こんにちは。小林です。

食品分析センター見学に行きました。

吉祥寺駅中央口に集合。

吉祥寺駅(電車)新宿駅(電車)池袋駅(電車)大山駅。

大山駅から歩いて約10分で食品分析センターです。


食品分析センター

上田学園にて見学の申し込みをしていたので、受付で手続きをする。 

別室に移動し、説明を聞く。

募金で運営され、設立されて17年。 

1996年、WTO協定ができた。

輸入されるものが増えた。

海外と日本で農薬を使用できる量が違った。

前任所長、税関の職員だった。

農民連、分析施設をつくろうと(行政に断られ、民間では300万円かかったりした)。

長野の農家の人が発起。

会員だけではなく、運輸会社等が支援。


2000年、中国よりのほうれん草の農薬摘発で有名に

日本の基準値は厳しいが、厚生労働省は冷凍のほうれん草は野菜ではないので検査しなかった。

日本の法律では生野菜だけ検査、加工食品は基準値クリアの野菜のみ使っている。

2年くらいデータを送ったが、厚生労働省は毎回同じ返答。

辞めてしまった職員と成増のファミレスをまわった。

厚生労働省がファミレスの冷凍倉庫の検査データの開示したところ、当時の基準で260倍の基準違反だったそうだ。

輸入の冷凍物が0トンになった。

2004年、管理する方針が大きく変わった。

テレビの取材に来た方は、食品分析センターの場所が分からなかった。


外国の小麦や漢方薬に農薬が残っていたこと、竹の割り箸の漂白剤を検査分析

農水省の検疫所で検査した時に、輸入した小麦に何かあると、全て持ち帰るか捨てるかしなければならないので、収穫後に農薬を使うそう。

学校給食の小麦が国産に切り替わった地区があった。

竹の割り箸の漂白剤と防腐剤を検査分析(厚生労働省はデータを知っていたそうだ)。

摘発後、竹の割り箸に数値規定ができた。

100円ショップの竹のかごを検査分析すると薬品の濃度が検出された。

ざるに使われている接着剤がとけると、食べたら危ないそうだ。

そのほか、遺伝子組み換え食品や、食料自給率、コンビニのおにぎり等についての話を聞いた。

皆さんからの募金で運営され、17年、農薬の検査が中心で、現在は放射能の検査もしているそうだ。


本日のまとめ
・何を検査するか、何を検出するか、たくさんあるようだ。
・TPPでは何が増え、何が減るだろうか。
・募金で運営されている。


上田学園に興味のある方、お茶を飲みに来るだけでもいいのでいらしてください。