こんにちは。小林です。

先日の稲刈りで刈り取りをした稲を使って、「もみすり体験」をしました。

今回、使用するものは吉祥寺の「かない米店」の金井先生に持ってきていただきました。

 
BlogPaint
①稲(いね)
②脱穀機(だっこくき)
③ざる
④すりばち
⑤水分計(すいぶんけい。写真には写っていません。)


  
①「稲(いね)」です。
いね

















  
②「脱穀機(だっこくき)」、金井先生お手製の道具です。
脱穀機 だっこくき

















 
③「ざる」です。
ざる

















 ④「すりばち」です。
すりばち

















 
もみをとる (1)
















「稲(いね)」を下に押しながら引きます。少し斜めに引くと効率がいいようです。


 
もみをとる (2)
















「稲(いね)」から「もみ」が取れ、ブルーシートの上に散らばります。


 「もみ」です。
もみ (1)

















 
もみをとる (3)


















 
「もみ」がたくさん取れました。
ざるにあつめたもみ

















「ざる」に集めるとけっこうな量になります。



脱穀した後、ブルーシートの上に散らばった「もみ」と稲のかすが「ざる」に一緒に入っています。

「もみ」だけを「すりばち」でするために、うちわ、または扇風機の風で、「もみ」と稲のかすを分けます。

「もみ」と稲のかすを「すりばち」の上でふるうときに、風を当てると「もみ」だけが「すりばち」に入ります。

「もみ」と稲のかすでは、稲のかすのほうが軽いので風に当たると「すりばち」には入らず、ブルーシートの上に落ちます。

 
稲のかすを飛ばす
















「すりばち」に入った「もみ」だけをすります。


 
「もみ」です。
もみ (2)

















 こめ(げんまい)と「もみがら」です。
左-げんまい 右-もみがら
















「すりばち」ですると、「もみ」から「もみがら」が取れます。


 
三部搗き さんぶづき
















この状態で、「三分搗き(さんぶづき)」くらいと言うそうです。

ふだん、口にするこめになるにはさらなる手順があるそうです。


本日のまとめ
・「稲(いね)」から「もみ」を脱穀(だっこく)する。
・「もみ」を「こめ」と「もみがら」にわけることを「もみすり」という。
・ふだん口にする「こめ」は「もみすり」しただけではない。


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