田植え、稲刈り

田植え、尚仁沢湧水(しょうじんざわゆうすい)

こんにちは。小林です。

田植え、尚仁沢湧水に行ってきました

晴れていて、とても気持ちがよかったです。

午前6時50分三鷹駅集合。

金井先生の運転の下、栃木県へ。

道中で、上田先生にほしあんず、東郷さんにあめをいただく。

公民館で昼食の準備等をして、水田に向かう。

田植えをする場所をわかりやすくするために、既に少し田植えをして頂いていました。


なすひかり、ゆめごこち、コシヒカリ等の、稲の品種の説明です。
田植え (1)












なすひかりは栃木で、いま、いちおしの米だそうです。

田植え前の稲の生育状況、黄色の矢印が見えますでしょうか。
BlogPaint




















今年の天候の影響で、生育のよくない田植え前の稲
が一部あったそうです。

説明を聞いています。
田植え (3)













田植え機にセットする肥料等です。
田植え (4)













田植え機の箱に肥料等をセットすると、田植えと同時に肥料等を水田に散布できます。
田植え (5)













線で囲んだなかに、小さい玉のようなものが見えるでしょうか。
BlogPaint



















散布された肥料の殻です。

この殻を通過して肥料の成分が外部に出て、殻だけが水田に残ります。

肥料の周囲をコーティングしている殻は自然に分解する材質です。


この殻が分解される前に川へ流れ出てしまうことがあり、問題となっているそうです。



稲を持って水田を歩く。
田植え (7)









天気がよい日の田植え。
田植え (8)













田植え機の登場です。
田植え (9)












私は稲を一目見ただけでは品種の違いが分かりませんが、品種に応じて田植え機にのせます。

稲をセットしたら田植え機に乗り込み、方向転換。
田植え (10)













田植え機の後部を水田上に降ろします。
田植え (11)













田植え開始、水田上に点線がつきます。
BlogPaint














田植え機が動いている間に、トレーの裏にこびりついた稲の根を洗っています。
田植え (13)













田植え機の中心についている目印(〇で囲んだ部分)。
BlogPaint









私が田植え機を操作した部分です。

稲の列が曲がってしまいました。
BlogPaint















田植え後に、かしわ餅等をいただきました。
田植え (16)












ありがとうございます。

おいしいです。
田植え (17)













その後、公民館に移動して昼食。

みんなで一品ずつ持ち寄ったおかず(スペイン風オムレツ、ひじきの煮物、ブロッコリー等、たくさんあっておぼえていませんが、私はきんぴらごぼうを持って行きました)やケーキ(パウンドケーキ2種類、シフォンケーキ)。

みんなでつくったおにぎり(こめ、うめ、しゃけ等、金井先生提供)に海苔を巻いて食べました。

ありがとうございます、おいしかったです。

昼食後、尚仁沢へ向かいます。

前回、天候の都合で行かなかった尚仁沢湧水の地点に行きました。

尚仁沢。
尚仁沢湧水 (1)













尚仁沢湧水の地点に到着。
尚仁沢湧水 (2)












尚仁沢入り口~尚仁沢湧水、往復で1時間ほどだと思います。


同行された方に出発前にあめをいただく。

午後2時30分頃に東京へ出発。

大きな公園の近くで、帰路について相談。

東北道では、追突事故で3車線のうち1車線だけでの通行だったそうで10kmの渋滞がありました。

その後、無事に当日の朝出発した三鷹駅に到着しました。


本日のまとめ
・天候によって、稲の品種ごとに生育に違いが出るようだ。
・普段、あんこの入った和菓子はあまり食べないが、さっぱりしていて、とてもおいしかった。
・尚仁沢湧水の湧水に何らかの味があった、水田の水、川の水、同じ水でも少し違うよう。


上田学園に興味のある方、お茶を飲みに来るだけでもいいのでいらしてください。 

もみすり体験

こんにちは。小林です。

先日の稲刈りで刈り取りをした稲を使って、「もみすり体験」をしました。

今回、使用するものは吉祥寺の「かない米店」の金井先生に持ってきていただきました。

 
BlogPaint
①稲(いね)
②脱穀機(だっこくき)
③ざる
④すりばち
⑤水分計(すいぶんけい。写真には写っていません。)


  
①「稲(いね)」です。
いね

















  
②「脱穀機(だっこくき)」、金井先生お手製の道具です。
脱穀機 だっこくき

















 
③「ざる」です。
ざる

















 ④「すりばち」です。
すりばち

















 
もみをとる (1)
















「稲(いね)」を下に押しながら引きます。少し斜めに引くと効率がいいようです。


 
もみをとる (2)
















「稲(いね)」から「もみ」が取れ、ブルーシートの上に散らばります。


 「もみ」です。
もみ (1)

















 
もみをとる (3)


















 
「もみ」がたくさん取れました。
ざるにあつめたもみ

















「ざる」に集めるとけっこうな量になります。



脱穀した後、ブルーシートの上に散らばった「もみ」と稲のかすが「ざる」に一緒に入っています。

「もみ」だけを「すりばち」でするために、うちわ、または扇風機の風で、「もみ」と稲のかすを分けます。

「もみ」と稲のかすを「すりばち」の上でふるうときに、風を当てると「もみ」だけが「すりばち」に入ります。

「もみ」と稲のかすでは、稲のかすのほうが軽いので風に当たると「すりばち」には入らず、ブルーシートの上に落ちます。

 
稲のかすを飛ばす
















「すりばち」に入った「もみ」だけをすります。


 
「もみ」です。
もみ (2)

















 こめ(げんまい)と「もみがら」です。
左-げんまい 右-もみがら
















「すりばち」ですると、「もみ」から「もみがら」が取れます。


 
三部搗き さんぶづき
















この状態で、「三分搗き(さんぶづき)」くらいと言うそうです。

ふだん、口にするこめになるにはさらなる手順があるそうです。


本日のまとめ
・「稲(いね)」から「もみ」を脱穀(だっこく)する。
・「もみ」を「こめ」と「もみがら」にわけることを「もみすり」という。
・ふだん口にする「こめ」は「もみすり」しただけではない。


上田学園に興味のある方、お茶を飲みに来るだけでもいいのでいらしてください。

稲刈り

こんにちは。小林です。

先日、稲刈りに栃木県に行ってきました。

収穫されたお米は「杉三反」という品名で販売されています。
 

天候の方も、稲刈り中は晴れていました。



写真をクリックすると大きくなります。

5月に田植えをした水田がこのようになっています。

写真手前と他の部分を比べると手前の稲は少し倒れ気味ですが、品種が違うので実り方に違いがあります。

水田には用水路から水を引き込む入口と水を排出する出口があります。

水田の形を四角形とすると、対角線の位置に入口と出口が設けてあります。

用水路から水を引き込む入口に近いほど、水分に含まれる栄養はたくさんあるそうです。

また、台風が来てしまうと水田はこのような景色にはならないそうです。


水田




















写真の丸く囲んだ部分に、雑草のヒエが生えています。

BlogPaint
あまり雑草が大量ですと、収穫できないことがあります。


稲刈りをしました。
稲刈り




































あまり見ることのない機械が水田に運搬されてきました。

コンバインの登場です。


刈り取り(かりとり)です。
コンバインで刈り取り


















脱穀(だっこく)です。

刈り取りされた稲が脱穀されています。

刈り取られた稲が横にされた状態で、コンバインの左側から後部へ移動する際、コンバインの内部で脱穀されています。

コンバインから見えているのは根の方です。


コンバインで脱穀





















コンバインから裁断された稲藁(いなわら)が出てきます。


コンバインで裁断































排出です。

脱穀されたモミがタンクから排出されます。


モミを排出






















モミです。


モミ





















私も少しだけコンバインで刈り取りをさせて頂きました。

刈り取りを行っている際に、コンバインのハンドルを操作するとうまく刈り取りできなくなります。


コンバインで刈り取り体験


























集合写真です。


集合写真



















公民館で昼食をとり、尚仁沢(しょうじんざわ)へ行きました。


尚仁沢(しょうじんざわ)は湧水で知られています。



「ユリ」です。
ゆり




















「キク」です。
きく



















「ガクアジサイ」です。
がくあじさい


















天候がよくないので、途中までという予定でした。

引き返した地点の写真です。


尚仁沢


















放射性廃棄物の最終処分場の候補地の1つに栃木県が入っているそうです。




本日のまとめ
・指でつまんで田植えをした稲が、手でつかめないほど成長していた。
1束ずつ刈り取りをした後にコンバインを見ると、刈り取り・脱穀・モミ排出ができる機械の機能がはっきりする。 
周囲に喜ばれる処分場があればと思う。



上田学園に興味のある方、お茶を飲みに来るだけでもいいのでいらしてください。

田植え体験

こんにちは。小林です。

先週、田植えに行ってきました。
栃木県塩谷郡塩谷町にある田んぼを使わせていただき、
実際に田植えの農作業をして米栽培の現状を
たくさんの方に知ってほしいと始まった活動です。
ちなみにこちらで収穫されたお米は
〝杉三反(すぎさんたん)〝という品名で
販売されているんですよ。

現地に到着し、今回お世話になった杉山さんから、
並べた苗床の米の品種についての説明を聞きます。


せつめい












まずは、手作業で田植えをします。
私は一般的な長靴で大丈夫でしたが、
作業をされた方の中には、田植え専用の長靴を
使用されている方がいらしました。
足を動かしやすいそうです。

写真を撮影した手前から向こうまで、
事前に杉山さんが田植え機で間隔をあけて
苗を植えてくださったので、
各自、20〜30cm四方の大きさの苗床を持ち、
その間で苗を植えます。
私達が作業した面積は少しですが、やりがいがありました。


ふうけい












苗床で蛇が休んでいました。
へび (1)












田んぼから移動しました。
へび (2)












田植え機にセットする前の苗床です。
いねのしゅるい













杉山さんが田植え機に乗り、田植えをします。
田植え機 (1)













その後、田植え機を使い、田植えをさせてもらいました。 
田植え機で植えると、早く正確に植えられます。

田植え機 (2)













蛙がたくさんいます。
かえる












田植え後に集合写真です。
集合写真












この後は近くの公民館でお弁当を食べました。
その最中に急に天候が変わり、
竜巻の影響か、すごい風と雨でした。
先日の竜巻が発生した日でした。
苗はどうなっているか心配です。
公民館は元小学校の建物なので大丈夫なようでした。
初めての田植え体験で、いつも口にするものが
どのように栽培されているかほんの少しですが
体験できました。
〝杉三反(すぎさんたん)〝関係者の方、
ありがとうございます。


本日のまとめ
・手作業の田植えはゆっくり確実、田植え機は迅速正確。
・何も無くて当たり前と考えるようになっているが、
  何も無いのは代わりに行なってくれる方がいる。
・自然の恵みはおいしい。


上田学園に興味のある方、お茶を飲みに来るだけでもいいのでいらしてください。
記事検索
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ