我が子ですと、さらに悩みます。
Yahoooニュース記事より
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大型連休明けの不登校、なぜ多い?どう対処? 専門家に聞く
学校に行く気が起きない。登校するのがつらい。5月の大型連休明け、そんな悩みを抱える子が増える傾向にある。なぜなのか。周囲はどう声をかければいいのか。不登校に詳しい高橋知己(ともみ)・上越教育大教授(学校心理学)に聞いた。 【画像】子どもが不登校になった後の4段階 「この時期、心が疲れて学校を休みたいと思っている子どもは大人が思っている以上に多い」。高橋教授はそう指摘し、理由として、年度が変わって頑張りすぎて息切れする▽クラスの人間関係がまだ手探り▽子どもによっては5月に運動会がある場合は心理的ハードルになる――などを挙げた。 周囲の大人はどう対処すればいいのか。高橋教授は「食欲が落ちる、会話が減る、といったささいな変化を見逃さないこと」とした上で、「避けるべきなのは、力ずくで学校に連れて行くことや学校に行けない理由を詰問すること」という。 ■「怠けているように見えても焦らないで」 高橋さんによると、一般に、不登校になってから自宅以外の場所で活動ができるようになるまでには、自己嫌悪で身動きがとれない段階や、元気に見えても何もできない段階を経ることが多い。「フリースクールなど外部の居場所とつながるためには時間がかかるケースが多い。怠けているように見える場合もあり、保護者はイライラしがちですが、焦らないことが重要」と話す。(西村奈緒美)
朝日新聞社