片腕な模型鉄の日々


上様Rと申します。
脳内出血で右片麻痺の身体障害者になってしまいましたが、
Nゲージ鉄道模型を中心に模型趣味などを細々と続けています。

 新横浜駅前にあるレンタルレイアウトのお店「PLUS PORT(プラスポート)」さんで、私が作ったT-TRAKモジュールと、盆ジオの5号7号を展示してもらっています。
pp01
pp02
pp03
盆ジオの方は、経年劣化や破損などが目立つものもあったので、全7作の中では比較的良い状態に見えるこの2つを選びました。

 お店のブログでも紹介して下さっていますよ♪↓
T-TRAK DIORAMA CONTEST入賞作品展示中です!

 レンタルレイアウトを御利用されるついでに、ご覧になって下されば幸いです。ぜひよろしくお願いします!

 このジオラマは、2014年に作り始めたものです・・・2011年に脳内出血を起こして右片麻痺になって、廃駅ジオラマで模型作りを再開して、終着駅ジオラマを完成させた後の事になります。

 当時は、慣れない左手での作業にまだまだ苦労をさせられっぱなしだったという事もあって、次の作品では左手の訓練にもなりそうな作業を盛り込みたいと考えていました・・・そこで思い浮かんだのが、盆ジオ2号で挑戦してみた「竹林」です。
cr01
この時はかなり残念な感じの出来になってしまったので、いつかはもっと実感的に見える竹林が作りたいと思い続けていていたのです。そしてこの2014年に、とある材料を使って、
cr02
なかなか良い雰囲気だと思える試作品を作る事ができました。これをもう少し改良して大量に植えれば、当初に自分が思い描いたイメージの竹林に近いものが作れそうな気がします!ただ、これを作る事自体は決して難しくはありませんが、1本だけでも結構面倒な作業になってしまうのですよ。それを大量に作るとなると少しためらってしまいますが、しかし左手の良い訓練になりそうな気もしました・・・

 という訳で、とりあえず作り始めてみる事にしました!大きなスペースだと竹を作る根気が続かないのではないか?と考えて、100円ショップのダイソーで売っていた、ベースの広さが約8×16cmの小さなケースを使っています。
cr03
まずはベースの手前側を残してボール紙で地面をかさ上げした後に、手持ちの適当なレールを切って固定しました。
cr04
線路の向こう側は、石垣で囲って小高くしました。ここを竹林にします、盆ジオ2号の竹林とほぼ同じ構図ですね。
cr05
適当に色を塗りながら、
cr06
紙粘土などで地面を作って、下草を生やします。
cr07
そして線路にバラストを敷いて、背の高い雑草なども植えました。

 線路の手前右側、光が反射している部分には透明プラ板を貼っています。ここは
cr08
この画像の様に、見る角度によって稲の列の間から水面が線状に光って見える様な水田にしたいと思ったのです。これはフィールドグラスで稲を作って、この透明プラ板の上に1つ1つ並べて植える事で表現してみようと考えました。
cr09
フィールドグラスの稲は、廃駅ジオラマで大量に使った雑草と同じ作り方ですね。これを作るのも並べて植えるのも面倒な作業なのですが、やはり左手の訓練になりそうな気がしたのでやってみる事にしました。
cr10
そして完成したのがこちら、なかなか良い感じです♪

 次に、いよいよ竹を作っていきます。
cr11
まずは、エバーグリーンの直径0.75mmのプラ丸棒を、適当な長さに切ってから塗装しました。枝葉として使う材料はこちら、
cr12
ドイツのジオラマ素材「ミニネイチャー」の「カシの枝葉[N]萌える春」です。これは
cr13
葉を模した粒がついた繊維がスポンジ状になっているのですが、今回はこれを
cr14
ほぐしたうえで短く切って使います。これらを先ほど切って塗装したプラ丸棒に、
cr15
cr16
竹に見える様に1つ1つ接着していきます。ある程度の数が揃ったところで、一旦植えてみました。
cr17
1本1本の姿形は悪くありませんが、竹林というには当然まだまだ足りませんね・・・
cr18
ようやく石垣全体と同じくらいの長さには植わりましたが、ほぼ横1列なので密度と奥行きが全然ありません。
cr19
しかし横から見ると、少し良さ気な雰囲気も出てきましたよ♪
cr20
さらに増やしているのですが、それでもまだスカスカな印象を受けます。
cr21
ところが、この時点で手持ちのミニネイチャーを全て(1パック)使い切ってしまったのです!また買い足せばいいと思われるかもしれませんが、当時の私はこれを取り扱っている店へ買い物に行けるまでには回復していなかったのでした・・・そこで通信販売で取り寄せようとしたのですが、製品のラベルを捨ててしまったので「カシの枝葉[N]萌える春」を使っていた事がわからず、多くの種類があるミニネイチャーの中からどれを買えばいいのか見当がつきません。画像を見てもどれも似た様な感じに見えるし、しかし違う種類のものを使えば先に作った竹とは違いが出てしまうだろうし、決して安くはない製品であるうえに送料もかかるので間違えたくはないし・・・そこで、実物を見れば使っていたのと同じものがわかると思うので、自力で売っている店へ買いに行ける様になるまでは制作を中断する事にしたという次第です。

 そして、再開するまでに数年を要してしまいましたが・・・
cr22
ようやく完成しました!フィールドグラス製の稲や雑草が少し色あせてしまいましたが、
cr23
cr24
竹林の密度と奥行きが再開前よりも感じられる様になったし、
cr25
竹らしい繊細さも良い感じに表現できたと思います♪

 ミニジオラマなので小さい車両が似合う気がして、先日に作ったアルナインのL型ディーゼルを飾ってみました。
cr26
緑が多いので、赤い塗装がよく映えますね。以上、竹林と水田のミニジオラマでした!

竹林と水田のミニジオラマ 完

 息抜きと気分転換を兼ねて、鉄道模型から少し離れたものを作ってみる事にしました。
zg01
コトブキヤのプラモデル、ゾイドのグスタフです。数年前に安売りされていたのを見かけて買ったのですが、何度か作ろうとはしたものの、結局ずっと手つかずのままでした・・・これは「Dスタイル」というシリーズで、スケールモデルではなくディフォルメされたデザインになっています。そして部品の数も少ないうえに、ある程度まで色分けされていて、接着剤を使わなくても組み立てられるという簡単な構成なのです。

 そのまま作るのも息抜きにはちょうどいい気もしましたが、しかしそれではすぐに完成してしまうので、色だけは自分で塗る事にしました。
zg02
zg03
とは言っても、表側から見えない部分は塗装をせずに手を抜きますw ここで、
zg04
近年にF-MODELSから発売された鉄道模型用の塗料「FARBE」を使ってみる事にしました。この類の製品といえばグリーンマックスの鉄道カラーが最も一般的だと思われますが、こちらは実際の車両の色とはかなり違っているものが多いという事もよく知られているのではないかと思いますw より実車に近い色の塗料というだけなら他のブランドからも出ているのですが、しかしそれらの大半はビン入り塗料なので、エアブラシを持ってない私には使いにくいのですよ・・・なので、缶スプレーで発売されている塗料の中から使えそうな色を探して使う事が多いのですが、このFARBEは色調自体の評判が良いうえに、その多くの色が缶スプレーでも出ているのです!という訳で、今回は朱色4号を1つ買って、試してみる事にしました。主に国鉄の気動車やディーゼル機関車に使われている色で、グリーンマックスの鉄道カラースプレーの中にもあるにはあるのですが、以前に使った時は全然違う色にしか見えませんでした・・・しかし、
zg05
これはかなり良い感じですね。缶スプレー自体の感想としては、クレオスやタミヤのものに比べて、少しガスの圧力が高めに感じました。

 さて「朱色4号」と上の画像で、何をしようとしているのかは大体わかってしまったかと思いますが・・・
zg06
zg07
国鉄ディーゼル機関車風塗装のゾイド・グスタフが完成しました!鉄道模型から少し離れる、とか言っておきながら、完全には離れられない辺りが私らしいかも?w かなり雑に作りましたが、丸っこくてカワイイです♪

 もう少し遊んでみましょう・・・
zg08
このグスタフは輸送用のゾイドという設定でして、荷物や他のゾイドを載せて牽引するキャリアーが付属しています。そこで、
zg09
インターネットで見つけた国鉄コンテナのペーパークラフトを印刷して、
zg10
組み立てました。これをキャリアーに載せれば、
zg11
さらに国鉄DL風塗装が引き立つ気がします!

 以上、
zg12
良い息抜きと気分転換になりました♪

前編

 車体の組み立てが完了したので(屋根はまだ固定していませんが)、
anl08
塗装作業に入りましょう。まずは油分や汚れなどを水と洗剤で洗い落としてから乾かして、金属なので下地処理としてプライマースプレーを噴きつけます。そして、
anl10
グリーンマックスの鉄道カラーのバーミリオンA(いわゆる「京急の赤」)、屋根は手元に残っていたタミヤのジャーマングレーで塗りました。

 また、実際の作業としては塗装よりも前におこなっていますが、ボンネットに排気管を取りつけてみました。今回は金属キットに初挑戦という事もあって、改造や追加工作などはしないで素直に説明書の通りに作るつもりだったのですが、これだけはどうしても欲しくなってしまったのです・・・

 車体の塗装がしっかりと乾燥してから、
anl11
窓枠やステップなどを塗装して、各所にスミ入れを施しました。その後で窓ガラスを取りつけたのですが、窓ガラス用の透明プラ板などはキットに付属していないので、手持ちの適当な塩化ビニール製の透明シートを使っています。

 次に、
anl12
パソコンとプリンタを使って、紙に黄色と黒の警戒模様を印刷しました。これを、
anl13
この様な形に切り出したうえで、
anl14
anl15
前後のデッキ下部に貼りつけます。これによってテールライトのモールドが警戒模様の下に隠れてしまうのですが、左右にある組み立て用の突起をテールライトに見立てる事にしましょうw ここで屋根をきちんと固定して、車体は完成という事にしました。

 最後に下回りを組み立てます、
anl16
と言っても指定された別売りの動力ユニットに、組み立てて塗装を済ませておいた左右の台枠を取りつけるだけの簡単な作業です。ついでに、窓から見えてしまいそうな部分に、つや消しの黒を筆で塗っておきました。そして下回りと車体と組み合わせて、動力ユニットに付属していたビスで前側のカプラーと一緒に固定すれば、
anl17
anl18
完成です!

 以前に作った、ワールド工芸プラシリーズの協三工業20t貨車移動機と並べてみると、
anl19
長さは短いのですが全体的にひと回り大きい感じですね。盆ジオ1号に載せてみると、
anl20
anl21
anl22
anl23
どこかの工場専用線のスイッチャーといった印象で、なかなか良い雰囲気です♪ちなみに、キットにはナンバープレートも何種類か含まれているのですが、
anl24
取りつけると自分が目指した朴訥なイメージよりも大仰になり過ぎてしまう気がしたので使いませんでした。

 動力ユニットは完成品なので、安定して走行してくれます。
(動画ツイート↓)
https://twitter.com/u_e_summer/status/904013670698541058
ゆっくりとぐるぐる回る光景を眺めていると、かわいらしくて癒されますよ♪という訳で、確かに「とても簡単」でした!

アルナイン とても簡単なL型ディーゼル 完

 前回の記事で書きましたが、中断していた車両基地ジオラマの制作を再開しようとしたところでベースが歪んでいる事がわかったので、その状態のままではすぐに再開できなくなってしまいました・・・

 という訳で、まあ解決策などは気長に考える事にしてw、とりあえず気分転換的に
anl01
これを作ってみる事にしましょう!昨年に買っておいた、アルモデルのNゲージブランド「アルナイン」の金属キット「とても簡単なL型ディーゼル(折屋根タイプ)」です。
anl02
説明書通りに作るためには必要な、別売の動力ユニットとヘッドライトも一緒に購入してあります。ちなみに私、金属キットを組み立てるのは初挑戦になります。開封すると、
anl03
おお、これぞまさに金属キット!やはり、ちょっと怖気づきますねえ・・・と言っても「とても簡単な」という商品名の通り、金属キットには付き物であるハンダ付けが不要な構成になっているので、これなら初心者で「片腕模型鉄」な私でも何とか形にできるのではないか?と思って買ってみたのですよ。

 さて、まずは説明書をしっかりと読む事から始めました・・・
anl04
カラー写真が多用されていて、とてもわかりやすいですね♪手順や構造などを理解したところで、
anl05
いよいよ制作開始です!先を急がずにじっくりと、間違えたりしない様に1つ1つの行程を確実に作業していきましょう。
anl06
しかし、これは本当に「とても簡単」ですよ?
anl07
かなりゆっくりと慎重に挑んだつもりでしたが、
anl08
それでも気付けば数時間で車体を組み立て終えていました。
anl09
なお、今後の作業や塗り分けの事などを考えて、まだ屋根は車体に固定していません。

つづく・・・

↑このページのトップヘ