葉が今でも忘れられないという。

「酸素吸入した女性高齢者の受け入れ先を必死で探していた時です。『コロナの人がたくさんいる。私のようなおばあちゃんに構わず、若い人を助けてあげて』とおっしゃられました。2時間ほどで病院が見つかった時も『私は最後でいいから…。ベッドが足りないのでしょう』『こんなおばあちゃんにありがとうね』と息も絶え絶えで感謝の言葉を伝えられました。なんで、こんなにひどい状況になってしまったのか。これは人災ではないかと思うと怒りが込み上げました。救急医療のぜい弱さを思い知らされました」

 大阪市消防局によれば、これまで職員がコロナに感染したのは100人を超えるという。大半が感染経路は不明。亡くなった男性も、同様だという。職員のワクチン接種状況は、5月31日段階で医療従事者に該当する3500人のうちで1回目を終了したのは2404人、2回目の終了は1271人だった。Aさんもすでにワクチン接種2回を終えているという。

「今回、お亡くなりになられた先輩は、1回目を受けていたにもかかわらず、感染した。すごくいい先輩だったと聞いています。自分は2回目を終えて正直、ホッしています。6月になり、状況は落ち着いてきましたが、インド株などの変異種はこれまでと感染力が違うという報道があります。これまで以上に気を引き締めたい」

(AERAdot.編集部 今西憲之)

ごあいさつ

高齢化が進み、病気とうまく付き合いながら生活してゆくことが、より大切になってきました。また、若いうちから健康を保つ事の重要性が増してきました。

当クリニックは、内科・外科の病気全般とその周辺の病気をもった患者さんを対象とする「よろず治療院」です。特に、かかりつけ医を持ちたい、診察もお薬も一箇所で扱って欲しい、すぐに、またはゆっくり診て欲しい、家族全員を診て欲しい、等のご希望の方々には、ご満足頂けるのではないかと思っております。クリニックを知って頂くため、まずは是非とも足を運んでみて下さい。お待ちしております。

初診時には、保険証、薬や療養の手帳・育児手帳などを持参の上、御来院下さい。予約は要りませんが、予防接種を希望される方やすぐの診察を希望される方は、あらかじめ電話で空いている時間を確認されてから受診されることをお勧めします。
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